2010年12月の甲状腺医療情報の掲示板


細胞検査士さま 先輩のみなさま  投稿者:マイ  投稿日:2010年12月31日(金)23時23分3秒    

  1月中旬に甲状腺全摘(右側に乳頭癌2個15mmと7mmの物と、左側に濾胞癌の可能性のある物1個33mm)手術を受けますが、12月初旬に右鎖骨上に しこり?(30mm以内)   のような物が見つかり12月中旬にエコーをとってもらいました。「検査結果は良好、次回は入院にいらしてください。何か異常がありましたら早めに来院くだ さい。 <>追記  指摘の場所に異常はなく、リンパもありません。安心下さい。」と手紙で結果を頂きました。安心しまして喜んだのもつかの間 しこり?は少ししっかりしたように思えまして、別のブログで取りこぼしの事を読みまして不安になりまた。 <>リンパ節部分のしこりでも心配のないものもあるのでしょうか? 長く待ってやっと来た手術の順番ですし、セカンドオピニオンの時間はありません。 どうぞ、宜しくお願いたします。    


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細胞検査士さま 先輩のみなさま  投稿者:マイ  投稿日:2010年12月31日(金)23時23分3秒    

1 月中旬に甲状腺全摘(右側に乳頭癌2個15mmと7mmの物と、左側に濾胞癌の可能性のある物1個33mm)手術を受けますが、12月初旬に右鎖骨上にし こり?(30mm以内)   のような物が見つかり12月中旬にエコーをとってもらいました。「検査結果は良好、次回は入院にいらしてください。何か異常がありましたら早めに来院くだ さい。 <>追記  指摘の場所に異常はなく、リンパもありません。安心下さい。」と手紙で結果を頂きました。安心しまして喜んだのもつかの間 しこり?は少ししっかりしたように思えまして、別のブログで取りこぼしの事を読みまして不安になりまた。 <>リンパ節部分のしこりでも心配のないものもあるのでしょうか? 長く待ってやっと来た手術の順番ですし、セカンドオピニオンの時間はありません。 どうぞ、宜しくお願いたします。    


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細胞検査士様、その他経験者様  投稿者:あけみ  投稿日:2010年12月30日(木)19時37分5秒

今年の10月に、甲状腺乳頭癌で全摘+右側リンパ郭清をしました。30歳女性です。

検診で2〜3年前から甲状腺腫大を指摘されていましたが、今夏の検診で「速やかな受診を要す」という最悪ランク判定を受け、病院に行ったところ乳頭癌でした。

腫瘍は、中央〜右葉に渡り2,5センチの乳頭癌がひとつで、病理検査の結果、摘出したリンパ節9本に転移はありませんでした。甲状腺皮膜外浸潤もありませんでしたが、腫瘍が下に向かって成長しており、神経に近かったそうです。

主治医は病理結果を見て、「これで再発の心配もないね」と微笑んでいましたが、何を根拠にそう言ったのでしょうか。

確か主治医は手術前の説明で、「あなたは腫瘍のサイズが大きいので、手術で全て取り除いたとしても、顕微鏡レベルの癌細胞が今後再発・転移してくる可能性は否めない」と言っていたんです。

患者を不安にさせるような事は絶対に言わない先生なのですが、この時だけははっきりと言われたので、「再発転移を視野に入れて生活していかなければならない体なんだ」と悟りました。

術前・後で所見が変わるのはよくあることだと思いますが、再発・転移の可能性が否めないという現状は、癌が出来た以上、術前でも術後でも同じはずなのに、なぜ術後になって「再発・転移の心配なし」という見解に変わったのでしょうか。
私が、手術前から再発・転移を極度に恐れていたのを主治医は分かっているので、私を安心させるために言ったのでしょうか。

ま た、私は予防目的のアイソトープ治療を強く希望しているのですが、今通っている大学病院にはアイソトープ施設がありません。近隣の同規模の大学病院にはあ りますが、そこにしかないため希望者が各地から殺到し、重症患者を優先するため“予防”目的の患者にはいつまで経っても順番が回ってこないそうです。

