2010年3月の甲状腺医療情報の掲示板


細胞検査士さま 投稿者:りょう  投稿日:2010年 3月31日(水)23時27分48秒   
   お忙しい所、ありがとうございました。

私も気になっていました。
私の場合は、ホルモン療法は、行わないとの事でした。
婦人科での見解でしたので、全部検査した訳じゃないし、細胞検査士さまが言うように、司令塔は大丈夫だろうか?と正直心配ですので、4月末に甲状腺外来が あるので、内分泌外科ですが、内分泌内科の診察が必要か相談してきます。

5月には肝生検もあるので、ステロイドも増量になると思われるので、今後は色々と不具合も出ると思います。

また、前進できそうです。ありがとうございました。   
 

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細胞検査士さま 投稿者:みれ  投稿日:2010年 3月31日(水)21時42分10秒   
   お返事ありがとうございます。確かにTgAbの基準値が40のところが800台で高いです。転移だった場合、本来あのまま治療用カプセルを新たに飲むはず が、そのまま帰ることになり、もしまた治療用カプセルを飲むことになったらまたチロナミンから始めて1ヶ月近い準備期間を要するわけですよね。あのまま 帰ってよかったのかと、まだお手紙が来ていないので気にしても仕方ないのはわかっているのですが・・・。有名な専門病院なので、甲状せんに関してはこれ以 上の経験や知識のある医療機関はなかなかないだろうと考え、とにかく今はお手紙待ちです。ありがとうございました。   
 

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あけちんさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年 3月31日(水)21時19分34秒   
    甲状腺微小乳頭癌とは、通常は1センチ以下の小さい癌組織が甲状腺内に存在する疾患を指します。つまり、甲状腺乳頭癌の中でも小さいタイプのものが甲状 腺微小乳頭癌と解釈されます。ICD10コードの記載に関しては、ネットで情報を探すよりも担当医に直接聞くべきです。契約している保険の種類によって は、微小乳頭癌では保険金が下りないタイプもあるかもしれません。
 もしくは保険会社の営業担当に相談して、手元にある診断書を見せて不備があるかチェックしてもらってはどうでしょうか? ICD10コードの不備を指摘 されたら、医師にその旨をちゃんと伝えて記載してもらう必要があります。   
 

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あけちんさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年 3月31日(水)21時19分34秒   
    甲状腺微小乳頭癌とは、通常は1センチ以下の小さい癌組織が甲状腺内に存在する疾患を指します。つまり、甲状腺乳頭癌の中でも小さいタイプのものが甲状 腺微小乳頭癌と解釈されます。ICD10コードの記載に関しては、ネットで情報を探すよりも担当医に直接聞くべきです。契約している保険の種類によって は、微小乳頭癌では保険金が下りないタイプもあるかもしれません。
 もしくは保険会社の営業担当に相談して、手元にある診断書を見せて不備があるかチェックしてもらってはどうでしょうか? ICD10コードの不備を指摘 されたら、医師にその旨をちゃんと伝えて記載してもらう必要があります。   
 

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りょうさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年 3月31日(水)21時07分53秒   
    膠原病を含む自己免疫性疾患は一般に治療が難しいです。もちろん橋本病も自己免疫性疾患です。卵巣の機能が急激に悪化した原因が甲状腺全摘だというのは 確実なのでしょうか? 卵巣という臓器は特殊な性質を持っており、人体に危機が訪れたときに最初に機能を止める臓器の一つが卵巣です。つまり、人体の危機 の際は卵巣以外の重要な臓器に優先的に血液を流すという意味です。また、卵巣の機能をコントロールしているのは脳の下垂体や視床下部です。甲状腺も下垂体 や視床下部がコントロールしています。
 婦人科でのホルモン療法を始める前に、全身の内分泌機能をチェックしてみてはいかがでしょうか?   
 

