つれづれ2004 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Dec.31
過去ログを見ればわかるが大晦日は、97年98年が高校の同窓会、会社に入ってから3年間は仕事(たいていは元旦も)、去年も一昨年も高校の同窓会。おそらく8年ぶりに用事のない大晦日。紅白も見た。長いな。
Dec.30
高校の同窓会。最近数年は31日に開催されていたが、5年ぶりに30日開催。若干メンツが違っていたような気も。3次会は、なぜか西宮北口で3人で飲んでいた。
Dec.29
朝はやくに帰省しちゃう予定だった。でも、年賀状ができていない。もちろん荷物もまとめていない。しかも外を見れば結構な雪。だんだん気分が萎えてきて、家を出たのが夕方。新幹線は席がなく、空いてる指定席に勝手に座ってました。なんでみんな混み混みの自由席車両で立ってるんだろう。
Dec.28
仕事納め。飲みに行く。
Mike Keneally「Dog Special Edition」 : Mike Keneallyのバンドスタイルの新作。BaseはおなじみのBryan Bellerで、DrumsがSpock's BeardのNick D'Virgilio。POPに作りこまれているアルバムではなく、ギターが中心のアルバム。彼のOfficial Siteで売られているSpecial EditionはDVDつき。ライブとスタジオライブとメイキング風景が収録されている。
Mike Keneally「The Universe will Provide」 : オーケストラとの競演作品。Zappa風です。これもSpecial Editionを買うと「Parallel Universe」という別作品(おまけトラックだけではない)がついてくる。
Dec.26
ユーロスペースで「ベルリンフィルと子供達」(Rhythm is it!)を見る。完全にドキュメンタリーだった。ラトルとベルリンフィルの取り組みとして、こういう事業の紹介としては適度な長さなのかもしれない。教育問題、壁崩壊以降のドイツの社会状態などを子供を通して見せるドキュメンタリーとして見た場合、取り上げられている子供の数からすれば掘り下げがちょっと甘いかも。もっと子供のサンプル数を増やすか、数を減らして掘り下げるかどちらかにしないと。そして最終目的である公演への盛り上げ方が不足。あっけなく終わってしまう。レイトショーでのダンス編を見れば少しは満たされた気になるのかもしれないが、体力も集中力も今日は足りない気がしたのでまた今度。
OST「Godgilla Final Wars」 : ゴジラにそれほど思い入れはないが、Keith Emersonが音楽担当ということで購入。実際は3分の1ほどしか担当していない。劇伴ということもあるんだろうが、打ち込みの安っぽいビート主体の音で、Keithらしいフレーズもあるものの、イマイチ。彼でなくてもよかったのでは?しかし、ボーナストラックの24曲目以降は映画と関係なくゴジラな曲を弾いているだけなので、面白い。が、ほんとにコアなファンでなければいらないかな。
Dec.25
バルセロナで毎年行われているSonerというイベントが11月に東京で行われ、そこに出演したSketch Showのライブが本日NHKのBSで放送されました。これはSketch Show名義ではなく、坂本龍一を加えたAudio Human Sponge名義です。なんとなく良かったです。この名義でこの3人が集まることはもうないかもしれないけれども、この3人が集まることは今後もありそうな雰囲気。
GuldaとSzellによるBeethoven Piano Concerto No.5 : 66年のSzellとGuldaとVPOによる皇帝。放送用録音などを凝った装丁で発売しているAndanteというレーベルから。同じ内容のCDとDVDがワンセットになっている。皇帝以外にBachの半音階的幻想曲とフーガが収録されている。Guldaが若い。Steinとの全集が70年録音なので、それよりも前であるがGuldaらしい演奏になっている。Szellの指揮をマジマジと見たことが無かったので楽しめた。彼の対談書「グルダの真実」でSzellについて彼が語っているが、そこに出てくる唯一残した共演の録音というのがこれのことだろう。半音階的幻想曲の方だが、これもGuldaは77年頃「The Copmplete Musician」で録音しているが、これはクラビコードによる録音。今回の演奏は、彼の各声部の歌わせ方がはっきり解かるのがポイント。平均率の録音と近い。音は良いんだけど、映像はモノラル。
向井滋春「Hip Cruiser」 : おととい買ったシリーズの続き。この向井滋春の2枚には渡辺香津美が何曲かで参加しており、切れの良いギターソロを弾いている。けっきょくほとんど買ってるな…
Dec.24
クリスマスに合わせたようなニュースが出ました。Kate Bushが「The Red Shoes」以来12年ぶりの新作を来年に発表するそうです。僕は”MusicWeek"誌の1面にばばーんと写真入りで掲載されているのを見て知りました。Mick Kern、Stuart Elliott、Peter Erskineが参加しているそうです。記事はTimes、The Telegraph、The Daily Mirror。詳しくはファンサイトで。
Dec.23
Steps Ahead「In Europe」 : 海外では数年前にDVD化されていたようだが、NTSC盤が最近レコード屋に並んでいたので早速購入。83年、コペンハーゲンでのTV収録モノでPianoはEliane。Michaelが若い。さらっと見ただけなのでなんともいえないが、Michealが若い。しかしそれほど吹き倒していない気もする。
渡辺香津美「Endless Way」 : J-Roomというレーベルから70年代の日本のフュージョン10枚がCD化された。ほとんどが渡辺香津美関連なので、買うことになる。今までJazz Lifeなどの香津美のディスコグラフィーで未CD化となっていて、聴いてみたいと思っていたものばっかりなので仕方がない。1枚1500円と買いやすい値段なのも悔しい。
渡辺香津美とJimmy Hopps「Mudari」 : これはJimmy Hoppsが中心となったアルバムのようで、彼のゆるやかなVocalとPercussionに香津美のギターがのる。全体的にあまり激しくないが、数年後の民俗音楽、第3世界の音楽の流行を先取りしているようにも見える。
渡辺香津美とミッキー吉野「Kaleidoscope」 : 香津美とミッキーがアレンジを半々で行い、参加メンバーもそれぞれの人脈から参加している(ミッキー側はタケカワ抜きのゴダイゴだ)。A面が他人の曲でB面が共作で丸々1曲となっている。
益田幹夫「Moon Stone」 : ドラムが山木秀夫、渡辺香津美がほとんど参加。この香津美のソロがソリッドでかっこよろしい。
Hi-phonics 「Hi-phonicsHi-phonic」 : 解説書によると、ラジオ番組の企画アルバムだそうだ。A面はヒット曲メドレー。問題はB面に、「はらいそ」あたりの細野晴臣が1曲提供しており、それに坂本龍一が参加していること。坂本龍一も1曲提供しており渡辺香津美がギターを弾いていること。
Dec.22
Magma「KA」 : ついに出たMagmaの新作。いろんなところで19年ぶりの新作と書かれているが、エレクトリックバンドの形態で活動再開した後、98年に2曲収録のEP「Floe Essi/Ektah」を出しているので6年ぶりですよ。この「KA」、MDK3部作とKohntarkoszの間にできた曲らしく、曲の一部がいろんなタイトルで演奏され録音にもなっている。いきなり"Om Zanka"だし。しかし、こうやってまとまった作品の形としてリリースされたことは良いことだ。この曲をライブでも演奏しているし、これに弾みをつけて新録音と、再々来日を期待したい。
Bruford-Borstrap「Every Step a Dance Every Word a Song」 : 日本でCDも発売され、横浜JazzFesでも日本に来たオランダのピアニスト、Michiel BorstrapとBill BrufordのDUO。今年、日本に来て、ライブも聴いたが、その前にヨーロッパで演奏を行った時のライブ録音。DVDも同時に発売されたが、演奏の内容は異なる。Morazとのデュオとは違い、即興の度合いが高いが響きはJazzy。あの日本公演を最後にこの2人での演奏は行わないそうだが、仲たがいした感じでもなさそうなので、Michielの方が売れてしまってギャラが上がったか?
