パワ−部の電源はタンゴMX−280、280v260mAをブリッジし、直後のリップル用電解コンデンサを10uf程度と小さめにして、ノグチ5H180のチョークインプットで2次側310v程度を得ています。チョークの後は、270uF/400V*2でフィルタします。耐圧が若干足りませんので450vにしてください。
チョークインプット用ではないチョークをそのまま使用すると、 ”ブーン” とないてしまいますので、+B電圧が高くならない範囲内で、小容量のリップル用電解コンデンサを整流直後に入れます。今回は10ufで様子を見ています。
ドライブ段の電源ですが、ドライブ段用として6.3V+5Vを倍電圧整流し(約30V)、3端子レギュレータで±24V、真空管バイアス用として70Vのタップを倍電圧半波整流として185vをつくっています。破線で囲った部分は穴あき基板に組み付けています。
2A3には交流点火とし 2.5Vを1組づつ使いますが、ペアマッチの1組を上下取り替えたりヒーター巻き線を入れ替えたり等、ハムバランスがよくなる方をとります。25Ωには並列に330Ω〜1KΩ前後の抵抗を別々にパラに入れみたりして、上下のハムバランスをとってみます。あえてVRは使いませんでしたが、使った方が球を変えたときなど楽でしょう。
MAX280は使い勝手がいいのですが、6.3−2.5−0Vのヒーター巻き線に、5Vのタップがあれば300Bにもいいかなと思っています。直流点火なら7Vくらいはほしいところです。1000円高くてもいいんですが。残念。
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