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「みんなでつくろう安心の街にちなむ郵便切手」 2001.10.11 渋谷郵便局 手押し特印 |
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この切手は2連刷で、絵本作家の村上勉さん原画のこどもと動物達が仲良く遊んでいる姿で“地域安全運動の基となるコミュニケーションと心のふれあいの温かさ”を表現している。 しかし、わたしがこの切手で注目したのは、イモムシとチョウだ。(^^ゞ 右側の切手にはかわいい犬も入っていたが、特印には入っていない。 その点、左側の切手にはチョウとイモムシ、手押し特印にはイモムシが入っている。(^.^) この絵は、何年か前、クロアゲハの幼虫を飼育して、羽化まで観察しながら絵を描いたときのもの。 3齢、4齢、終齢、前蛹、蛹、そして羽化・・・それぞれのスケッチをしておいて、後で1枚の画用紙に描きなおした。 これで慣れて、次には最初から配置を考えながら、1枚の紙に日を追って描いていけるようになったし、卵や1齢の時も、と欲が出るようになった。でも、これは記念すべき1枚目。(^.^) グレープフルーツの木があって、アゲハチョウがやってくるのだが、最初は幼虫の段階ではナミアゲハかクロアゲハか分からなかったし、羽化してみて、どうしてうちにはクロばっかりしか来ないんだろう、と思っていた。 そのうち、観察が進むにつれ、クロアゲハは比較的暗い場所に卵を産み、ナミアゲハは明るい木のてっぺんあたりに卵を産んでいることが分かってきた。だから手の届く手近なところで幼虫を探したって、クロばかりだったはずだ。(^_^;) 幼虫はクロの方が性格がおとなしくて楽なのだが(掃除のときなど)、見てきれいなのはナミなので、なるべく高枝バサミを使ったり、木登りをしたりして、ナミの卵を探すようになった。(^.^) 慣れて来ると、卵を見ただけでナミかクロか分かるようになったし、どのあたりの葉に卵がありそうか、木の下にいても分かるようになってきた。(^^ゞ |
第9回 川越切手展 2001.10.3 川越西郵便局 小型印 |
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台切手:1986.7.30発行 昆虫シリーズ第5集「ウスバキチョウ」 小型印の図案は「時の鐘とウスバシロチョウ」・・・「国際文通週間」の文字が入っているので、その切手を使うものか考えたりしたが、ここは普通に“ウスバキチョウ”を使った。でも、この昆虫シリーズの切手もそろそろ払底してきている。(^_^;) 15年も経つのだから昆虫シリーズがまた復活しても良いと思うのだが・・・ |
日本国際切手展2001記念 シール式「東洲斎写楽画 岩井半四郎の重の井」 2001.8.1 東京中央(初日指定局) 手押し特印 |
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今回のわたしのテーマは着物の柄が「扇に蝶」であること。 芝居上では大事なお守り袋を持っているところだが、そういうことに目を取られたくない。人物も女形だからごつい顔立ち。でもそちらにも目を奪われたくない。・・・切り取り方とレイアウトが重要だと思った。 普通は縦絵をマキシマムカードにする場合、縦に絵を使うのが定石だろうが、あえて横型にして切り取った。 なぜこんな中途半端な絵しか描けないのかと批難の声もあったが、わたしはこれでよいと思っている。 黙っていれば見過ごす切手の小さな図から、蝶を掘り起こすのが「蝶好き」と言うものだ。(^.^) 月並みだが本物のアゲハチョウと着物の柄の蝶を対比させてみた。重の井の視線が蝶に行き、切手に行って、切手の重の井の視線が更に先へ流れていく・・・ 家紋には植物(片喰、蔦、柏・・・)、尚武(鷹の羽、弓・矢、笠・傘・・・)、花(菊、桐、藤、木瓜、桔梗、橘、桜・・・)、動物(蝶、鶴、鳩、雁、馬、貝)・・・といろいろあって、動物は少ないが、その中でも蝶は好まれて多いほうだそうだ。外国には紋章を切手にしたものもある。 切手自体が本物の版画よりもかなりアレンジしてあるようなので、わたしの絵と比べると更に違う印象だ・・・(^_^;) この絵を描くに当たっていろいろ考えていたことは「日記」にも書いてあります。(^^ゞ |
第17回 「JPS 関東会員大会」 開催幹事:JPS川越支部 2001.6.10 於 ラ・ボア・ラクテ 川越西郵便局 小型印 |
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JPS川越支部の主催で「JPS関東会員大会」が行われ、わたしは土浦支部の支部員として参加しました。 川越支部ではいつも時の鐘と蝶をあしらった小型印を使用なさるのでとても楽しみだ。今回はミドリシジミとお聞きしていたので、1986.9.26発行 昆虫シリーズの“キリシマミドリシジミ”を使った。他に通常切手30円のベニシジミを2枚貼りで作ったものもあります。 ミドリシジミは県蝶です。(^.^) カシェ ミドリシジミ Neozephyrus japonica [シジミチョウ科] 切手 キリシマミドリシジミ Thermozephyrus ataxus [シジミチョウ科] 1986.9.26発行 |