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みれさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年 3月31日(水)20時49分33秒   
    TgAbが非常に高い状態でサイログロブリンが検出されています。サイロイドベッド由来と考えるにはサイログロブリンが高すぎるような気がします。乳腺 に集積していると考えるよりも両肺にびまん性転移を起こしていると考えるほうが値に説明がつきます。
 難しい判断だと思いますが、医師に判断をゆだねて治療方針を決めていただきましょう。   
 

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初めての投稿 投稿者:あけちん  投稿日:2010年 3月27日(土)07時43分52秒   
   初めて投稿をさせていただきます。

今年の1月に体の倦怠感と異常な汗かき、家族に首の腫れを指摘されて甲状腺専門医を受診したところ、バセドウ病疑いと診断されました。
血液検査とエコー診断をしたところ、バセドウ病のほかに甲状腺に1センチほどの腫瘍も見つかりました。
腫瘍を穿刺細胞診で調べたところ、クラスWで甲状腺乳頭癌という病名を告げられました。

1センチなので、今のところは手術をせず経過観察で半年に一度エコー検査をする予定です。
大きくなれば手術をしなければいけないと言われております。

先日「ガン診断給付金」(ガンと診断されたら給付される保険金)の手続きのために担当医に診断書を作成していただきました。
病名欄には「甲状腺微小乳頭癌」と書かれていて、ICD10コードが空白になっていました。
この甲状腺微小乳頭癌というのは甲状腺乳頭癌とは別の病気なのでしょうか?

ガン診断給付金はICD10コードがない病気には給付対象外です。
担当医にも「これは悪性のガンなので、給付対象になるでしょう」と言われたので診断書を作成してもらったのですが、最初に聞いたのと微妙に病名が違ってい るのも気になります。

私は単に腫瘍の大きさだけで「微小」という名が付いているだけかと思っていましたが
実際は別の病気なのでしょうか?
担当医がICD10コードを書き忘れてしまっただけなのでしょうか?
担当医に確かめる勇気もなく、ただひたすらネットで情報を探していますがわかりません。

細胞検査士様、甲状腺乳頭癌と甲状腺微小乳頭癌は同じ病気なのでしょうか?
それとも全く別の病気なのでしょうか?
アドバイスをどうかよろしくお願いします!   
 

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細胞検査士様 投稿者:りょう  投稿日:2010年 3月27日(土)00時28分8秒   
   お久しぶりです。
いつも色んな相談に乗って頂き、感謝しています。
それに、皆さんの悩み事にも温かい返事で、知らない事が沢山で、それと共に、大変勉強になっております。ありがとうございます。

今回の相談ですが、甲状腺全摘の影響で急激に卵巣の機能が悪化し、閉経してしまったようです。
自己免疫性肝炎や2つ膠原病があり、何も治療しないほうが良いとのことで、自然に任せました。
こんなところで影響があるものなのでしょうか??勿論、個人差もあるとおもいますが、何か情報があればと思い相談させて頂きます。
ただ、私自身は、更年期の症状は分かりません。。。というのも、18年間甲状腺疾患があり、最近では橋本病による甲状腺機能低下症でしたので、普通の症状 が分かりませんので、
特にリスクもある婦人科のホルモン療法はやりたくないです。
3/1の検診時には、甲状腺の腫瘍マーカーが疑陽性になり、チラーヂン不足も指摘されました。急に不安定になるものなのか、不思議です。    
 

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細胞検査士様 投稿者:すもも  投稿日:2010年 3月25日(木)21時07分40秒   
   お返事ありがとうございました!
主人とももう少し相談をして、新しい病院への受診も前向きに検討したいと思います。

また細胞診の結果等出ましたらご報告させていただきます。
何かありましたらメールさせていただくかと思いますがその時はどうぞよろしくお願いいたします。 
 

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細胞検査士さま 投稿者:みれ  投稿日:2010年 3月25日(木)12時44分0秒   
   こんにちは。先日乳頭癌の肺転移、サイログロブリン等についてお伺いしました、みれです。その際には大変お世話になりました。

今日アイソトープ検査の結果が出たのですが、先生に「大変迷う結果なので、放射線科の先生とダブルチェックを入れてからまたお手紙します」と言われまし た。というのは、画像としては、胃、膀胱などは黒っぽく、またサイロイドベッドもはっきり見られこれは問題なしとのことなのですが、問題は胸部で、おっぱ い(乳腺)に集積したものなのか、肺なのか判断しかねるとのことで。おっぱいに集積するケースもあるそうですね。写り方としては、両方のおっぱいの部分が 全体的にぼんやりと黒く写っていました。ちなみに血液検査の結果は