アイソトープが難しいとなると、今出来るのはチラーヂンを多めに飲む事ぐらいなので、つらい副作用にも堪えています。
服用中のチラーヂンは50×2錠。私の感覚ではごく一般的な量に感じますが、主治医いわく「多めに出している」との事です。

術後2ヶ月経ちますが、薬のせいか、
●寝ているだけなのに胸を押さえたくなるほどの著しい動悸・息切れ。でもなぜか心拍数は、どちらかというと徐脈(60〜55)ぎみのことが多い。逆に、安静時でも90を超える時もあります。
●目のしょぼつき(常に涙目、目を開けている事もつらい。瞬きをすると、目からパキッパキッと音がする。視界全体が黄色っぽく、明るいところにいても暗く感じる。)
●急激な視力低下(術前までずっと両目とも1,5だったのが、術後2ヶ月の間に両目とも0,9に急落)
●顔が赤黒くなるほどのほてり。少し動くだけで体がのぼせる。
●肌の乾燥。顔に急激にシワが増え、背中には乾燥により無数のじんましんが発生。私は31歳女ですが、背中だけ見るとまるで老人のようです。

眼科に行きましたが、目には全く問題ないとのことでした。こちらの書き込みを見ていると、みなさん術後1ヶ月で仕事復帰されていますが、私は2ヶ月経っても日常生活もままならない状態なので、仕事復帰は当分無理です。

まだまだお聞きしたい事はたくさんありますが、長くなりましたので質問の要点をまとめます。

@上記の症例(30歳・女性・リンパ節転移無し・術前CTで他臓器への転移無し・2,5センチの乳頭癌・数年間腫瘍を放置)における再発・転移の可能性と、その確率。

A術後間もない時期(術後1年以内)に、アイソトープ施設のある病院への転院は可能か。

Bチラーヂン(ホルモンバランス)が安定するにはどれくらいの期間が必要か。

Cチラーヂンの副作用と思われる諸症状(動悸・息切れ・目の不快症状・視力低下・肌の乾燥)は、ホルモンバランス安定とともに治るのか。

D 術後2週間目ごろから、左右頚部・右鎖骨下・右鼠ケイ部にしこりを発見し、2ヶ月経った今も治らないままです。近所の病院で事情を話し、エコーで診ても らったところ、右頚部と鼠ケイ部のしこりは、リンパ門を有しているので転移性のものではないとの事でしたが、炎症性のリンパの腫れが転移性のものに変化す る事や、転移性のものと一見区別がしにくい炎症性のリンパの腫れもあるのでしょうか。

E2ヶ月経っても声が出にくいままです。入院中のほうがまだ発声しやすかったです。全く喋れないわけではありませんが、高い声や大声が出ないのでまるで棒読みをしているような喋り方です。大声で笑うのも苦しいので咳込んでしまいます。声は一生このままなのでしょうか。

F術後の血液検査の結果について、具体的な数値を知らされていないのですが、医師が大丈夫と言えば、あえて聞く必要はないのでしょうか。

医師や家族からは「まだ2ヶ月しか経っていないのに、焦りすぎ」と言われますが、私にとっては“もう2ヶ月経つのに”なのです。
再発・転移の恐怖に加え、術後の様々な弊害が一向に改善せず、毎日不安でたまりません。

出来るだけ詳しく知識をお教え頂きたく思います。また、同じ病気の方の体験談などもお聞かせ頂けると助かります。
よろしくお願いします。    


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(無題)  投稿者:りんご  投稿日:2010年12月30日(木)08時43分19秒    

お返事ありがとうございました!安心して年が越せそうです。良いお年をとってください

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。    
りんごさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年12月29日(水)23時21分39秒    
「今 まで3.4個?あったのが1つになって1センチくらい」になったとのことですが、書かれているとおりそれぞれの嚢胞が成長して1つの大きな嚢胞状に癒合し たのではないかと思います。今まで嚢胞であったものが癌に変わる確率は極めて低いですし、「悪性に変化したから血液検査」と心配しておられますが、甲状腺 癌(乳頭癌・濾胞癌)を推定する血液検査項目はありませんので、単に甲状腺機能を調べる検査をするだけでしょう。また逆に、良性を確定するための血液検査 項目も存在しません。    