Richard Thompson「The Chrono Show」 : Richrd ThomsopnのOffcialサイトから購入できるライブ音源シリーズ。diskUnionでも時々見かけるが、時間が経たないと入荷しない上に高い。直接買った方がお徳です。今回のはアコースティックでの弾き語りで、「Live Version of Vintage Favorites」という副題のとおり、過去の有名曲、定番曲が多く収録されている。演奏?良いに決まってるじゃないですか。
Stackridge「The Man in the Bowler Hat」 : 1年位前、紙ジャケによるリマスターCD化で発売されたが瞬く間に無くなり廃盤、中古CD屋では発売後数ヶ月で定価の3割り増し程度で中古が売られていた。ところが、今日、タワレコで普通に売られていたのでささっと購入。コテコテの英国POPかと思っていたのだが、どちらかと言うとメロディよりアレンジで聞かせるタイプですね。プログレファンに受けるタイプで10ccに近い?プロデュースがGeorge Martinだからでしょうかね。Martin Newellとかを通過しちゃうとアッサリ聴けてしまってつまらない。もっと前に体験しておくべきだったか。
Paul Meyerによる「クラリネットの至芸」 : Meyerによるクラリネットソロの20世紀作品集。出たときに1度聴いてるけれどもあまりに現代作品すぎてCDで買うまでもないと思っていたんだけど、今回DENONの1050円のシリーズで出たので購入。プールに沈んだジャケットでも有名ですよね。これって時期的にもNirvanaの有名なアルバムのパロディだと思うんだけど(Nirvanaが91年、このアルバムが93年)、クラシック聴いてる人でNirvana知ってる人ってあまりいないような気も。まあペケペケペケペケ上手いです。Berio最高。
Gidon Kremerによる「コンサート後のコンサート」 :
Schneiderhan、BaumgartnerとLuzern Festival Stringsによる創立20周年コンサート : なつかしい。高校の頃聴いたアルバムだ。パッヘルベルのカノンで一番良く聴いたのがこの演奏のような気がする。
Dec.19
アクセスログを取ってくれるサービスを変えました。前のは2年くらい使ってたことになります。AccessAnalyzer.comというところにしました。これは各ページごとのログや、時間ごとのログ、アクセス元のIPなど、WWWサーバの管理者が見ることができるログの全部を見ることができ、かつ、時間ごとなどさまざまな解析方法で閲覧することができます。ここまでのサービスを提供してくれるプロバイダはあまりないようです。
Dec.18
Gentle Giant「Scraping the Barrel」 : Gentle Giantの発掘シリーズ。ほとんどがデモとかVersion違いとかなのだが、4枚目がmp3や楽譜など尋常ではない量のデータが収められている。ゆっくりと聴かなければ。
Hilario Duran「New Danzon」 : ラテン系ピアニストのトリオ。DrumsがHoracio Hernandezなので購入。
Dec.17
休暇。横浜に行って、中華街で昼ごはんをモリモリ食べる。たまに中華を食べるのもよろしい。
一昨日聴いた渡辺香津美のトリオをもう一度聴く。今日は町田の市民ホール。駅前の109の横の図書館がある建物だと思い込んでたが、反対側に10分も歩いたところにあるホールだった。当日券で余裕で入れる。しかも前から10列目。客の入りはイマイチ。3ブロック目からうしろは客がいなかった。このトリオのツアーの最終日ということもあって、各メンバーからはリラックスした雰囲気が漂っている気がする。一昨日に比べて演奏に余裕を感じる。Bonaはちょっとお疲れのようだったが、香津美さんとHoracioは一昨日に比べても調子がよい。ホールも小さめなせいか、音もよく聞こえる。セットリストはまったく同じ。アンコール1曲目の"Mo Bop"で、一昨日はステージの上手下手に移動してソロを弾いた香津美さんだったが、今日は大サービスで客席まで降りてきて1周した。アンコール2曲目の"Havana"で今日はBonaのソロがなかったが、Horacioのソロはすばらしかった。昨日の横浜Blitzの公演にはカメラが入っていたらしいのでDVD化に期待。3人ともとてもうまいし、各メンバー間の反応も良いのだが、今日はHoracioのすばらしさを再認識した。バスドラを踏む速さにしても、左足でカウベルとハイハットを踏み分ける技にしてもすごすぎ。それにしても、この2人をお金の力ではなく、音楽と人徳を持って日本ツアーに同行させることのできる香津美さんが一番すごいのかも。
Dec.16
面白いサイトを見つけた。Street Sensation。Londonのストリートごとの街並みが写真で見ることができる。
Dec.15
渡辺香津美のトリオを聴きに、オーチャードホールへ行ってきました。何年ぶりかわからないけれども、このホールの音の悪さは相変らずでした。音像がボケる。Richard Bona、Horacio HernandezというMo Bopのトリオでしたが、この2人は最高にうまいですね。Bonaの方はもちろんソロもバックもうまく、客も反応していたが、HoracioもGoodでした。
John Scofield 「Live in Montreal」 : DVD。92年のライブで、Joe LovanoのSaxが入ったQuartetです。「What We Do」の時期の頃ですかね。テクニックもあり、盛り上がりもするのですが、焦点があまり定まらない感じがこの時期のScofieldっぽいです。
Frank Zappa「Joe's Domage」 : Zappaの発掘音源シリーズ第2弾。71年の怪我をしていた「WakaJawaka」「Grand Wazoo」の時期のリハーサル風景が中心。マニア向けですね。発掘担当がJoe Travasで、Zappa家から任命された発掘用エンジニアみたいな扱いに(ライナーノートでも)なっているが、ほんとはすばらしいドラマーなのです。Mike Keneallyのライブでも良い演奏でした。
Derek Sherinian「Mythology」 : PlanetXとは別のソロシリーズで、ドラマーと共同ProducerがSimon Philipsなので購入。まあ、いつもの路線ですね。
Dec.12
