市民オンブズマン群馬 2005年9月18日(日)例会報告
場所:鈴木学習塾下細井教室
時間:午後2時から4時30分
参加者:13名
例会内容:
1. 第12回全国市民オンブズマン別府大会の参加報告
大河原氏から「警察には交通取締りの他、指紋採取も顔写真入手もノルマでやってい
る実態を9月11日の分科会で報告。取調べの際に、指紋と写真をとられているがこ
れは違法。本人の承諾が必要なのに、警察は強制してやっているのが実態。警察の鑑
識では10数年前からDNAのデータを取るべく人の唾液を採取して、警察はデータ
を蓄積している。そういう違法な採取が行われている。また、警察官になりたいとい
う募集の願書の受付までノルマがある。公安や警察のおまわりさんが、警察官になり
たいという人に願書をやっただけで警察署長表彰、その人が合格すると本部長表彰。
そのこどもが採用されて警察官になって警察学校に入ると、それで後輩を募集してき
なさいといわれ、募集に行って願書をもらってくるとまたその子も表彰がある。その
一連のところで、自分も願書を出すとき、自分も表彰されているのかな、と疑問を
持ってくれればよいが、とにかく優秀な後輩を警察に入れるんだということで、ノル
マがある。私のところにも、たまたま出くわせた学生に願書を交付したために、私に
対して表彰状が出たので今も残してある。 交通問題については、事故を起こせば大
変だが、事故を起こした人でも、物損では点数取らないが、人身事故は取る。その
分、無意味な取り締まりをしている。まったく道路の空いた所で40キロくらいの直
線道路で速度取締りをしている。大変不合理なノルマが発生しているということを発
表してきた。
小川代表から、9月10日、11日、総会全体の報告をした。10年間の情報公開の
推移や、長野県庁の副出納長だった弁護士の講演、現職警察官の仙波氏の講演などの
あと、各地の報告では9番中8番目に当会として大田の報償随意契約問題を発表し
た。分科会では、県議会の宴会視察を発表。参加者366名。来年は長野県松本市で
8月下旬に開催。
2. 来週の総会について
第10回総会は9月25日(日)13:30−16:30。場所:県庁昭和庁舎3階35会議室。
(1)平成16年度事業報告について:
毎月第三日曜日に例会を開催
全国オンブズマン連絡会議の方針に沿った活動として
情報公開度全国調査
県内自治体の落札率調査
警察捜査費、捜査報償費
県議会議員の政務調査費
八ツ場ダム問題で公判(4回)
警察裏金ネコババ事件等の公判(3件)
県議会宴会視察問題の控訴審
各地域の活動の支援
太田市、渋川市、安中市、富岡市、桐生市、松井田町、北橘村、赤城村など
報償随意契約問題、談合問題、合併問題、土地改良問題、公図問題、処分場問題
など
(2)平成17年度事業計画
毎月第三日曜日に例会を開催(場所にメリハリ)
全国オンブズマン連絡会議の方針に沿った活動として
情報公開度全国調査
県内自治体の落札率調査
警察捜査費、捜査報償費
県議会議員の政務調査費
現在係争中の事案の支援
八ツ場ダム問題の勝訴、警察裏金ネコババ事件の勝訴、県議会宴会視察問題の控
訴審勝訴
各地域の活動の支援
太田市、渋川市、安中市、富岡市、桐生市、松井田町、北橘村、赤城村など
報償随意契約問題、談合問題、合併問題、土地改良問題、公図問題、処分場問題
など
重点方針
政治倫理条例の普及
土地問題事案の深堀り
司法機能不全問題への対処
(3)式次第について
第1部(1:30−1:45)
挨拶
16年度の事業報告、会計報告、監査報告と承認
17年度の事業計画、人事案動議と承認
第2部(1:45−4:30)
1) 警察本部による特別講演:9月20日に、小川代表が県警に文書で案内状を提
出。参加不参加の対応を慎重に見極める。公演内容は「捜査報償費の遣われ方」につ
いて。公演時間は1:45−2:30。質疑応答時間も見込む。
2) 裏金つくりの実態について:大河原氏に発表していただくが、愛媛県警の現職警
察官にも声を掛けてもらう。出席が可能な場合は、時間を延長して2:30−3:2
0とする。
3) 八ツ場ダム本体工事阻止に向けて:斎田副代表。3:20−3:30。以下持ち
時間7分。
4) 太田市恩賞随意契約問題の経過報告:中山副代表。3:30−3:40
5) 土地問題:所有地が公図から消失した問題:赤城村青木氏。3:40−3:50
6) 土地問題:ゴマカシ土地改良事件:松井田町佐藤氏。3:50−4:00
7) 土地問題:処分場を巡る境界確定幽霊問題他:小川代表。4:00−4:10
8) 公共事業:無駄な美術館と第二庁舎建設問題:渋川市渡部氏。4:10−4:2
0
9) ヤリタイ放題の大田市長選:大田市山岸氏。4:20−4:30
10) 05年9月19日と処分場
閉会
総会宣言・閉会の挨拶
3.個別事案
【1】捜査報償費の使い方についての特別講演で、県警に弁明ないし解説を打診