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まみこさんへ  投稿者:夕海  投稿日:2010年12月28日(火)00時56分6秒    

丁寧なお返事どうも有り難うございました。
母の行うアイソトープは個室で行うので放射線の量が多いのかもしれません。
ただ、やはり個人によって量も違うかもしれませんので年明けの受診の際に担当医に聞いてみようと思います。

お役に立てなくて・・・なんてそんな事有りません!
お返事頂けて凄く嬉しかったです!!
有難うございました。    


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のう胞について  投稿者:りんご  投稿日:2010年12月25日(土)16時45分42秒    

こんにちは、35歳、今年2月に出産した者です。以前2回流産をしたので念のため甲状腺の検査を去年妊娠初期にしました。その時良性ののう胞がエコーで見つかりました。他は特に問題なしでした。
医師が良性だけど経過を見たほうがいいかもとの事で今日再度エコーしに行って来ました。
今まで3.4個?あったのが1つになって1センチくらいとの事で、血液検査もして判断します。との事でした。
2週間後に結果が出ますが 質問@複数のが集まって1つになったとの事ですが悪性に変化したから血液検査ということだったんでしょうか?
先生に「良性でしょうか?」と質問しないでしまいました。
2週間の間もんもんとするんでこちらで質問させていただきました。    


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夕海さんへ  投稿者:まみこ  投稿日:2010年12月24日(金)21時34分29秒    

そんな注意があったのですね。
投薬する量にもよると思うので、すべてそうとは限らないかもしれません。

ひとり部屋で、監視のある部屋に入院するようであれば、
量は多いのかもしれないです。
先生に確認するのが、一番かも。

お役にたてなくて、申し訳ありません。    


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まみこさんへ  投稿者:夕海  投稿日:2010年12月23日(木)22時52分1秒    

お返事どうも有り難うございました。
病院から頂いた注意事項の中に実施後6ヶ月は乳幼児との接触は15分以内にする事
と言う様な事が書いて有るそうなのですが、実際の所はどうなのかと思いまして・・・。
退院後数日程でしたら本当に助かります。


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夕海さんへ  投稿者:まみこ  投稿日:2010年12月22日(水)19時39分3秒    

こんばんわ。

私もアイソトープ受けましたが、入院中は妊婦や乳幼児への接触は厳禁だとされていました。
退院後は問題ないと思いますよ。
当然ながら、大丈夫であるから退院出来るんでしょうし。
もし、制約があったとしても数日くらいではないかと思いますが・・・。
 


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はなはは様へ  投稿者:りんこ  投稿日:2010年12月22日(水)15時24分6秒    

はじめまして、はなははさん。

メールありがとうございます。。

吹っ切れました。。確かに、その後2年後、また息子の大学受験の予備校や進路をかんがえたり、娘は、幼稚園で、行事は多くなるし、今のうちの方がいいのかもしれませんね。予後も良いらしいですし。。

私自身、今現在、健康そのもので、だったら、今じゃなくても、何年先でも、いいのなら。。

と思っていましたが、転移は確実にゆっくりか早くか進むことを考えると、今、のうちに手術すべきでしょうね。。
ありがとうございました。。経験者様のご意見参考に前向きに考えて生きます!


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アイソトープ後の幼児接触について  投稿者:夕海  投稿日:2010年12月22日(水)08時22分28秒

こんにちは、9年前ほど前に母が乳頭がんになりこちらの掲示板にも何度かお世話になっております。沢山の情報と安心感を頂き本当に感謝しております。

さて、今回書き込み致しましたのはアイソトープ後の幼児との接触についてお聞き出来たら・・・と思ったからです。

母は現在63歳で9年前に乳頭がんが見つかり、甲状腺全摘・リンパ隔清しました。
その後2年で再発、気管浸潤の為一部切除・リンパ隔清をしたのですが、
今回また再再発し、腫瘍のできた場所があまり思わしくなく(脳の神経や細かい神経が集まった所の様です)手術で障害が残るのは明白である為、その前にまずアイソトープを行う事になりました。

