2009.11.13〜15
                於  切手の博物館 
                主催 JPS登戸支部        
JPS登戸支部25周年記念切手展小型印申請図 登戸は東京と神奈川の都県境にあり、小田急線と南武線の交差駅として、子どもの頃からなじみが深い場所です。
梨狩りに行った思い出もありますが、大人になってからは、R246をオートバイで、更に年を経てからは車で通過する場所となってしまいました。

初めに小型印の依頼をいただいたのはいつだったでしょう?
実は登戸支部のほんとうの25周年は2008年で、切手の博物館の会場申込みに外れて、1年遅れとなってしまいました。ですからお話は昨年からいただいていたのだったかもしれません。

デザインのお話が具体化したのは4月で、25周年なので「明治銀婚」の切手を使いたいとのご要望でした。
が、以前にも「土浦支部切手展」の時に、不発行切手の「菊の御紋章」が特定の宗教に当たるとして却下された経緯があり、心配なので予め郵趣協会の会員活動課の方にご相談すると、やはり難しそうとのこと。危ない橋を渡って直前に断られるよりも安全策で進めたほうがよいことになりました。

モールス符号登戸支部報の表紙ロゴ 思案の末、支部の故中村孝さんのデザインの支部報のロゴと、支部員の方の収拾範囲から「ノボリト」のモールス符号を入れることにしました。
もちろん小さくなりますから、斜線はベタに、点線は間引きました。
そして文字だけだと硬く、華が無いので、通信の象徴としてハトを入れることにしました。

いつかハトの消印を描きたいとは思っていましたが、思いがけずその機会がやってきました。
フロストやレインのUターンやただいま写真を参考にし、狭いスペースを少しでも活かせるような羽の位置にしました。

モールス符号についてはもう少し厳密にしたい思いもおありだったようですが、何分にも直径32ミリの中に入ることなので、これでよいことになりました。
無事申請が通ることを祈るばかりです。    2009.8.4記

10月末頃、公示が降りました。
レインフロストフロスト
アーモンドフロスト
登戸支部25周年記念切手展 記念カバー
絵をクリックすると切手と消印が大きく見られます。
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