七沢温泉    七沢荘    1998.9(入浴)

  箱根「芦の湯」温泉の 「きのくにや」を発ったのは、10時前だったろうか。

 

     七沢荘の全景  

台風の影響で雨が降ったり止んだりの天候だったが、渋滞に遭うこともなく箱根の山を下りることが 出来た。今日は横浜に帰り際に西丹沢の七沢温泉辺りで日帰り入浴をして帰ろうかと云うことだったが、 雨が凄く降る様だと温泉に入る気分も余り良くないと思われるので天気次第という感じで車を走らせた。

 

     七沢荘のロビー  

西湘バイパスに入り大磯辺りで雨が非道くなったので諦めかけたが、また直ぐに明るくなったので、 意を決して行くことにして厚木方面に車を進める。途中厚木市内で渋滞に巻き込まれたが、概ね予定 どうりの時間に七沢温泉に着いた。丁度昼時だったので近くの和風料理の店で食事をして、いよいよ 七沢荘に行く。建物の前にある結構広い駐車場はもう一杯で仕方なく第2駐車場に停めて、七沢荘の 玄関にはいる。まず驚いたのはロビーというか、入り口の広間の周り一杯に張られている有名人の 色紙である。田舎趣味みたいであるが奇妙な雰囲気を出していた。入浴料一人1000円也を払って 中にはいる。

 

     七沢荘の露天風呂  

  露天風呂は 廊下を20m位歩き右に曲がった先にあった。旅館とは 思えないような粗末な脱衣場だったが、そこに服を脱いで、早速浴槽に入ることにする。露天風呂の 浴槽は全部で3つばかり有るかなり広いものであった。旅館の宣伝写真に良く出ているメインと思われる 赤い橋と赤い大きな傘の浴槽が直ぐ前にあり、その横に小さなのが一つ、そしてその奥にジャグジー がある浴槽となかなかのものである。湯は無色透明なのだが、苔が生えやすいとかで少し緑がかって 見える。アルカリ度は9.75とかでが県下一高いそうである。

 

     女性用露天風呂の入り口  

そのせいか、かなりのぬるぬる度であった。旅館の中に人がたくさん居た割には風呂に入って居る人は 少なく先客は2名だけで有る。心配した雨も丁度上がり入浴気分は上々である。旅館の宣伝用写真と 同じように赤い橋と赤い大きな傘の浴槽で写真を撮ることにする。セルフタイマーを仕掛けて急いで 浴槽に入りポーズを取る。時々失敗するので良く撮れていればよいがなどと思いながら、ゆっくり 浴槽に浸かった。見上げると黒い雲が走るように北に飛んでいく、また雨が近いのであろう。充分に 暖まり、浴槽の側に置いてあった椅子に腰を掛けて涼む。ふと見ると自動販売機が置いてあり、 缶ビールが入っていた。一杯やれば気分は更に良好なのだがと思ったが、帰りは車の運転なので諦める。 残念!!

 

満足度:風呂**** 料理 部屋 接客