前置きが長くなり申し訳有りません。

今回の治療を機に私が母を引き取ろうと思って居るのですが私には小学生ともうすぐ3歳の子供がおります。
ア イソトープ後は幼児接触は良くないとの事で母の事が大好きで抱っこをせがむ3歳の子供との同居はやはり無理かもとか(家の構造上隔離できる部屋が有りませ ん)、生活費の捻出の為私が夜間働いて数時間(主人が帰ってくる1〜2時間)子供たちを母に見てもらおうと計画していたのですが、それも難しそうなので煮 詰まっている状態です。

この状態ではやはり同居は難しいでしょうか?
また、可能な場合は助言など頂けると幸いです。


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もじさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年12月22日(水)00時00分40秒    

詳 細な情報をありがとうございます。1度目は胃で、2度目は扁桃とのことですが、病理検体を用いて再発か否かを調べることができます。まず胃と扁桃の腫瘍組 織が病理部に「パラフィン包埋ブロック」として保管されているはずですので、それぞれのパラフィン包埋組織からDNAを抽出して、「IgH再構成」と呼ば れる遺伝子解析(PCR法)を実施します。もし再発ですと、胃と扁桃のそれぞれから得たDNAが同じパターンで増幅されます。一方、それぞれが原発です と、それぞれから得たDNAが異なるパターンで増幅されますので、判別ができます。もちろん100%確実な方法、という訳でありませんので参考までに。
 末梢血リンパ球が増えているとのことで、少し心配ですね。しかし通常は悪性リンパ腫は末梢血で増殖することはないので、あまり心配はいりませんが、リンパ球の割合が急激に増えたり、異常に高かった場合は精密検査が必要になるでしょう。
 また橋本病であるか否かは、受診のついでのときに担当医に聞く価値はありそうですが、橋本病の典型的な血液データではありませんので、大丈夫でしょう。    


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りんこさまへ  投稿者:はなはは  投稿日:2010年12月21日(火)10時36分45秒    

りんこさん、こんにちは。
私は現在50歳。46歳のときに乳頭癌の手術を受けました。
受験生とお小さいお子さんがいらっしゃるとのこと、いろいろお悩みになる気持ち、よくわかります。
母親は、自分の身体のことより、子供のことが心配になってしまうものですものね。
わたしもそうでした。
でも、この手術、通常の場合は比較的術後の回復は早いですよ。
頸部を切るなんて・・・と、術前は思っていましたが、わたしの場合は入院期間1週間で、
退院後はほぼ日常生活に戻ることができました。
(入院中ゴロゴロしていたので、そのために体力は一時的に落ちましたが)
手術の後遺症として、首の締め付け感、違和感などはありますが、日常生活ができないほどではないことがほとんどだと思います。
各々のケースで違うので、絶対大丈夫とは言えませんが、ほとんどの場合、元気なお子さんのお相手もすぐにできるようになると思います。

今お嬢さんの成長を待って2年延ばしたとしても、2年後また手術を延期したい理由が生じているかもしれません。
それならば、2年間、病気の心配をしながら過ごすより、手術を受けてしまったほうがいいんじゃないかなあというのがわたしの意見です。
細胞検査士さまがご回答くださっているのに、差し出がましいと思いましたが、同じ患者、母親の立場から意見を述べさせていただきました。
主治医の先生やご家族と相談なさって、りんこさんのご家族にとって一番よい結論が出ることをお祈りしています。    


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仰る通り  投稿者:もじ  投稿日:2010年12月20日(月)23時22分26秒    

>悪性リンパ腫の原発巣は末梢リンパ節でしょうか?

