ピンホールカメラの作り方 その1

使った部品や道具の一覧です。
@フイルムの取替えができるインスタントカメラ
Aピンホールを作るためのアルミ缶
Bアルミ缶を切るはさみ
Cピンホールをあけるマチ針と小さなかなづち
Dピンホールをあけた時のバリを取る水ペーパー#1000
Eピンホールのアルミを黒く塗る黒マジック
Fピンホールを本体に貼る瞬間接着剤
Gインスタントカメラを分解するための小さな+ドライバー
Hシャッターの替わりになる黒いガムテープ
このような状態でカメラ店で売っていました。
「880円+税」と言う信じられない安さです。これならレンズをはずすだけで35mmフィルムが何回でも使えるのでお勧めです。ピンホールカメラで難しいのはフィルムの巻き取りですがこのカメラならそのまま何回でも使えます。(インスタントカメラでも試作しましたがフィルムが交換できないので一回きりしか使えません。しかもフラッシュ付で電池がはずせないので作業中に電撃を喰らって何回も死にそうになりました。すぐあきらめました。)
ケースから出したカメラ。
裏蓋を開けた状態です。
ねじを4箇所はずすと前のグリーンのカバーが外れます。
前のグリーンのカバーをはずした状態。
レンズの周りの3個のねじをはずすとシャッターと前のレンズセットが外れます。
2個のレンズを小さな金づちと小さな+ドライバーでたたいてはずします。
本体の方のレンズをはずした状態です。真中の白い所にレンズがありました。
シャッターとレンズセットのレンズをはずした状態です。真中のやや大きな穴がレンズのあった所です。周りの3個の穴はねじ穴です。
いよいよピンホールを作ります。できるだけ薄いアルミ缶を用意します。
アルミ缶をはさみで切って平らにします。そしてマチ針と小さな金づちで直径0.3mm(針のとんがっている所の半分ぐらいが突き刺さるぐらいです。)の真ん丸い穴をあけます。そして#1000の水ペーパーでバリをなくします。穴がふさがったらもう一度針を穴に入れて、そおっと回して0.3mmの穴にします。最後に黒のマジックで黒く塗りつぶして出来上がりです。
レンズのあった所にピンホールを瞬間接着剤でくっつけます。穴が真中にくるようにくっつけます。写真は少し左によってしまいました。
裏からピンホールを見たところです。
前の3個のねじでシャッターと前のレンズセットをとめたところです。
裏の4個のねじでグリーンのカバーをもとのようにした所です。これで出来上がりです。
シャッターは使わないのでシャッターの代わりに黒いガムテープを切って使います。
黒いガムテープを貼ってフィルムを入れると撮影ができます。本来あるシャッターはフィルムを巻くだけの役割をします。
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