市民オンブズマン群馬 2016年1月16日(土)例会報告

場所:鈴木学習塾下細井教室
時間:午後2時から5時
参加者:15名

内容
○放射能汚染材バイオマス発電の建設計画発覚
 赤城南麓にバイオマス発電…一見、環境にやさしい発電設備と間違う。
 しかし、ここでの発電材料を調べてみると、放射能汚染物質であることが明るみになった。
 事業会社は、滑ヨ電工と潟gーセンが出資する「前橋バイオマス発電梶v。
 関電工は、東京電力が大株主であり、トーセンは栃木・群馬・福島を拠点とする木材会社。
 建設場所は、電力中央研究所のすぐそば。
 そしてバイオマス燃料の材料は、栃木・群馬・福島の森林。(トーセンのHP内にも掲載)
 ここは福島原発事故の放射能に汚染された森林地図にぴったり重なる。

 平野部は除染が進んだが、山林の除染は手つかず。
 そこでバイオマス発電と銘打って、全部燃やしてしまおう!という訳だ。

 当会は、発電材料入手から発電の流れ図も入手した。
 それによると、木材から搾りだした水気は、地下へ浸透させて流しっぱなし。
 また、燃焼後の放射性物質入り排煙は大気放出され、赤城のからっ風に乗り、関東平野へ降り注ぐ。
 放射能をまき散らす有害な施設となるのだ。

 事業者や、建設許可をする県や市側の態度もひどいものである。
 近隣の住民による、説明会開催の要望を無視。
 まだ計画段階と言い、資料すら開示しない。

 さらに問題点を言うと、
 燃料の「バイオマス」という語は定義が広く、石油などの化石燃料以外はすべて含まれる。
 つまり、福島やその近県で除染した膨大な放射能ゴミが燃料とされる危険がある事。
 もちろん業者や行政が信用できれば、そんな心配はないのだが、
 直近の大同スラグ問題を見ていても、市民の健康の事など意に介さない態度が見えすぎ信用できない。

 当会では、この建設計画を反対している市民団体共に、市民に害をなす本計画を監視し、
 問題を明確化して対応していく事とした。

関連HP:赤城山の自然と環境を守る会
    http://blogs.yahoo.co.jp/akagibaiohantai/


○大同スラグ問題・経過
 大同特殊鋼の有毒物質が、群馬県内中の道路の基礎に使われていた問題。
 群馬県の吾妻地区に、まだ舗装前で有毒スラグが露出していた場所があり、
 スラグの撤去を申し入れていた。
 ところが行政側は、有毒スラグの上からさらに砂利を敷いてしまった。
 当会会員が現場を視察したところ、施工が雑で、
 砂利が流れて赤錆の発生している物質がなおも多数見られたとの事。
 当会は、有害物質除去に取り組もうとしない企業と行政に対し、
 引き続き誠意を持って除去を行うように指摘し、行動していく。


次回の例会は2月20日(土)午後2時から下細井教室です。