大阪音楽大学音楽学部声楽科卒業。故浅野磁仁、浦山弘三の各氏に師事。卒業後古楽に興味を持ち、発声法を鈴木環氏師事すると同時に、1985年より数回渡欧し、E・カークビー、J・キャッシュ、E・タブ等の指導を受ける。第2回山梨コンクール入賞。1985-1995年バッハ・コレギウム・ジャパンに所属し、ソリストとしても出演した。現在、ルネッサンス、バロック時代の音楽を中心に、フリーの演奏家として活躍している。

桐朋女子高校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部卒業。ヴァイオリンを石井志都子氏に師事。在学中よりヴィオラ及び古楽演奏に興味を持ち、'83〜'84年アメリカ・ロスアンジェルスに留学、ヴィオラを故ミルトン・トーマス氏に師事。第21回民音室内楽コンクール齋藤秀雄賞受賞。'87〜'89年オランダでルーシー・ファン・ダール氏にバロックヴァイオリン及びバロックヴィオラを学び、ヨーロッパ各地での演奏会・レコーディングに参加。

上野学園大学音楽学部器楽学科、及びオランダのデン・ハーグ王立音楽院卒業。ヴィオラ・ダ・ガンバを故大橋敏成、W・クイケンの各氏に師事。室内楽をクイケン兄弟、W・ハウウェ他の各氏に師事。留学中、アフェッティ・ムジカーリ、ア・チェスト・オヴ・ヴァイオルズのメンバーとして欧州各地でコンサート、ラジオ出演等の活動を行う。1990年帰国後は、ソロ、通奏低音奏者として活躍している。

東京芸術大学器楽科チェンバロ専攻卒業。オランダのユトレヒト音楽院に留学し、1999年にディプロマを取得。チェンバロを鈴木雅明、シーベ・ヘンストラ、ピエール・アンタイ、通奏低音を多田逸郎、小島芳子の各氏に師事。1998年ブルジュ国際古楽コンクール、セミファイナリスト受賞。2000年青山音楽賞受賞。現在は日本、オランダ、スイスなどで演奏活動を行い、通奏低音奏者としても活躍している。