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パラサイト・ パラダイス
新世紀の幕開け! と、期待を持って迎えられた 2001年は
あまりにも悲しく、暗い事件によって 塗りつぶされ、
そして、その痛みは今も、私たちの心の奥底で 重さを増しています。
これから 私たちは、どうなっていくのだろう。
地球は どうなっていくのだろう。
昔 読んだ本の中の、「私たち人類というものは、地球という 生命体が抱え込んだ
突然変異的な病気・・・たとえば ガンみたいなものである。」
というくだりで、ガーン!(あっ)となったことがありますが、
ほんとに このままいくと、エネルギーを使い果たし、自然を破壊し、
地球を絶命させてしまうのではないかしら。
そしたら みんな どうするの?
したたかに、次なる 新たな 獲物(星)を見つけて旅立つの?
それもあり っていう気もしますが・・・
そもそも、自然破壊っていうけど、自然ってよく考えたら
生命体の集まりでも あるんですもんね。
プランクトンや、ミジンコや、あじ、まぐろ、トラや、キタキツネ、ほたる、かぶと虫、
ビフィズス菌、善玉コレステロール(ありゃ?)、 なんとかウィルス、
ブルース・ウィリス、私、なると、小泉さん、ガラパゴス諸島、東京、フジヤマ、野毛山、
キャベツ、ぺんぺん草、回虫、ぎょう虫、サナダ虫・・・
(ああ、なんと 私のイメージの 貧困なこと。もっときれいに せまりたかった・・・)
地球って、太陽の光と、オゾンと、大いなる海に 守られた、
それはそれは たくさんの 生命体の集まりなんでしょ?
自然破壊とは、それらの生命を 何らかの 意志的な力で奪うか、
もしくは 弱らせることではないかしら。
戦争なんて その 最たるもんでしょ。
生命が 生命を 踏み越えて生きていくという鉄則は、わかるような気はしますが、
どこかで ふりだしにもどって、円になって循環していくというのも、
自然界のルールじゃなかったっけ。
今の人間は、破滅に向かって直進してる気がする。
どうしたらいいんだろう?
このまま、突き進んでいく エネルギーは すごいけど、
ちょっとだけ、ブレーキが かけられたら 軌道修正できるかもしれない。
新しい道を見つけだすための、つかのまの あそびが 欲しい。
みなさん! 破壊はせいぜい 庭のぺんぺん草を刈るくらいにして、
ガン細胞でいるのはやめ、みんなで サナダ先生になって
おだやかに 地球と共生しません?

掲示板より------------------------------------------------------------------------
ライヴを楽しむのは僕にとって…
投稿者:KojiHoshina
投稿日: 9月12日(水)02時35分25秒
今日ドルフィーで、高田ひろ子さんのカルテットを楽しんできました。
素晴らしかった、心が最高に気持ち良くって
ぐぐっと“上”にモッテイカレました…
もしもこの世に“瞬間幸せ者ランキング”なる物があるなら
僕はおそらく今日のあの時間も、世界ランキング上位100ぐらいには
入っていたのではないでしょうか?
素晴らしいライヴの後にはしばしば感じることなのですが
“生きていて良かった…”そう、“生きていて良かった!!”
家に帰ってきてからテレビをつけてみれば、くだんのテロのニュース…
いきなり非現実的な現実の映像が流れていました。
もしかしてあの幾千幾万の犠牲者の一人になっていたのは
僕だったかもしれない。そしてどんな瞬間にも死の可能性はあるのですね…
だからこそその時が来るまで“生きていて良かった!!”と思える程の
感動を積み重ねていこうと想っています。
犠牲者の方々の事を考えると痛ましく感じつつも不思議な時間を過ごしています…
翠さんが歌っていた訳でもないのに投稿しちまいました…
------------------------------------------------いつものように、お返事おくれがちの私ですが。
投稿者:地球観測衛星みどり
投稿日: 9月20日(木)18時36分12秒
dear Hoshina
アメリカのテロ事件から、9日たちました。
話題にもしたくないほどのショックで、相当落ち込んでます。
あの日、ドルフィーでの高田さんのカルテットが とてもよかっただけに、あま
りにも 落差が激しかった。
あの きれいな青空の下、ゆっくりと銀色の旅客機が 貿易センタービルの中に
吸い込まれて、ビルもろとも大破していく様子は、いつか見た悪い夢のようで
現実感がありません。
音のない映像は不思議に非現実的です。
それを、私たちは風呂上がりに バスタオルで髪を乾かしながら、見たりしている。
テレビって怖いと思う。
あれは、全く現実に起こっていることで、麻痺しそうな感覚にむち打って、考
えれば考えるほど 胸の悪くなるようなあまりの痛ましさに、吐きそうになって
しまう。
でも、それでも 私の想像力は、ほとんどカバーできていないのでしょう。
乗客や、貿易センタービルの中の人達は、何の必然性もなく、たまたま この惨
事に巻き込まれただけであって、さらには 操縦桿を握っていたテロリストと
1対1で、どこかで偶然 出会っていたら、何となく気があっちゃって 友人同士
になっていたかもしれないのです。
そして テロに対する言葉は 報復なのですか・・・?
また今までの繰り返し?
