消印好きが嵩じて、消印作りに携わる機会もできました。
制作原図・デザインについてもお話したいと思います。(^.^)
まずは、わたしの消印に対する思い入れから・・・
  ふるさと切手発行時には、記念小型印が定番?使用する局が多くなりました。

  記念切手のように特印は使用されませんが・・・
こうした時、小型印(32mm)より大きくて重厚感のある風景印(36mm)があると、ひときわ映えますね(^.^)

 この4mm差が、作図する者にとっては大差で図案デザイン時は、いつも面積との戦いですが、文字の位置・入れ方により、32mmのフィールドもそれなりに作る楽しみ、見せる嬉しさなどがあります。
20010424さいたま新都心開局1周年カバー
2001.4.24
さいたま新都心郵便局 「開局1周年記念」   

 一方、記念切手の発行時には、専用の特印や小型印も使用されるが、20世紀シリーズのように切手が多種になった時、全てに特印では面白味に欠くし、ぴったりの風景印がある場合にはそちらを押印したいものです。下のカバーが一例です。

 
稚内局は2000.3.1に風景印図改で南極観測犬タロ・ジロが入り、まさにこの切手のためにある風景印、と言いたいくらい。(^^ゞ 変形印の形も良くて、大好きです。

       
 20000721タロ・ジロ生還カバー
2000.7.21
20世紀デザイン切手第12集 カラフト犬、タロ・ジロの南極越冬
稚内郵便局風景印

 今度は消印に合わせた切手選び。
キアゲハとトンボが小型印に入っているのでアゲハの仲間のミカドアゲハと右下だけ9円シオカラトンボを入れてみた。
20000817ふれあい切手展カバー

2000.8.17 JPS 川越支部 開催 「 ふ れ あ い 切 手 展 」
 川越郵便局の小型印

 台切手は1976.6.1発行の船シリーズ「畿内丸」。右下に“自由の女神”が描かれている。畿内丸はニューヨーク直行の貨物船だった。合衆国建国200年祭の国際切手展に合わせて発行されたそうだ。このことを教えてくださったのは郵趣出版の植松豊さんだ。その深い知識の詰まったデータベース頭脳にはただただ敬服 m(__)m 切手に対する深い理解・・・郵趣を楽しむためにはとても大切なことですね。
 20000623アメリカ切手展カバー
2000.6.23  JPS アメリカ部会 開催
      「 ア メ リ カ 切 手 展 」  豊島郵便局 (切手の博物館)