遠隔地へのRadarBox設置
自宅がマンションや、周囲を家で囲まれた受信状況の悪いところでは、野外での受信を楽しむことが中心になるかと思います。
もしアンテナを立地条件の良い場所に設置し、インターネット越しに接続することができればと考える方もいるかと思います。
ネットワークでは、外の人が受信した5分遅れのデータを共有することも可能ですが、受信したい地域に、ユーザーが、
いない場合、または、あくまでもリアルタイムの航空機位置を受信したい場合の方法として、USBサーバを利用する方法があります。
USBサーバは、LAN経由で、遠隔のUSBハブを、あたかもPCと直接接続しているように利用できるものです。
USBディスク用や、プリンター用は、比較的手に入りやすい価格で販売されています。
しかしながら、RadarBOXと接続する場合の注意点は、isochronous モードをサポートしている機器を選択する必要があります。
Isochronous モードをサポートしている代表機器は、『UBox® 2100』です。
(参考URL http://www.lantronix.jp/products/ubox2100.shtml )
ただ、結構価格が高いのと、実際設定するとなると、ルーターの設定が面倒なのと、固定IPアドレスで無い場合は、
ダイナミックDNSなどの設定が必要になるかと思われるため、まだ試していません。
2010年?ごろから発売開始のWN-G300DRシリーズに搭載されているnet.USB機能をLAN接続で、テストしたところ、正常に受信することができました。
短時間でのテストだけなので、まだ十分な確認ではありませんが、使えそうです。
(直接関係しませんが、この機器はWebカメラをサポートしていません。)
isochronous モードをサポートしている機器としては、ETG-DS/US-HS及び、ETG-DS/USが1万円以下で入手できるようになりました。
この機器は、ぜひテストしてみたいと密かに考えています。