FT3が0.6、FT4が0.18、TSHが46.82、TgAbが817.3、HTgが7.1でした。

先生は、このサイログロブリン値は、サイロイドベッドから放出された値と考えても良い範疇だし、積極的に転移を疑い治療に踏み込む状況としては弱いとおっ しゃり、とりあえず今日はそのまま帰宅しました。なんだかすっきりしなくて、細胞検査士さまにメールせずにはおられずメールしてしまいました。もちろん、 お手紙が来れば今後の方針もわかるのですが・・・。この結果を客観的にどう見たら良いのかわかりません。とりあえず明日からチラージンも食事も元に戻りま す。とりとめもない内容で申し訳ありませんが、何かコメントいただけると幸いです。   
 


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細胞検査士さま 投稿者:まこと  投稿日:2010年 3月24日(水)17時38分46秒   
   お返事 有難うございます。 いろいろ 噛み砕いて 教えていただいて よく 分かりました。 今後も 経過をみていく めどがつきました。                  また、何か 不安になったときは 質問させていただきます。             毎日 お昼休みに 30分 歩くこと 始め ました 春の気配と 検査士さまに元気もらいました。   
 

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細胞検査士さま 投稿者:ひとみ  投稿日:2010年 3月24日(水)11時09分40秒   
   お返事ありがとうございました。
今の病院では診察に行くたびに「切る気になった?」と聞かれるので精神的にも、ちょっとまいってました。
今度 専門の病院に行ってきます。
また結果報告しますので宜しくお願いします。
ありがとうございました。   
 

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ひとみさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年 3月23日(火)21時04分17秒   
    非常に判断に迷う状況ですね。乳頭癌のようでもあるし、ただの甲状腺結節のようでもあるし・・・ その状況でいきなり全摘と言われたら途方に暮れてしま いそうです。しかし甲状腺機能亢進症の既往があるとのことで、癌ではないかもしれないと承知の上で全摘してしまい、ホルモン剤でコントロールするのも選択 肢の一つかもしれません。状況が許すならば、他の施設、特に甲状腺専門病院などの経験豊富な病院で診断を受けることをお勧めします。なお、乳頭癌では石灰 化を伴うことはありますが、石灰化があるから癌、という訳ではありませんので、それほど心配しなくて大丈夫です。   
 

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すももさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年 3月23日(火)19時38分46秒   
    濾胞性腫瘍の場合は細胞診は無力ですが、乳頭癌では診断することができますので、多少は意味があると思います。また細胞診を繰り返し行ったために悪性度 が高くなった、等の報告は聞いたことがありませんので、それほど気にする必要はないでしょう。
 少しでも早く手術を受けたいという希望があるならば、新しく受診する病院で手術することも選択肢として良いのではないでしょうか。病院は手術だけでな く、術後のフォローや定期検査も大切ですから、どちらが通いやすいかも加味してお決めになってください。   
 

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まことさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年 3月23日(火)18時46分55秒   
   返信が大変遅くなりました。
1.首の部分が黒くなったとのことですが、再検査をしないという点から、いわゆるサイロイドベッドではないでしょうか? アイソトープは尿と共に排泄され ますが、治療効果に関しては、年齢が若ければ若いほど治療効果が「期待できる」といえますが、まことさんの治療効果は?と尋ねられても現時点ではお答えで きません。しばらく期間を空けた後にアイソトープ検査をして、まだ癌細胞が残っているか否かを判定してからでないと、治療効果については判定できません。
2.左側のリンパ節に関してですが、癌の転移が強く疑われる状況であれば、積極的に切除することになるでしょう。もし転移か否か不明な場合は経過観察を続 けるか、もしくはまことさんの希望に沿った選択がなされるかもしれません。
3.肩のだるさ等の症状ですが、甲状腺とは直接関係ないと思いますが、手術後遺症(手術によって神経が切断される等)の可能性がありますので、担当医に申 し出る、もしくは整形外科で事情を説明して検査してもらってください。
1〜3のご質問は専門的すぎて、私のお答えできる範囲を超えています。お役に立てず申し訳ありませんが、担当医に直接尋ねていただけますでしょうか?    
 