初発は7年前、胃のマルトがびまん性に転化したものです。
2度目は2年前、扁桃のびまん性ですが、再発か別のものかはわかりません。

仰る通り、今年の春頃から、血液中のリンパ球の割合が25%→40%近くに増えています。
気にはなっていたのですが、血液内科の医師は、気にしてくれませんでした。
これは、悪性リンパ腫再発のリスクが増したということでしょうか。
甲状腺の専門家に橋本病かどうかを診ていただいた方がいいでしょうか。    


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もじさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年12月20日(月)22時44分29秒    

悪性リンパ腫と甲状腺機能とは無関係です。橋本病はありませんか? 橋本病はリンパ球が多数認められ、そのリンパ球から悪性リンパ腫になることが少なくありませんが、悪性リンパ腫の原発巣は末梢リンパ節でしょうか?    


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TSH数値と悪性リンパ腫の関係は?  投稿者:もじ  投稿日:2010年12月20日(月)06時33分4秒    

母(現在82歳)が7年前と2年前に悪性リンパ腫の治療(化学療法と放射線)を
行い、現在は40日に1度の外来経過観察(採血と触診)です。

それとは別の今回健康診断で、甲状腺刺激ホルモン・TSHが
9μU/mlもありました。(T3が2.45、T4が1.06でした)

ただ、医師は「心配ない。気になるなら抑える薬もあるし」と
通り一遍のことしか言ってくれません。

TSHの数値が高いことと、悪性リンパ腫に何か関係はあるでしょうか。    


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細胞検査士様  投稿者:kaori  投稿日:2010年12月20日(月)00時28分21秒    

ご返信どうもありがとうございます。
まだ肺のCTの結果が来ず、心配なのですが、その結果が出た後医師と十分納得するまで確認していきたいと思います。
ご助言いただき非常に助かりました。また何か相談させていただくこともあると思いますがどうぞよろしくお願いいたします。

本当にどうもありがとうございました。    


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細胞検査士様へ  投稿者:りんこ  投稿日:2010年12月19日(日)05時16分44秒    

お忙しい中、返信ありがとうございます。。私自身の事を何も触れず失礼いたしました。。

現在、中3の息子と2歳の娘と主人と4人で暮らしております。
専業主婦なので、手術しても社会的責任の問題はない恵まれた環境でおります。。
息子が受験生なので、来春無事高校入学し、落ち着いた頃の5月くらいなら手術できると思ったので、手術日程をそのようにしてもらった次第です。。
今回手術を先延ばしにしたい理由の大半は、娘のことが気がかりだからです。。2歳になったばかりの娘は、ますます動きが盛んで、走り回っておりまして、私が術後、体力的に、またメンタル面で育児をこなせるか?という自身があまりありません。
手術自体簡単な手術のようですし、すぐに社会復帰されている方も沢山いらっしゃるのも存じております。でも自身がないのです。。
いままでどおり、娘の後を追っかけまわし、遊んでやることができなくなるなら、2年くらいして、娘が落ち着きだした年頃まで待って、手術しようか?そのほうがいいのか?と悩んでいたのでした。。
しかし、時期を延ばせばもしかすると、今以上にリンパの転移が広がると、もっと、周りに迷惑をかけることになるだけだという状況になるのならば、今の段階のうちにしたほうが良いのだろうと思います。でも悩んでいます。。。

このような心境で、今回、細胞検査士様に相談させていただきました。

細胞検査士様のご意見参考にどうしたら良いのか、考えてみます。

 

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りんこさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年12月18日(土)00時58分18秒  
 
