32-9:京都 美空ひばり館

所在地:京都府京都市右京区嵯峨野天竜寺芒ノ馬場町3-25

取材時期:2006年4月

ジャンル:展示系

珍スポ度:☆☆(☆五個が最高得点)

コメント:
嵐山土産物屋街のペナント調査は完全に不発に終わった。京都の有名観光地にはもうペナントは存在しないのかもしれない。そんな中、メインストリートでも、最も派手でゴージャスな建物である「美空ひばり館」、しっかり取材させてもらいました。

まず入口ロビー。間違えやすいのは出口の階段側に入ってしまうこと。実際の入口は正面右手の受付カウンターである。さて、そのロビーも豪華絢爛、素晴らしい空間を演出している。入館料も1600円と半端じゃない。受付カウンターで料金を支払い、いざ突撃!と思いきや、館内全面撮影禁止となっている。うーん、サブちゃん記念館も加山雄三記念館も一部を除いて撮影OKだったのに・・。仕方ない、しっかりと観てこよう、とエスカレータを登る。

美空ひばり、本名加藤和枝さんの芸能生活の始まりから終わりまで、これでもかっ、という展示の数々。幼少時のスチール写真(そんな子供頃からすでにスタアだったんですね)、出演した映画の名場面が壁一面を埋め尽くすモニターで楽しめるコーナーやお約束のゴールドディスク展示などもあったかな?ニカは特にひばりさんのファンではないが、親父が好きで良く聞いていたな〜などと思い出すのだ。年末の紅白にも必ず出ていたし・・。

さらに進むと、やはりありました絵画作品ブース。どうして有名な芸能人、特に歌手は絵も上手に描けるのだろう?不思議だ・・。まあ、ひばりさんの絵はスゴウマ、というほどではないが個性が光る作品が多い。さらに進むと晩年のステージで実際に身につけていた衣装の展示スペースだ。まあステージ衣装ということで「派手ですね〜」といったものが多いのは仕方ないでしょう。ステージの場面も大型スクリーンで流されているので、当時そのステージを観た人には感激ものでしょうね。一番気になったのが「遅かった国民栄誉賞」として、亡くなったその日に授与された国民栄誉賞なのだそうだが、その授与した総理大臣があの宇野総理なのだ。うーむ、ある意味非常に珍な賞状である。

出口の先は、これまたお約束の土産物フロアである。映画のDVDやCDはもちろん、衣装のレプリカ(あったような?)や、ひばり煎餅(これは無かったか?)まで、多彩な品揃え。うーん、ひばりペナントでもあれば絶対買ったのに。

写真:
  

リンク等:

取材記録32に戻る |  にかのページメイン | ニカ家のページへ