最終更新日; 2007年06月05日

PL花火大会 [1995/08/01]

PL花火大会とは

 堺南部ではこの日は午前中で仕事が終わるというので何事かを思えば、PL教団主催の大花火大会が催されるのだそうです。 花火は富田林のPL教団本部に隣接するゴルフ場で上げられ、そこへ全国から信者が集まり、周辺の交通機関は麻痺するほどとか。

 正式名称は「教祖祭 PL花火芸術」というそうで、1953年から教祖祭の一部として花火が打ち上げられるようになったとか。 すごいのがその規模です、19時40分〜20時50分の凡そ70分の間に、なんと12万発の花火を打ち上げます。 更にラストでは8000発の花火が同時に打ち上げられるという、日本でも最大の花火大会です。

お弁当を買い込んで

三国ヶ丘 - → 狭山公園前駅

 帰りは物凄く時間がかかるからお弁当を持っていった方が良いというありがたい忠告を受け入れ、嫁さんに「551蓬莱の豚饅」を買ってこさせ、南海電鉄の三国ヶ丘駅で落ち合いました。 電車は比較的混んでいたものの、ギュウギュウ詰とまでは行きません。

近くまではとても

 狭山公園前駅まで行って、更にゴルフ場まで近づくかどうか検討しました。 バスやタクシーを使えば何とかなりそうでしたが、帰りがどうなるかの保証が無い為、駅のホームで見物する事にしました。 同じ様に考える人は多く、駅のホームが乗降客以外の人で混雑が始まっていました。

壮絶な花火

 狭山公園前駅は会場から約3km離れていますが、それでもかなりの迫力です。 いつの間にかホームのフェンス際は人で一杯になっていますし、反対側のホームにもかなりの見物客がいます。 駅員も今日だけは大目に見てくれているようです。
流石に12万発の花火ともなると引っ切り無しに打ちあがっています。 単純計算をすると1秒間に25発の花火が上がっている勘定となります。 小規模の打ち上げ花火や仕掛け花火は住宅が陰となってよく見ることは出来ませんが、空高く打ちあがる花火は意外とよく見えます。
途中、お腹がすいてきたので豚萬を片手に花火見物しました。

これが正解

狭山公園前駅 - → 堺東 - → 自宅

 花火が終了と思われるタイミングを見計らって、一度駅の改札を出、改めて切符を買いなおして帰りの電車に乗り込みました。 この時点ではまだ、比較的混雑も少なく、思ったよりもスムースに帰る事が出来ました。 花火を間近に見ることは叶いませんでしたが、迫力はそこそこ楽しむ事が出来ましたし、結果としてこれが正解だったのではないかと思います。
 機会があればもう少し近くで見たいとも思いますが、それは今後に譲るとして無事に家まで辿り着きました。



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