アンの愛情の言葉 第49回
「笑うべきことを笑い、笑うべきではないことを笑わない。
それを学んだとき、みなさん方は、知恵と思いやりを身につけたのですよ」
モンゴメリ作『アンの愛情』
第37章「一人前の学士たち」から、ジェイムジーナおばさんの台詞
"Anne of the Island" by L.M.Montgomery
9月の『赤毛のアン』ツアー・カナダ東海岸の旅から、帰国しました。
総勢38名のみなさまと、おかげさまで、楽しく、有意義な旅をさせて頂きました。
(集合写真を、お顔が分からないように小さく縮小して、サイトの日記に掲載しました。『アンの愛情』の舞台ノヴァスコシア州ハリファクスです)
さて、今日の言葉は、アンが「パティの家」でともに暮らすジェイムジーナおばさんの台詞です。
笑ってもいいことは、存分に笑って、人生を愉快に楽しもう。
けれど、人の失敗や困難は、決して笑わない……。
それを学んだとき、知恵と思いやりを身につけたのだと、ジェイムジーナおばさんは語ります。
その知恵とは、人づきあいの知恵であり、また自分自身が幸福に生きるための知恵でしょう。
そして人への思いやりも、まわりまわって、あなたの心を豊かにする慈愛だと思います。
ちなみに、ジェイムジーナおばさんは、『赤毛のアン』に出てくるステラ・メイナード(アンのクィーン学院の同級生)のおばさまです。
この茶目っ気のある賢い老婦人が、『アンの愛情』では、独特の良き存在感を示しています。
さながら、『赤毛のアン』におけるミス・ジョセフィーン・バリーのように。
年齢と人生経験を重ねた女性の賢さ、人間的な魅力が、生き生きと描かれている……。
そんなところにも、大人の書物としてのアンシリーズの魅力が、輝いています。
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以下は、お知らせです。
★教育テレビ「3カ月トピック英会話『赤毛のアン』への旅」テキスト10月号
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