今年の大河ドラマが終わりました。昨日のスマステは他局なのに出演者がほとんどそろっている上に、ドラマのVTRが大量に流れていました。しかしここ10年でいちばん良い出来ではなったのではないでしょうか。いわゆる大河らしいかどうかは別問題として。やっぱ脚本ですな。いろんなところでロケが少ないと書かれていたが、スタジオの方が作りこめるから凝れるんですよね。池田屋の天井なしセットとか、有馬藤太と近藤のシーンでの360度カメラ回転とかロケでは不可能です。
Dec.11
大学院の時に所属していた研究室の教授の退官記念パーティー。2次会で、年代が近い人と飲みに行き、担当教官だった助教授がいつのまにか教授になっていたことを聞く。なんで誰も教えてくれなかったのよ。おめでとうございます。
Dec.10
忘年会。今年は何がすごいかって、このシーズンなのに飲みがこの半月で1回しかなかったのである。
Dec.9
朝、定時に出勤。8時50分に駅に着く。各停しか止まらない駅なのだが、向こう側のホームに、なぜか急行電車が止まっている。そこでアナウンス。「8時40分ごろ新百合丘と柿生の間で事故がありました。復旧の見込みはありません」。……眠い。30分くらい待っていると、とりあえず新百合ヶ丘と新宿の間で折返し運転をするとか、初めの電車は登戸まで行くとかアナウンスがある。準急を名乗る電車がきたので、とりあえず乗り込む。当然満員。もともと地下鉄連絡の車両なのに、新宿行きになったという。新宿駅に千代田線車両。成城学園前で降りるのだが、駅の手前で、電車の渋滞のため20分停車。息苦しい。満員電車で、空調もいい加減。やっとのことで駅を降りると、バスの列が20m。いつもより1時間以上余分にかかって通勤したので、今日の体力は使い果たしました。
Dec.8
CDいっぱい買いました。
Stephen HoughによるRachmaninov Piano Concerto全集 : すでに本国イギリスなどで発売されており、なかなか日本に輸入されてこなかったが、ついに今日あたりから店頭に並び始めた。SACD Hybridで7500円と挫けそうになる値段だが購入。Hyprionのサイトで試聴できたようにHough渾身の演奏である。テンポもかなり速めだが完成度が高い。しかもすべてライブ録音(!)なので、最後に拍手が入る。これがまたアメリカ人臭い盛り上がり方なのだ。気持ちはわかるが。
Michael Tilson ThomasによるMahlerの2番 : こっちは2枚で4000円。
KarajanによるR.Strauss「Ein Heldenleben」 : ここ数ヶ月Karajan/BPOの録音を集めている。一時期、Karajanの録音はほとんどすべてCD化されたのに、最近はほとんどなくなっている。リマスターもされていないものも多い。商売にならないのかもしれないが、1回のプレスで発売した気分になって、すぐ廃盤というのも困る。とくにこういうメジャーアーチストは。この70年代の英雄の生涯もなかなか見つからなかったのだが、EMIの決定盤シリーズで再発となったんでさっくり購入。
California Guitar Trio「Whitewater」 : Tony Levinとのカルテットや、Pat Mastelottoを加えたクインテットでの録音が続いたが、純粋なトリオの録音は久々なんじゃないだろうか。ProduceがTony Levinということで購入。最近はアコースティックだけではなく、エレクトリックギターやエフェクトも取り入れており、昔のようにRobert FrippのCrafty Guitaristsのモザイクのような曲が延々と続くわけではないので、飽きが来ず楽しめる。Levinが好きそうな、ちょっとエコーのかかったふくらみのあるサウンド作りとなっている。
Neal Morse「One」 : Spock's Beardを「キリスト教に目覚めた」という理由でさらっと辞め、音楽活動からも隠退かといわれていたが、2年前にさらっとソロアルバムを出したNeal Morseの復帰後2枚目。今回もMike Portnoyがドラムを叩いています。前作に比べてコンパクトにまとまってはいるが、Spock's同様流れの良い曲が多い。ほとんどの曲がキーボードトリオの形態を考えて作られたようだ。SpecialEdition盤を買ったのだが、ボーナス盤の方はメインに対してギターを弾いた曲が多い。George HarrisonやWHOのカバーもあり、どちらも好きな曲なので楽しめた。The Who"Sparks"でのMike Portnoyのドラムは興味ある人が多いんではないだろうか。
Dec.5
Troy DonockleyとDave BainbridgeというIONAのメインメンバー2人、そしてEsのライブを聴きに行った。場所は渋谷のO-Nest。O-West(旧On Air Westね)のあたりにつくと、道に人だかりが。「IONAってそんなに人気があったのか。いや、Esか?」と思ってたのだが、実はWestの方のイベントで集まった人でした。僕が目指すのは同じ建物の6階のO-Nest。まずEsが30分くらい。小口健一がUKでのEddie Jobsonのように弾き倒します。ドラムもおっさん風貌だが、パワフル。録音がほしい。機材転換をはさんで、TroyとDave。TroyはUillean Pipe、Whistle、Low Whistle(D,A)、ギターそしてヴォーカル。DaveはIbanizっぽいギター、キーボード、そしてProgramm。Daveのソロ、Troyのソロ、IONAの曲とまんべんなく演奏。Troyは酔ってるのか、彼自身のノリなのか、けっこう千鳥足リズム。かのChieftainsと同じですな。Daveのほうは終始かっちりしていて、予想以上にギターがうまくて驚きました。Hackettなども使っているE-Bowなんかも使ってました。このギターは好きですね。機材不調が多かったのが残念。1時間くらい演奏。最後の曲で「拍手したらすぐに出てくるから」とアンコールを強制したりMCはかなりおもしろめ。アンコールの時はDaveの機材トラブルでTroyが2曲、WhistleでJigを弾く羽目に。完全にPubのノリ。"Woven Chord"は良い曲だ。このあとEsとKensoの清水氏が出てきて、Iona「Open Sky」の2曲目〜Flairck"Prelude in Sofia"。Kensoは、このFlairckの曲をよく演奏していて録音も残っているが、生で聴いたことがなかった。歯科医が引っ込んだ後は、Daveが出てきて"Gips"。Daveは楽譜を見ていなかったようだが、ソロはばっちりだった。ギターの腕前を比較したらいけないんですよね。はしょった部分が多く、降下するベースソロが無かったのも残念。最後はなぜかFree"All Right Now"。
