市民オンブズマン群馬 2007年4月21日(土)例会報告
場所:鈴木学習塾下細井教室
時間:午後2時から5時
参加者:8名
例会内容:
1)八ツ場ダムをストップさせる活動
本件に精力的に取り組んでいるジャーナリストを招き、八ッ場ダムの問題の根源、これまでの経過及び現状、そして同氏の方針案等について説明を聞いた。
横壁地区の諏訪神社所有土地が、村人の知らないうちに国交省に売買で移転登記され、その後、問題が顕在化したため、
契約無効として村人に戻された件で考える会が情報開示請求を行ったところ、売買契約書は開示されたが、契約解除の書類が存在しないので非開示となった。
本件では昨年8月に収賄容疑で逮捕された工事事務所用地第1課長だった斉藤烈事件との関係が浮上しており、背後に談合問題疑惑が見え隠れしている。
丸岩会に象徴されるように、小寺弘之知事、萩原昭朗交渉委員長、建設業界との癒着構造にメスを入れる必要がある。
萩原委員長のやりたい放題は横壁諏訪神社に留まらず、買収土地の評価査定、土建業者工事事務所や町営住宅の建設場所の利益誘導、付け替え国道ルート計画の自家所有地への捻じ曲げなど、枚挙にいとまがない。
3月29日付けの国交省回答に対する再質問書の内容について協議した。
引き続き、協議を重ね、4月中に再度、国交省に質問書を提出を目指す。
また、機が熟してきつつあることから、当会に参加している弁護士に近々相談依頼することにした。
さらに、萩原委員長の専横に対して、かみつけ信組の理事会あてにモラルハザードの観点から当会として質問状を出すことにした。
2)館林市民オンブズマン設立準備
昨年11月に当会に設立の話が寄せられた。その後、設立に向けての勉強会を1月7日、2月11日に開催。3月18日の勉強会には当会からも有志が参加した。
3)県議会の政務調査費問題
2月25日に県議選候補者に政務調査費に関するアンケートを配布し、ほぼ全員から回答を得たので、当会HP上に掲載済み。
3月19日にアンケート結果の公表とあわせ、平成15〜17年度における全会派の収支報告書が不透明だとして、
代表の小川氏と副代表の杉山氏が、全額返還を求めて3月22日に県監査委員に住民監査を請求した。
(この住民監査請求は、市民オンブズマン群馬としてではなく、あくまで二人の個人的活動により請求したものです)
3月22日に共産党が釈明の記者会見を行い、住民監査の内容は共産党には当てはまらないとの主張を党ホームページで公開したため、二人の意見と、当会としての補足意見をホームページに掲示した。
4)昭和村議の寄付行為による公選違反問題
村議会議員がけやきの木を公園に寄付し、その工事代金を請求して受け取った問題。
2006年12月27日付で沼田署に告発するも、担当刑事の初動捜査不備で2月2日に時効が成立(3年)。
公選法違反に腰の重い警察の対応について2月26日に県公安委員会にも通報したが、4月11日付の苦情処理結果通知によると、
「県警に事実関係の調査を行わせた。一般に、告発の受理等については、犯罪事実の有無、公訴時効、疎明資料等を検討して判断しており、
事案によっては、受理を一時保留し、捜査してから判断することもある。本件の取扱は、刑訴法に反するものではない」というもの。
公選違反は「警察が当初からターゲットを絞って摘発するもので、ターゲットにならない政治家をいくら告訴告発してもムダ」という当会員の見解が証明された形となった。
5)安中市長の酒寄付による公選法違反問題
2004年12月に、地元選挙区民の集会で岡田市長が清酒2本を寄付した件で、住民が1月9日に安中署に告発。
1月19日に同署で調書作成。ところが年度末の3月30日付けで前橋地検検事から不起訴通知が来た。そのため4月19日に検察に不起訴処分理由請求申立を行った。
今回は、岡田市長の寄附の事実が地元の大福帳に記載されており、証拠不十分による嫌疑不十分という理屈は付けづらいと思われる。
政治に左右されやすいとされる日本の司直の対応が注目される。
6)群馬県警交通指導課捜査報償費ネコババ事件
4月20日(金)に公判は開かれた。まず、裁判官の交替により弁論更新され、その後、被告釈明書3、原告求釈明書5が陳述された。
求釈明事項について被告らが検討し、5月25日までに釈明することになった。次回期日は、6月1日(金)11:00、次次回期日は、7月20日の13:30。
7)その他
週間金曜日4月13日号及び4月20日号に、八ッ場ダム問題を特集した記事が載った。
週間プレイボーイ4月30日号に、警察のスピード二重取り締まりを報じた「勘弁してや!大阪府警」の紹介があった。
トピックス:
5月20日(日)に、八ッ場ダムを考える会等主催のイベント開催予定(詳細確認中)
次回例会は5月19日(土)午後2時から下細井教室です。