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2007年9月22日(土)例会報告
市民オンブズマン群馬 2007年9月22日(土)例会報告

場所:鈴木学習塾下細井教室
時間:午後2時から5時
参加者:6名

例会内容:

1) 全国市民オンブズマン山形大会
9月15〜16日に山形市のビッグウィングで開催された全国大会に小川代表ら3名が参
加。全体では200名ほど。15日午後1時に開会、政務調査費報告の後、山形出身の佐高
信氏の記念講演「情報公開は民主主義の源泉」、包括外務監査で長崎市の税理士を表
彰、その後、「談合」「情報公開」「政務調査費」の3分科会に3名で手分けして参
加。午後6時から懇親会。16日9時から分科会報告後、9時45分より各地からの活動報
告として、清水弁護士による警察裏金問題で「愛媛の仙波氏勝訴は、警視庁本丸攻撃
の突破口」、神奈川県の第3セクター「かながわ廃棄物処理事業団」に対する「損失
補償は財政援助制限法違反」判決を今後活用した履行差止、北海道芦別市の第3セク
ター破綻による住民訴訟、大阪市の第3セクターのATC/NTCというオフィスビル投資焦
げ付き問題、山形県のカラ出張問題で公務出張でないから出張者の氏名を開示しない
とする県側を相手取り訴訟、福島の広田弁護士による八ッ場ダムの経過報告、静岡県
議会OB への補助金支給問題で昭和54年から平成11年前1億円近い公金投入で返還請求
訴訟中、岐阜県山形市でポスター代公費負担制度を悪用した水増し流用を警察に告発
し、警察の捜査の動きで既に2名辞職している事件報告、仙台市の地下鉄計画でルー
トや予算に不合理あり仙台名物のケヤキ通りを守るべく提訴中など。大会宣言を採択
し11時半に閉会。来年は千葉市で開催。

2) 警察裏金ネコババ事件(全県)
山形市での全国大会でも仙波氏の次は大河原氏の勝訴を目指そうと激励を受けた。一
方、お膝元の群馬のマスコミや世論喚起のために、桶川ストーカー事件で警察の被害
にあった関係者を呼んで、後援会をやってはどうか、という声があったことが報告さ
れ、10月20日の総会は無理にしても、年内目標で開催検討することになった。また、
9月14日(金)午前10時からの公判で、今後の裁判日程が次のように決まった。次回
10月12日(金)午前11時から証人尋問の順番を決定し、12月28日(金)午後1時30分
からいよいよ証人尋問。翌年は1月18日(金)午後1時30分から、次に1月25日(金)
午後1時30分から、いずれも4時半まで時間をとる予定。

3) 県議会政務調査費住民訴訟(全県)
9月21日(金)前橋地裁で第1回口頭弁論開催。被告知事の主張の概要は次の通り。
「議長は収支報告書の記載におかしな点があれば調査するが、おかしな点はないから
調査しなかった。また、監査委員が各会派に聞き取りをして問題なしを確認済み」。
つまり、収支報告書の残高ゼロや、議員一人当り月額支給額30万円で割り切れる数額
(60万円、90万円)、マニフェスト作成の費用、県議選の最中の15年4月に1000万円
で海外視察に行っても(ほんとに行ったのか?)全く問題ないと主張。これでは、政
調費は議員が勝手に使える小遣いに等しい。今後は、疑義のある収支報告書が提出さ
れた場合、議長の調査義務の有無が争点。そして、最大の焦点は裁判所が領収書の文
書提出命令を出すか否か。本訴訟では大澤新知事は1人三役で忙しい。.被告とし
て、各会派に政務調査費の返還命令を出せと請求されている立場.かつて、議長とし
て政務調査費の使途を調査すべきだった立場かつて、自民党議員として、政務調査費
を使った立場。次回期日は11月16日10:00。原告側から追加主張を11月9日までに提
出予定。

4) 大澤新知事のマニフェスト要確認(全県)
上記3)に関連して、知事選当時、民主党と同じような公約を打ち出して当選した大
澤候補の政策や主張の検証が必要。自民党が出した赤と青の2種類のリーフレットを
入手してチェックする必要あり。