きついなあ・・・・。
古くから、色んなミュージッシャンが 歌ってきたこと、ジョンレノンが、ステ
ィングが・・・・。
私も、彼らの歌を 彼らと同じ気持ちで歌ってきたつもりです。
おそらくは、何千何万の 音楽家たちも、同じように。
でも、それこそ非現実的な夢なの?
わからない、わからない、わからない。
「目を閉じて、もう一度、目を開けたら、ツィンタワーが元通りに なっていれ
ばいいのに。」
テレビのインタビューに答えた人の気持ちが 痛いほどよくわかる。
スピルバーグの「東8番街の奇跡」の中の、何もかも元通りにしてくれる
宇宙人が来てくれるといいと思ってしまう。
ああ、やっぱり夢か・・・・。
P.S
うさぎmiuさま
出腹カメさんは、東北に逃避なさって 帰ってこられたのでしょうか。
我々も、二人っきりで月にでも逃避して アポロ(何号だっけ)が立てた星条旗
をボーッと見てようか。
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♪あきらめないで歌うことだけは・・・
投稿者:うさぎmiu
投稿日: 9月20日(木)20時08分55秒
翠の小鳥さま
ほんとに恐ろしい出来事でした
事件から数日後に高校時代の友人から短い英文のメールが届きました
「自分は幸い生きているが、会社はなくなってしまった」という無事の知らせでした
WTCで働いていたらしく・・・たまたま遅れて出勤したため難を免れたとのことでした
夫婦とも高校のクラスメイトで、今は親子3人でNY暮らし
また、やはり高校時代の女友達は現在アメリカ留学中で、事件の際は一時帰国中でしたが
今週ワシントンに向けて旅立ったはずです
こんな時でも、やはり行くのだなぁと思いました・・・強い子なのです・・・
でも、世界中どこにいたって、いつどんな事件事故に巻き込まれるかわからないのですから
自分の道は、何があっても貫く姿勢をもっていたいと思います
少なくとも、気持ちで負けてしまわないように
うさぎmiuは体力がないので、いつだって気力がすべてなのですが
それにしても、あまりのことに、ほんとうに言葉を失います・・・
我が家にはTVがないので、悲惨な現場の生々しい映像、動く映像を、まったく見ていません
ヤフーの画面と新聞写真のみ
それだけでも、わたしには十分すぎるほどです
現実感のないまま繰り返し映像を見ること、麻痺してしまう感覚・・・恐ろしいことだと思います
湾岸戦争や阪神大震災の時も思いました
どう頑張っても、所詮は傍観者の域を抜け出すことが難しいという現状の中で(それが事実ですし)
映像だけ見て、怯え、震え、嘆いて、意欲や気力を失ってしまいそうですけれど・・・
実際に事態に直面している人たちは、悲しんだり嘆いたりする暇などなく
私たちより遙かにたくましく、日々しっかりと現実に立ち向かっているのでしょう
きっと、そうせざるを得ないでしょうし
あんなことをしては絶対にいけない!
あたりまえです
でも、だからと言って、さらに罪のない人々のいのちを奪うような愚行は、絶対にいけない!
あたりまえです
でもアメリカは動いているし、日本だって動いている
なし崩し的に動いている
テロリストたちや、やみくもに報復を叫んで突き進もうとする人たちは、きっと
本物の音楽や本物の文学や本物の芸術に触れたことがないに違いありません
ひととひととの親しみある交流、こころが通じ合うことのよろこびを感じたことがないに違いありません
こんなとき、自分はどうしたらいいのでしょう、一体なにができるのでしょう・・・
自分にできることは、よくわかりませんが、でも、翠さんにできることなら、わかります
もっともっと歌って歌って、私たちを勇気づけてくれるのが、翠さんの仕事
ひとりのひとを、その歌で、プライベートなくらやみから救い出すことができる翠さんですから
それは、ひとりから始まって、ふたり、さんにん、たくさんのひとに、かならず拡がっていきます
すぐれた児童文学作品(クマのプーさん・長くつ下のピッピ・ちいさいおうち・・・etc)は
どれも、著者が愛する我が子のために、プライベートに語ってきかせた特別な物語です
愛情をもって大切につくられた物語には、時を超え、場所を越え、
世界中の子どもたちを楽しませ、勇気づける、普遍的なちからがあるのです
Waltz for Debby だって、姪っ子のためにつくられた、個人的で特別な曲・・・
特定の誰かのためにつくられた作品は、それだけ深い思いが込められていますから
その誰かだけでなく、大勢の人のこころを動かすだけのちからをもつのだと思います
世界に向けて発信するのは難しいことのように感じられますが・・・
目の前にいる誰かのために歌うことが、世界中の人たちのために歌うことになるんです!
ああ、なんだか、こんなところで大演説をぶってしまいました・・・
とっても個人的な未熟な気持ちをぶちまけてしまいましたので、
言葉足らず・意味不明なところは、どうか大目に見てくださいませ
では改めて、翠の小鳥さま
一緒に月へ参りましょう
月から地球を眺めながら、好きな歌を歌いましょう
地球はあおくてまるくてきれいな星なんですよね
うさぎmiuは、歌うことが好きです
いつも、ひとりで、いろんな歌を歌っています
音痴で、喉が弱いから、声はぜんぜん出ませんけど
Liveのとき、みんなで歌うっていうのも、たまには楽しそうですね?!
(題名は『夏の終わり』byオフコースの歌詞より)
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