最終更新日: 2007年05月09日

水天宮 (すいてんぐう)



・ 住所

〒830-0025 福岡県久留米市瀬下町265番地
電話  0942-32-3207 / FAX 0942-32-3171

・ 交通

JR鹿児島本線 久留米駅より徒歩約10分

・ 創建

・ 御祭神

天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
安徳天皇(あんとくてんのう)
高倉平中宮(たかくらたいらのちゅうぐう)
二位の尼(にいのあま)

・ 御利益

子供の守護神、 安産

・ 社格

旧・県社
別表神社

・ 説明

 寿永四年(1185)、三月二十四日 壇ノ浦の戦の後、高倉平中宮に仕えていた官女 按察使局伊勢は千歳川(現筑後川)の辺り鷺野ヶ原に遁れ来て初めて水天宮を祀った。時に建久初年(1190)であった。 この頃は未だ筑肥の界も明らかでなくただ荒漠たる原野であったという。 伊勢は後に剃髪して名を千代と改め、里人に請われるままに加持祈祷などを行っていたが、御霊験あらたかにして、尊崇するもの日増しに多くなり尼御前と称え慕い社名を尼御前神社と呼ばれるに至った。
 その後諸処に移転し、慶安三年(1650)九月藩主有馬忠頼公が社地社殿を寄進して現在の所に遷し奉る。 此処は古の鷺野ヶ原の故地にして、これより神威弥益に輝き水徳の神として水難、安産、火災、疫病、除災の霊験を以て知られ、海運、農漁、商業、の信仰篤く又、子供の守護神として筑肥一円の民は春大祭に子供を参拝せしむる習慣がある。
 当社は往時全国唯一の禁裏ご祈祷所に仰付けられた名社にして全国水天宮の総本宮である。 東京の水天宮は藩主有馬頼徳公のとき文政元年ここから江戸にご分霊したもので、その全国所在の水天宮は皆当社を本宮とするご分霊である。
 河童発祥地としても有名である。

・ 行事等

1月 1日 歳旦祭
1月 15日 初水天宮祭
1月 初辰日 辰の水神事
2月 立春 神水祈祷
4月 中旬 千代松明神墓前祭
5月 3〜7日 春大祭
6月 30日 大祓
7月 21日 真木神社例祭
9月 5日 講社大祭
12月 23日 天長祭
12月 23日 新穀感謝祭
12月 31日 大祓・除夜祭

・ 関連神社

・ お参り

2006年05月14日 肥前、筑後の神社巡り


鳥居
拝殿
真木神社

・ 御朱印

2006年05月14日



Copyright (C) N2 & K Ishimaru 2006-2007. Allrights reserved.