Garmin用地図の種類、入手方法

 (2022年2月情報)

Garminを購入すると、地図データが予め入ってはいるのですが、実用価値は無いに等しいため、地図を別途導入する必要があります。

GPSの使い方として、事前に設定したルートを歩くだけであれば地図は不要です。ただし、現地でルートを変更したい場合や、山の位置や方向、地形の確認や山道からどれ位離れているのか確認するためには地図が必要となります。

理想は25千分1地形図で10m間隔の等高線がありものですが、どうしても価格が高くなります。実際現地でそこまで詳細にGPSで等高線を確認しているかというと、基本はルートから外れているかどうか位しか気にしていません。

有償地図は色々あります。WEBで調べますと

Garmin販売 日本登山地形図(TOPO10MPlus V6) microSD版 価格税別17,000円 税込18,360円 Garminは日本語版しか使えない可能性大。

UUD製作所社 GARMIN GPS用 日本全国デジタル道路ナビ+10m等高線付 V5.0 [メモリーカード版]   19,800円→ 11,880(20222)

Idonnap(いどんなっぷ氏)GARMIN用 日本地図【全国+等高線10図郭セット】ルート検索可能 4,800 円 ヤフーオークション等

株式会社ジョイフルログ社販売 (GPSとのセット販売 詳細不明)

 

GPS本体と地図を合わせると高価なものになってしまいます。

下記は、20m等高線が付いたフリーOSM(Open Street Map)の地図をeTrex30で検証したものです。

http://tmz.skr.jp/data/gmap.html

等高線データはSRTM(NASA)のデータが利用されており、精度は国土地理院の地図と比べると見劣りします。

4442 4472

6300 6275 

左がOSM、右がTKA Planet社製GarminGPS用 日本地形図25000 (2012年購入で廃盤)

 

下記は、10m等高線が付いたGarmin GPS向け地形図(無料)のeTrex30での検証です。

https://www.suke-blog.com/garmin-custom-map/

 

国土地理院が公開しているデジタル標高モデルを利用したGarmin向け個人で作成された地形図ですが登山道も記載されており、また山の影が入っているので大変見やすい地図です。

 

ズームアウトしても大変見やすく、また市街地でも詳細な道路が記載されています。

 

(地図のまとめ)

無償地図は細かい所では有償地図には及びませんが、使い方によっては道迷い防止として十分効果が期待できます。特に破線で登山ルートが記載されているところが素晴らしく、現地で急遽ルートを変更したいがルート情報をアップしていなかった場合には大変ありがたい情報です。

高価な地図を無理して購入するよりは十分使える無償情報です。(ただし自己責任での利用となります。)

 

追加情報:OSMが使えないケースもあるようです。https://osm-for-garmin.org/cannot-authenticate-maps/

 

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