第12回音楽談義 実施風景

2021.9.19

今回は写真のように、新型コロナウィルス感染防止対策を更に徹底し、演奏者のそれぞれにビニルシートでパーティッション!
演奏への影響もあったことと思いますが、快く引き受けてくださり、素晴らしい演奏をしていただきました!!
お二人に深く感謝申し上げます。

CD鑑賞でドボルザーク「新世界」第4楽章を聞いていただいた後、
東山さんのピアノ独奏でショパンのポロネーズ”英雄”。輪郭のはっきりとした力強い演奏に聞き惚れました!
そして、松浦さんのソプラノで中田喜直の「夕方のおかあさん」と「ちいさい秋みつけた」、そして珍しいグリエールのヴォカリーズ。
秋を感じさせるしみじみとした歌唱にうっとりと聞き入ってしまいました!

続いて、東山さんのモーツァルト。今年のモーツァルト音楽祭のために準備された曲で、
歌劇”フィガロの結婚”から有名な序曲と、「恋とはどんなものかしら」「自分で自分がわからない」をピアノ編曲版で。
和音の微妙な変化による登場人物の心理の動きが、通常のオペラで聞くよりもよく分かるように思いました!

そのあとは、松浦さんの歌うドボルザーク作曲「家路」「わが母の教えたまいし歌」とビクシオ作曲「マンマ」
そして東山さんのピアノ独奏は、ご自身編曲の夏の歌メドレーと「越中おわら」をピアノ用にアレンジされた作品を披露していただきました。
これは世界初演でした!!
このように、盛りだくさんな楽しい演奏会となったこと、お二人に改めて深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました!!!