ゆりかごさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:2009年 2月27日(金)22時35分13秒
あくまでも文献的な数値ですが、乳頭癌の10年生存率は約80〜95%と言われています。また、残存甲状腺での再発または頚部リンパ節への転移は
5〜20%、肺や骨への遠隔転移は10〜15%と言われています。しかし、全体の約8割の方は、天寿を全うできるとも言われています。
10歳代で乳頭癌を発症した方は、再発・転移する確率が前述よりもかなり高くなります。若くして乳頭癌になった方は、再発・転移を起こしやすい一方、放
射性ヨードに対する治療成績が非常に高いので、予後が非常によいのです。また統計学的には、45歳を超えてから発症した方は、残念ながら45歳未満の方に
比べて予後は悪くなるという数値が出ています。
ゆりかごさんは腫瘍サイズが1.5cmとのことですが、もしゆりかごさんが(手術をしたときの年齢が)45歳未満の場合、腫瘍サイズと予後との相関は統
計学的にはないとされています。さらに頚部リンパ節や気管にも浸潤がないとのことで、今回の手術で完治する可能性が非常に高いと考えます。担当医から「肺
や骨への遠隔転移を調べていく」と言われたようですが、恐らく、その医師はすべての方に同じように言っているはずです。なぜなら、遠隔転移をチェックする
ために、多くの方は定期検査の中で胸部X線撮影やCT検査を受けるからです。そのことを意味しているのでしょう。なちさんが投稿してくださったとおりで、
「早期発見」が重要なキーワードになってきます。
ゆりかごさんは3児の母とのことですが、万が一再発・転移を起こしたとしても、非常に効果の高い治療法が確立されていますので、心配する必要はありませ
ん。それよりも、例えば乳癌や子宮癌などは若い方が発症する傾向がありますので、そちらの検診も併せて是非お受けになってください。
再発・転移は、ご自身の免疫機能が大きく関与していると考えます。免疫機能が高ければ癌細胞を死滅させる能力が高くなるので、再発・転移のリスクが減る
ことになります。ですから当然、「毎日不安で眠れない」状態は大きなストレスとなり、免疫機能の低下を助長しますので、今日から不安を払拭し、3人のお子
さんたちと楽しく笑って毎日を過ごすように心がけてください。なちさんの投稿はとても重要なメッセージが多いです。私からも一言、「笑う門には福来る」で
す。
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なちさんへ 投稿者:ゆりかご 投稿日:2009年 2月25日(水)17時47分17秒
ご回答ありがとうございます。
’甲状腺がん’という病気こ事を理解しようとパソコンで調べたりして生存率の高いおとなしいがんと認識はしていますが・・・やはり「がん」という病名が
ついてる限り すごく不安で、すぐに「死」を意識してしまい涙がとまりません。
手術をして1年経った今 だいぶ前向きに考えていこうと決意したんですが 転移の話を聞いたりして 恐怖感が襲ってきました。でも なちサンのアドバ
イスを受けて これからは経過観察とともに プラス志向で病気をはねのけて 長い年月慎重につきあっていこうかと・・・こういう病気の事は なかなか人
には相談できなくて 落ち込んでいましたが なちサン始めいろんな方の話を見てると 頑張って行こうと勇気づけられました。ありがとうございます。
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ゆりかごさんへ 投稿者:なち 投稿日:2009年 2月24日(火)21時50分23秒 返信・引用
編集済
> No.126[元記事へ]
>ゆりかごさんへのお返事です。
はじめまして。なちと申します。この掲示板は、私も(他多くの方も)いつも拝見させて頂き、貴重は情報を入手していて、いつもお世話になっております。
細胞検査士様も、丁寧に答えてくれると思いますけれど、少しでも検査士様のお力になれば、と思い、私も甲状腺乳頭がんで治療している者として、ご不安な気
持に少しでもお力になれれば、と思いご返信させて頂きました。