Dec.4
本日、Frank Zappaの命日です。聴きまくりましょう。
Mike Oldfield「Elements」 : 10月9日の所にも書いたOldfieldのDVDが出た。ほんとに出た。1曲目はいきなり1976年BBCで放送されたTubularBellsのスタジオライブである。あやしいビデオやネットでは散々見たが、画質が悪くて全世界のファンが悶絶していたあの映像である。しかもノーカットで最後にメンバーのクレジットつき。Fred FrithやMike Taylorなどは見れば解かるけど、全員まではわかってなかったので、すごく親切。ここだけで、もうファンは絶対に買わないといけないんですよ。あとはプロモーションビデオなのだが、"Don Alphonso"のように見たこともないものもある。以前日本でビデオ化/LD化された「Windchimes」の映像はすべて含まれている。すばらしすぎる。オマケに音が良い。クレジットを見ると2004年リマスターになっていた。詳しい表などは「おまどーん」のサイトなんかを参照してください。
Dec.3
Peter Gabriel「Play the Show」 : 連日ほしいDVDが発売されて買うのが大変だ。今日はPeter Gabrielのプロモーションビデオ集。過去に「CV」や「All about US」といった形でPV集は出ていたが、DVDは初めて。やはり音のほうはリマスターを施し、さらに5.1chサラウンド化している。うちの環境ではどうなってるか確認できないが。映像はクリアにはなっているが、変更はされていない("Solsbury Hill"と"Don't Give Up"は除く)。Genesis時代から、コスチュームを着たりしてビジュアル面での表現も好きなだけあって、PVも単なる演奏シーンやイメージビデオではない(かなりの映画好きらしいし)。"Sledgehammer"のPVは、当時、その芸(制作技術)の細かさと映像表現の新規性で有名だった(予算の多さも)。彼はプロモーションが目的ではなく、音楽にあわせた映像(映画)を作っているのだ。日本やアメリカで量産される流行音楽のしょぼいビデオとは違うのだ(といっても流行りモノでもMichael Jacksonのようなものもあるわけだが)。アルバム「US」ではアルバム全曲のVideoを作ろうとしたらしいし。近年のものはテクノロジーが進んでいるので絵もきれいだし、その表現の幅も広がっている。技術の歴史を考えながら見るのも面白いかも。
Dec.2
Berezovskyのコンサートに行ってきました(@紀尾井ホール)。前半が「展覧会の絵」で、後半はChopinのEtudeとChopin/GodowskyのEtudeを交互に弾くというプログラム。もちろん目当てはChopin/Godowsky。確かに弱音から大きな音までのダイナミックレンジは広かった。特に大きな音はピアノの弦が軋むくらい大きかった。そのコントロールはうまい。ミスタッチもしない。それで充分なのかもしれないが、僕はあまり面白いとは思わなかった。まず音色の変化が乏しい。要するにVolumeが上がったり下がったりするだけなのですよ。ペダルもあまり踏まないし。そしてリズム感が悪くて、歌ごころが無い。ふつうのChopinのEtudeがつまらない。Godowskyのほうは音が密でいじりようがないので、そのまま弾いてもうまく曲になるが、Chopinってそういうものじゃないでしょ。Chopinをそれほど聴きこんでいるとは思わない僕がそう思うくらいだから、かなりのものに違いない。Godowskyも10年前なら、その珍しさとMadgeなどとは違う演奏能力で感動していたのかもしれないが、日本でいろいろライブで聴けるようになり、時代が変わった。コンサートで演奏する珍しさだけでは価値が無い。op10-4の左手編曲(6番)なんてHamelinだと涙が出るほどいいのである。それを体験している人が何人もいる上で、彼はそれに挑まなければならないのだ。op10-2の編曲(2番)は苦しそうだったし、演目に乗せているものすべてが完璧というわけではないのだろう。47番は良かった。アンコールでChopin/Godowskyのワルツを弾いていたが、リズムが…。その後に弾いたRachmaninovが一番良かったです。
Dream ThaterのDVDを見ていて、キーボードのJordan Rudessの機材紹介で初めて知ったのだが、演奏時の楽譜閲覧用PCがあるんですね。FreeHand社のMusicPad Proという製品。見た目はタブレットPCで、タッチパネルになっており、ワンタッチで楽譜がめくれる。しかも書込みまでできるそうだ。書込みができるということで、楽譜のファイル形式は普通の形式ではなさそうだけど。検索してみたら、メーカーのサイトと日本語の紹介記事がみつかりました。しかし12万円…
「Rhythm is IT!」 : 映画「ベルリンフィルと子供たち」のサウンドトラックでBerlin Philharmoniker自主制作(販売はNaxosですね)。しかし目玉はRattleによるStravinskyの春の祭典が完全収録されていること。みんなこれが目当てで買うのでしょう。BPOによる精緻な音作りがなされている気がするのですが、録音のせいか音の抜けが悪い。
ScherbakovによるBeethoven/Liszt 「Symphony No.9」 :
Dream Theater「Live in Budokan」 : 実はこのライブが収録された時までDTは武道館で演奏したことがないそうだ。本編は2時間半と密度が濃いが、おもしろいのはオマケの2枚目ほう。バックステージの様子で、Mike Portnoyが武道館の歴史とBeatlesの公演について語るシーンや、プログレについて語るシーン、西新宿の有名な海賊ビデオでのシーンなど、見所が多い。そしてギターとキーボードの機材についてPetrucciとRudessが延々と語るトラックも面白い。見終わってから気づいたんだけど、このオマケ、ベーシストがほとんど出ていない。恥ずかしがりやなのか仲が悪いのか。
Nov.30
