伊豆横道33観音霊場巡り 第12回 普照寺 ―結願― 2015/03/27 |
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写真のスライドショー https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=sGVixH7Dk4I |
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アプローチ(バス) 雲見入谷バス停(終点)へは松崎からほぼ1時間に1本の便がある 伊浜バス停から下田駅行は、午後は13時から18時までの間に4本しかないので要注意 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 伊豆横道33観音霊場巡りは本日、33番札所の普照寺を訪ねて納経し、ついに完結しました。初めての巡礼は去年の6月16日ですから、約10か月かかっています。
今回の普照寺ではご住職と奥様が丁重に迎え入れて下さいました。そして巡礼について、やはり歩いて訪ねてみれば、その土地の風景や人情に直接触れることができ、いっそう意義深いものとなるでしょう、と話して下さいました。
私の場合は電車とバスを乗り継いでの巡礼でした。従って、安易な部分が大分あったような気がしています。足にマメをつくりながら苦行を続けて得られるものが100とすれば、半分の50点というところでしょうか。いや、点数の問題ではないかな。
今回は雲見入谷から高通山(たかとりやま)に登り、波勝崎に下って伊浜に到着しました。よく整備された遊歩道歩きでしたが、伊豆横道33観音巡りの結願にその足で向かうことが出来たのは幸せでした。 高通山 バスの終点雲見入谷で案内板を確認した後、出発。間もなく太田川にかかる入谷橋を渡って高通山へ向う。緩やかな上り道の両側は民宿が軒を連ねている。何年か前に歩いた道だ。記憶が蘇ってきた。 途中、オートキャンプ場「夕陽と潮騒の岬」の前を過ぎて高度を上げてゆくと、キャンパー用の風呂の施設の先に登山口がある。ここまでバス停から30分。ここを少し通り過ぎた受付所で休憩。
山頂には5分で到着した。懐かしい広場だ。ここは南に展望が開けており、これから向かう伊浜の小さな集落も見える。降り口には両サイドにロープが張ってあった。しかし、この南の道は急で、木の階段が延々と続く。 いい加減ウンザリしたところで、やっと波勝崎遊歩道につながった。この地点は車道である。暫く車道を歩いてから、案内板に従ってまた遊歩道に入る。そして間もなく野猿公苑入口に到着。 今回は野猿公苑はパスして車道を少し歩き、再び波勝崎遊歩道に入る。この道は東へ、伊浜バス停へ向かっている。南の海が見えてくると、ほぼ平坦な道をのんびりと歩くことが出来る。この道は山の中腹を削った道で、直下を見ると、かなりの高度感に驚く。
伊浜の集落に入り、先ずは結願の普照寺を探す。寺は集落の上部にあった。本堂に上がり、ご住職と奥様に迎えられて無事、納経を終えた。これにて伊豆33観音霊場巡りは結願である。ご住職が光の加減をしてくれたお蔭で、観音さまはガラス張りの奥に上半身だけ見えた。般若心経を唱えながら、胸にぐっとくるものがあった。 寺を辞した後、下田行きのバスが来るまで伊浜漁港内を散策する時間の余裕があった。帰りの途中、下賀茂の「銀の湯」に寄ることを忘れなかった。 |
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