市民オンブズマン群馬 2008年4月19日(土)例会報告
場所:鈴木学習塾下細井教室
時間:午後2時から5時
参加者:6名
例会内容:
1)海外観光復活推進派の真下県議と面談
4月10日の朝日新聞記事にあるように、4月8日10時から小川代表と杉山副代表が海外
視察の件で真下県議と面談した。事前に、真下県議(自民党政調会長)から公開質問
状の内容について直接あって話したいという申入れがあったため。真下議員の言い分
は、以下のとおり。
「公開質問状は他人をバカにしている文面があるので回答できない。」
「質問事項を解りやすく書き直してくれれば検討する。」
議論は平行線でしたが(核シェルターの話など面白かったが)、真下県議の言い分を受
けて、脊き直して再度公開質問状を提出するということにした。また、真下議員が
「海外視察は県政に役に立っている」としきりに強調するので、面談後、知事と議長
宛に「海外視察は県政に役に立っていることが解る資料」を情報公開請求してきた。
担当者はこれでは、何を公開して良いのか?をしつこく聞いてきたが、「真下議員に
聞いてくれ」と言っておいた。以上の通りだが、真下議員がこんな事を言っていたの
が印象的だった。
「去年県議になったあなた方の仲間の議員は、海外視察や政務調査費に反対していた
が、県議になって一緒に視察に行くようになったら、理解してくれた。そして今はこ
う言っている。『こんなに真面目に視察をしていたとは。視察が役に立っていること
がよく解った。』だから、お二人も今度は海外視察に同行してみないか。」
"あなた方の仲間の議員"が誰を指しているかは解らないが、海外視察や政務調査費問
題の本質を理解せず、ブームで反対しているとこの議員の取り込まれてしまうのだろ
うか。彼は、会って話せば小川代表も杉山副代表も取り込めると本気で思っていたよ
うだ。甜められたものだ。
2)昭和村の運動公園ケヤキ寄附問題
告発の相談をしたら、警察の捜査二課が動き始めた。村長が警察に呼ばれたという情
報もある。
これだけやっても議会が動かないのでどういうわけだと、村人に問うために、2月22
日の毎日新聞と、23日の読売新聞の記事を貼り付けて、「みなさん、どう思います
か」と題するチラシ原稿を作成した。幾つか誤字脱字があったので例会参加者一同で
修正。もうじき村長選があるが、現職の村長が無投票で当選する見通し。選挙妨害に
留意しつつ活動予定。対抗馬として出る予定だと今朝マスコミに出馬表明を伝えた候
補が、夕方になって突然出ないといわれた。現職に何か言われたらしい。
3)東毛地区の県会議員の相続税違法行為等
本件はこれまでにも何度か例会で報告してきた問題。結局3月後半に新たに田植えを
始めるということで、昨年同県議の水田を借りていた人が、トラクターで冬場に生え
ていた草の除草を兼ねて耕運していたのを発見。見かねて、その場で、昨年も借りて
いたその人に「今年も作るんですか?」と確認したところ、その人が「私が借りて作
ります」といった。早速、県議宅に行くと、夫人がいたので「確か私が承知している
ところでは、20年間県議が農業をやるということで相続税を猶予していると、水田は
他人に貸したりはできない。現に昨年も他の人に貸している。カネの授受は別とし
て、他人が作ったことは事実ですよね。私は全部写真を撮ってありますよ」と申し上
げ、それ以上細かいところは話をしなかった。そしたら後日、県議が飛んできて「私
は勘違いをしていた」と話があった。県議いわく「昨年貸した人に対しては、既に種
籾が買ってあったので、種籾代は私が弁償する。昨年もカネは一切頂いていない。今
年もそうだが、種籾代を補償する。これからは、もうこれを貸さない。全部で1町八
反だが、もう一箇所も貸した。そこはジャガイモを植えてしまった。だからジャガイ
モの収穫まではちょっと待ってくれ。で、ジャガイモの収穫後は、これは一切貸さず
に返してもらうから、ということで外部には出さないでくれ。私の勘違いしたことだ
から」と弁明した。そこで当会メンバーは「私の仲間(オンブズマン)は勿論知って
いる。まして、県議は県の監査委員の経験もある。私の仲間は県の監査がズサンだと
いうことで、前回の例会でも指摘されている。地元でも県議が相続税の納税猶予を受
けているにもかかわらず、他人に水田を貸していることを知っている人も多い」と話
をしたところ、県議は「そういう措置をするから穏便にやってくれ。今後、一切やら
ない」という。これに対して当会メンバーは「オンブズマン組織の一員として、税金
が正しく使われているかということをチェックしたり、いろいろなかたちで調べてい
る」と話した。この問題では、派生的な問題として、借りた人は、県議から借りた水
田面積を含めて、まだ今でも生産調整というのがあるが、それを含めた形で作ってい
るから、他の人たちまで今度は迷惑がかかり、他の人たちも少しずつ面積を減らさな
ければならない。県議の違法行為で、他の関係者全員が迷惑している、との報告有
り。
念のため、地元税務署にヒヤリングしたら「納税猶予を受けた人は一年に一回作物を
作らないといけない。ただし連作がきかない作物に関しては例外的」との答え。米麦
では連作障害はないので、他人への耕作委託は違法ということになる。同県議が相続
したのは5年位前。3年間は自分で作っていた。作っていたと言っても自分で撒いて農
業公社で全部コンバインで刈り取ってもらっていた。昨年から耕作委託しているが、
急に作ったけど体がダメになったというところは他方税務署も甘く見るようで、今年
は他の人に作ってもらったという言い逃れができるのもあったので、昨年から1年