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細胞検査士さま 投稿者:ひとみ  投稿日:2010年 3月22日(月)16時59分13秒   
   はじめまして!私は5年前甲状腺機能亢進症と診断され現在は亢進症の数値は正常になっているのですが、甲状腺乳頭癌の疑いがあると診断されています。
3ヶ月に一度、細胞診を行っています。今の所悪性の診断はないのですが、全摘の手術を勧められています。
腫瘍は小さいのですが、石灰化しているようで・・・
やっぱり手術は必要でしょうか?
他の病院でも診察してもらおうかとも思っているのですが・・・
ご意見いただけたらありがたいです。   
 

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細胞検査士さま 投稿者:マナミ  投稿日:2010年 3月15日(月)11時21分18秒   
   丁寧なご返事ありがとうございました。
細胞検査士様のおっしゃるとおり、MENUA型です。母親から受け継いだものであって、
母親は私が中3の頃に肺へ転移して亡くなっております。母親の弟、妹にも遺伝しておりましたが、
二人とも全摘がうまくいって、今も健在です。もとは母親の父親からの遺伝だそうです。
なので、息子も先日遺伝子検査をするための採血をしました。ただいま結果待ちです。

私は東海地方に住んでいるのですが、放射線専門で治療を行っているところを探してみようと思います。
息子のことも心配してくださり、ありがとうございました。めいっぱい愛情を注ぎ、
この夏に控える手術をともに乗り切りたいと思います。

お忙しいなか、本当にありがとうございました!
また報告などできたらと思います。   
 

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細胞検査士様 投稿者:すもも  投稿日:2010年 3月14日(日)16時33分34秒   
   お忙しいところ、丁寧かつわかりやすいご説明をありがとうございました。やはり濾胞癌の疑いは細胞診でははっきりとした結論は出せないのですね・・。とな ると、細胞診の結果が仮に良性であろうと、いずれにしても手術をしなければわからないということなのですね。そうなると細胞診をする意味があるのかとも 思ってしまうのです。

現在通院している病院は超有名な都内の専門病院なのですが、細胞診だけでも1ヶ月半待ちで、手術ともなると半年待ちなんてことも普通のようで・・。細胞診 を待っている今でさえ精神的にはかなり辛いものがあります。主人は来月予約の細胞診はそれはそれでやってもらうことにして、とりあえず先に他の病院でやっ てもらったら?といいます。そこで都内にある違う甲状腺専門病院に問い合わせたところ、初診でも言えばその日に細胞診ができるとのこと。できるだけ早く すっきりしてしてしまいたいのですが、たとえば今月も来月も細胞診を受けるというのは、腫瘍には良くないことなのでしょうか?
さらにもしその病院では手術がそれほど待たなくてもいいようなら、いっそのことそちらの病院で手術もありなのかなと思ったり・・。
アドバイスいただけますでしょうか?よろしくお願いします。   
 

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検査士 さま 投稿者:真  「まこと」  投稿日:2010年 3月14日(日)11時32分51秒   
   こんにちは、昨年 夏に乳頭がんで甲状腺全摘出 右側のりんぱも取り無事に終わった  と 安心しておりました。 12月に 日帰りのアイソトープ治療を しましょう ということになりました。カプセルをのむまでは 入院治療のがんのすけさんと同じことしました。食事制限と投薬の調整。 初日 カプセル飲ん で 一日 空けて 検査しました、 画像には 首の部分が 黒く  写っていまして その日も カプセルをのみました。 通院で飲める ぎりぎりの量のお 薬だそうです。 それで 次回は二ヶ月後・・・・
三時間待ちの 三分診察 質問しようにも 自分がどんな状態で これからどのように、なっていくのか 分かりません。   いつも 血液検査の 結果みて  次回の予約を聞いて帰る。なんか スッキリしないんです。  カプセルを二回呑んだだけで 大丈夫なのかな??もしかしたら 転移しているのでは??

 1 通院アイソトープを 終えたのに 黒い部分の 再検査はしなくていいものなのでしょうか 尿とともに排泄されると聞きましたが 無くなったのでしょ うか?治療効果はどれくらい 望めるのでしょうか?
 2 左側のリンパを再び 手術でとるということは ありますか?                                                      3 首から肩にかけて だる重さがぬけません 肩の皮膚の感覚も鈍いのですが甲状腺と関係ありますか?                                    とりとめのない 質問で 申し訳ありません よろしくお願いします。 
 