「手 術を2〜3年伸ばしに出来るならそうしたい」と考えているとのことですが、りんこさんが強くそう思うならば、ぜひ担当医に申し出るべきです。というのは、 現在の医療はインフォームド・コンセントを重要視していますので、患者本人が「まだ手術は受けたくない」と希望するならば、病院(医療者側)はそれに添っ て治療方針を立てなければならないからです。その旨を申し出ることで、手術時期を延ばすことに対するリスク等について担当医から説明があるはずですので、 ご自身やご家族などを交えて結論を出すのがよいでしょう。
 なお「もし、仮に、手術を何年か伸ばせるとしたら、どのくらいまでなら大丈夫なんで しょうか?」とありますが、これは誰にも明確に答えることはできません。というのは、りんこさんの癌細胞が、いつ活発化するか誰にも分かりませんし、いつ 転移が急速に進行するのかも誰にも分からないからです。さらに手術時期を数年後に遅らせることのリスクとしては、
(1)すでに転移している頚部リンパ節の癌細胞が、芋づる式に下流の頚部リンパ節に次々と転移し、手術の際に頚部リンパ節を郭清する範囲が広がり、術後のQOLに影響を及ぼす可能性が高まる。
(2)癌細胞が肺や肝臓または骨に転移する、いわゆる遠隔転移の状態になる可能性が高まる。
(3)年齢が上がる分、アイソトープ治療に対する感受性が低くなり、治療効果が低下する可能性が高まる。
(4)(まだ独身だとしたら)結婚や出産といった人生の行事と、手術時期が重なってしまった場合、多少なりとも必ず影響が出る。
(5)(就業中だとしたら)転職や重大なプロジェクト参画などの業務転換期と、手術時期が重なってしまった場合、多少なりとも必ず影響が出る。
などが挙げられますが、数年後の予測など自分自身にも他人にも分かりませんので、判断が難しいのです。
  脅かすつもりなど決して無く、何が言いたいかというとつまり、現況のまま半年後の予定手術時期に1週間程度の入院期間が確実に確保できるのであれば、今の うちに”身も心もきれいさっぱり”してしまったほうが、生物学的には絶対に安心です。私は毎日悪性腫瘍に関する業務をしていますが、癌細胞を甘く見ない方 がいいです。ヤツらは「細胞増殖の制御を完全に失っている状態」ですので、遅からず早からず確実に宿主(りんこさん)の身体を蝕んでいきます。その証拠 に、すでに頚部リンパ節に転移しているではありませんか。
 しかし、甲状腺乳頭癌は非常に進行の遅い癌ですので、今の状態のまま数年経過したとしても、何も変化が無いかもしれませんので、メリット・デメリットをよく理解した上で、結論をお出しになってください。    


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かおりさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年12月18日(土)00時13分18秒    

手術時期が半年後になってしまうとのこと、しかし、かおりさん自身は「病院を変えてまでも早く手術をしたほうがいいのではないか」と思っているとのことですが、担当医からすればかおりさんのお母さんは手術時期を半年後にしても問題ない状況、とも解釈できます。
  「今回今まで良性と診断されていたのとは違う細胞がエコーで見つかりました」とありますが、細胞はエコーでは見えません。細胞診で「今までとは違う細胞」 が見つかったのだとすれば、本来の腫瘍に針先が当たったと解釈できます。一方、エコーで違う画像所見が見つかったのだとすれば、腫瘍の性質が変わってきた と解釈できます。
 これらの状況を踏まえてでも、手術時期が半年後になっても大丈夫と担当医が判断したのだとすれば、6月の手術を受ける方がよい でしょう。まずはこの点を担当医にしっかり「このような状況でも6月の手術で大丈夫ですか?」と尋ねることを強くお勧めします。その上で、かおりさんが 「やはり手術時期を早めたい」と希望するならば、他の医療機関を受診することをお勧めします。
 なお、HTg(サイログロブリン)は腫瘍の良性・悪性の判別には使えず、さらには腫瘍の性質を推定することもできません。250から400に、とのことですが、甲状腺の腫瘤が活発化している、と客観的に判断されます。    


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(無題)  投稿者:りんこ  投稿日:2010年12月16日(木)14時08分36秒    

はじめまして。細胞検査士様。。

私は現在35歳女性、今年夏、乳頭癌の疑い、2回の検査の結果癌と確定。

癌とは大げさなくらい、予後の良いものと安心しております。。

左部分に18mmでリンパの転移は2箇所、手術方法は、甲状腺3分の2切除。

主治医はリンパの転移は手術の時に同時に取るからなんの問題もない事と、45歳以下の全身転移はまず無い、とおっしゃってくれています。。

なので、半年後の手術にきまりましたが、今までもこれからも変わらず同じ生活をできるので、こんなこと思ってしまうのかもしませんが、

手術を2〜3年伸ばしに出来るならそうしたいと考えはじめております。。

何事も早期発見早期治療、なのは承知です。。

でも、伸ばせるなら伸ばしたいという気持ちが強いのです。。

世の中に助からない人や、思い病気で悩んでいる方がいるのに私みたいなわがままな悩みなんて怒られそうですが、もし、仮に、手術を何年か伸ばせるとしたら、どのくらいまでなら大丈夫なんでしょうか?

