ORIGINAL LOVE presents《BURST!》

第16回 (1999年7月15日放送)


<オープニング>
M-01.冒険王

<オープニング>
T「今回のツアーは前回のツアーとはうってかわって、ターンテーブル・
 リアルタイム・コラージュ・ライヴというか、そういう度合が強くなっ
 ている、実験色の強いライヴ。」

<リコメンド>
T「ビースティー・ボーイズ "3MCs and 1DJ(12inch)"。今年のベスト!と
 思っている。とにかくカッコイイ。ノックアウトされた。」

T「最近のターンテーブルの使い方は以前に比べてパーカッションと同じく、
 ライヴにおける楽器になったと思う。
  以前はビートを1、2小節くらい出してループとして出していたが、今は
 キックとスネアを一個づつレコードをこすり出している。ライヴで楽器と
 同時に演奏するループはだんだんズレて来るが、一個づつコスると他の生
 楽器となじむ。」

T「日本では5人くらいしかできないんじゃないか。L?K?Oはそのうちの一人。
 ヒップホップがまたもっと面白くなるんじゃないだろうか。これは最新式の
 ロックンロールだと確信した」

M-02. 3MCs and 1DJ(12inch) / ビースティー・ボーイズ

M-03.ストロベリー ファイブ / アップルズ イン ステレオ

<今週のアーティスト> リトル・フィート
T「このコーナーにしては随分ベタだな」

T「(田島が)『リチャード・ヘイワードが世界中で一番好きだ』と矢野顕子
 に会って話をした時、矢野のデビューアルバムで叩いてもらったリチャード
 のドラムが『ヨレていてイヤだった』と言っていた。
  最近のアルバムでも参加したが、『やっぱりヨレる』ということで帰って
 もらった。そうかぁ?(苦笑)って思ったんですけど」

T「アルバム<デキシー・チキン>はアメリカの全ての家にあるらしい。特に
 西海岸。西海岸のユーミンみたいな存在なんでしょうか。オルタナとか、そ
 ういう音楽やってるヤツの家にもあるらしい」

 #前回の話での「ジョン・フェイフィが置いてあるレコード屋は石ばっかり
 #の街にある」とか、こういう田島の思い込み口調がかなりワラえますね。

M-04.デキシー チキン/リトル・フィート

M-05.セイビング シューズ/リトル・フィート

<バースト!トーク>
はナシで、ハガキとマキシシングル<冒険王>の特集。

M-06.宇宙冒険王

T「冒険王冗談ヴァージョンというか。1960年後半から70年くらいにかけて、
 モンド、ラウンジ的アルバムを作ったディック・ハイマン的アレンジ。
  演奏からミックスダウンまで全て自分でやった初めての曲。作っていて
 非常に楽しかった」

<ハガキ>
鹿児島市マツシタ・エリさん
「冒険王プロモV、壊れていてよかった!」
 
T「今回のプロモーションビデオはサザンやフィッシュマンズのPVを作って
 いる川村監督に録ってもらった。こだわる人
 プロモとして初めてエンターテインメントになっていると思った」

<ハガキ>
観音寺市タグチ・サトミさん
「(田島が先日訪れたと言った)屋久島の縄文杉は屋久島に行けば平地に
 あるものだと思っていた無知な子でした」
T「ホントに無知だよ!(笑)」
 以下、縄文杉バナシ。ウイルソン株とか。結構物知り。>田島

M-07.水の音楽 Hum a Tune readymade JBL mix

T「小西さんがこれを作っているスタジオに遊びに行ったら、『田島君こん
 なのあるんだよね』と言って、2時間くらい仕事ほっぽり出して2人でず
 っとレコード聴いていた」

 このリミックス、水の音楽 、Hum a Tuneの両方をポルトガル語で訳して
女性に喋ってもらい、語感のよかったHum a Tuneの方を今回のリミックス
の冒頭に使ったそうです。

T「そのポルトガル語の訳詞ワープロで起こしたものを見て、かっこいいじ
 ゃないか、ということになり、小西さんが、『これTシャツにしたら?』
 と言ったので、『それいいっスね』ということになりました。
  それをウチの事務所がオフィシャルのホームページをついに!開くこと
 になりましたので、そこで受け付けます。アドレスは来週お知らせします。
 そこでは近況とか書いたり、喋ったりします。」


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Listening & Reported by Jun Arai
Page Written by Kiku^o^Sakamaki