後輩がVermeerを全部見ると言っていて、はて自分はどのくらい見ているのだろうか思う。2000年、大阪でフェルメール展がありその時5点(「真珠の耳飾りの少女」「リュートを調弦する女」「天秤を持つ女」「聖プラクセデス」
「地理学者」)、Amsterdamで4点(「小路」「恋文」「牛乳を注ぐ女」「手紙を読む青衣の女」)、Haagで3点見てるが1点が2回目(「デルフトの眺望」「ディアナとニンフたち」+「真珠の耳飾りの少女」)、LondonのNational Galleryの2点(「ヴァージナルの前に座る女」「ヴァージナルの前に立つ女」)、2004年東京の「栄光のオランダ・フランドル絵画展」で1点(「画家のアトリエ」)。計14点。全部で35点だからまだ半分も見てないのか。
Nov.27
Geneses 「The Video Shows」 : GenesisのPV集。「Trick of the Tail」時代以降のもので、以前「History of Genesis」というタイトルで何曲かビデオで発売されていたこともある。このDVDのポイントは、曲数が多い(というかPV化されたもの全部?)、「We Can't Dance」以降のPVが入っている、そして音がやたらと良い。普通に聴いてていままでのCDと全然違うと解かるくらい音が良いのだ。
Nov.26
1日中立ってて疲れた。数年前まで1日中立っててもそれほどでもなかったのに、最近そういう筋肉を使ってないことが良くわかった。そのあと久々に飲みに行った。
Nov.24
渡辺香津美「The Spice of Life : In Concerto」 : DVD。ついにでました、BrufordとJeff Berlinとのトリオによる日本ツアーのライブ映像。イメージビデオとかちょっとダサいんだけど、演奏はいいです。6分ほどのインタビューつき。
渡辺香津美「One for All」 : DVD。すでにCDでは発売さてているNYでの渡辺香津美が歴史を振り返るライブの映像。
Nov.23
先月アメリカへの海外出張旅行記を書いてみた。ここから。
昨日買ったHDDプレーヤーに音を入れようとCDをmp3化しているが、なかなか大変。1枚5分くらいで変換してくれるが、200枚くらい変換した現在、容量がまだ10Gくらいにしかならない。
Carlos KleiberによるBrahms4番のDVD : NHKBSでも放送になったことがある、96年10月21日のバイエルン国立歌劇場オーケストラとの映像。Beethoven「Colioran」、Mozartの「Symphony No.33」は正規録音としては初お目見えのレパートリー。この前、Brahms2番の映像を見て、そのオーケストラの動きの悪さに驚いた。しかし、この映像は、Kleiberがつい最近まで以前と同じ音楽をつくろうとし、オーケストラもついてこれれば(技能も練習にも)その音楽がきっちり鳴るということが良くわかる。Kleiberのリズム感も(CDに比べ)ほんの少し重めになっており、オケもBrahmsの第1楽章のように派手に外したりするが、全体的にオーケストラはいい鳴りっぷりをしている。音もゲルマン風だし。録音もいいです。
Nov.22
こういう狭間の日は休む。秋の展覧会第3弾。国立西洋美術館でマティス展を見る。150点と点数が多くて見ごたえがあった。常設展も初めて見る。実はグレコが1点あるんですね。
Nov.21
John Zorn「Electric Masada」 : John Zornの50歳記念ライブの録音の1枚。Electric形態のMasada。Masadaというバンド名は彼のクレズマー音楽(コンセプトか曲)を指すもののようで、10枚の録音があるオリジナルのバンドの他に、クラシックのようにデュオで演奏したものやこのElectricバンドなどがある。Marc Ribotのギターもポイントだが、ドラムが2人いて、その他にCyro BaptistaがPercussionをやっているので買ってみた。聴きやすい。
Nov.20
朝、いつも会社に行くのと同じ時間の電車に乗る。サントリーホールへ。RattleとBerlin Philharmonic Orchestraが、新潟地震支援チャリティのためにリハーサルを公開したので聴きに行く。一律5000円の定価だが、オークションで9000円で入手。後輩と行く。P席5列目ど真ん中。楽団員が入ってくるとリハーサルなのに全員正装。いちおうBrahmsの2番のリハーサルをするということになっていたので、全曲聴けなくてもRattleのリハーサルが見れれば良いかと思っていた。ところが、Brahmsの2番を無言でそのまま演奏して終わり。その演奏能力の高さに驚嘆した。Oboeのソロ、Clarinetのソロ、Celloの音、Hornの完璧さ、いずれもすごい。Rattleの解釈が変で、4楽章の再現部で全員がピアニシモになったりするのだが、そのRattleの指示に完璧についてくるところもまたすごい。これからこのコンビは非常に楽しみだ。会場で芸大指揮科に通っているらしい浜田に久々に会った。午後は、急に後輩の家で飲む事になる。
RattleによるMahler「Symphony No.5」 : DVD。今日、Berlin Philharmonikerに感動したので購入。今回の来日演目の一つ。第3楽章でHornのドールが協奏曲のように指揮者の横に出てきます。
Albrecht MeyerによるMozartの「Oboe Concerto」 : 今日、Berlin Philharmonikerの木管楽器にあまりに感動してしまったので購入。現BPOのオーボエの主席です。
Moraz-Bruford「Music for Piano and Drums」 : Bill Brufordは自分のレーベルを立ち上げ、Summerfordというレーベルでは新録音をリリースし、Winterfordというレーベルでは旧作のリマスター盤およびアーカイブを出すと公言していた。そのWinterfordから2枚発売になった。日本VirginでCD化されて以来、手に入りにくくなっていたMoraz-Bruford(海外のマニアに送ってあげた事もあるくらい)。リマスター盤。音はちょっとだけクリアになっています。日本でのライブ録音がボーナスで3曲ついています。今までの海賊盤での音とは全然違う。
Moraz-Bruford「Flags」 : リマスター盤。音はほとんど変わっていないような印象でした。これまた、日本でのライブ録音がボーナスで3曲ついています。
