13 食器洗い機・ビルトインオーブンって便利?
Q:キッチンのプランを考える時、組み込み式の食器洗い機やオーブンレンジはつけておいたほうが良いですか?
洗濯機の組み込みもできる
システムキッチンには色々な機能を組み込むことができます。現在一般的に組み込むものと言えば、食器洗い機とガスや電気のオーブンレンジなどでしょう。またドラム式洗濯機などを組み込むこともできます。
食器洗い乾燥機
各メーカーから色々なタイプのものが出ています。キッチンカウンターの上に設置する「置き型」や、キッチンセットの中に組み込んでしまう「ビルトイン」と呼ばれるものがあります。
ビルトインの場合、多くはキッチンのカウンター下に取り付けします。中にはシンク脇に胸の高さに取り付けられるタイプのものもあります。 どちらにつけるかは、キッチンの長さ、収納量などによってお好みで良いと思いますが、カウンター下につけるものの場合、蓋の開閉方法が色々ありますので、実際にショールームに行って確認されることをお勧めします。
蓋の開閉方法には前に倒して開く前面扉タイプ、引き出しのように引き出す引き出しタイプなどがありますが、どれも一長一短でメーカー側も苦労しているようです。
これらについては自分の目で見て、毎日の暮らしに合ったものを選ぶようにすると良いでしょう。ショールームで実際にお皿を出し入れしてみると使い勝手が良くわかります。
ただ食器洗い機を取り付けても全然使ってないという方も居らっしゃいます。 使ってない方が良く上げられる理由には、今までは食器洗い機無しで生活してたわけですから、「無くても不便を感じない」「下洗いをしなければ焦げや乾いた米粒は取れない」「少人数だと手で洗ったほうが早い」「電気代や水道代が増えるのではないかと心配」・・・などがあります。
このような新しい製品は、使い慣れれば非常に便利なものなのです。しかし食器洗い機の有る暮らし方に慣れるまでに少し時間がかかる場合も有るようです。
またどこのメーカーでも手洗いとの経費の比較をしていますが、流し洗いをするよりも食器洗い機を使ったほうが経費は安く済むとしています。(資料は各メーカーより)
食器洗い機の大きさですが、4〜5人分と明記してあっても、それはカタログの写真のようにきれいに並べた場合です。実際の暮らしの中では色々な大きさや形の食器を使いますし、なかなかカタログのようにはきれいには並べられません。
家族の人数よりも一回り大きなものを設置しないと全部洗い切れないということが良くありますので注意して下さい。
また食器の中にも漆や金縁のものなど、食器洗い機では洗えないものもあります。 洗い上がりの時間にも各メーカーにかなりばらつきがあります。早く洗いあげたい方は特急コースのような機能がついているものを選びましょう。
また洗剤は専用洗剤を使用します。普通のスーパーで売っていますので、入手に手間がかかるというようなことは無くなりました。
All Aboutのリフォームコラムで、実際に使ってみて洗い上がりをチェック! 上手く洗えた物・洗えなかった物を写真付きでレポートしましたので、あわせてご覧下さい。
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