更新最終時間 2018年12月23日 15:22:41完

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着物でおでかけ備忘録 (私のプライベートです。)
どこかプチ旅行をしたいね。  と、探してここならとたどりついたのがタイの首都バンコク
3泊4日の旅です。5週間前に予約しました。

タイの基礎知識
タイの面積 51万4000ku (日本の約1.4倍)
タイの人口 6900万人    (バンコク 820万人)
宗教    仏教徒(95%)
言語    公用語はタイ語
通貨    バーツ (約 3.5円)
気候    11月から3月中旬までは雨が少なく比較的涼しい乾季となり、12月頃に冬のピークを迎える。
       (12月平均最高気温 32℃未満)
飛行時間 約6時間半
2018.12.17(月)
始発の新幹線で着いた東京駅から山手線・モノレールで羽田空港に向かいます。
久しぶりの羽田空港は大きい。
出国審査では自動読み取り機で対応して、人がパスポートにハンコを押してくれません。
びっくりです。
バンコクや香港行きなど一番端のゲートからの搭乗です。

航空機は懐かしのジャンボです。
タイ航空のサービスはすごいです。
まず、「つまみ」とビール、少ししてランチ(チキンカレーを選択)、到着1時間ほど前におやつとジュース。
まだこんなサービスをしてくれる航空会社があるんですね・・・!
バンコクのスワンナプーム空港も大きいです。
到着後バスで空港ビルに移動するのに、数分かかります。
ホテルウィンザースウィートにチェックイン。
ホテルのロビーにあるバーでウェルカムドリンクをいただいた後で、街をぶらついてから夕食です。
結局ホテルの向かいのレストランでいただきました。
おいしかったです。
ちょっとスパイシー。
2018.12.18(火)
昨日は単紬、単長襦袢、総裏の紬の防寒雨コート、カシミアのショールを着て出かけて来ました。
羽田空港ではコートを脱ぎましたが、機内では毛布とショールが活躍でした。
今日はオプショナルツァー2個を申し込んでありますので、8時半には3つ先の駅に集合します。(BTSスカイトレイン)
ホテルでの朝食のため、早めの着替えです。
夏紬、麻の長襦袢、夏名古屋帯、夏下着、麻の足袋ですっかり夏バージョンです。
本日のツァー「線路市場へ行こう!ローカル列車乗車付き」は私たち2人の貸切でした。
ガイドさんと運転手さんと4人で1時間以上ドライブして到着です。
テレビでは観たことがありますが、列車が到着する前に市場のテント屋根が折り畳まれて、線路にはみだしている売り物を片づけ始めます。通過してからの折り返し運転の列車に私たちは乗車して、一番良い後ろ運転席から動画を撮らせていただけました。(でも容量が大きいのでここには載せられません。)
女性のガイドさんは着物に興味津々。全部そろえたらいくらになりますか?って。
ピンキリですよね。
市場の中はこんな感じです。
32℃くらいあるのに、生魚・生肉・カニ・イカなどが並べられているのです。
野菜や果物はまだ良いとしても、生ものは・・・ねぇ。 
渋滞の中、市街に戻って電車でホテルに一旦帰着です。
夜は別のツァーに参加です。
夕方、ホテルのロビーまで迎えに来てもらって、「タイ古典舞踊ディナーショー」の会場へ向かいますが、いつも渋滞しているようで予定より遅くなり食事しながらの観覧です。
昔中学生頃に観た映画、ユル・ブリンナー主演の「王様と私」をもう一度観たいなぁと思わせてくれました。
生の演奏もとても良かったです。
 出口で記念撮影です。
2018.12.19
ホテルのバイキング朝食です。
昨日とは少し違ってます。
種類が多く野菜の料理もたくさんあります。
巻きずしまでありました。
意外に味噌汁がおいしいです。
本日の装い
紗紬、絽名古屋帯
紬でもできるだけ柔らかめを着用して、疲れにくいようにしています。 
泊っているホテルの部屋です。
廊下側に小さな窓があり、寝室と別れています。
この日はフリーです。
ホテルの最寄りのアソート駅に直結したファッションビルに行きました。
東京フロアーでは相撲取りの像があります。
ランチは地下のうどん屋さんで。
稲庭うどん風でおいしかったです。
夕食は初日と同じお店で。
2品は同じオーダーです。
スパイシーツナは生まぐろの胡椒の辛さ・・・くせになります。
シーザーサラダはチーズたっぷり。
ステーキはミディアムで。
BGMも素敵でおしゃれなお店です。
2018.12.20
タイは仏教文化です。
街のいたる所、建物と建物の隙間・企業ショールームやホテルの前庭の一角などに飾られてお供え物がされている祭壇があります。托鉢しているお坊さんにタンブン(徳を積む)しても、お坊さんはお礼を言わず寄進した人が徳を積ませていただいたということだそうです。
お坊さんはお金にも女性にも触れることができない・・・穢れたもの?・・・托鉢したもので生活されているのです。
屋台にも托鉢セットが売っているそうで、脂っこいものが多いため最近はメタボのお坊さんが増えているとか。
いつも道路が渋滞しているバンコクの乗り物
トゥクトゥクと2輪タクシー
バイクは一方通行の道でも逆走しています。
タイの人はあまり歩かないそうですので、近距離で利用されるとか。
暑いから歩かないと聞きました。
午後出発のために空港に向かいます。
空港の送迎はオプショナルツァーで頼んでありましたが、送迎とも私たちだけの貸切でした。
早めに着いて、空港でゆっくりです。
バンコクのスワンナプーム空港はロビーにヤック像と言われる巨大な鬼が12体置いてあるとか。
食事のあとでアイスクリームが出ました。
22時半過ぎに羽田空港に到着し、ホテルマイステイ羽田にチェックインできたのはちょうど0時でした。
微笑みの国 タイ
着物を着ていると、人の視線が優しいです。
駅や道路ですれ違う方から、満面の笑みで会釈をされることが数回ありました。
それを見た夫は「知っている人?」と。
もちろん知らない方ですが、こちらも微笑んで会釈を返します。
真意はわかりませんが何となく、(民族衣裳を着て礼儀を尽くして来てくれてありがとうございます。)みたいな気持ちを感じ取れます。
寺院などに参拝する時には、肌の露出が多い洋服やサンダル履きはNGとのことですので、着物は身体を覆い隠していますからそれなりに礼節を感じられるのでしょう。
日本語の達者な方からは「きれいですね。」と声を掛けられますし、ずらりと並ぶマッサージ屋さんの女性スタッフの方たちからはにこにこしながら意味はわからない賛辞らしき言葉を受けます。
帰る日の朝食バイキング会場で中年の西洋系男性から「Why・・・なぜジャパニーズドレスを着ているのか?」と聞かれました。「それが好きなのか?」と。
急に聞かれて何と答えたら良いのか・・・」とりあえず、「Always, Anyplace」と。
「空港でも街中でも日本人とすぐわかるね」みたいなことを言われましたが、こんなことを聞かれたのは初めてでした。
自分の中で回答を用意しておいた方が良いのかもしれません。

ショップ店員や飲食店スタッフなどスマホをいじっている方が多いですが、暗いうちから店の前や道路を掃除している人もいます。活気にあふれて可能性がある街がバンコクですね。

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着物でバンコク (2018年12月17〜12月20日)

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