<オープニング>
M-01.冒険王
<オープニング>
T「今回のツアーは前回のツアーとはうってかわって、ターンテーブル・
リアルタイム・コラージュ・ライヴというか、そういう度合が強くなっ
ている、実験色の強いライヴ。」
<リコメンド>
T「ビースティー・ボーイズ "3MCs and 1DJ(12inch)"。今年のベスト!と
思っている。とにかくカッコイイ。ノックアウトされた。」
T「最近のターンテーブルの使い方は以前に比べてパーカッションと同じく、
ライヴにおける楽器になったと思う。
以前はビートを1、2小節くらい出してループとして出していたが、今は
キックとスネアを一個づつレコードをこすり出している。ライヴで楽器と
同時に演奏するループはだんだんズレて来るが、一個づつコスると他の生
楽器となじむ。」
T「日本では5人くらいしかできないんじゃないか。L?K?Oはそのうちの一人。
ヒップホップがまたもっと面白くなるんじゃないだろうか。これは最新式の
ロックンロールだと確信した」
M-02. 3MCs and 1DJ(12inch) / ビースティー・ボーイズ
M-03.ストロベリー ファイブ / アップルズ イン ステレオ
<今週のアーティスト> リトル・フィート
T「このコーナーにしては随分ベタだな」
T「(田島が)『リチャード・ヘイワードが世界中で一番好きだ』と矢野顕子
に会って話をした時、矢野のデビューアルバムで叩いてもらったリチャード
のドラムが『ヨレていてイヤだった』と言っていた。
最近のアルバムでも参加したが、『やっぱりヨレる』ということで帰って
もらった。そうかぁ?(苦笑)って思ったんですけど」
T「アルバム<デキシー・チキン>はアメリカの全ての家にあるらしい。特に
西海岸。西海岸のユーミンみたいな存在なんでしょうか。オルタナとか、そ
ういう音楽やってるヤツの家にもあるらしい」
#前回の話での「ジョン・フェイフィが置いてあるレコード屋は石ばっかり
#の街にある」とか、こういう田島の思い込み口調がかなりワラえますね。
M-04.デキシー チキン/リトル・フィート
M-05.セイビング シューズ/リトル・フィート
<バースト!トーク>
はナシで、ハガキとマキシシングル<冒険王>の特集。
M-06.宇宙冒険王
T「冒険王冗談ヴァージョンというか。1960年後半から70年くらいにかけて、
モンド、ラウンジ的アルバムを作ったディック・ハイマン的アレンジ。
演奏からミックスダウンまで全て自分でやった初めての曲。作っていて
非常に楽しかった」
<ハガキ>
鹿児島市マツシタ・エリさん
「冒険王プロモV、壊れていてよかった!」
T「今回のプロモーションビデオはサザンやフィッシュマンズのPVを作って
いる川村監督に録ってもらった。こだわる人
プロモとして初めてエンターテインメントになっていると思った」
<ハガキ>
観音寺市タグチ・サトミさん
「(田島が先日訪れたと言った)屋久島の縄文杉は屋久島に行けば平地に
あるものだと思っていた無知な子でした」
T「ホントに無知だよ!(笑)」
以下、縄文杉バナシ。ウイルソン株とか。結構物知り。>田島
M-07.水の音楽 Hum a Tune readymade JBL mix
T「小西さんがこれを作っているスタジオに遊びに行ったら、『田島君こん
なのあるんだよね』と言って、2時間くらい仕事ほっぽり出して2人でず
っとレコード聴いていた」
このリミックス、水の音楽 、Hum a Tuneの両方をポルトガル語で訳して
女性に喋ってもらい、語感のよかったHum a Tuneの方を今回のリミックス
の冒頭に使ったそうです。
T「そのポルトガル語の訳詞ワープロで起こしたものを見て、かっこいいじ
ゃないか、ということになり、小西さんが、『これTシャツにしたら?』
と言ったので、『それいいっスね』ということになりました。
それをウチの事務所がオフィシャルのホームページをついに!開くこと
になりましたので、そこで受け付けます。アドレスは来週お知らせします。
そこでは近況とか書いたり、喋ったりします。」