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2006年12月
 スエトシ牧場は軽井沢と佐久平の間の山の上にあります。今年の春から夏の大雨のせいで、牧場に行く道路が崩れてしまい、ずっと通行止めになっていました。ワン君に会いに行くには、細い山道を心細い思いをしながら延々と車を走らせなければなりませんでした。でも、12月初めに会員たちが訪問した日は最後の舗装工事が進行中。道路の復旧がお正月に間に合って本当によかったです。
 この日のスエトシ牧場では、雨上がりの後で動物達がのんびり過ごしていました。移動動物園もしているスエトシ牧場ですが、最近動物に慣れていない子供が増えて、ボーダーコリーのジローやセントバーナードのテツなどは大きすぎて怖がられるそうです。そのため小さめの仲間が増えていました。小型犬の子供達、子猫、ハリネズミやミーアキャット。何故か全員でお立ち台に乗っているヤギ達。
 珍しいのは、赤ちゃんのとき迷子になって、溝に落ちていたところを牧場の方に助けられてミルクで育てられたタヌキ君。保護動物ですから普通は飼えませんが、この場合は特別です。
 牧場の方をお父さんと思って、後をついて歩いていました。「この子のお嫁さんがほしいんだけど、もう一匹落ちていないかなぁ」などとスタッフの方は言っていました。
 大勢の仲間の中でワン君の大のお気に入りはロバ君親子です。放牧に出されるときはイヤイヤ渋々引かれてきましたが、大人しくてかわいいロバ君と一緒になると、ずっとくっついて歩いて側を離れません。小さなロバ君に先導されて歩いているサラブレッド・・・ワン君、せめて主導権はあなたに握ってもらいたい、と思ってしまった会員たちでした。

2006年10月
 秋晴れとなった10月の連休中は、スエトシ牧場も沢山の親子連れや乗馬を習いに来た人達で大賑わいでした。
 そんな中、わがワン君は馬場の中のパドックで日向ぼっこをしていました。(スタッフの方が会員のためにわざわざ放牧して下さったのです。有難うございました!)暖かな日差しに、放牧直後から何だか眠そうなワン君です。眠る前に写真! と思えば、それを待っていたかのように砂浴び。・・・で真っ黒。ワン君、意地悪だなぁ〜と思いきや、まるでデビューしたばかりの馬体のよう・・・って、やっぱりちょっとお肉が気になりますね。(笑)顔も太った?って言われていますよ。
 せっかく放牧されたんだから、狭いパドックだけどちょっとは自主運動したら? と思ってもどこ吹く風のワン君。うつらうつらと瞳も半開きです。これじゃあ、やっぱりダイエットは難しそうですね。
 さて、周りの馬場では乗馬の練習が始まりました。
 するとワン君、ちょっと興味を示しました。周りをまわるお馬さん達に視線を投げかけています。・・・といっても自分もやりたいというのではなさそうです。(笑)何となく「君達大変だねぇ〜」と言っている感じです。本当に運動、好きじゃないのかなぁ・・・。
 短い放牧が終わって、お手入れ後はお決まりのおやつタイム。美味しそうに食べるワン君を見ていると、間食はいけないかしら・・・と思いつつ、リンゴをあげてしまう会員達でした。まぁ長野の冬は厳しいから、少しは蓄えておいてもいいかしらね、ワン君。
 スエトシもそろそろ本格的に寒くなってきます。ワン君も少し冬毛になっていました。穏やかな日差しにきらきらと芦毛が綺麗でしたよ。

2006年7月
 7月半ば、まだ梅雨のあけないスエトシにワン君を訪ねました。この日はこの梅雨でも一番というまとまった雨。山々も霧に霞んでいました。
 さすがに放牧は出来ず、残念ながらワン君とは厩舎&洗い場でのみの対面でした。
 会員を見ると、とたんにワン君はおやつをもらえると元気に! 厩舎ではおねだりするあまり、飼い葉桶をはねのける勢いです・・・。おいおいおい・・・。
 厩舎の床にはゴムのマットが敷かれました。これは怪我をすることが多いワン君のためにと敷かれたものです。お陰で厩舎の中での怪我は大幅に減少したとの事です。
 それでも遊び方が下手(なんだそうです!)なワン君、放牧地での怪我もあるとか。遊びに夢中になってしまうのかな・・・気をつけてよね、ワン君。
 さて、去年紹介したワン君の大好物、例の白い物体・・・今回は写真に撮ることが出来ました。美味しそうに見えますか? その隣はいい匂いのする干草です。これもワン君のお腹に入ります。
 次の訪問では、いいお天気の下、のびのびとしたワン君に会えるといいね。

2006年5月
 GW中のスエトシはお天気にも恵まれ、家族連れの行楽のお客様で大賑わいです。また、この時期は動物達のベビーラッシュ。あちこちに赤ちゃん達とふれあう事の出来るコーナーが設けられています。そこでは子供達が、大事そうに犬や亀などの赤ちゃんを抱っこしている姿が見られました。
 ポニーの赤ちゃんも誕生していました。そのぬいぐるみのような可愛らしさに、子供だけでなく、大人たちも夢中でシャッターを切っていました。
 さて、本格的な観光シーズンを迎えたスエトシでは、売店も大忙し。今回は新バージョンのワン君キーホルダーが売られているのを発見! 前のものとはちょっとデザインが違っています。ちょっと若い頃の写真なんじゃないの〜と思いつつ、購入。キーホルダーは、お友達のメリーナイス・メジロデュレン・ワールドクリーク君のものも有ります。あ、犬のルーシーなどの人気者のものもありますよ。牧場に立ち寄った時には、是非売店も覗いて見て下さいね。
 さて、我らがワン君は、のんびりと馬房で過ごしていました。・・・が、せっかくなのでお手入れタイム。春は抜け毛の季節、ブラッシングだけで山のように毛が抜けます。ブラシがすぐに毛で一杯になってしまうのです。その抜け毛も、以前より随分と白くなってきましたよ。

 さて、今回は、会員さんが冬に着ている馬服のお洗濯もやって下さいました。馬服は大きくて、水分を含むととても重いので洗濯は重労働です。それに、何と言っても内側についている抜け毛・・・その量といったら、半端ではありません。お洗濯は1日がかりの作業となりました。
 こんな会員さんたちの愛情で、ワン君は支えられているのだなぁ・・・と実感した1日でした。

2006年3月
 ワン君のお誕生日から1月半、やっとスエトシを訪れることが出来ました。佐久も少しづつですが、春めいてきているようです。牧場も本格的に始動・・・という雰囲気です。
 ワン君ものんびり放牧中・・・すると、放牧地に猫ちゃんが出現しました。お父さんと同じようなツーショットを! ・・・と思いましたが、ワン君はあまり興味が無いようでした。(笑)
 ワン君からBBSで報告があった「横木またぎ」の様子を見るのは、調教の先生のご都合で残念ながらお預けになってしまいましたが、代わりに牧場の方が運動をしてくださいました。
 「いつものんびりしているから・・・」というワン君、鞍をつけてもイマイチやる気が見られません。でも「佐々木先生の時はぴしっとしています」との事・・・ほんと? 今度、是非見せてね。
       
→そんなワン君の調教の様子はこちらから☆