大阪市夜間景観基本方針の検討 / The basic principle for night landscape in Osaka City
魅力のある夜間景観の形成には、照明する箇所を増やす前に夜間景観の現状の把握と課題の整理が必要です。単体の施設ごとに測定や評価を行うのではなく、中景や遠景における歩行者の視点で明るさ感を物理的に測定し、現状の課題を整理しました。
歩行者の視点で視覚的な明るさ感を評価することは、人と環境にやさしい光の創造にもつながり、訪れる観光客だけでなく、シビックプライドを高める上でも重要なプロセスであり、物理量としての記録は、今後LED化を進める上でも有用な資料となるよう検討を行いました。