もう一方の位置は、絞りを開放にしてレンズ装着マークを合わせて、レンズをカメラに差し込み(回しちゃだめ!差し込むだけ)、ボディ側の露出計連動レバーより2〜3mm程度離れた位置とします。要は露出計連動レバーをいちいち起こさなくても、絞りがどの位置にあっても、レンズが装着できる様にするためです。 |
次いで、「切り欠き」の深さの決定です。レンズをカメラに装着した状態で、絞りリングの後端からカメラ側マウント面までの寸法(B)をノギスで測ります。次に、レンズ外し、露出計連動レバーをセットした状態でマウント面から露出計連動レバーの先端までの長さ(A)を測ります。
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マーキングが終わったら、錐などを使って、「切り欠き」部分と、逆向きにした「カニの爪」の位置を罫書きしておきます。 |
なお、曲面に罫書きをする場合、普通の直定規ではうまくできません。こんな時には使用済みのテレホンカードを適度な幅に切って、フレキシブル直定規とするのもアイデアの一つです。 |