第16回 「昆虫切手展」 JPS昆虫部会主催 2001.6.8 於 切手の博物館 豊島郵便局 小型印 |
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毎年虫の日(6/4)に開催される「昆虫切手展」では、すばらしい図案の小型印が使われる。さすがにJPS昆虫切手部会主催ならではのこと。但し、今年は6/4が月曜日で切手の博物館が休館日にあたっていたため、会期がずれたようです。 今年の図案は“ミカドアゲハ”。1977年「自然保護シリーズ・昆虫」の「ミカドアゲハ」がやはり定番だが、すでに在庫は無し・・・(^_^;)。15円通常切手4枚貼りも作った。カシェのミカドアゲハは水辺で吸水しているところ。 展示はもちろんよかったですし、「テントウムシ」「スワローテール」「台湾の昆虫切手」「捕虫網を振り廻す」「蝶と猫の切手」「タブ付切手」「ルーマニアのステーショナリー」の作品について、作者にご説明をいただいた。大変光栄なことですし、見所もずいぶん分かりましたし、知識が深まりました。 カシェ ミカドアゲハ Graphium doson [アゲハチョウ科] 切手 自然保護シリーズ 第4集 昆虫「ミカドアゲハ」 1977.5.18発行 |
ふるさと切手・山梨版「国土緑化」発行記念 2001.5.18 日野春郵便局「第52回全国植樹祭」小型印&風景印 |
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全国植樹祭の式典会場である北巨摩郡須玉町のみずがき山麓の景観を中心に、群生するアズマシャクナゲと白樺、オオムラサキを描いた切手である。オオムラサキ自体は小さいが、雌の紫色の羽の色が美しい。カシェはそれに合わせて、飛び立とうとしている雄の姿と、先に飛んでいる雌の姿を描いた・・つもり。(^^ゞ 蝶の風景印が出るときは要チェックだ。それでも風景印は期間があるし、締めきりはぎりぎりでも受け付けてもらえる。しかし、切手発行の場合は2週間前に依頼しなくてはならない。最悪、白いカードを送って押印だけしてもらうと言う手もあるが、それだと相手局も張り合いがないだろうし、バランスも悪くなる。自分でも緊張感が不足してつい後回しにし勝ちなのでいけない。(^_^;) 今回は日野春局の風景印図改が直前にあったため、両方の絵を描かねばならず、大変だった。思えば、昨年の昆虫切手展の小型印も“オオムラサキ”・・・1枚の絵を描くにも何枚かの写真・資料を参考にするので、ネタ切れに陥りそう・・・(^_^;) でも、、今まではオオムラサキの切手にも苦労していたが、これでしばらくは息がつけると言うものだ。(^.^) |
“ 日野春郵便局・新風景印カバー ” 2001.4.29 ( 図案改正に伴う ) |
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前面にオオムラサキ、上に八ヶ岳。変形印は嬉しいのだが・・・紋様が?・・・(^_^;) オオムラサキの台切手候補には第2次動植物国宝図案(1952-59)年の75円&(1966-67)年シリーズの75円か、昆虫シリーズ1987年のペーン&小型シートからの選択・・・87年のオオムラサキ40円の一枚では押印不可・・・(^_^;) 直後の5/18には「国土緑化切手」50円(オオムラサキ入り)が登場するのだが。今回の図改・初日印は、切手選択は大変悩むところ。 昨年「昆虫切手展」にもオオムラサキの絵を描いたが、今回は産卵する♀と羽化後まだ日の浅い羽のきれいな♂です。 オオムラサキはなんと言っても♂の羽色が魅力。標本系イラストは嫌なので動きを持たせて飛んでいる絵にした。 |
ふるさと切手・福島版 「うつくしま未来博」 初日カバー 2001.4.10 福島・常葉郵便局 風景印 押印 |
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切手発行の報道発表資料を郵政のHPで見たとき、感動しました! 裏から光が透けて見えるようなディスプレーに映し出された幻想的な世界・・・ 宇宙に浮かぶ地球を背景にカブトムシに乗って空を飛ぶ・・・! もちろん、乗るのはわたしでなくてはなりません。(^^ゞ そして、風船をつけたバスケットに一緒に乗ったこともある、わたしの行くところならどこにでもついて来たいトモも連れて・・・猪苗代湖・磐梯山の上空へ・・・ この切手を見ていると、遠い夏の日に帰れるような気がします。セミの声、沸きあがる入道雲、元気に走りまわっていた、でも心に哀しみも抱えていた孤独な自分が見えるような気がします。わたしの頃なら、さしづめ、流星号に乗って飛んでいく夢を抱いていましたが・・・流星号とは30世紀からやってきたスーパージェッター君の乗り物です。 カブトムシの飛ぶ姿は、サンダーバード2号に似ていると思いました。夜行性なので空の色は深めにしました。 切手発行の小型印はシンボルマークで、この“切手と絵”にはあまり合わないような気がしたので、同じ福島県の風景印なら許されるだろうと思い、常葉局の風景印で楽しんでみました。 |
