第4回音楽談義~音楽表現の楽しみ~ 実施風景

2019.12.1

今回は音楽表現をテーマに、生演奏とレコード鑑賞の2本立てのプログラムにしました。

最初は、ショパンのマズルカを、高森静香さんのピアノ原曲と松浦典子さんのソプラノ歌曲版で比較。
同じ曲がかくも違う音楽になるのかと、驚嘆!!

そのあとは、松浦さんが今話題の「アナと雪の女王」を題材に、原曲の調性と1音高い調性の違いが音楽表現に与える影響についてわかりやすく解説したあと、表情豊かにしっとりと歌ってくれました。

続いて、高森静香さんのピアノ独奏でシューマンの「幻想」作品17。
シューマンのクララにかける思いや、ベートーヴェンの歌曲の旋律を取り入れて思いを託したことなど、音楽に込められているものについて、興味深く話してから、全曲を通して演奏。情感豊かに起伏に富んだ演奏で、シューマンのロマンティックな情熱を見事に表現してくれました!!

休憩のコーヒータイムは、和気あいあいの音楽談義に花が咲きました。