N'Toumos「Cosmopolitan People」 : フランスのファンク系ユニット。TrumpetのDominic Ntoumosがリーダーの模様。DJもいるが基本的にJazzミュージシャンによるダンスモノ。3曲で現在のMAGMAメンバーであるPhilippe Bussonnetがベースで参加しており、ぐぐもった音色でゴリゴリ弾いています。
Cicala-Mvta「Live!5」 : ライブ会場で注文していたものが届きました。自主制作による私家盤Live大全。この5枚目は2002年の吉田達也加入以降の録音なので購入しました。音は良いです。
Nov.19
新10000円札が手元に来た。これで新紙幣が3種類とも手元を通ったことになる。どのお札も裏に絵が半分しかなくて刷り忘れかと思う。よく見れば「NIPPON」という透かしは入っているのだが。そして樋口一葉の顔は、これで委員会と思うほど特徴が無い。とらわれた宇宙人みたいなのっぺり顔。昔は偽造しにくいような皺の多い顔(cf.年取った板垣退助)が良いとされていたみたいだが、技術が発達したためのっぺりでも良いのだろう。でも気持ち悪い。そして1000円。野口英世は威厳が無い。夏目漱石のほうが上。
Nov.17
InterBEE行ってきました。僕の感覚が鈍ってきたというわけではなく、あまり面白いものはありませんでした。どこも真っ当。
Richard Thompson「Henry the Human fly」 : Richard Thompsonの記念すべきアルバムのリマスター盤です。Islandレーベルからの再発ではありませんが、ボーナストラックつき。
Nov.16
フジテレビ朝8時から始まる番組で、メイン司会者がオープニングでBerlinPOについて語っていた。確かに彼はよくコンサートに行ってるのかもしれない。クラシックが好きなのかもしれない。でもBeethovenの書いたオペラ"Fidelio"のことを「フィデリア」と何回も言っていた。こっちが聞き間違ったかと思うほど。語末のアとオの発音で名詞の性別を決める言葉だって多いのに、この間違いはちょっとね。今回のBPO来日はスポンサーがフジテレビなので宣伝なんでしょうけど、コメントがたどたどしい。そして大きな間違いが2つ。新潟支援のために20日のリハーサルを公開(有料)した事を指して「ベルリンフィルがリハーサルを公開するなんて珍しい!」と言っていました。ヨーロッパは文化土壌が違って、オーケストラのゲネプロはタダで公開されていることが多いです。もちろんベルリンも。学生とかみんなの勉強のためにね。(だから音楽の浸透度も耳のよさも違うのですよ)。2点目は、演目にフィデリオがあることを指して「ベルリンフィルがオペラを演奏するのはザルツブルグ以外では無い!日本が初めて!」と言っていました。確かに極東で演奏するのは珍しいでしょう。しかし、Beechamが魔笛をBPOと録音した1937年以来、山のようなオペラ演奏が残っているのです。
Nov.15
南極にいるペンギンのネットによるほぼライブ中継。時差を考えないと真っ暗な映像が出てるだけですが。最近、日本語による解説がつきました。
Nov.14
Cicala-Mvtaのライブに行く。吉祥寺Star Pine's Cafe。10周年記念祭りだそうだ。客はいっぱいで暑い。Mats and Morganの時より多かった。ゲストで一部の曲に、ホッピー神山とナスノミツルと大文字の2人が参加。変拍子がいっぱいでもバシバシ決まっていくので、聴いてて非常に気持ちが良かった。家に帰ってきてから、CDや2002年横濱Jazzのビデオなどを見返してみたが、やっぱり今日のはチンドン風の飄々としたサウンドより、東欧系民俗音楽の暗黒さの比重が高かった。ベースがいせいか音が多かったせいか。Stara Planiaなどでホッピーさんも歌っていた。ライブをはじめてみたが、予想以上に良く、休憩を挟んで3時間弱、非常に堪能できました。アコーディオンでゲスト参加していた佐藤という人のキャラが(演奏も)なかなか良かった。どんな活動をしているのかちょっと気になる。会場で10周年記念アーカイブズということでCDRを販売していたのだが、すでに商品は無く、お金だけ払って後で送ってもらうことにした。Webでも販売すれば良いのに。
いろんなサイトで6日のPascoalの感想なんかを読んでいる。とあるサイトによるとPascoalは「今回はピアノのソロをやる」といってCyroとの共演を断ったらしい。もったいない。まあ、Pascoalは自分の認めたバンドメンバーと、自分の家のガレージで毎日演奏して、曲を練りこんでいるらしいので、初めての人と即興であわせるのは嫌なのかもしれない。また、Pascoalと共演していたお姉ちゃんはPascoalの奥さんだそうだ…
Unbeltipo「Joujoushka」: ついに出た今堀恒雄のソロプロジェクトの第2弾。前作はティポグラフィカの曲を打ち込み(ブレイクビーツ)で処理したらどうなるか?という一人でする事が核となっていたと思うが、今回は2曲目のようなトリオの曲もある。普段のサントラ仕事ではあまり聴けないギターだが、このアルバムでは弾きまくり。しかもティポグラフィカで聴けたような、うねりのあるZappaのようなフレーズをこれでもかというほど出しまくっている。もっとリリースペースを上げてほしい。ここで試聴可能です。
Cyro Baptista「Beat the Donkey」 : ライブが良かったので購入。
PerenyiによるBeethoven Cello Sonata : 最近ブームのPerenyiの最新録音。なんとレーベルがECMです。
Nov.13
最近、心ときめくCDが少ない。CDショップに行っても手ぶらで帰ってくることが多い。
ROVO「MON」 : 久々のスタジオ録音。1曲目が非常に良い。
RosbaudによるHaydnのSymphony No.92,104 : このHaydnが非常に良い。
Nov.10
ここ数年、WebブラウザはOperaを使っていたのだが、最近FireFoxに切り替えた。そしてついに正規版リリース。
紀尾井ホールへ、Frank Peter Zimmermannのリサイタルを聴きに行く。油断してたが、当日券最後から2枚目で入れた。1曲目、Beethovenの5番はひどかった。さらさらと流れる演奏で、左手の押さえが甘くてすぐに音が流れる。かなりトチ狂っている。Busoniは曲がたるいんだが、選曲理由がイマイチわからなかった。伴奏のピアノがイマイチ。楽譜と首っ引きで余裕のかけらも無い。後半のBach4番とBrahms3番は良かった。が、昔のような安定感がちっとも無かった。アンコールはWebernとBachの5番Adagio。
