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2005年11月
 11月の終わりともなると、佐久平の紅葉もすっかり終わって、冷たい風に本格的な冬の訪れが感じられるようになります。
 なんと、今年からワン君たちの居る馬房前にガラス窓付きの壁が取り付けられました。何しろおやつのニンジンやリンゴがカチコチに凍りついてしまう冬の長野。でも、これで今年の冬は暖かに過ごせそうですね。
 馬服も新調したワン君、冬への準備は万端のようです。自前の馬服もふかふかと暖かく衣替え済み。気がつくと他のお馬さんたちもみんな暖かな冬毛に生え変わっていました。触ると本当に暖かくて気持ちがいいんですよ。
 会員さんが訪れたこの日も日陰では手が悴む寒さでした。いつものようにお手入れに向かうワン君ですが、あれあれあれ? あちこちに小さな傷跡があります。
 ははぁ・・・これが噂のクリーク君とのお遊びの跡だな・・・とお遊び禁止令に、みんな納得。牧柵も壊す勢いだったとか。もう少し大人にならないとね、ワン君。
 お手入れ後のおやつタイムにも会員さんは異変を発見。ワン君、会員さんの差入れのリンゴには目もくれず、飼い葉桶に顔を突っ込んで一心不乱に何か食べています。覗くと中には不思議な粉が・・・。会員さんが試しに舐めてみると、かすかに甘味のある白い粉でした。
 牧場の方に聞くと、これは配合飼料で、お馬さんたちはみんな大好きなものなんだそうです。ふすまやとうもろこしなどいくつかの穀類などが入っているそうです。冬を乗り切るために栄養をたくさんとるのはいいけど、やっぱりちょっと、とり過ぎかな? ワン君のお腹は・・・。暖かくなったらまた遊びに行くから元気でね、ワン君!

2005年9月
 佐久平駅前の有名な某お蕎麦屋さんでちょっと早目のお昼をとった会員さんたち。(開店前から行列ができるお蕎麦屋さんなんです。美味しいですよ〜!)腹ごしらえをして、いざスエトシ牧場へと向かいました。
 9月のスエトシ牧場はとても賑やか。この日も、たくさんのお客様が動物達と楽しく触れあっていました。お馬さんたちもお客様相手に大忙しです。ワン君もそんなお客様のお相手をちょっとつとめていたようです。ちゃっかりおやつをもらったり・・・。
 午前中に放牧を済ませていたワン君、午後になって厩舎に戻る予定を急遽変更し、洗い場へ連れて行ってもらいました。一度厩舎へ入ろうと思ったワン君、急な変更にちょっと不満な面持ちです。さらに洗い場につないでもらってから会員さんが休憩をとって、そのまま放って置かれたので、より一層不機嫌に・・・。嫌いな鼻先のお掃除に、いつも以上に大抵抗です。
↑ こちらがメジロデュレン君です
 ワン君がお手入れで嫌いなのは鼻先とお腹。頭をぶんぶんと振って嫌がります。
 ほんとにごめんね、ワン君。それでもお手入れ後のリンゴのおやつに、少しは機嫌を直してくれた様子でした。
 この日は先輩、メジロデュレン君のお散歩にも遭遇しました。やわらかな日差しを浴びて、ゆっくり草を食む姿はとても穏やかで、嬉しくなりました。これからも、スエトシのお友達みんなが元気で穏やかに過ごせますように・・・と願います。
 ワン君との楽しい一時の後は、もうひとつのこの時期の佐久のお楽しみ、コスモス園に向かいました。今年はまだまだ気温が高かったのでどうかな?と思いましたが、綺麗に咲きそろっていました。訪れた人達はみな思い思いにシャッターをきっていました。
 美味しいものや神社仏閣、温泉など・・・まだまだ知らない事の多い佐久地方。その魅力をもっと知りたいものです。
 長野の短い秋が過ぎると、あっという間に北風が吹いてきます。雪が降る前に、もう一度ワン君に会いに行けるといいなと思いつつ、佐久を後にしました。