私の場合は、全摘出>>右反回神経麻痺後>>内照射放射線治療、そして2年ご再発して、再手術と、再内照射治療と、続いてあれこれ治療に追われておりまし
た。そして、今度は声帯の治療も同時にしています。
この治療の間、CTも、MRI、PET、細胞診、全身スキャン、ありとあらゆる検査を続けて来ました。理由は「早期発見」の為です。このガンは、転移が非
常に多いがんですが、治療法も確立していて生存率も他のガンに比べて段違いにいいことはご存知の通りです。甲状腺右葉のみの摘出、という事で、甲状腺細胞
が存在する限り、再発の可能性はこの先左葉摘出の可能性も十分ありますし、転移も考えられます。転移をしたら、手術するしかありませんし、その後は放射線
ヨードで対応する事になると思います。
乳頭がん以外の甲状腺がんでは、遠隔転移をする可能性が高いといわれていますが、もちろん、乳頭がんでも、その可能性は、長い年月をかけて見守っていく行
く必要があり、可能性はゼロではないです。
逆に、ゆりかごさんの主治医の経過観察方針は、早期発見に役立つ事ですし、いい事だと理解します。肺や骨に転移している方でも、元気に病気と闘っておられ
る方を多く存じております。すぐに「死」と結びつけずに、長い付き合いになる事は覚悟された方がよい、という事なのです。
甲状腺がんは「致死率が低いがんではあるけれど、長い年月、恐らく一生経過観察をしていく必要のあるガンである」に尽きると思います。
という事は、一生不安な気持のままで生活していくか、それとも開き直って、病気と付き合っていくか、どちらが、がん細胞に影響を及ぼすと思いますか?開き
直って、ポジティブな気持を付き合っていく!これが一番の薬であり、なによりもがん細胞再発に効くと思います。これは、科学的にも実証されていて、ストレ
スが多いとがん細胞と闘う威力が落ちるそうです。以前、末期がん患者さんのドキュメンタリーを見ましたが、彼女がまさにそのポジティブな気持で、奇跡的に
輝いていたのを見た時「本当なんだな」と心から思いました。もちろん、末期がんで、手の施しようがない、という状態で、最終的には…若くして亡くなられま
したが、病気と闘いながら、主治医も信じられないような奇跡的に復活したのです。
経過観察はとても大切です。主治医がそうのように判断されるのであれば、キチンと検査を受けて、その上で再発となれば、何らかの手立てがあるガンなのです
し、肺や骨に転移したら、すぐに「死」と結びつけるのは、間違いです。ゆりかごさん次第なのですから、しっかり気持を持って、頑張って下さいね!応援して
います!
細胞検査士様が、私達宛てに書いて下さったこの記事、是非読んでくださいね。必ず気持が落ち着きますので。ゆりかごさんの気持、よくわかります。だからこ
そ、どうしても一言書いて差し上げたかったのでした。差し出がましいようですが、通じる事を祈っています!
「みなさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日: 2月15日(水)00時55分52秒」>2006年
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細胞検査士様 投稿者:ゆりかご 投稿日:2009年 2月23日(月)20時45分46秒
はじめまして ゆりかごと申します。
私は2008.3に乳頭癌15mm大の右葉摘出手術リンパ郭清術を受けました。幸いな事にリンパ節への転移もなく器官に浸潤も見られなかったようで
す。
今月で1年になるんですが・・・これまでは投薬もなく無事過ごす事ができてホッツとしている所ですが今週病院に行った所、術後1年経つので肺CT・甲状腺
エコーの検査をして来週に骨シンチ検査を控えています。その時に主治医の先生から 「これからは 肺や骨へのがん転移がないか検査をしていく」という説明
がありました・・パソコンで調べた所、甲状腺癌の10年生存率の高さをみて安心していましたが 私の場合 腫瘍の大きさを見ても初期の段階では ないの
で 転移のリスクも初期の人と比べて高いと説明を受け 毎日不安で眠れません。
甲状腺癌の転移って手術受けた人のどれぐらいの割合であるんですか??
