本音。読まない方がいいかも。　投稿者：がんのすけ 　投稿日： 6月 2日(日)00時56分31秒

できるだけショッキングな内容を書くのを避けていると前回言っておきながら、ごめんなさい、やっぱり我慢できなくなりました。本音、ぶっちゃけてもいいですか。誰にも言えなかった、前からずっと言ってみたかったこと。でも、たいていの人には関係のない話（濾胞癌）。独り言だし。てゆーか、心配性の人は読まない方がいいかも。

正直言って、肺転移がわかった時、私は「ああ、いずれ窒息死するんだ。」と思いました。これは半ばしょうがないですね、いくら進行が遅くてもその時まだ２０歳代後半、先は長いですから。苦しいのは嫌ですけど。でも今はそれ以上に骨転移がすごく怖い。肺転移があるってことは血行性なので、血の集まるところ癌細胞が流れ着いている可能性がとても高い。後は育つか育たないか。肺転移は場所が限定されるし、腫瘍は空洞にできるので自覚症状が無く、普通に生活できています。でも、骨は全身どこにできるかわからない（主に骨盤付近らしいけど）。また、骨には隙間が無いので疼痛を伴うようです。摘出できる場所にあればいいのだけれど・・・。だからオランダの安楽死の件、わからなくも無いです。
もう一つの心配は、私がアイソトープを取り込みにくいこと。一度アイソトープ治療を受けているけど、それは首に残っているわずかな甲状腺細胞を完全に叩くためのモノで、本当ならその半年後、倍量で本格的に肺の治療をするはずでした。でも肺の方で取り込みが悪いのでしなかった。もし先々取り込みにくかったら・・・それは治療ができないってことです。他の方法があるのかもしれないけど。

たまに最悪のパターンをいろいろ考えます。行く末は肺の腫瘍の増加に伴う窒息死か、骨転移に伴う寝たきり状態と激痛の果ての死か、それともその他への転移か。
人には予後がいいからあまり心配ないよ、何かあってもすごく進行が遅い病気だよ、と励ましたりしたこともあるけど、振り返って自分はいつも心穏やか、というわけではありません。自分は確実に転移しているのですから。某HPの「遠隔転移が見つかった後の１０年生存率は４０％」というのにショックを受けたり、たまにはさっき書いたような最悪のことを考えて「不幸な私」に浸って酔ってたりします。
先々のことを考えるのはある意味、予行演習をしてるのかな・・・いざそうなったときにショックを受けないために、覚悟ができるように。

つまんないことを長々と書いてしまってすいません。心配性の家族には今まで言えなかったけど、一度ぶちまけてみたかった。ずっと抑えていたものを吐き出して、ちょっとスッキリ。
あ、でもいつもこんなこと考えてる訳じゃないですよ、念のため。根は楽天的なので普段は普通に何も考えずに過ごしてます。今現在、病状は安定していて、とりあえず健康だし。転移発覚後、約６年、幸い今のところ「４０％」の内に入ってます。このままずっと安定して寿命が先にくることもあるかもしれないし、先のことはわかりません。いつも不安が付きまとうことについてはもうしょうがないですね。現に腫瘍があるんだから。心配するとキリが無い。

Ｍｉｌｏさん、ここをはけ口にしてしまって、ごめんなさい。同病の方に勇気を与えるためのHPにこんなことを書き込んだりして。見なければよかったと思われた方、これは稀なケースということでご勘弁下さい。９割の人は手術で治るらしいので、転移なんて関係無いのですから。稀にしか起こらないことを心配しすぎて、暗くなったり、例えば体を壊したりなんて、つまんないですよ。
Ｍｉｌｏさん、まずかったら削除してください。



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またもや登場　投稿者：しーちゃん 　投稿日： 5月30日(木)20時38分37秒

またもや登場してしまいました。手術前の、発熱。困りますよね。私も、手術の２〜３日前から微熱が出て、強行するか延期するかの瀬戸際でした。延期して欲しいような。でも、覚悟を決めて入院してきたんだから、一気にやっちゃってくれ。って感じでした。結果は、３７．４度位だったけど、手術は行う事にしました。手術するまえに咳も出てたんで、「先生、私、手術中に咳しちゃうかもしれないんですけど。」って、言うと、先生ニッコリ笑って、気管に筋弛緩剤打って肺まで人工呼吸器入れちゃうから大丈夫ですよ。って。私、ビビリまくりました。
術後、やっぱり少し発熱して、退院するまで微熱はありました。術後の炎症で発熱することは良くあることみたいです。
手術するまでは、小心者の私はビビリの連続でしたが、終わってしまえば！
心配せずに、手術に臨んでください。

がんのすけさんへ
そうなんですよね。知ってしまった辛さ。でも、知らずにはいられないんです。ネットが無くても、本を読みあさって一喜一憂してたと思うし。（ドクターによって、楽観的に書いてる場合と、最悪な事書いてある場合とありません？）
私も、あんまりみんなをびっくりさせるのもどうかと発言を控えてたのですが、実は、一緒に入院してた人に、甲状腺癌のろほう癌で、腰に骨転移があり、車椅子の生活の方がいました。
ろほう癌はリンパに転移したり、腫れたりすることがなく、発見が遅れたそうです。
でも、その方、すごく元気なんです。お子さんもいるんですが、色々旅行されたり、楽しいこといっぱい計画して・・・私は、その方にものすごく元気と勇気をもらいました。自分もイジイジしてらんない。って。私も、負けずに元気で楽しく生きよう！って、退院してきたんだけど。
でも、何か自分にトラブルが起きると、楽天的になれずに、つい、イジイジと考えてしまうんですよね。そんな時、私もここに来て、自分の気持ちとか書き込むと、随分スッキリします。お返事なんかもらっちゃうと、ウキウキです。仲間がいるっていいですよね。だから、私も、グチや近況なんか遠慮しないで聞いてもらっちゃうけど、よろしくお願いします・・・・ね。

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