私の感想

「御宿かわせみ」が20数年の時を経て、NHKでドラマ化されました。
4月4日(金)9時15分から「金曜時代劇」の枠で放送。配役はるいに高島礼子、東吾には歌舞伎界から中村橋之助。この配役については当HPの掲示板にも怒濤の書き込みがありました。賛否両論、やはり小説を原作とするドラマ、ましてベストセラーのドラマ化となるといろいろ難しいようです。今回は全8回と短く、小説の持つ江戸情緒、主役二人の恋模様、しっとりした雰囲気をどこまで映像化出来たでしょう。前ドラマ化が素晴らしかった分、なかなか厳しい評価もあったようです。
昨年20数年ぶりにNHKで放送された「かわせみ」ですが、好評を受けて第二章が始まりました。平岩先生と主役二人のインタビューで、作者自身が「一番東吾に近い」とおっしゃったとか。今回NHKでは初めて天野宗太郎さんが登場。若い鈴木一真さんがどう演じられるか楽しみです。江戸の四季を通じて「かわせみの世界」が描かれます。
2003年から始まった「新かわせみ」も2005年5月に第三章がはじまりました。今回は最終話がなんと「祝言」!ついに「かわせみ」ドラマ化史上初めて東吾さんとるいさんの「祝言」が描かれました。今回から畝源三郎役が沢村一樹さんに変り、また新たな「かわせみ」となりました。

  放送年月日 タイトル   放送年月日 タイトル
  2003年                
 4月 4日 幼なじみ  5月 2日 幽霊亭の女
 4月11日 宵節句  5月16日 人は見かけに
 4月18日 水郷から来た女  5月23日 お役者松
 4月25日 恋娘  5月30日 持参嫁

第二章

  2004年          
 4月 2日 美人の女中  9  5月28日 幽霊殺し
 4月 9日 女難剣難 10  6月11日 卯の花匂う
 4月16日 藍染川 11  6月18日 夕涼みの女
 4月23日 狐の嫁入り 12  6月25日 酸漿は殺しの口笛
 4月30日 源三郎の恋 13  7月 2日 藤屋の火事
 5月 7日 美男の医者 14  7月 9日 麻布の秋
 5月14日 夜鴉おきん 15  7月16日 三つ橋渡った
 5月21日 息子 16  7月23日 源三郎祝言

第三章

  2005年        
5月13日 花御堂の決闘  7 7月 1日 雪の夜ばなし
5月20日 千鳥が啼いた  8 7月 8日 梅一輪
5月27日 牡丹屋敷の人々  9 7月15日 目籠ことはじめ
6月 3日 秋色佃島 10 7月22日 春の寺 
6月10日 雨月 11 7月29日 花嫁の仇討
6月17日 忠三郎転生 12 8月 5日 祝言


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