アンの愛情の言葉 第45回

「夢がすべて叶(かな)う人は、いないわ。でも、夢を見ることが何もなくなってしまったら、人は死んだも同然よ」 〜アンの言葉

It wouldn't do for us to have all our dreams fulfilled. We would be as good as dead if we had nothing left to dream about.

モンゴメリ作『アンの愛情』 第41章より
"Anne of the Island" by L.M.Montgomery

みなさま、こんにちは。
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今日の言葉は、アンがギルバートに話した台詞です。
アンとギルバートは、2人きりで、さわやかな森の小径を歩きながら、語らっているのです。
このアンの言葉を聞いたギルバートは、前に断られた求婚を、
もう一度、アンに切り出します。
一度はアンに拒絶されて、夢を失いそうになっても、叶うはずはないと思っても、
それでも捨てなかった夢、つまりアンと結婚する夢の話を、彼は切り出します……。

さて、私たちは色々な憧れ、夢を抱(いだ)きます。
こんなことをしてみたい、あんなふうになりたい、こんなふうに生きたい……。
けれど、その夢にむかって努力しても、叶わないことはあります。
とくに相手のあることは、自分だけでは、むずかしいものです。
私も色々な夢を思い描きました。
いくつかは実現しましたが、その一方で、多くのことが叶いませんでした。
子どもを持つ夢も、叶いませんでした。
それでも人は、別の憧れを見つけようとします。
また、そうでなければならないと、思います。

アンが言うように、人は夢破れても、
新しい夢を探して、夢を持ちつづけることが大切なのです。
なぜなら、夢を持つことは、自分の未来を信じること、だからです。
夢を持つことは、未来にはきっと希望があると、信じることです。(次へ)
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