東京・八王子南郵便局 2001.1.1メモリアル小型印 |
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台切手は昆虫シリーズのウスバツバメガ 1986.11.21発行 2001年も幕開けは、メモリアル小型印で正月早々局巡りでした。(^^ゞ 都内の主要局は別にして、昆虫関係ではいくつかチェックしていましたが、八王子南なら往って来れる・・・と、これ一点に絞りました。 八王子は絹織物の産地で、養蚕も行われていました。「絹の道」の道標もあります。 カイコは人間が改良?を重ねて、生まれても物を食べることもできなければ、目も見えません。「ああ、野麦峠」の映画を見たときはショックでしたが、大半が繭のうちに熱湯につけられて絹として利用されます・・・(-.-) わたしにとって「ああ、野麦峠」と言うフレーズは「女工哀史」と言うよりも「カイコの悲哀」です・・・ 蛾の切手も少ないですが、ウスバツバメガは繭を作る蛾なので使いました。 |
ふるさと切手・沖縄版 「 沖縄サミット開催 」発行 2000.6.21 原画MMC に沖縄・伊原間局の風景印 |
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2000.6.2 「切手の博物館」で開催中の日本郵趣協会昆虫切手部会主催「昆虫切手展」を参観させていただいて、わたしはそこで多くのことを学んだ。台切手は昆虫学的に適正なものが望ましい。蝶ならなんでも、はこだわり屋さんには許されない。また、切手でも、消印でも、昆虫が入っていないか、よ〜く探すこと! そして、近々発行される「沖縄サミット開催記念」の切手に“オオゴマダラ”が入っていて、沖縄県の離島・伊原間局の風景印が合うこと。 アゲハチョウの飼育の話などですっかり昆虫部会の方たちと意気投合し、わたしは、すっかりそのお話に乗り気になった。 ところが、この郵頼のとき・・・・ ハイビスカスにオオゴマダラ=伊原間・風景印用と、デイゴにオオゴマダラ=東京中央・特印用として、2枚の絵を描いた。 締切当日の深夜近く、浦和中央局へ持ち込んでやれやれと家に帰ってみると・・・間違って東京中央で押印予定の絵を伊原間に送ってしまった・・・(>_<) :次の日、伊原間局へ電話をするとともにもう1枚の絵を発送し、、絵の交換は東京中央の押印日になんとか間にあった。 あれやこれやで思い出深い、MMC完成と相成った “ 一枚の絵 ” です。(^^ゞ |
「第6回 川越ふれあい切手展」 キアゲハとトンボの小型印 |
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お友達が持ってきてくださった三つ葉についていたキアゲハの幼虫・・・ナミアゲハやクロアゲハよりも性格がきつい。(^_^;) 食草が足りなくて、スーパーで買ってきた三つ葉を与えたら、終齢幼虫に脱皮するときにばたばた死んだことがあった・・・やはり農薬のせいかと思った。それで、次の年はデパートの無農薬コーナーで買ってきた(大分高かったがしかたがない(^_^;))。卵のときからだんだん育っていくのを“気持ち悪い・・・”と思いながらも観察して絵を描いていった。(^^ゞ 特にこのキアゲハの時は今日羽化だ!と思って休暇を取って1日目を離さずに見続けたのに羽化できなくて、もう仮死状態か・・とあきらめかけた次の朝、羽化に成功して、感激もひとしおでした。羽化の瞬間を見るには、数秒も目を離せないので、大変です。(^_^;) この絵はほぼB5の大きさです。クリックすると大きな画像で見られます。(^.^) |
「楽しい切手収集展 」 JPS初級切手例会 主催 2001.5.9 豊島郵便局 於 切手の博物館 |
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当初、小型印の申請はウコンエダシャクガ(Corymica specularia)と言う蛾だったそうだ・・・ でも、蛾は気に入られなかったらしく、蝶に変えられていたそうだ・・・それはお気の毒ですよね。(^_^;) わたしも蛾はちょっと苦手かな・・・(^^ゞ 図案を見て、わたしは“シロチョウの仲間”だと思い、切手は「アブラナとモンシロチョウ」で、絵はモンキチョウにして、10円の「ハナムグリ」が止まっているタンポポに止まらせた。 40円のモンシロチョウの切手も持っていなかったが、“埼玉高速鉄道”のエコー葉書を買いに行った先で最近入手することができた。)^o^( 10円切手は、そう、このとき、財務省銘版のシートを入手したのだった・・・ |
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