大丈夫なんて言い方は違うのかもしれませんが、なるべく手術は避けたいのです。。。。

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細胞検査士さま  投稿者:さちこ  投稿日:2010年12月13日(月)07時14分5秒    

コメントいただきありがとうございました。
まだ顕微鏡クラスの小さい細胞なので、経過を焦ることなく見守れそうです。  安心しました。    


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甲状腺の手術について  投稿者:かおり  投稿日:2010年12月12日(日)11時04分29秒    

母 が濾胞癌の疑いがあるとの事で手術が必要との診断を受けました。濾胞癌の場合、肺に転移している可能性も危惧されるとの事で、肺のCTを受け検査結果待ち です。手術の申し込みをしてきましたが、手術待ちの患者さんが多数居るとの事で、最短でも6月になるとの事でした。今回受けた、肺のCTの結果にもよると 思うのですが、CTの結果がOKだとしても、転移のリスクを持ちながら6月まで手術を待つことに不安を感じています。甲状腺専門の大きな病院にかかってい るため、患者さんの数もかなり多いこととは思いますが、病院を変えてまでも早く手術をしたほうがいいのではないかと思っています。一方、専門医の判断で6 月まで待機しても問題ないと考えてよいのでしょうか・・・?助言いただけないでしょうか。
2001年より甲状腺腫瘍により検査を継続的に受けてきましたが、今回今まで良性と診断されていたのとは違う細胞がエコーで見つかりました。‘HTgも400を超えており、2008年の250からかなりあがっています。

 

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がんのすけ様、ロッキー2様  投稿者:さちこ  投稿日:2010年12月10日(金)22時52分54秒

情報ありがとうございました。 文字の如く乳頭癌として考えて宜しいようですね。安心しました。
まだまだ甲状腺癌について勉強不足なので、みなさんのお力もお借りしながら病気に向き合って行きたいと思います。
ありがとうございました。    


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さちこさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年12月10日(金)22時49分1秒    

濾 胞性乳頭癌は病理組織診断時の顕微鏡観察において、顕微鏡の倍率を弱い状態で観察した際に一見 濾胞癌のような増殖パターンを示しているけれども、顕微鏡の倍率を高くして癌細胞を詳細に観察すると乳頭癌に特徴的な顔つきをしている、というものです。 Papillary carcinoma, follicular variantとも言われます。分類上は乳頭癌なので、予後も乳頭癌に準じて良いですので心配いりません。    


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さちこさんへ 2  投稿者:ロッキー  投稿日:2010年12月10日(金)20時21分54秒    

7年前に乳頭ガン、その後の手術で濾胞ガンと診断されたロッキーです。
甲状腺で違う種類の腫瘍が混在するのはそれほど珍しくは無いみたいです。

仕事柄、偶然にも大学病院の病理室の休憩所での話です。
顔見知りの先生たちがコーヒー片手に雑談されていました。
「濾胞ガンか、ただの腫瘍の区別が大変難しい・・・」
「どこで区別してよいのかわからない」
横にいた先輩の先生曰く
「最終的には直感で判断するしかない」
「私たちの判断で一人の人生が大きく変わると思うと耐えられない・・・」
その時、「私が濾胞ガンで手術しています」と言ったらビックリされてました。

私の場合、8mmの腫瘍があやしいと思い2回目の手術をしたのですが、それは良性で、
3mmの濾胞ガンが病理診断で出ました。
いずれにしても、それほど心配されることは無いと思います。
 

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さちこさんへ  投稿者:がんのすけ  投稿日:2010年12月 9日(木)22時00分31秒    

