第10回音楽談義 実施風景

2021.6.6

全国的に新型コロナウィルス感染が広がる中、幸い富山県の感染者数が10名程度に収まったので、
今回の鑑賞会を実施することができました。参加された皆さんとともに喜びたいと思います。

モーツァルト没後230年にちなみ、”春に奏でるモーツァルト”と題して、モーツァルト最後のピアノ協奏曲第27番からスタートしました。
続けて、ソプラノの松浦典子さんが、この曲の最終楽章のモチーフで作られた歌曲「春への憧れ」と、「すみれ」を独唱しました。
次に、中田喜直の作品から童謡や歌曲を歌ってくれました。
さわやかで透明な、まさに春の風を感じさせる歌声でした!!

ピアノの調べでは、戸島園恵さんがモーツァルトのピアノソナタ第10番、ドビュッシーの映像第1集「水の反映」、リストの献呈《シューマン》
を演奏しました。それぞれの曲の特徴を余すところなく表現し、きらびやかなピアニズムを堪能することができました!!
感染防止のためビニールシートをかけた条件の良くない環境の中、素晴らしい演奏をしていただいたお二人に、深く感謝します!!