新居浜の外壁塗装 あなたの街のペンキ屋さん【岡塗装】

愛媛県新居浜のペンキ屋岡塗装。地域密着をモットーに、外壁塗装、建築塗装を行います。塗装の事ならお任せ下さい!

たま〜にコラム。 vol.2 馬鹿な職人。

daihyou



先日、改装現場でおおよそ還暦を迎えているだろう左官職人さんと一緒に工事をしました。

無口で神経質。これがその職人さんの第一印象でした。。
手は日に焼け、モルタルのアルカリに焼け、黒くてシミがあり皮手のよう。顔も歴史を感じさせるものです。

『お〜い、ペンキのお兄ちゃん。一服しよやぁ〜。』
二人きりで休憩に入り、少し話している中で

『わしら昔の職人は馬鹿じゃけんのぅ、でっちの頃はみんなでモルタルのペン下を顔映るまでしよったわや』
ペン下とは塗装下地用モルタルのことで仕上げ鏝を何度も入れることで艶が出るまでつるつるにできる。
ん?ん〜ん???馬鹿じゃない馬鹿じゃない!!
これこそが職人の正しい姿ではないか! 決して現場ではそろばんを弾かず、施主はおろか同僚に対するプライドが高い!!
こんな人が腕が悪いわけがない!・・・・・・やはりいい腕してましたよ。
職人の真髄は仕事に向き合い、ある種自己満足まで品質を高める。ではないでしょうか・・・。

たま〜にコラム。vol.1 塗装職人とお医者さん。よく似た商売かも?

daihyou



『早期発見・早期治療』・・早めの診断・修理で経済的な改修
『セカンドオピニオン』・・相見積もりによる適正価格・適正診断の判断
『インフォームドコンセント』・・診断結果を説明しご納得いただき施工に移る
などなど、、、、。

ね、何となく似てるでしょ?
それから,
高耐久塗料・高耐候性・超低汚染・・・・・。
かなり長い間持つ塗料があることは事実です。でも10年以上大切なお家を放ってくことが良いこととは私は思えません。人間ドックならぬ

『お家ドック』。10年程度サイクルで点検・修理することが長い目で見てローコストなお家の維持管理だと思います。
塗膜(塗装の膜)はお家の代わりに様々な外的ダメージと戦っています。傷んだ塗膜を見たときに
『もし塗膜かなかったらこのダメージはお家が受けている・・。』ということになりますよね。

やはり塗装は必要ですし、この仕事をさせていただいてることにも感謝です。^^