私は3児の子を持つ母で 今は死にたくはありません。。。毎日そんなことばかり考えて誰にも相談できなくて 不安な日々を過ごしています。
なにか アドバイスを頂けたらと思い 思いきってメールしました。お願いします。
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細胞検査士様 投稿者:たか 投稿日:2009年 2月22日(日)22時06分40秒
丁寧なアドバイスをありがとうございます。すみません、私の説明が中途半端でわかりにくいものでした。07年の胸部CTでたまたま甲状腺に腫瘍が見つかり
細胞診の結果、1,5センチの甲状腺乳頭がんとの診断で手術を受けました。それより一年前の06年に人間ドックで胸部CTを受けていた別の病院で、06年
のCT画像に甲状腺に腫瘍のようなものが写っているかどうか聞いてみましたところ、甲状腺には06年時点では異常がないということだったので、もしかして
進行の早い低分化や未分化癌に近いものの可能性があるかと思い相談させていただきました。(手術後の組織検査では最初そういう部分があるという診断でし
た、後で高分化との診断に変わりました)。肺のほうは今まで特に異常は見つかっておらず、昨年の検査でも肺や残った甲状腺左葉にも転移は見つかっていませ
ん。私のようなわかりにくい説明にもかかわらず丁寧に答えていただき本当にありがとうございました。今月また半年ぶりのエコー検査に行ってきます。
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細胞検査士さま 投稿者:キムタ 投稿日:2009年 2月22日(日)19時24分21秒
ありがとうございました!(涙)大変分かりやすく、早速母にも電話し知らせた所、不安な気持ちが少し和らいだ様です。私も分かり易く少し安堵致しました。
もう完璧に悪性だと思い込んでしまってましたから・・今後もまた検査結果で分からない事がございましたら、質問させて頂いて良いでしょうか?次の検査まで
少し余裕を持って待てそうです。本当にありがとうございました!!
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キムタさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:2009年 2月22日(日)18時04分30秒
甲状腺の細胞診は判断が難しいことが少なくありません。乳頭癌であれば、比較的容易に悪性(クラスWまたはX)と判断できますが、濾胞癌か濾胞腺腫かは細
胞診では判別できません。細胞診で採取された細胞を顕微鏡で見て、「異常なし」であればクラスTかUをつけますが、多少なりとも「正常とはいえない細胞」
が見つかれば、クラスVとつけることが多々あります。ですので、「クラスV」=悪性とも良性(正常)とも判別できない異常細胞あり、と解釈してください。
なおクラスVにはVa・V・Vbの3つがあります。
なお細胞診の報告ですが、「ステージ」ではなく「クラス」です。
●クラスTまたはU・・・採取された細胞に異常と判断できる細胞はない。
●クラスVa・・・やや異常な細胞をみるが、悪性と判断する根拠に乏しい。
●クラスV・・・・悪性とも良性(正常)とも判断できない。50:50の状態。
●クラスVb・・・悪性を疑う異常な細胞をみるが、悪性とまでは判断できない。
●クラスWまたはX・・・すなわち悪性。
です。
一ヵ月後の再検でクラスTまたはUの「良性(正常)」と判断されることもありますし、逆にクラスWまたはXの「悪性」と判断されることもあります。クラス
Vは「どっちつかず」の判定なので、通常は再検を行なうことになります。
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たかさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:2009年 2月22日(日)17時52分4秒
1年も経てばCTの画像所見も大きく変わってくることもあるでしょう。だからこそ、(一般的な)癌検診は「1年に一度」と言われているのです。たかさんの
場合、今回のCTに異常陰影があったとのことですが、その陰影が甲状腺癌の転移によるものか、または肺炎や抗酸菌感染等によるものか、精密検査をしなけれ
ば白黒つきません。しかし現時点で白黒つけるとしたら、残った甲状腺を全摘してアイソトープ検査を行なうか、肺生検または部分肺切除をするか等を選択する
必要がありますが、これらは困難なようなので、今後の経過観察で様子を見ていくことが重要です。
例えば、半年後のCT検査で異常陰影が小さくなるもしくは消失したとしたら、炎症によるものと考えられますし、もし大きくなるもしくは広範囲に広がって
いるとしたら、癌の転移も考えなければならないでしょう。つまり、今すぐに対処するのではなく、経過観察でどのように変化していくかで見極めることが最善
と考えます。
手術時に中央部リンパ節に転移、とありましたが、中央部のリンパ節はつまり「頚部リンパ節T番またはU番」のことだと思いますので、すでに頚部リンパ節
に転移していることになります。ですので、今後さらに別の頚部リンパ節へ転移する可能性は高いと考えます。半年ごとのエコー検査での経過観察が妥当な方法
と思います。「取り残し」とお考えのようですが、この掲示板でも私が再三投稿していますように、「取り残し」ではなく「肉眼的に転移リンパ節が判別できな
い」ために必要以上にリンパ節を切除しないことが原因です。甲状腺癌の術後は、経過観察で再発・転移を早期に発見することが最も重要になりますので、忘れ
ずに続けてください。
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経験者の方教えて下さい! 投稿者:キムタ 投稿日:2009年 2月21日(土)12時39分44秒
下記の投稿をしたキムタです。
ステージVとはどのゆような位置付けでしょうか?一ヶ月後の再検でTやUの良性という事もあるのでしょうか?