5) 八ッ場ダム住民訴訟(全県)
9月21日午後1時30分から、前橋地裁で第14回口頭弁論が行われ、被告と原告それぞれ
が陳述。被告からは平成19年9月3日付上申書、同月20日付上申書(知事交代)、同月
21日付準備書面(14)、同日付準備書面(15),同日付証拠説明書(11),乙220の1〜4提
出。原告からは平成19年9月21日付文書送付嘱託申立補充書、同日付立証計画、同日
付証拠説明書、甲B54(堤防調査報告書)提出。原告は甲B54(堤防調査報告書)の概
要を口頭で説明。
今後の進行は、原告側が財務会計行為論の補充(11月末まで)、証人に関する尋問事
項書を早めに出す。11月末の時点で出せるものは全て出す。証人予定者の陳述書につ
いても11月末の時点で出せるものは出す。被告は既出の準備書面(15)までを踏まえ
て,財務会計行為論を補充。文書送付嘱託申立補充書に対しては対応検討(裁判所も
検討するとの裁判長の発言あり)。立証計画(証人尋問)に対して反論書提出(その
ため尋問事項書を早めに出して欲しいと原告に要求。上記原告に対応)。甲B54(堤
防調査報告書)に対して反論。次回期日は平成19年12月14日(金)午後1時30分か
ら。次々回期日は平成20年2月29日(金)午後1時30分から。

6)八ッ場ダム裁判関連(全県)
裁判後、午後2時から弁護士会館で報告集会。参加者20名。集会では「毎秒5千トンの
大氾濫の意味・過大性がよく分かった」「今年の台風9号の被害を調査すべき」「9
月の県議会で3〜4人八ッ揚ダムについて質問予定の県議がいる」など意見あり。現
地状況として「本体工事用の予算が付いて心配の向きもあろうが,予算が付いたから
直ぐに本体工事に着工するというものではない。まずはバイパス工事」「移転も大分
遅れて、建物一棟ができただけ。ライフラインも不十分。小学校に至っては生徒が三
十数人という悲観的状況」などという意見交換が出された。
また、自民党の総裁選で、群馬県の福田康夫が指名されそうな動きの中、週刊ポスト
が群馬県の公共事業の利権の目玉として、八ッ場ダムを巡る問題点調査のため、裁判
傍聴の後、集荷にも参加、当会にもインタビューあった。
丸岩会会長の萩原昭朗の誕生日9月26日が迫り、記念ゴルフ大会や宴会を予定してい
るかもしれないため、一昨年の参加企業に対して、参加予定の有無をアンケートする
ことが提案され一同賛成。なお、萩原は8月に改選され、引き続きかみつけ信組の理
事長に君臨中。

7)社会福祉協議会の決算書から見えるもの(藤岡市)
藤岡市の社協の決算書によると、収入が4.6億円あるが、使途別として、人件費が
2.06億円もあり、肝心の貸付事業は僅か9万円のみ。また、3分の1は翌年繰越してい
る。他の自治体も大同小異なのでよくチェックすることが肝要。

8)伊勢崎市の中高一貫校
市長が合併特例債を使いたがっており、観覧車計画が頓挫したため、今度は中高一貫
校計画に目を付けた。地元教育関係者からは養護学校の未整備、教室クーラー取付が
未だ3分の1、プレハブ校舎がまだある、という状況で優先順位は他にあるとして、
中高一貫に反対する動きあり。合併特例債目当ての学校新設は全国的傾向といわれ
る。

9)渋川市の6箇所架橋計画
渋滞も無いのに、渋川市が新たに6本の橋を架ける計画を立てており、1本50億円とす
ると総額300億円の無駄。現在、市は優先順位付けのための調査段階なので、市民世
論を喚起してゆくとの報告あり。

10)市民オンブズマン群馬総会
予定通り10月20日(土)午後2時から、定例会を行っている事務局で開催予定。その
ため、案内用にウォッチ発行の必要あり。会員は、どんなテーマでもよいから原稿を
9月30日までに事務局宛、電子メール若しくはファックスで送付願います。

次回例会は総会を兼ねて10月20日(土)午後2時から下細井教室です。ぜひご参集く
ださい。

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