48-2:長崎県 平戸市 生月大魚藍観音  



所在地:長崎県平戸市生月町山田免570

取材時期:2010年5月

ジャンル:お祈り系

珍スポ度:☆☆☆(☆五個が最高得点)
む・無謀だった。同僚の披露宴が前日の土曜に執り行われ、せっかく九州まで来たので、ということで当日の日曜は珍スポ取材、しかもできるだけ遠くに、と欲張ったのが間違いだった。披露宴自体は19時前に無事に終了したが、それから会社メンバーで博多の夜を満喫しまくったのが第一の敗因。朝飛び起きて博多発佐世保行きの特急「みどり」に飛び乗ったのが朝8時半前。列車のなかで、生月(いきつき、と読む)島への行き方をアドエスで調査。佐世保からは半急行バスで平戸桟橋まで行き、さらにバスを乗り換え生月の舘浦(たちうら)漁協まで行くと魚藍観音さんに会える。しかし、福岡空港19時15分発羽田行きに間に合わせるためには、舘浦漁協滞在時間は長くて20分。この間に取材できるのか?まあ、何とかなる、と佐世保駅前から西肥バスに・・。

何とか生月大橋を抜け生月島上陸!舘浦漁港バス停が近づくと、おぉっ!バスの正面の小高い丘に巨大観音様がぁ!やっぱ晴れた日は巨大仏を見に、ですよね〜などと言いながらバスを降りる。バス停から歩いて5分と書いてあったので、周りを見渡すと正面に小高い丘が。あれに違いないとまずダッシュ。きっつい階段を駆け登るとそこは普通の神社だった。「こ・ここではない」そういえば階段の一番下に鳥居があったではないか!魚藍「観音」様がいらっしゃる寺に鳥居があるわけねーだろ、冷静になれ、自分、と言い聞かせ時計を見るとすでに0時55分。帰りのバスは1時8分だ。

  

また階段を駆け下り、近くいたおばちゃんに「観音様はどこですか?」。「農協の先を左に折れてまっすぐ」と教えてもらい、その方面に急ぐ。農協の角を曲がるとさっき見えた観音様のお姿がぬっと現れた。やった、発見と観音様の元へ、これまたダッシュ!お寺らしき入り口を見つけ、また坂を駆け上るとそこはお墓で行き止まり。どんどん時間が無くなる。元の道にもどりさらに奥に行くとやっと標識を発見。もうすでにヘロヘロ状態。それでも、まずはお賽銭を入れ、健康祈願と交通安全をお祈りし、数枚写真を撮る。観音様台座右手に「胎内巡り」の文字が・・。しまった、胎内巡りなどやっている時間は無い!と思いながらも台座内部へ。寺務所があり、その奥が胎内堂になっているようだ。本当に時間が押していたので、寺務所で観音キーホルダー(ペナントは無かった)を購入し、ダッシュでバス停に引き返す。

  

タッチの差でバスに間に合った。ふう〜ぅ。来た道をそのまま引き返し博多駅には6時丁度に到着。トマト大福(如水庵)と辛子明太を買って空港に・・。殆ど丸一交通機関の中で過ごしたことになる。それでも、日本最西端にある巨大仏(観音)様に会えたので、よしとしよう。平戸桟橋のバスターミナル前にある近藤商店で平戸大橋ペナントもゲット出来たしね。


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