はじめまして。
瀘胞性乳頭癌について直接は知らないんですけど、いろいろ検索してみました。

さちこさんの書き込みの通り「瀘胞性乳頭癌」で検索してもほとんど何も出てこなかったんですけど、「瀘胞」を「濾胞」に修正して、「乳頭 濾胞 混合型 甲状腺」をグーグルで検索するといくつかのHPにヒットしました。

その中でも私がよく利用する甲状腺の専門病院・田尻クリニックのサイト内の、複数のページにヒットしたので、URLを貼っておきます。
ちなみに田尻クリニックのサイトには、この掲示板の持ち主「さようなら甲状腺腫瘍」(管理人・Miloさん)http://www.ne.jp/asahi/my/thyroid/のリンク集からも行けます。

●>情報源>患者情報>018 http://www.j-tajiri.or.jp/source/patient/018.html

●質問と回答集>良性結節と甲状腺がん http://www.j-tajiri.or.jp/faq/10.html

HPを開かれたら、ページ検索で「混合型」と検索してみてください。

資料を読む限り、乳頭癌濾胞癌の混合型は乳頭癌にひっくるめて分類されているので、乳頭癌同様おとなしい癌のようですよ。    


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お願い  投稿者:さちこ  投稿日:2010年12月 8日(水)23時51分59秒    

初めて投稿いたします。
瀘胞性乳頭癌についてご存知の方、どなたでも結構ですので教えてください。    


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細胞検査士さま  投稿者:ハーモニー  投稿日:2010年12月 7日(火)01時35分6秒    

そうですよね。
同室だった、乳がんの方々は2,3週間で病理結果が出て、それと同時に
化学療法の方針、放射線の線量や回数が決められて治療が進められています。
私も、6週かかっても、というのは、別に私の検査が難航している
ということではなくとも、何かしら通常とちがう事態が起こっていると
思っています。
主治医は「丁寧に診てくれているんだと思いますが・・・」と・・・・
アイソトープさえ必要なさそうな雰囲気なので、大丈夫と思いますが。
次回外来は年明けで、そこで病理の結果を聞く予定ですが、
今度は、病理結果が出ているか否かを電話で確認してから
行こうと思っています。
特別はことはないと思いますが、結果がでたらまた書き込みをします。    


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ハーモニーさんへ  投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年12月 6日(月)20時59分45秒    

ご 報告ありがとうございました。病理の診断結果が6週間経っても出ていない、というのは異常です。担当の外科医から病理部に対して、「なぜ結果が出ていない のですか? 第一報だけでも報告して下さい」と言ってもらえば、現時点での状況だけでも教えてもらえるはずです。確かに、乳腺と甲状腺では、乳腺のほうが 病理診断結果が術後の経過観察に大きな影響を及ぼすことが多いので、なるべく早く診断結果を出すようにしていると思いますが、いくら何でも6週間は非常識 すぎます。
 今後の治療方針に関しては、担当医の仰るとおり「今後の治療を大きく左右するものではない」と思いますので、心配しなくて大丈夫でしょう。


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細胞検査士さま  投稿者:ハーモニー  投稿日:2010年12月 5日(日)01時30分28秒    

一応中間報告です。
病理結果が術後6週たった現在も出ていないとのことでした。
「何か特別な理由があるのですか」と聞いたのですが
そういうことはなさそうとのこと、外科医による話しでした。
病理部の詳しい状況は外科ではわからないでしょうが。

ただ、担当医の話では、術中には、はじめに確認されていた
2つの腫瘍以外の転移は見つからず、もし病理結果でリンパ節転移が
あったとしても、今後の治療を大きく左右するものではない。
今回手術をすぐにしなかったとしても、すぐにどうなるというものでは
なかったと思うが、いずれは腫瘍は大きくなっていったでしょう、
あまり心配はいらないとのことでした。

でも、入院中に知り合った乳がんの方たちは3週ほどで
病理の結果が出て、その後の化学療法、放射線、ホルモン療法などの
方針が出ています。

甲状腺全摘と乳腺部分切除では状況が違うとは思いますが、私の
病理の結果の遅さは何かしらのアクシデントが
生じていると思っています。

結果については最終的に聞くまでは気にしないようにします。    

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