菅野温泉
かんの温泉
今回の旅行で
一番入ってみたかったのは泉質が良いと評判の「かんの温泉」
である。宿泊することも検討したが部屋と料理がいまいちという感じなのでやめた。

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旅館の全景
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玄関前の湯上がり姿
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千歳空港の
マツダレンタカーの営業所を出発したのは10時過ぎであった。
夕張への高速道路にのり夕張からトマムへの道を進む。
トマムの名前は聞いていたが3棟の高層ビルが建っているのを目の辺りにすると流石に吃驚してしまう。
よくこんな所にこんな建物を建てたものだという感じである。
トマムから狩勝峠を経て今日最初の目的とである「かんの温泉」に着いたのは2時前であった。
「かんの温泉」は
奥のコンクリート造りの新館が異質という感じだが、5〜6頭
の鹿が玄関近くで迎えてくれたことなどやはり秘湯の宿という雰囲気がする。
フロントに人が居ないので声を掛けても誰も出てこない。暫く声を掛け続けるとやっと女の人が来たので
入浴料を払い中に入る。
先ずは露天風呂ということで案内標識に従っていくと円い浴槽が1つある混浴の露天風呂に出た。
幸い人が居ないので女房殿も一緒に入った。少し黄色がかった泉質なので鉄分が含まれているのであろう。

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露天風呂
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内湯
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直ぐ目の前が山の斜面で景色は余り良くないが秘湯気分は充分に満喫できる。
露天風呂から内湯に行く。フロントから階段を下っていくと岩風呂、中浴場、大浴場と浴室がつながって
いる。
大浴場は脱衣場は別だが浴槽は1つというタイプである。岩から染み出た湯を集めたという感じで
源泉掛け流しなのであろう。
泉質は微かに濁った感じで鉄分の臭いが少しする。 湯舟に沈んで湯の感触を楽しむ。まったりとした
感じがよい。空気の循環がよいのか湯気が浴室に籠もっていないのも良い。
流石名湯「かんの温泉」と絶賛の言葉を呟きながら湯浴みを楽しんで旅館を後にした。
満足度:風呂***** 料理 部屋 接客
施設の概要
所在地: 〒081-0344 北海道河東郡鹿追町然別峡 0156-66-2848
交通 : JR根室本線帯広駅下車14時30分の送迎車利用(要予約)。
施設 : 部屋数 22
浴室 内湯 露天風呂
駐車場: 完備
泉質 含ホウ酸・食塩-重曹泉 含食塩-重曹泉
外来入浴:10:00〜18:00 1000円