特別講演で、県警側からの説明の機会を与える。
警察が告発書を受理しない体質を追及する。有利だと思えばくるだろうが、宣伝
されっぱなしで終るのではないか、との見解。
文書で要請すれば、文書で返答がくるかもしれない。
県警は老健施設でいったことがあるが、告発はまったく受付なかった。
文書で県警本部長あてに提出。
気持ちとしては、インパクトあるとおもうが、その前段として、県庁の政務調査
費の中で、次第に県警関係にもっていったほうがよい。警察問題でやっているので
は、県警は出るわけが無いので別のことをしたほうがいいと思う。
県警の講演よりも訴訟委任状問題について、知事の不正の方が重要事だからオン
ブズマンで会として追及して欲しい。訴訟では資格の無い農業局の印は無効なはず。
裁判所が正しい印だと認めている。学事文書課の対応が遺憾。
もしこなかった場合の対案も必要。その場合には、大河原氏の講演を最初にもっ
てくる。
【2】愛媛県警の現職警察官の参加
費用的に検討の余地があるが、声を掛けてみることにする。明るい警察ネット
ワークの方で交通費負担できる可能性もある。
【3】マスコミ向けの決議表明について
何か、最後の方で、決議案の採択をやったほうがよいのでは。
小川代表のほうで、全国大会の方針を参考にして作成。
【4】総会前の準備会
欠席者が総会で発表するというのは理解できない。
各自仕事があるのだから、出席できなくても、都合次第で仕方が無い。
出て来ないから、発表の権利がないということにはならず、その代わりメールで
通信している。
名簿発行が必要だ。
個人保護条例で、いまは名簿の開示は非常に問題があるので、それはできない。
オンブズマンの会則を見たらみんな集まって情報公開しようと言うことが明記さ
れている。やはり決めたことは守るべきだと思う。
【5】土地問題について
公図の問題で被害にあっている人がいるので、報告者として推薦したい。
公図と言う問題では、公図が優先して裁判でも勝てない。
明らかに憲法で保障された個人の資産が公図で脅かされており、政治を正すべき
だ。
報告書を準備するので当日出席者に配布したい。
被害を受けている方がさらに責められるのは理不尽。
公図改竄と言う問題で分かりやすく説明し報告してほしい。
土地問題で悩む人同士で、1年に一度程度あつまりの機会をして欲しい。
赤城村、安中、松井田で、まとめて連続して土地問題を取り上げたい。みな裁判
で敗れているのも共通している。
松井田の場合は、裁判所の不正もあるだとうが、メインは土地改良問題の対応
で、最高裁まで持っていったという事実をアピールして欲しい。
前段として事案の背景を一般来場者にもよく分かるように説明して欲しい。
【6】総会案内について
9月20日火曜日に、刀水クラブに案内状を小川代表が出してくる。(20枚印刷済
み)
【7】時間割について
第1部は15分で終らせる。
各地の報告は講演者以外は、各自「7分」。
会場の鍵は5時までに返せばよい。
時間係が必要。時間がきたら弁士に通告する。
【8】総会宣言
群馬県は違法不当のオンパレードなので、全国大会の内容をベースに総会宣言案
を事務局で作成する。
市民オンブズマン群馬第10回総会宣言(案)
今日私たちは、情報公開を進め、税金ムダ遣いをやめさせ、透明で信頼に足る行政
の実現をめざして、第10回市民オンブズマン群馬総会を開催しました。
群馬県に公文書の開示等に関する条例が制定されたのは、1986年4月1日のこと
でした。その後、2001年1月1日に情報公開条例が施行され、いまでは情報公開
は誰もが知る制度となりました。一方で、条例はつねに行政に都合の良いように訂正
され続けているのも事実です。
その後、国の情報公開法の適用対象は、独立行政法人や特殊法人にも拡大されまし
たが、行政全体の「民営化」の流れの中で、情報公開制度は早くも「空洞化」の危機
を迎えています。地方自治体の条例もこれと無縁ではありません。特定管理者制度で
公共施設の運営が民間に公募の形で委託されるようになり、情報公開の実施機関があ
やふやになっています。
このような「民営化」の方向が、中央、地方を問わず行政のあらゆる領域で進行し
つつあるという状況のもとで、私たちは「民営化」が「情報の不透明化」にならない
ように、情報公開制度を次のように根本的に見直すことが必要であると考えます。
第1に、法や条例で規定する情報公開義務の主体を、行政機関だけでなく、国や地
方自治体から一定の割合を超える出資や助成を受けたり、業務委託を受ける法人等に
も拡大し、我々市民の情報公開請求権を明記すること。
第2に、行政機開や法人等が情報公開請求を拒否する措置に対し、「非公開処分の
取消」を求める行政訴訟による、という現行法の発想をあらため、「情報公開」とい
う給付を求める民事訴訟と構成すること。