どうか教えて下さい。お願い致します。
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細胞検査士様 投稿者:キムタ 投稿日:2009年 2月20日(金)15時37分59秒
私の母のことなのですが、甲状腺に腫瘍があり検査をしました。腫瘍は3センチにもなっていたのですが、注射器で4か所ほどの
細胞を吸い調べて頂きました。結果は3ということ。1と2であれば良性。4か5であれば
悪性。その中間なので「悪性の疑いあり」という曖昧なものでした。一ヶ月後に再度吸引検査をするらしいのですが、やはり3というのは、ほぼ悪性の癌と覚悟
しておくものでしょうか?不安で不安で仕方ありません。アドバイスよろしくお願い致します。
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細胞検査士様 投稿者:ちーちゃん 投稿日:2009年 2月19日(木)02時13分9秒
アドバイスありがとうございました。お陰で落ち着いた気持ちで病院に行く事がでしました。
血液検査と触診では良性と思われるとの事で今日は細胞診に行ってきましたがパッと見た感じでは細胞も問題ない感じがするけど結果は1週間後だそうです。
先生にはやはり大きさを考えると良性であってもなるべく早目の手術を考えた方がいいと言われましたが子供が幼く入院が厳しいため細胞診の結果が良性なら甲
状腺ホルモンの薬を飲んで経過観察をするという事になりそうです。
子供達が保育園に入園したら手術を前向きに検討しようと思います。
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細胞検査士様 投稿者:たか 投稿日:2009年 2月15日(日)22時38分32秒
以前、2007年10月)に質問させていただいた「たか」と申します。その際は細胞検査士様に貴重なアドバイスをしていただきありがとうございました。
最近、他の方々の書き込み等を拝見させていただいたりしているうちに、ちょっと心配になってきたことがあり2つ質問させてください。
07年9月に1,5センチの乳頭癌ということで右葉摘出と中央部リンパ隔清の手術をし、術後、低分化という診断を受け、その後すぐにまた高分化の乳頭癌で
あったと診断が二転三転したので相談させていただいたものです。その後、去年(08年)になりますが、人間ドックを受けその病院で06年にも人間ドックで
胸部CTを受けていたため、そのときのCTには写っていないかどうかをお聞きしたところ、06年のCT画像には写っていないとのことで画像等の資料のCD
もいただきました。(乳頭癌は07年の胸部CTで見つかりました。)1年前のCTに移っていないということは、やはり進行の早いものかと気になり、そのこ
と(1年前のCT画像には写っていないといわれたこと)を定期検診で主治医の先生にお聞きしたところ写っていないはずはないといわれました。人間ドックの
病院でいただいたCT画像等の入ったCDを見てほしいともお願いしたのですが、それはしていただけませんでした。仕方がないのでそのままにしていますが、
乳頭癌でも1年前のCTなら写らないこともあるのでしょうか。
それと手術で郭清した中央部リンパに転移があったのですが、頚部リンパへの転移などへの可能性はどんなものなのでしょうか。術前は担当医も楽観的で(低分
化との診断も術後40日たっての検診で始めてみたようで、その後、病理に再度問い合わせ低分化の診断から乳頭癌との診断に変わったようです)手術も45分
ほどで終わりましたので中央部リンパの取り残しや頚部リンパへの転移などの可能性が心配になってきました。半年毎にエコーの検診をうけていますのでそれで
安心しておいて良いものなのでしょうか。お願いいたします。
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なおさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:2009年 2月 8日(日)22時20分27秒
手術は首にメスを入れるわけですから、当然リスクは大きいです。しばらくの間は経過観察も可能でしょうが、2.5cmの腫瘍が小さくなる可能性はゼロに近
い上に、徐々に大きくなっていくことが予想されますから、なるべく早めに手術するべきでしょう。
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ちーちゃんさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:2009年 2月 8日(日)22時04分17秒
投稿を拝見する限り、サイズはかなり大きいですが、癌の可能性は低いと思います。甲状腺腫瘍が5センチもあれば、多くの医師が手術を勧めるで
しょう。美容的にも首に凸が見えるでしょうし、今後もますます大きくなっていく可能性が高いです。入院は早ければ4日前後で退院できますので、なるべく早
く都合をつけたほうがいいでしょう。サイログロブリンはあまり参考になりませんので、心配しなくて大丈夫です。
