2005年の記録

2005年3月31日 早期リタイヤをした。
2005年4月2日 最後の耕起作業が出来ました。(単身赴任で時間は気にせず。)
2005年4月10日 2回目の耕運 2枚は乾燥が悪く作業不能
2005年4月19日 全ての田圃の耕運が終了した。今年はこれで何とか雑草も少なくなるでしょう?
2005年4月23日 周囲の農家の方たちは早稲品種のため早くも籾播きが行われています。私はこれから培土の箱詰です。その前に苗代を作成しなくてはなりません。木枠が完成しました。
2005年4月25日 苗床の準備、コンクリート床に設置のため保水力が必要で、そのための木枠作りを行う。苗箱の予定枚数は80枚なので、一枠20枚で4枠を作成する。
2005年4月29日 午前中に塩水で籾の選別。品種は、ヒノヒカリと赤米(国司)の2品種。塩水の濃度はいずれも同じとした。生卵が水面から10円玉程度浮き上がる濃度とする。種籾の消毒(スミチオン及びベンレート)は、一昼夜消毒液に浸ける。
2005年4月30日 陰干しのため消毒液から引き上げ半日程度陰干しをする。夕方になって浸種開始。
2005年5月2日 培土を苗箱に入れる。今日は、赤米用に10箱だけの作業とする。朝一番に赤米の発芽が確認できたもので急きょの作業となった。赤米を夕方水から出し、陰干しを行う。
2005年5月3日 播種できる程度に乾燥が出来た。2Kgの籾種で何箱できるか初めての挑戦である。通常は200g播きであるが、今年から減農薬を行うので、雑草に強い成苗を作る。そのため80g播きで実施した。結果は、18枚の苗箱が出来た。嬉しい誤算。
2005年5月8日 培土の準備(苗箱への詰め)2.8Kgを入れる。
2005年5月10日 播種、1箱80gとして行う。準備した籾で75箱が出来た。これで、当初予定どおりの3反5畝に植え付けが可能と思われます。苗床の木枠が不足しました。赤米と合わせて80箱を予定していたので、13箱分が不足。急きょ廃材を利用して木枠を作り何とか苗床が完成しました。
2005年5月11日 早稲品種の田植が行われています。迷惑にならないように隣接した圃場の草刈です。
2005年5月17日 猪が出そうにない圃場を借りて赤米を植付ける。その圃場への基肥散布作業を行う。面積は約2畝なので、15Kg入り4袋を散布する。赤米は、倒伏性が高いので極力肥料を少なくし、穂が出てから倒れないようにと考慮したものです。
2005年5月18日 赤米用圃場の耕運
2005年5月24日 赤米用圃場その2への基肥散布。ここはヒノヒカリを予定していたが、赤米の苗が相当量余り処分することもできないので、急きょ1枚を赤米用に転用した。
2005年5月25日 赤米用その2の耕運
2005年5月30日 赤米用その1の代掻き。機械を搬入するスロープがないので、ティラーに代掻き用アタッチメントを取付けて実施した。昨年まで稲作として使用していなかったので、土が固く思うように馴染んでくれなかった。耕運時に念入りに行う必要がある。午後からは田植を実施した。苗箱18枚を予定したが、6枚で完了する。
2005年6月5日 赤米用その2の代掻き。午後から12枚の苗を植付ける。全ての苗を植付けることができた。減農薬のため苗箱への消毒等は行わなかった。
2005年6月8日 他の圃場全体への給水を開始する。3日に俄か雨が降ったが、水路の流量が満足すほどの量となっていない。
2005年6月10日 どうにかこうにか水が入り、代掻きを行うことができた。
2005年6月11日 5枚の田圃の内3枚のみ代掻きができていたので、ここで田植(ヒノヒカリ)を行う。残る2枚には水が入っていない。
2005年6月12日 残りの2枚を少ない水量でもお構いなしに代を掻くことにした。このままの状態で苗を放置しておくと枯れる恐れが出てきた。そのための措置です。午後からの田植え。これで全ての苗を圃場に移植することができた。
2005年6月13日 赤米その2の中耕除草(1回目)
2005年6月14日 赤米その1の中耕除草(1回目)
2005年6月19日 赤米その1の中耕除草(2回目)
2005年6月20日 遅くなったが、ヒノヒカリの田圃に追肥を散布する。(糠・小米・コンポストの有機肥料)1枚は、完全に渇水状態になっている。散布は見送ることにした。
2005年6月23日 この日から3日掛けてヒノヒカリの田圃を中耕除草する。遅れて撒いた肥料を鋤きこむことができた。
2005年6月30日 赤米その2の中耕除草(2回目)
2005年7月13日 いもち病が発生、防除のために木酢液を散布する。葉いもちのため効果のほどは確認できない。
2005年7月21日 本日から土用干しのため給水を止める。約12日間実施した。
2005年8月23日 猪対策のトタン板による柵を設置
2005年8月27日 ヒノヒカリ及び赤米の出穂確認
2005年9月12日 古代米が台風で倒れたのを3株程度に括り付けて倒伏を軽減させる。この作業以降は主だったものはなく収穫を待つだけとなった。
2005年10月10日 10月4日に購入した中古のバインダーで古代米の稲刈りを行う。初めてのハセ掛けも体験する。
2005年10月12日 ヒノヒカリ全てを収穫し、乾燥をお願いした。
2005年10月13日 乾燥、籾摺りが終わり30kgの袋詰めもできて今年1年の米作り90%が済む。
2005年11月5日 ハセ掛けの赤米を脱穀する。稈長150cm以上のため想像していたより時間を要した。3日でも終了せず。
2005年11月8日 脱穀が終わった籾を摺り、早速試食する。
2005年12月2日 1日及び2日に掛けて冬を迎えるための準備として田起こしを行いました。これでよい正月が迎えられそうです。早期にリタイヤした甲斐がありました。やはり兼業ではしたいこともできず、全てが中途半端になってしまっていました。今年1年良い経験ができたことが一番の収穫です。

ホームへ 記録目次へ