奈良県奈良市柳生

 2002年9月16日(日)朝8:00に出発.。というのは昨日の夜、友人のI君から「明日柳生へ水晶を採りに行かないか」と突然の電話。二つ返事で「行く!」。というわけで友人のI君と柳生へ行くことになったのです。いつも遅れてくるI君のためにゆっくりの10:00に笠置のドライブインで待ち合わせという事で、寝屋川から私市を通り、新しく出来た磐船神社のトンネルをくぐって163号線に出て木津から笠置へ。なんと9:00に着いてしまった。えらいこっちゃ!!このままでは、I君を1時間以上も待たなアカン。そうそう、学生のときに行った和束川の桜石を思い出し、見に行きました。しかし、場所がわからず結局ドライブインでI君を待つことになってしまった。・・・かなしい。ところがいつも遅刻をするI君が何を勘違いしたのか早く着いてしまったとかで(何か不吉なことが起こらなければいいが)、昔バラ輝石を採った近くのマンガン鉱山を見てきたとのこと。今日は遅刻しなかったぞと10時ちょうどに鼻を膨らまして現れました。こんなことなら9:00集合にしとけばよかった。車を一台ドライブインに置いていざ出発。昨年、生徒達とバーベキューや釣りをしたなつかしい笠置橋を渡り、細い4号線を南下して地図を頼りに大柳生のほうへ行くはずがなぜか布目ダムのほうへ行ってしまいUターン。地図は見慣れているのに、東と西を間違えるなんていよいよかとチラッと思いながら口では「わかりにくい地図やなぁ」。それでも目的地に何とか無事に到着しました。しかしその場所は人の家の敷地内で、その人の裏山のような所です。丁度、人がいたのでお願いすると快く車を庭に停めさせてもらい水晶の話も少し聞けました。用意をして出発。すぐに小さな砂防ダムがあり沢に沿ってどんどん登っていきます。急な登りになり足元が小さな石のズリになったらその中から小さいけれども透明な水晶が拾えるようになります。上には小さな崖がありその崖に水晶のガマを掘った跡が何箇所もありました。この日も小さなガマが見つかりました。

山への入り口。左のほうへ登っていくとすぐに小さな砂防ダムがある。
ズリ。急なので多人数は危険です。ゆっくり腰を落ち着けて拾うと良いと思います。
赤い矢印が水晶のガマです。茶色い粘土で充填されていて水晶はほとんど見えません。この粘土がなかなか取れませんが水晶自体は透明なきれいなものです。


ズリで拾った水晶 大きなもので3〜4cmです。


ガマから取り出した水晶


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