寿司の一貫



寿司の一貫とはいったいどんな単位なのか調べてみた。
寿司は、回転寿司であろうがなかろうが、大抵は2個ずつ提供されることが多い。
そこいら辺も含めて調べてみたい。


寿司奉行 (個人運営サイト) による。

カウンターでは普通一度頼むと2つ出てきますが、これで「一貫」ではなく「二貫」になります。江戸時代の通貨の単位で、この小銭の大きさが握り一個と同じくらいの大きさだったというところから来ているというのが最も有力ないわれですが、定かではありません。


Wikipedia (フリー百科事典) による。

現在では、握り寿司1つを「1かん」と数え、「貫」の文字を当てることが多い。寿司を「かん」と数えた例は比較的最近からであり、古い文献に「かん」という特別な助数詞で数えた例はみあたらない。
寿司職人の間で戦前の寿司一人前分、握り寿司5つと三つ切りの海苔巻き2つを太鼓のバチ(チャンチキ)に例えて、「5かんのチャンチキ」と呼んだとわずかに伝えられている。もともと一般性がなく、忘れられかけていた「かん」という助数詞が、昭和の終わり頃から情報番組などでメディアに登場して注目され、「かん」という音の響きが握り寿司にフィットしたこともあってか、現在定着するに至ったようである。
「昔1かんの寿司を二つに切って提供したなごりで、寿司2つで1かんという」とした説も頻繁にメディアに登場したが、握り寿司を二つに切って提供することが標準化した時代はない。
現在も尚、2つで1かんと呼んでいる人々はいるが、由来は不詳である。


結論 : 寿司は1個を1貫と呼ぶ。
由来や理由は諸説あるようだが、実際の所は不明。
2個ずつ出てくるのも不明。


2007.10.17.






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