2005年6月
 梅雨真っ只中の6月、久しぶりにワン君に会いに行った会員さんたち。実は今回の訪問には、ひとつ、大きな目的がありました。
 BBSをご覧の方はもうご存知ですね。ワン君からの書き込みで発覚した、ワールドクリーク君との関係!?・・・。これは行って確かめなければ!・・・と、各々カメラを手にスエトシに向かったのです。
 心配だったお天気も、会員さんの晴男&女パワーで暑いくらいの日差しとなりました。到着するやいなや、早速放牧地へ向かう会員さんたち。
 牡馬(あ、かつてのですね)2人が同じ放牧地にいること自体、とても珍しく、息を呑んで2人の様子を見つめます。
 ・・・で、なるほど〜、な結果。こんな風に2人で遊べるんだなぁと感心しきり。ワン君もクリーク君も、お互いにとてもリラックスしているなと感じました。
 本当にいいお友達が出来て良かったね、ワン君。クリーク君、いつまでもワン君と仲良しでいてね。
●クリーク君とのツーショットはこちらから!● ふぁ〜。砂浴び、きもちいいっ♪
 この日はちょうど調教タイムのある日。午後からは馬場で乗り運動です。
 ただ、ワン君、鞍をつけられてもイマイチピリッとしない気が・・・?
 調教の先生の話では、ワン君はいつもこんな感じなようです。通常、初めに乗り役なしの調教があるのですが、ワン君はいきなり先生の乗り運動・・・。
 その理由は、他のお馬さんは調教が始まると、走りたくて走りたくて暴走ぎみになるので、少し自分で運動してから人が乗って運動をしたほうがいいのだけれど、ワン君の場合、そんな事がないのでいきなり乗り運動で平気だから、なのだそうです。
 え?・・・それってやる気が無いってこと? うう〜ん、ワン君、それではちっともいい運動になりませんよ・・・。
 でも先生は、ワン君はとてもおとなしく、調教はしやすいですよと、フォローもしてくれました。
 でもでも、もう少しやる気を出して運動してほしいなぁ。だってクリーク君と比べると、やっぱり筋肉がぷにょって感じですから〜。ね、ワン君。

2005年3月
 ワン君のお誕生日に遅れること1カ月とちょっと。会員さん達がスエトシを訪問しました。
 この日は本当に3月?・・・と思うほどの寒さ。時々風花も舞う天気の中で、会員さん達は震え上がっていました。
 が・・・ワン君は元気一杯! 放牧地を走り回り、ちっともじっとしていません。
 青草のなくなった放牧地には藁のおやつが置いてあります。それを食べては砂浴びして、砂を撒き散らしながら走り回っていました。
 今日は寒いからお手入れも簡単にブラシだけ、と思っていた会員さんたちを尻目にゴロ、ゴロ、ゴロ。ご丁寧に両側ゴロゴロ。芦毛ではなくなるほどの汚れ方でした・・・はぁ。
 ゴシゴシ体を拭いたタオルは真っ黒でしたよ、ワン君。
 お馬さんたちにあげるお水もやや温かめ。厩舎のお馬さんたちの水桶からは、湯気が立ち上っていました。
 それでももうすぐ暖かくなるはず。今度行く時はまた大好きな青草を食べる姿が見られるよね。

2005年2月
 今年の冬は佐久も雪がたくさん降っているようです。そんなスエトシ牧場さんから、雪の中のワン君の写真入り年賀状を頂きました。
 雪の中でもワン君は元気一杯のようです。放牧地では「砂浴び」ならぬ「雪浴び」をやっているようですね・・・。
 白い雪の中で戯れる白いワン君を見たいなぁ・・・と思いつつ、残念ながら今年はお誕生日に会員の集合ができませんでした。
 ごめんね、ワン君。暖かくなったら大好きなリンゴをたくさん持って逢いに行きますね。それまでもうちょっと待っていてね。
 その時にはまた、一緒に遊べるといいね。