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くーちゃんさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:2009年 2月 8日(日)21時16分17秒
甲状腺を全摘しても、正しくホルモン剤を服用すれば低下症にはならないはずです。くーちゃんの場合、複数の甲状腺疾患が絡んでおり、メリッ
ト・デメリットが予測しずらい状態です。ここは担当医とよく相談して結論をお出しになられてください。
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切除? 投稿者:なお 投稿日:2009年 2月 7日(土)21時59分56秒
甲状腺腫瘍が見つかり良性と悪性の真ん中、グレーと言われました。病院では切除をすすめられていますが、細胞検査では良性でなんでも細胞の核がいびつなの
と大きさが2.5CMなのがその理由だそうです。手術となるとリスクもあるとおもうのですが切らずに経過観察ではだめなんでしょうかね?
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細胞検査士様 投稿者:リコ 投稿日:2009年 2月 4日(水)20時25分37秒
手術からまる四年過ぎ九種類の薬を服用しているので出し忘れのようです。
体調を崩すと不安になりますがまだまだ生きて欲しいと願っています。
細胞検査士さんのおっしゃるとおり三月診察に連れて行きます。
再三の質問にお答えくださり有難うございました。
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Re: conさんへ 投稿者:con 投稿日:2009年 2月 4日(水)16時21分9秒
ご返事有難うございました。
私は2006年6月に地元の県立病院で甲状線と副甲状線の全摘手術を受け、手術後チラージンS錠50を毎日4錠処方してもらっていました。このほかカル
シューム(アスバラ)とビタミンDも併用しています。
手術後8月と11月の二度、不整脈…心房細動…がおきましたが、不整脈は市内の懇意な病院の専門医で二回ともにサンリズムを服用して治りました。
翌・2007年にも6月と8月に不整脈がおこり、8月には不整脈がおさまらないので全身麻酔でDC(電気)とかをかけられ治りました。どうも飲酒量が多い
あとが問題だと自覚しています。
その時、心臓エコーも撮りましたが、エコーの先生が不整脈は甲状線ホルモン服用のせいでは…と言われるので、県立病院・耳鼻科の主治医にそのことを話すと
チラージンを6錠に減量しよう…ということで今年にいたりました。検査の数値上は問題ない…との話しでしたが。
昨・2008年は9月に韓国旅行の際、一度不整脈がおき国外なので心配しましたが帰国時には治まりました。この年はこの一回だけでした。
今年になって、NHKの「ためしてガッテン」で甲状線ホルモンは、ペットボトル500万本に耳かき一杯ぐらいの量の濃度で、測定単位は…ナノなんとか…と
すごく少量のもの…と知りました。
三月(つき)に一度、県立病院でエコー検査、血液検査、年に一度は骨シンチやCT検査も受けています。(腫瘍の再発、転移防止のため)
一昨2月2日の定期検査の際、チラージンの血中濃度を尋ねると、前回までは許容範囲内に納まっている…今日の結果がまだ出ていないが、問題があれば、あと
で電話します…とのこと、後刻電話あり、T3とT4があり、T4の濃度が僅かに高い…チラージンを一日2錠に減らしましょう…ということになりました。
正月以来、動悸・なま汗・眩暈など何となく体調不良でしたが、甲状線ホルモンのせいだと思います。年齢も後期高齢者ですが、もう少し頑張るつもりです。今
後とも宜しく。
何かアドバイスがあれば宜しくお願いします。
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はじめまして。 投稿者:ちーちゃん 投稿日:2009年 2月 4日(水)02時29分19秒
私は31歳の主婦ですが少しお聞きしたいのですが…
約4年前に喉にしこりを見つけ掛かり付けの病院から現在の先生を紹介されました。
先生には甲状腺腫といわれ大きさは3年半前は1.7aで可動性良好だし良性の腺腫で手術や治療は必要ないと言われ3ヶ月ごとの経過観察を続けてきました。
しかし先月の検診時に腺腫は充実性の物でエコーでは一部不規則な細胞が確認でき大きさは5aを超えるまでに成長しているのでこのまま経過観察を続けるには
不安があるので大学病院に行ってください、それで大学病院で手術した方が良いと言われたら指示に従うようにと言われました。
以前に2度細胞診を行いましたがクラスTとクラスUでいずれも良性でしたが(その病院のシステム上エコーは検査技師の方が前もってするのでエコーしながら
細胞診ができない)必ずしも不規則部分の細胞が採取できたか分からないないのであてにはならないとも言われてます。
これって癌の可能性もあるのでしょうか?