コンサートの帰り、後輩と赤坂見附で飲む。さしみ、カキのたたきなど旨い料理と日本酒。
Nov.7
Peter Hammillのライブに行ってきた。Hammillを初めて聴いたのは高3の頃。大学に入り、Keyboard Magazineのバックナンバーなどで80年代に2回も来日していることを知る。Hammillを聴くためには海外まで行かなければならないのだろうか、とか当時海外旅行なんかに興味も無かったので、生で聴くことをあきらめていたミュージシャンの一人だった。そして90年代後半、思いもよらない人たちが来日をすることが増え、2001年にHammillも来日することになる…が、当時関西にいたため聴くことがかなわなかった。そして心臓発作での来日中止という事件もあったが、本日ついに聴くことができた。衰えているのかと思いきや、CDで聴くことのできるあの声で、ライブならではのテンションで。Van der Graaf Generator時代の"Still Life"なんて泣きそうでしたよ。Gabrielといい、2人のPeterにはまだまだがんばってほしい。
Nov.6
Hermeto Pascoalのライブに行く。Cyro Baptistaと共演とのこと。Cyroについてはあまり良く知らなかったので事前に調べてみると、John Zornなんかとの仕事が多いようで、うちの家のライブラリーでもChieftainsのCDで演奏していたりした("Santiago")。代官山UNITというクラブ。本日2ステージあり、1stの方に行く。当日券で入ろうとする人が多かったようだが、僕はチケットを持っているのに入ろうとすると止められたりして係員の手際(態度?)がチト悪い。中は人であふれていた。ブラジル音楽好きの人が多かったようだ。人口密度が高いのにタバコOKってのも気に入らない。まずCyroのソロ。見ていても楽しいパフォーマンス。スリッパで管を叩いたり、口琴を使ったり。リズム感は抜群。途中から巻上公一が乱入(ブラジル音楽好きの人は当然のように「あの人、誰?」っていう反応)。Zorn周りの人脈ですね。ほとんどインプロビゼーションだと思うがやりたい放題。もっとCyro主体でリズムのある音楽を作っていったほうが楽しかったと思うが、2人の思惑のズレ<が楽しめるステージだったと思う。後半はHermeto Pascoal。前回のよみうりランドでのライブはなぜか聴いていない。今回はひとり。まずペットボトルで水を飲みながら音を調律して笛のように演奏。そのあとピアノで数曲演奏。これが非常にロマンティックな音。そのあとヤカンで1曲、ピーピーなる人形で1曲。フルートで数曲。ここでお姉ちゃんが入ってきてスキャットで1曲、ギターつきで1曲。誰?バスフルートで1曲、ピアノので数曲。驚いたことにPascoalとCyroの共演はナシ。1時間半ほどで終了。2人で1ステージにする意味ってあったのか?もっと聴きたかったので、どちらも再来日希望ですね、Pascoalはバンドつきで。
Cyro Baptista「Vira Loucos」: ライブが良かったので購入。Villa Lobosの曲をアレンジして演奏したものだが、Cyroの音になってしまっている。同じようにV-Lobosのアレンジという企画のアルバムがGismontiにもあったので(Trem Caipira)、比較して聞きなおしてみよう。
Nov.3
5連休最終日。生活リズムが結構メチャメチャ。
N響のコンサートに行く。Pahud様が目当て。すでに当日券がないのはわかってて、行くかどうしようか悩んだのだが、ダ○屋くらいいるだろうと思いサントリーホールへ。実は定期公演がサントリーで行われるようになって初めてN響定期に来た。キャンセルチケットが出るということで、みんな整理券を持っていた。入れそうもないと思ったが、けっこうキャンセルがあり、整理券がなくても無事D席の券が取れる。席は、学生の頃なら1000円で入れただろうRAが3500円。指揮がSawallish。席についてから初めて気がついたのだが、メインがBrahmsの1番でした。Sawallishは病気みたいだし、N響に来るのも数年ぶりだし、大方の人はこれが目当てだったようです。曲目はSchumannの "Overture , Scherzo and Finale"、IbertのFlute Concerto、Brahms Symphony No.1。Sawallishは座って指揮し、ほとんど動かない。いったいどこまで指示を出しているのかは不明。N響は普段と違い慎重な演奏だが、管楽器はほとんど音を切らずに鳴りっぱなし。木管も変な歌い方をする。反面、弦のまとまりは良かったので、コンマスがかなり仕切ってたようだ。Pahud様はIbertを軽やかに演奏していかれた。すばらしい。オケのリズム感の悪さとか、音色の無さとかを問題にすればキリが無いが、昔からこのオーケストラに近代フランス物を求めるのが無理な話だ(できなくて当然と本人たちが思ってたりするのだろうか?Dutoitが音楽監督だったくせに)。NHKホールじゃなくて、サントリーホールなのも良かった。
Can「Monster Movie」 : CANの初期4枚がリマスターされ、SACDとのHybridで発売された。とりあえず1stを購入。出だしのシンセの音からきれいな高周波が出ており、スネアもベースも解像度が上がったように聴こえる。
PontinenによるBusoni「Seven Elegies」 : PoentinenによるBusoni集。インディアン日記に続く第2弾である。演奏も良い。
Nov.2
秋の展覧会第3弾。東京都現代美術館へピカソ展を見に行く。大戦間の作品が中心。この美術館に初めて行ったが、非常に気に入った。都内の美術館はまず狭くて、動線が重なっているところが多く絵を見てると人とぶつかる。薄暗くて直接スポットを絵に当てるので、額の影ができて見づらい。しかし、この現代美術館は非常に広くてスペースのとり方が良く、ゆったりと見ることができる。自然光を取り入れたフロアもあり、照明に気を使ってるのが良くわかった。本当は額にガラスをはめてくれなければ良いのだが、借りてきた絵なのでこれは仕方ないか(反射して見づらい)。ちなみに常設展の絵はガラスがはまってなかった。外国の美術館と雰囲気が似ていて良い気分になれた。Shopやレストランも良い感じ。
