11月14日、治田西小学校で行われた 「ともに生きる 日本に住む外国の方の話を聞こう!」 という5年生の授業に、
オリーブから3人の外国人がゲストとして参加しました。

 

 参加したのは

日本人と結婚して3人の子を育てている 韓国の姜正淑さん、

大学院で土木を学んでいる ベトナムのトラン テイン アンさん、

研修生として来られた インドネシアのハディ クルニアさんです。

日本に来た目的も背景も異なる3人ですが、子どもたちの質問に、誠実に、気負うことなく答えられる姿は同じです。

教えられることの多い、とても素晴らしい一時間でした。






 

 日本に来て悲しかったこと、大変だったことは?

 という質問では、日本語ができない、友達がいない、国の家族が大変なときにすぐ帰れないなどの答えが・・・。

オリーブはまさにそういうときの助けになるためにと作ったグループです。

言葉を教えるだけでなく、学習者の気持ちに寄り添えるよう、常に心のアンテナを調整しておくことが大事。 初心にもどってがんばらねば。

 3人から子ども達へのメッセージは

「みんな手をつないで、仲良くして、友だちをいじめないで」
 
「今みなさんには時間がある。大人になったら時間は少ないです。
たくさん勉強してください。スポーツもどんどんやってください」

「今日の話を心に留めてほしい。私は一緒に話す人がいないときが一番寂しかった。悲しい人がいたらあたたかく、やさしくしてください。

みんなが大人になったら世界はもっと小さくなる。
世界が仲良くなるためにもまず身近な友だちから仲良くして」 でした。

この心からのメッセージ、子ども達にずっと覚えていてほしいです。





2006.11.14 レポート 恩地