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マナミさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年 3月13日(土)23時33分29秒   
    若くして大変な重病を背負っていながら、度重なる不幸にもくじけず前向きにがんばっているマナミさんの姿が目に浮かび、本当に頭の下がる思いです。投稿 を拝見する限り、典型的な多発内分泌腫瘍症UA型と思われますが、マナミさんを含めて近親者の方々は遺伝子検査は受けられたのでしょうか。ひょっとしたら 息子さんにも遺伝子が受け継がれているかもしれませんので、遺伝子検査を受けて褐色細胞腫や甲状腺髄様癌の早期発見に努め、場合によっては甲状腺の予防的 全摘術を受けられるのがよいと思われます。
 担当医の言うとおり、転移・再発した髄様癌に対しては化学療法は無効ですが、放射線照射によって治療効果が期待できますので、もし放射線専門医による受 診がまだでしたら、なるべく早く受診することをお勧めします。もしマナミさんが東京方面にお住まいでしたら、都立駒込病院の放射線科が第一選択肢でしょ う。
 息子さんの先天性心疾患も大変なご心配でしょう。しかし乳児の生命力は思っている以上に強いです。縁があってマナミさんのもとに誕生してきたわけですか ら、運を天に任せ、その生命力を信じて手術の成功をお祈りしましょう。今のうちに愛情をたっぷり注いであげてください。無意識のうちに息子さんもマナミさ んと手術後に会えることを楽しみにするはずです。
 今現在マナミさんが感じていらっしゃる自覚症状が転移によるものか否かはわかりませんが、できれば日記等に症状をメモすることをお勧めします。たとえば 何時頃に、どのような症状か、どの部分か、どの程度か(いつもに比べてどうか)、どのくらいの(継続)時間か、等をメモしていきますと、それを見た担当医 が転移の場所や程度を推測する手段となりますので、放射線治療の際の重要な情報となり得ます。
 今後も前向きに、ご自身および息子さんを大事になさってください。   
 


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すももさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年 3月13日(土)22時53分18秒   
    返信が遅くなりました。まず1.ですが、「良性と言われていたものが悪性に変わる」ということは生物学的にはあり得ますが、特に甲状腺癌の場合は若干 ニュアンスが異なります。そもそも甲状腺濾胞癌は手術前に診断することが非常に難しいので、術前検査で「良性」と言われたとしても、本当に良性腫瘍なのか という疑問が残ります。つまり、本当は濾胞癌なのに術前検査で良性と言わたとしたら、「手術したら悪性に変わっていた」と感じるわけです。ですので、「良 性と言われていたものが悪性に変わる」というのは正解でもあるし、間違いでもあります。
2.濾胞癌は細胞診では診断できません。なぜなら、手術をして摘出した甲状腺癌を病理組織診断をして初めて診断が確定するからです。これは癌取り扱い規約 に掲載されていますので、細胞診で診断してはいけない領域の一つです。しかし、細胞診で良性腫瘍と判定されたとしたら、手術が延期、もしくは経過観察に切 り替えられることがあるかもしれませんが、1.で記したように「本当は濾胞癌」である可能性は十分考えられますので、安心はできません。
3.甲状腺は出血しやすい臓器ですから、細胞が増殖する際に血管が破綻する可能性はありますが、悪性だから内出血するという訳ではありませんので、悪性の 特徴にはなり得ません。また古い出血成分を容れた嚢胞も珍しくありません。
4.乳頭癌や濾胞癌は経過が長いですから、妊娠が発覚してから出産までの期間程度なら手術延期は大丈夫でしょう。もし緊急を要する場合は、妊娠中期に全身 麻酔を使って手術することは可能です。
5.妊娠が腫瘍を悪化させるリスクは非常に少ないと思いますが、妊娠期間中は積極的な治療ができず、経過観察になるので「放置」状態になるわけで、その間 に癌が進行し、場合によっては転移する可能性がゼロではありませんから、そのような意味では「悪化」させているのかもしれません。
もしすももさんが私の妻ならば、今回は妊娠していなかったとしたら、早めに手術をして、身も心もスッキリしてから家族計画を立てると思います。    
 

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細胞検査士さま 投稿者:マナミ  投稿日:2010年 3月10日(水)00時03分42秒   
   はじめまして。
私は26歳の甲状腺髄様癌(多発性内分泌腫瘍症候群)を患っているものです。

15歳のときに右副腎の褐色細胞腫と甲状腺髄様癌を指摘され、
右副腎全摘、甲状腺全摘(リンパ節22本も)をしました。
甲状腺を全摘したのにもかかわらず、カルシトニン値はしだいに上昇し、今は2000ほどです。
CEA値も35ほどあり、PETCT検査をしたところ、骨髄への転移の可能性を指摘されました。
(画像ではポツポツとある程度です)