かなり大きくなっているのでいずれ手術する事は覚悟していますが子供達がまだ幼く預ける事が難しいため手術はもう少し先にしたいのですが…
紹介状は貰ってあるものの子供達を預ける都合がつかないため大学病院にはまだ行っていません。
ちなみに血液検査ではサイログロブリンが80〜170の間を行ったり来たりと少し高い以外は標準です。
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バセドーと乳頭ガン 投稿者:くーちゃん 投稿日:2009年 2月 3日(火)22時36分27秒
こんばんは。はじめまして。
3月中旬以降に乳頭ガンの手術を控えている51才の主婦です。
バセドーで通院歴4年半。。。
たまたまエコーの定期検査で5o強の石灰化を発見されて即細胞診・・・。
その結果が先日出ました。
大学病院で手術予約がいっぱいなのでまだ、手術日は決定してません。
バセドー・耳鼻科で通院中のところに今度は甲状腺外科です。
今回の手術は、地元の総合病院でも受けられれますよと言われたのですが、↑のように他科で大学病院に通院中ですし、去年の10月に耳鼻科にて全身麻酔の手
術も受けていますので大学病院で受ける事にしました。
全身麻酔で入院は1週間ぐらいと言われてます。
昨日の外科の先生にバセドーがあるのなら、患部の左葉だけの摘出ではなく、全摘をする方法もあるよ・・・と言われたんです。
でも、全摘したからと言ってバセドーが完治する保証はないそうです。
まだ、主治医には相談していないのですが・・・来週の定期検診の時に話をするつもりです。大学って横のつながりがないので全部、患者が話さなければいけな
いんですよね。
先生同士で話し合ってくれると楽なんですけどね・・笑・・・。
バセドーの症状は、メルカゾール一日半錠の服薬で落ち着いています。
今、全摘する事が最適な方法なのかどうか・・・迷っているところです。
全摘すると今度は低下症に悩む事にもなりかねませんし・・・。
残す事によって再発の可能性が高くなるのでしょうか・・?
CT検査がまだなのですが、エコーで見た限りでは、リンパへの浸潤はないらしいです。。
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リコさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:2009年 2月 3日(火)22時02分33秒
甲状腺ホルモン値が若干低く、TSHがやや高い傾向にあります。TSHは乳頭癌や濾胞癌の癌細胞を刺激しますので、もし体内に残存していた場合は再発を誘
発する因子になり得ます。しかし背中の痛みと甲状腺癌の再発との因果関係はほとんどないと考えて大丈夫でしょう。TSHは変動が大きい検査値ですので、と
りあえず正しい処方量のチラーヂンを服用し、1ヵ月後の再診にのぞむのが最善と考えます。
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conさんへ 投稿者:細胞検査士 投稿日:2009年 2月 3日(火)21時56分33秒
不整脈の原因は多種多様であり、甲状腺の影響も否定できませんが、甲状腺機能の血液検査を行なってから専門医に判断してもらうのが最善です。ホルモンに関
しては素人判断は禁物です。なお不整脈は甲状腺専門医ではなく、循環器内科に診てもらうのが通常です。