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これは 今年の夏、ゲーテ座で 増根 哲也さん率いる、R.A.P.との
「インド夜想曲」Vol.2 で 発表されたものです。 今回も Vol.1のときと 同様に 私が 朗読をしました。 ただ 今回は さらに この物語の映画と原作を 私なりに 吟味、再考し、 清水 翠が 思う、インド夜想曲にしようと、 シナリオ作成にまで 手を染めてしまいました。 原作を通して読んだのが 3回、(とばし読みは 数知れず。) 映画も 3回、(3倍速では 10回あまり。) しっかり 台詞と色彩を 脳みそに 焼き付けて、 完成まで まる一週間、インドの夜の中に 生きつづけておりました。 (私って こんなに 集中力あったかしら。) おかげで日常生活は、はちゃめちゃ、 私の部屋は、物語の中の キング エドワード病院の 無数のカルテが置かれた部屋と まったく同じ状態になり、 書き散らした原稿の中に 相手にしてもらえない退屈さのあまり、我がなるとは 潜り込み、 「僕、どーこだっ ?」を やりはじめ、 それでも 遊んでもらえなくて 今度は 原稿を 一枚 一枚 噛んで破るという行為にまでおよび、 あげくには おきまりの 非行、夜遊びに走り、最後には ドメスティック バイオレンス・・・ ![]() あれっ ? なんの話 してたんだっけ ? なるとの育児相談 ? かように 苦心惨憺の インド夜想曲、 自分でいうのも なんですが、少しは 翠色に 染まったか? ![]() 完成当初は これを定番にして、来年も 今回と同じものを演ろうということになっていたのですが、 終わってみると また 次のアイデアが 沸々と 湧きあがり、 やっぱり 次回は ちがうこと 演りたくなっちゃって、 じゃあ、私のHPに 残しておこうと 増根さんの了承を得た上で 掲載することになりました。 原作と映画と清水 翠の '思い' の三位一体、(ヒンズーの神様、おこんないでね。) 来年のVol.3 に向けての参考のためにも 読んでみてください。 ほんと、魅力的な 物語です。 インド夜想曲 Vol.2 (この作品は、白水ブックスのアントニオ・タブッキの原作と、 アラン・コルノー監督の映画を元に、清水 翠が 編集脚色したものです。) |
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