髄様癌は放射線や抗がん剤の効果がないと知らされています。
またPETレベルでの骨髄への転移がわかったとして、これから自分の体がどのようになっていくのか、見当もつきません。
体に力が入らなくなるとき(震えるような)がありますが、これが症状なのかもいまいちわからないようです。
主治医も「ちょっと方法がありません…」と言葉少なで困っているようでした。
別に余命を告げられたわけでもないので、余計にどうしたらいいのかわかりません。
セカンドオピニオンも考えていますが、どの病院へかかっていいものかもわかりません。

私にはもうすぐ生後7か月になる息子がおり、息子は先天性心疾患を患っています。
この夏に人工心肺を使用する大きな手術も待っています。
自分のことより息子の方が心配ですし、自分の病気のことは病気がわかってから色々と覚悟はしてきたので、
ショックで何も手がつかないといったようなことはありません。
冷静に、これからできることを探していかなくてはといった感じです。

まとまらない文章で申し訳ありませんが、どんなことでもいいのでご意見を頂けませんか?   
 

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細胞検査士様 投稿者:すもも  投稿日:2010年 3月 9日(火)16時13分0秒   
   細胞検査士様はじめまして。35歳女性です。
現在、濾胞癌の疑いもあるとのことで、細胞診を来月予定しています。
まずこれまでの経過を書かせていただきます。

最初に首の腫れぼったさに気がついたのは20歳頃で、大学病院を受診。その時は甲状腺の中に小さい水泡のようなものがたくさんあるとの診断。特に気にせず 過ごしていましたが、今から3年半ほど前の2006年10月、たまたま受けた頸部のMRIで2センチ弱の腫瘍があることがわかり、総合病院で細胞診の結果 クラス2の良性と言われました。その時の医者からは年1回の検査で十分とのことでしたが、念のため翌月に甲状腺専門病院を受診しました。その時はエコーと 血液検査をしましたが、エコーの所見からも良性だろうとのこと、甲状腺のホルモン値にも異常なし。(ただしHTgはだいぶ高かったと記憶しています。)経 過観察ということになりました。

その後まもなく妊娠し出産。出産後の2007年11月に検査したところ腫瘍が初診時の1.93センチから3.2センチに大きくなっているとのことで、 2008年1月に2回目の細胞診を行いました。結果は良性。
翌2009年2月の検査では、腫瘍の内部がこれまでより詰まってきていると言われましたが、それ以上のことは何も言われませんでした。大きさもそれほど変 わらなかったと思います。

そして1年ぶりに先週検査に行ったところ、腫瘍がさらに大きく4センチくらいになっていました。ちなみに今回の血液検査はFT3、FT4、TSHは正常値 ですが、TgAbが121.8、HTgが402.3でした。1年前はTgAbの結果はのっていませんがHTgは355.0となっています。
そして腫瘍の内部がさらに詰まっている様子でした。それから腫瘍の真ん中あたりに黒い水たまりのようなものが見えたので、何かと質問するとおそらく内出血 でしょうとのこと。1年前の画像にもほんの少〜しだけ同じような内出血?が見えました。
腫瘍の充実性?から濾胞癌の疑いもありで細胞診をすることになりましたが、甲状腺の専門病院のため大変混んでいて、細胞診の予約が来月後半になってしま い、それまでの時間を不安でどう過ごしたら・・という感じです。

さらに年齢的にもそろそろ二人目を考えていたところでしたので、もしすでに妊娠していたら・・と思い先生に聞いてみたところ、その場合は出産後に手術しま す、やむをえないですね。。と言われました。

まだ結果が出たわけではありませんが、いてもたってもいられずメールさせていただきました。

以下、質問です。
1.私のような経過の場合、良性と言われていたものが悪性に変わることもあるのでしょうか?
2.濾胞癌は細胞診では診断がつきにくいといいますが、濾胞癌の疑いでも細胞診の結果、明らかに良性で疑いが晴れ、手術不要となる可能性もありえるでしょ うか?やはりいずれにせよ手術ということになるのでしょうか?
3.腫瘍の内部で内出血する原因は何でしょうか?出血は悪性の場合の特徴になるのでしょうか?
4.もし腫瘍が悪性で、すでに妊娠してしまっていた場合、妊娠を継続し出産後に手術でも大丈夫なのでしょうか?
5.妊娠は腫瘍を悪化させるのでしょうか?

