46-2:栃木県 鹿沼市 アウカナ仏 



所在地: 栃木県鹿沼市末広町1170

取材時期:2009年7月

ジャンル:おいのり系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)

晴れた日・・ではなかったが、久しぶりに巨大仏を拝みたくなってきた。それでは、ということで東北道を北関東は宇都宮方面にバイクを向けた。まずは鹿沼ICで高速を降り、市街地に向かう。鹿沼市街中心部の清林寺(せいりんじ)にそれはある、と調査していたが、その肝心の清林寺が見つからない。こういうときは地元の人に聞くのが一番なので、鹿沼銀座商店街にいたおじさんに聞いてみると、すぐ近くと言う。教えられたとおりに単車を進めると、すぐに清林寺に到着。

  

いらっしゃいました、これまで国内で見てきた巨大仏とはちょっと違うテイスト。それはスリランカの仏像から型をとった「アウカナ仏」というホトケ様である。大きさ的には大したことはないが、やはり注目はそのお顔と腕の形。空手チョップというかスペシウム光線というか、正面に立つとやっつけられそうな雰囲気もあり、こちらも身構えてしまう。でも足下にある解説版を読むと、あのポーズは世界のみなさんに幸せを送るカタチなのだそうだ。

  

まずはきちんとお詣りをすませ、取材開始。アウカナ仏の足下にいらっしゃる魚をうれしそうに抱える恵比寿様と大黒様も見逃せない。その横に座禅を組んでいるホトケ様もアジアンテイスト満載である。よく見るとこのホトケ様の鼻の頭に毛虫が・・・。ううっ、見ているだけでくしゃみが出そう!さらに墓地の方に目を向けると、蓮の台座に乗った仏像もある。これもちょっと浮いた感じがあるのであった。

メインのアウカナ仏だけではなく、他の仏像群も細かいチェックが必要なお寺であったのだ。しかし、ヴァイオリン教授もありとは実に多才な・・。


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