待って、今年も昨年借りた人が耕運を始めたのでアピールした。指摘しなければ今後
もやっていた可能性がある。公職者でありながら、相続税の減免をしてもらったこと
で、勘違いだったとはいえないはず。
なお、同県議との雑談で、同県議は県議会の海外旅行問題についてのオンブズマン活
動をよく知っており「私は一切海外旅行に行ってきません。視察に言ってもムダなの
で、私は一切そういう海外視察は言っていません」とこちらから質問もしないのに、
そう明言した。
4)県警捜査費ネコババ事件
県警捜査費の不正経理を問題にしたネコババ事件の住民訴訟が3月8日に結審。5月30
日(金)午前10時に前橋地裁で判決言い渡し予定。判決後、弁護士会館で裁判の経緯
と判決内容の解説予定。
5)太田市政の現況
地元から知事が出たので、前知事とは異なり、今度は科学アカデミーでも全額補助が
出るようになった。太田市長は国会の赤絨毯を歩いているつもり。大泉との合併を最
後の花道としたい意向。太田市は市街化調整区域に家が建つようになった。10項目を
クリアすると可能になった。いままで市街化区域内の農地で高い固定資産税を払って
いる人がいる。ところが調整区域で、どんどん売れ出したら、こちらの農地を持って
いたほうがいい状況。この点に関して、太田市役所では、「それは10年間、自由に使
える農地を持っていてそれを有効利用してこなかった人が悪い」という話をするよう
になった。調整区域でも家が建つようになった。4m以上の道路に面して排水溝が
あって、直ぐ作れる自己資金があって、家から通える範囲で、と言う条件が揃えばよ
い。今度、農政面では、伊勢崎と太田が合併して、市の段階へ権限が移譲され、市長
権限が強大になった。市街地調整地域についてとかく市町村レベルでは県が決めると
いう説明をするた、実際には県がそのようにするのではなく、市が要望すれば決ま
る。県は認可でなく同意だけ。市長が「何を考えるか」によって左右される。ところが
住民には「県からこういうことで言ってきている」と説明。市には市、県には県の言
い分があるということで、八ッ場ダムと同じ論法。住民は愚弄されているのが実態。
群馬県民は201万人いるが、そのうち勤労者は30数万人しかいない。外国人登録が5万
8千人。201万人のなかに5万何千人も外国人労働者がいる。天皇皇后が太田に来訪さ
れたが、外国人との共生がうまくいっているというのが来訪理由。太田市のマスター
プランでは2017年が人口ピークという。群馬県の人口は昨年がピーク。人口減少に
なったときに市長はどうするのかと質問したところ「外国人をどんどん入れない労働
力がたりなくなる。3Kを賄うためには外国人が必要」との考え。背景に変な考えが
なければそれでもよいが・・・。
6)県庁の駐車場の無料券について
上記1)で、県庁を訪問した際に、管財課に聞いたところ「配布に際して、県庁全体
の規約はない。各部署の裁量任せ」と言う回答だった。従って、ネゴすればもらえる
可能性があるので、トライしたほうが得策(?)。
7)車検と納税
今年の車検の場合、5月31日の納税期限後に車輌税を納税した場合、期限切れで車検
が受けられないはずだが、実際には、ボーナスまでまっても重加算税は課せられな
い。7月21日頃まで延ばしてもいい。督促状で払うようにしてあるので期限切れでも
有効と言うが、これもきちんとした規定がない。役所のいい加減な規則の典型例。ち
なみに藤岡市では5年間納税を逃れて、時効になった額が、一昨年が最高を記録し、1
億5千万円が取りはぐれ。住所不定で逃げ回る輩から取立てできていない。一方で、
札幌の事件のようにいかさまで保護を受けている例もある。反面、福岡市のように生
活保護を認めず、保護を受けたくても受けられず餓死者も出る始末。役所のルールの
いい加減さは枚挙に暇がない。
8)八ッ場ダム工期5年延長問題
4月25日(金)13時半から第17回口頭弁論。5月30日(金)13時半から第18回口頭弁
論。
9)その他のトピックス
昨年秋、講師派遣の要請が有った館林のオンブズマン設立の話はどうなったのか。
産経新聞によると、日本の経済状況派は夕張市の破綻どころではないという。夕張市
は債務比率38%だが、日本国は80%。財務省発表によれば、日本国の状況は破綻状
態。毎日も書いているが、朝日は書いていない。日経は最近さかんに、日本はもうや
ばいと警告を出している。
新聞の字が大きくなって、情報量が少なくなった。その意味で、字を大きくしていな
い日経が最も買い得という。
日本テレビ報道局の藤田賢治氏から「情報提供のお願い」というFAXが4月10日に来
信。内容は、「ムダな道路」に関する情報を集めており、関連情報の提供を要請する
もの。4月11日から12日にかけて返信してほしいというので、時間的に無理だった。
日本テレビ報道局 真相報道バンキシャの連絡先は、〒105-7444港区東新橋1-6-1、
電話03-6215-3678、FAX03-6215-3679、携帯090-4710-3017。
日本人は全員、温暖化の影響は二酸化炭素の増加が原因だと思っているが、実際には
太陽の活動の活発化など、別の要因も深く関わっている。CO2は主原因ではないとい
う見方がある。
沖の鳥島の件で、あろうことか関西テレビで某国の首相が「中国にあげますよ」と発
言。これをビデオに撮った人がおり、現在入手要請中。
今年の第15回オンブズマン全国大会は、8月30〜31日に千葉県のホテルグリーンタ
ワー千葉で開催予定。
次回例会は5月17日(土)午後2時から下細井教室です。