第3に、情報公開請求訴訟を一般民事訴訟と位置づけることと関連して、その裁判
管轄は、現在認められている前橋地方裁判所本庁だけてなく、県内各地の地裁支部に
も拡大すること。
総務省の「情報公開法の制度運営のあり方に関する検討会」は、本年3月29日、
「現時点での法改正は必要なし」と結論付けました。「情報公開請求の領域自体がど
んどん狭められつつある」という問題意識は常に持ち続けなければ、行政の思うつぼ
です。
私たち市民才ンブズマン群馬は、これまで情報公開の最前線で行政と向かい合って
きました。市民運動としての責任を果たすために、積極的な情報公開推進の立場か
ら、上記3点の制度改革を推進し、市民の知る権利と財産を守り、行政の不正や伏魔
殿をなくすよう、力いっぱい本年度の重点方針をはじめとする事業活動等を展開する
ことを宣言します。
2005年9月25日
第10回市民オンブズマン群馬総会参加者一同
【9】松井田町長選の結果について
合併を阻止できる方方はあるのか。
東北の自治体で分離した自治体の例がある。
【10】八ツ場ダムについて
長野や千葉の主婦が傍聴に来てくれたが、初めて来た人にもわかりやすく説明し
ないと、いきなり問題点を言ってもよく分からない。
保証金で代替地で生活再建するのに、保証金では不十分で、地元住民が苦しんで
いる実情を知って欲しい。
八ツ場ダムを考える会は数年前からこの問題に熱心に取り組んでいるが、我々オ
ンブズマンは昨年から本件取り上げた。首都圏の問題なので、県民の世論でストップ
させられる。傍聴にぜひ来てもらいたい。
選挙を受けて、地元選出議員に直接立ち寄り交渉で、生の声を原告団からぶつけ
たほうがいい。
地元の人が原告団に参加していないのは燃えていない印象を感じた。
4回目は殆ど傍聴席が満杯になったが、これが入りきれないほどにできれば、
もっと裁判所にアピールできるので傍聴をお願いしたい。
【11】富岡の世界遺産を口実とした県議の海外視察問題
小寺知事が担ぎ出した騒ぎで、世界遺産になる可能性が無いのに、県議会のボス
どもが悪事を画策している。
新聞記事を読むと、富岡の世界遺産でそれで視察に行くという理由付けになって
いる。
視察先は全部観光地。理由が不明。
県議の政務調査費月60万円をもらっているのに、さらに100万円を使って海
外調査にいくとは。
これは富岡のメンバーを集めて皆でやろうと思う。
請求内容について、調査審議会の記録、起案書、旅行命令書などが対象との意見
が出た。これをもとに、開示請求書を小川が作成して、20日に議会事務局に提出す
る。
【12】群馬大学の不合格問題
情報公開でこの件も情報収集したい。
【13】マスコミへのニュースリリース
小川から、オンブズマンとしてこんなことをやっているよ、というマスコミ向け
活動情報提供用の様式のたたき台を配布。
全部文章が書いてあれば、事務局からマスコミにFAXないし刀水クラブに提出
する。
3票差落選で、村の選管と県の選管に選挙無効の訴えを出した。自分も太田市
長選挙無効の訴えを高裁に出した。これをニュースリリースしたい。
【14】10月例会の開催場所について
ムダ公共事業の実地検証も兼ねて、次回例会開催は、昆虫の森で実施予定。
10月16日(日)午前11時に昆虫の森に現地集合。
【15】今後の主な事案の訴訟日程について
警察裏金・不当逮捕事件
次回ネコババ事件:10月21日(金)午後4時から地裁で 第5回口頭弁論
次回人事委員会開催:10月19日(水)午後1時30分から県庁26階で 5回目
八ツ場ダム訴訟
次回期日:12月16日(金)午後1時30分から地裁2階大法廷で 第5回口頭弁
論
次々回期日:2月10日(金)午後1時30分から地裁2階大法廷で 第6回口頭弁
論
松井田の土地改良にかかる文書偽造訴訟
次回期日:9月21日(水)午後1時10分
4.配布資料
事務局:市民オンブズマン群馬総会開催案内状(情報開示請求書と、県内ムダ施設調
査同封)
第10回市民オンブズマン群馬総会式次第
第12回全国市民オンブズマン大会用当会活動報告書
小川:県内活動報告(8月例会報告として)
世界遺産にかこつけた県議海外視察(毎日新聞長官記事)H17.9.17
大河原:大分合同新聞(夕刊)9月11日付
斎田:八ツ場ダム期日報告書H17.9.16
両毛文学201号
佐藤:松井田町長選挙出馬関係資料
特別抗告理由書(平成17(行セ)第55号)H17.7.6
特別抗告理由書(平成17(行セ)第56号)H17.7.7
特別抗告理由書(平成17(行セ)第57号)H17.7.4
甲号証提出書(平成17(ワ)12538号)H17.7.25
最高裁第一小法廷調書H17.9.12
チラシ(特別抗告4件却下)H17.5.14
金井:H17年度群馬県教育モニター施設見学会に参加して
渡部:渋川市合併前に第二庁舎の増改築に関係市町村から負担金を要請
青木:公図による個人資産の侵害に対する訴え
以上