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1997.12.20(土) 市民オンブズマン群馬 第8回例会報告
場所:前橋市下細井町 鈴木学習塾
時間:PM1:00〜3:30
参加者:25名

<議題>
1.全国大会報告
2.情報公開条例の調査
3.境町のバイパス道路建設について
4.沼田市の特養ホーム問題の経過
5.建設談合についてのミニ講演会
6.WATCH、から出張を考える!の本について

<内容>
1.樋口さんの12月8日のオンブズマン全国大会報告
  2度目の各自治体情報公開度チェックを行うそうです。
  その他以下の内容の報告がありました。
  ・県議の議員や事務局員が、国体の開催地で野球大会を行うのがならわしに
   なっている。公費がこの旅費等に使われているが、追求していくか検討中。
  ・NGO(非営利団体)の認定からオンブズマンをはずそうという動きがある
   ようです。認定が受けられないと、銀行の口座名義にオンブズマンの名前が
   使えなかったり車の所有名義にできないそうです。
   認定を受けなくても大きな支障は無いが、対応を検討中とのこと。
  ・農林水産関係の事務用品予算の数年分の繰越金が突然無くなる年がある。
   どうも文具に使われないふしがあり、全国調査の対象にするとのことです。
  ・群馬は7億の不正経理が見つかったが、調べ方に問題がある。
   (各部署ごとに不正があった金額を自分で出させて、足し合わせただけ)
   どうやって不正経理を調査したのか?という調査が必要とのこと。
  ・全国オンブズマンで、今までの実績を本にまとめる予定とのこと。
  ・次回開催地は福島県の予定。

  公文書開示請求の第8回口頭弁論が2/10前橋裁判所にて行われるそうです。

2.嶋田さんの情報公開条例の実態調査報告
  現状では2市3村(高崎、館林他)が進んでいるとのこと。
  水道メーターの入札結果調査については、公文書公開請求決定通知書が
  高崎市より出されたそうです。

3.境町北向のバイパス道路建設について小此木さんと橋本さんが説明
  バイパス道路の建設で、当初地権者の意見を聞いて場所を決める予定だった。
  しかし町の土木課が強引に場所を決定し、従わなければ建設を破棄すると
  言い出しはじめ、業者が多数いる中で拍手による採決が行われた。
  あまりに強引なやり方に憤りを感じている、とのお話がありました。

   現段階ではどういった手続きの最中なのかわからない。
   町議会の議員などに聞いて、土地の収用を行うのか区画整理で行うのか
   またそれはいつ頃行うのかなどの情報をもっと集めてほしい。
   農地の中を通るのだから、地権者の人の意見を無視して作れないはず。
  との回答がありました。

4.沼田のながいさんが説明
  社会福祉法人の沼光会の件は、昨日委員会も結成されるなど
  新聞で見ての通り順調に進んでいる、との話がありました。
  特に杉山さんが力を尽くしているとのこと。

  これに関連した話題で樋口さんから、
  現市長が今回の監査請求に対し“税金を払っていない不適格者の請求だ”
  と言う旨の発言をし、議会で真下さんがその真意を問いただしたという
  報告がありました。  
  市長は一般論として言ったのだと秘書を通して発表したそうです。
  監査するのに税金は関係ないし、監査請求を出した人に対し個人的な中傷を
  与えるのは大きな問題である。
  今後ハラスメント(誹謗や中傷)に対する対応等も後で議論する必要がある。
  との意見も出されました。

  沼田市の建設業界の談合問題の話題についてながいさんは、
  談合が悪いのは分かるし追求すべき問題であるのも理解している。
  しかし小さな沼田市では中小建設業が非常に多く、あまり声高に不正を追及
  すると生活しづらくなるとのお話がありました。

5.田見さんのミニ講演会“建設談合とオンブズマン”
  実際の談合の状況などについて説明がありました。
  談合は地方自治体の職員からの落札情報があって成り立っていること。
  各社が集まって受注ルールを決めていた会議を本人たちが「ドラフト会議」と
  呼んでいたこと。
  住民訴訟を起こす場合「談合の不正行為」と「独占禁止法の損害賠償」の
  2つの方法があること。
  「談合の不正行為」の場合、前橋の裁判所でできること。
  「独禁法の損害」の場合は東京の裁判所でしか行えないが、公正取引委員会の
  持つ独禁法の情報や建設工事の行政の見積もり算定等を公表させることが
  できること。
  談合による損害とは税金の損害であり、住民訴訟は地方自治法の規定によって
  自治体に代わって行っていくこと、など詳しく話されました。

6.WATCHと書籍
  月夜野の星野さんよりオンブズマンの広報活動についての提案がありました。
  ・WATCHは原稿が集まったのであとは校正をかけるだけになった
   (出席者には原稿資料を配布)
  ・書籍「から出張を考える」は1冊売ると粗利200円となり、もっと普及
   させればWATCH会報の経費がまかなえる
  ・公民館や図書館への働きかけをしていきたい
   (公民館は期末が近づくと、主婦などにアンケートして本を買うそうです)
  ・群馬県の書店にもっと置いてもらうように働きかける
   (依頼分を添え趣旨をきちんと説明し理解してもらう)
  ・定価シールの貼り直し(税金が3%から5%になったため)
  ・きちんと会報を作成して会員のためにわかりやすくオンブズマンの活動を
   説明していくなどの提案がありました。
  これに対し数名が参加を表明し、星野さんを中心とする広報のチームが
  できました。
  インターネットのホームページに関しても事務局の鈴木さんにパソコンが
  入ったとのことから萩原さんにもお話しして一緒に作成していこうとの話が
  ありました。

次回例会は、2月28日(土)

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