
パルスドップラーテクノロジーにより配管内の流れのパターンを直接測定するので電磁流量計のような長い直管部が必要なく 設置場所を選びません
センサー交換時にも不断水で作業が行えメンテナンス時の手間・コストを減らせます。
流速測定ビームを角度を変えて4方向出しています。
流速を同時に4方向に広がりを持って測定するため、単純な距離別測定でなく、管内における流速分布をプロファイルして流速を測定します。
4方向のビームそれぞれで25測定カラムの流速を測定します。
さらにこの測定を1測定ごとに最大100回ずつ行います。
合計 最大10,000の測定データが得られそれをもとに流速プロファイルを作成します。
そのためある程度、流れに乱れが残るところでも、高精度測定を行えます。
電磁流量計のように大工事が必要ないので電磁流量計の交換時に最適です。
今まで流量計測でず、揚水ポンプ稼働時間で下水流量を推測していた下水ポンプ場に最適な満管流量計です。直管部が取れない、スペースがない既存のポンプ場に設置できます。
測定方法の動画表示
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測定対象 |
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下水道流入水、1次処理水 等 |
測定項目 |
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各測定カラムごとの流速 、平均流速、管内流速パターン
流量 |
内蔵流量変換式 |
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距離別に流速を測定し、そのデータから流速パターンを計算し、その流速パターンから直接流量を算出
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本体設置場所 |

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腐食対策をしており、また、コントローラは防水構造のため陸上であれば設置場所は選びません。 |
外部出力信号 |
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4-20mA他 |
対応管径 |
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400mm〜2,700mmまで |
特長 |
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スペースのとれない現場、直管部が少ない現場に設置可能 |
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配管のバルブ部などに直接的に取り付けられます。
センサー部は、ガードの内側を移動するので管壁の厚みに関係なく、測定に必要なところにセンサーを設置することができます。
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不断水でメンテナンス
バルブ付きのTap経由で取り付けるため、センサーを引き抜いた後にバルブを閉めることによりセンサー部を簡単に取り外しができます。
そのためメンテナンス・交換等の作業が簡単に行えます。
設置時には、既存のタップを使用する以外に、管路に穴を開けた後、外部からタップ部を固定するオプションを使用すると比較的簡単に設置が行えます
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距離別の流速測定
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4方向に出力された流速測定ビームは距離別にそれぞれのカラムごとの流速を測定します。
4方向ニ測定された流速は、流れの上流方向のビームはプラス流速/ 流れの下流方向のビームはマイナス流速として検出され流速プロファイルに計算されます。
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4ビームにより測定した各測定カラムのデータから左のような配管内の流速プロファイルを作成します。
このプロファイルデータから流速を求め、流量を計算します。 |
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