質問は以上です。長くなってしまい申し訳ありません。。
私としては、たとえ良性でもいずれは切除したほうがいいかなとは考えていますが、年齢的にもできれば二人目を出産してから・・というのがあります。
とりとめのない文章になってしまいましたがどうぞよろしくお願いいたします。   
 

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みきこさんへ 投稿者:細胞検査士  投稿日:2010年 3月 2日(火)22時18分38秒   
    ご丁寧なご報告をありがとうございました。甲状腺を残したとしてもホルモン剤服用が必須という状況ならば、一度に手術を終わらせてしまった方(甲状腺全 摘術の方)がよいですね。また反回神経麻痺の可能性も低いとのことで、術後の副作用も安心ですね。信頼できる医師に執刀してもらえるのも心強いことでしょ う。
 術後の予後が極めて良い乳頭癌だったことは不幸中の幸いですし、もちろん統計学的にはみきこさんの年齢であれば、術後の余命は健常者とほとんど差はない ですから、しっかり定期検査を受けて早期発見・早期治療に努めればまず大丈夫です。何よりも私も嬉しかったのは、ご家族や親御さん達が全面的にバックアッ プして頂けるということです。甲状腺癌にかかってしまったことは不幸だったと思いますが、ご家族との絆をより一層深めることができる訳ですから、みきこさ んは本当に幸せ者だと思います。術後数週間は家事に復帰できないと思いますから、その間はご主人に大いに甘えて、体調が回復したら皆さんに恩返しして差し 上げてください。   
 

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ご報告です 投稿者:みきこ  投稿日:2010年 3月 2日(火)04時34分55秒   
   細胞検査士様

2月15日に質問させていただいた際には、丁寧なお返事をありがとうございました。
分からないことだらけだったので、とても参考になりました。

あれからもう一度甲状腺専門病院を受診して、右葉のみの摘出で済ませることができないか確認してみましたが、やはり全摘の方がいいということでした。
問答無用だからというのではなく、私の場合は年齢に対して腫瘍が大きく反対側にすでに転移していてもおかしくないこと、半分を残しても結局ホルモン剤は一 生服用になることから、残すメリットがあまりないという説明でした。
また反回神経麻痺については、幸い腫瘍が神経とは反対側に大きくなっていて可能性は低いらしく、少し安心しました。
以上のことから、甲状腺全摘出+右側リンパ節郭清を受ける決心をしました。
手術日は3月29日です。無事終わることを祈るのみです。
アイソトープ治療は当面は避けたいと主治医にお願いしましたが、これは手術してからじゃないと進行具合がはっきり分からないので何とも言えないということ です。
主治医を信頼して指示に従おうと思います。

入院の間、子どもたちは私の実家が預かってくれることになりました。
主人も両親も私の決断を後押しし、全面的な協力を約束してくれました。
苦しい時に助けてくれる人が大勢いて、私は本当に幸せ者です。

細胞検査士様が親身になって相談にのってくださったことが大変うれしく、涙が出ました。
また何かありましたら質問させてください。
ありがとうございました。   
 

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ともみさん 投稿者:のぶた  投稿日:2010年 3月 1日(月)23時10分23秒   
   おひさしぶりです。首の傷は悲しいけど薄れていきます。腰は坐骨神経痛では?椎間板ヘルニアとかいろいろ有るけど足まで症状無いから、たいした事はないか も、乳頭癌でなかった?濾胞癌なら骨転移とか心配になってくるけど、担当医に相談するのが一番すっきりすると思いますが。担当医はともみさんが納得できる 方でしたか?私も傷まだ少し赤いでーす。甲状腺の雑談掲示板で検索したら、いろんな雑談できますよ。わたしゃ見て癒されとります    
 

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(無題) 投稿者:ともみ  投稿日:2010年 3月 1日(月)13時59分55秒   
   1ケ月ぶりの投稿です。
先月、全摘して先週仕事復帰いたしました。
33歳で、首に大きなメスのあとがなんか悲しいです。
左リンパもたくさんとったみたいで常に左が突っ張った感じです。

1つ気になることがあって、質問させていただきました。

術後から、ずっと左の腰が痛くて坐骨神経痛?
腰を曲げる時に「ビビビ」って痛みが走ります。
椅子に座るときも「ビビビ」って痛くなります。

これは左のリンパを取ったことが原因って考えられるのでしょうか?
少しでも考えられるか、全く関係ないか気になっています。
よろしくお願いいたします。 
 
   

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