Nov.1
休みを取る。5連休だぁ。
19日もCDを買ってないだけあって、先月の購入枚数は23枚。ここ5年で最低記録だ。この4年間で月20枚代だったのは1回だけ(2002年2月)。このペースで行けば貯金がたまるかもしれない。
Ivo Papasov「Fairground」 : 90年初頭にJoe BoydのプロデュースでRykoより2枚録音した後、Blacksea Projectを除けばほとんど録音がなかった、ロマ音楽の大物Ivo Papasovのソロアルバムがついに出た。メンバーもSaxのYouri Younakovが抜けたことを除けば、昔とあまり変わらず。音も速度も変拍子もテクニックも相変わらずです。
Dan Ar Braz「A Toi et Ceux」 : Dan Ar Brazの新作。前作に引き続きニューエイジ風だが、VocalやDrumsが入っててHeritage Des Celtesの発展系のようにも聴こえる。Brazの旧作品の採録も何曲かある。
MAGMA「Concert BOBINO 1981」: ついに来たMAGMAの映像アーカイブシリーズ(DVD)。まったく同じタイトル、曲目ですでにCDが出ているが、演奏日は違うらしい。マスターフィルムが良くないようで、コントラストが悪くて真っ暗なシーンがあったり、ドロップノイズが入るところがあったりする。しかしこの時期の演奏をフルステージで見ることができるのだから、ファンとしては文句が無いだろう。ちょっと時代錯誤的なSFコスチュームを着てたりするんだけど。Hhaiを歌うVander、やたらと動きとノリのいいStella、ツインベース、この時期の音楽を固めていたキーボードのWidemannと見所は多い。
Oct.31
愛知万博プレイベント森の中のパレードを見に行く。会場はよみうりランドのオープンシアターEAST。目当ては仙波清彦+Haniwa Expo Band。「はにわ」はAsian Fantasyに発展する形で解消してしまい、今まで見ることができなかったのだが、ついにこの名前を持つユニットを見ることができた。メンバーも精鋭揃いで、打楽器6人とキーボード、ギター、ベース、ヴァイオリン。ちょっと寝坊して初めのほうが見れなかった。イベント自体は、ダンスと子供による劇を含んだステージ。仙波さんは中央のドラムセットに座してかなり本気で叩いてました。「オレカマ」「大魔神」とHaniwaのナンバーもバッチリ聴けて満足でした(あのメンバーで「オレカマ」をきっちり合わせてたのが驚き)。PAが良くて、野外なのにベースやパーカッションの音もきっちり聴き取れました。マニアックな音楽なのに、会場は3、400人の客が来ていましたが、多くは出演者の子供の家族と、ダンス関係者のようでした。これが無料って言うのはもったいない。
新宿に行った。三越が改装オープンしており、LOFTが多くのフロアを占め、ジュンク堂ができていた。三宮のそごうといいこういう形でLOFTが入るパターンが多いが、売り上げはどうなんでしょうか。ジュンク堂のほうは非常にうれしい。2フロアしかないが、商品数は非常に多い。神戸近辺出身者としては馴染みが深く、品揃えの多さの点からもジュンク堂は好みの本屋である。西宮に住んでいた頃は歩いて5分くらいのビルに大き目の店舗があってよく利用していた(新宿店のほうが若干大きい)。関東圏では池袋にあるが、現在の住居になってからは遠くて利用しにくかった。これからは紀伊国屋よりも足を運ぶかもしれない。
Oct.30
昨日2時頃寝たのだが、目が覚めたら夕方の4時でした。しかも体調が悪くなっている。疲れが一気に吹き出た気分。
Kapustin本人による「Piano Sonata No.7,12」 : ラストレコーディングというタイトルになっているが、作曲に専念するため今後は演奏しないという意味だそうだ。比較的新しい曲を、いつものタッチで演奏している。この作曲者の曲をJazz、Jazz風といってる人が多いが、楽譜にきっちり書き込まれている段階でそれはJazzではない。DebussyのCello SonataやStravinskyのDumbarton Oaksを聴いてJazzという人はいないだろう。落ち着いて聴くと、やっぱりロシアの作曲家なんだなあという思いが強くなる曲が多かった。
PerenyiによるVivaldi「Cello Concerto」 : 最近個人的にブームなチェリスト。この協奏曲集は初CD化らしい。
Lettuce「Live at Blue Note Tokyo」 : John ScofieldのUberjamでドラムを叩いているAdam Deitchが在籍するバンド。2作目でBlueNote東京のライブ。ファンクです。切れが良すぎるファンク。ライブで聴きたいです。
Sam Kininger「Sam Kininger」 : 上記レタスのSaxのソロアルバム。
FournierによるSchumann「Cello Concerto」(DVD) : BBCシリーズ。
OistrakhによるBrahmsn「Violin Concerto」(DVD) : BBCシリーズ。
Oct.29
久々にCDを購入した。10月10日以来なのでなんと19日ぶり。実はこんな長い間(?)CDを買わなかったのは社会人になってから初めてではないだろうか。いや7〜8年ぶりかもしれない。
Phil Manzanera「6PM」 : Phil Manzaneraの6枚目のソロアルバム。John Wetton以外のお友達、ENOやWyattが参加してます。もっと聴きこまないと。
Megadeth「The System has Failed」 : Megadethのようなメタルは本来聴かないのだが、今回はDrumsがVinnie Colaiutaだということで仕方なく購入。こんなスラッシュな音楽でもばっちり叩けるのはさすが。
Ian Gillan Band「Clear Air Turbulance」 : GillanがDeep Purpleを抜けた後、結成したバンドなのだが、メンバーがMark Nauseff、Ray Fenwick、John Gustafsonとジャズロックよりの人ばかり。曲もキーボードのColin Townsが書くインストパートが長い曲で、実はGillangaいらないんじゃないかと思うようなバンドです。
Oct.28
職場の人と飲みに行った。久々の日本風居酒屋メニュー。
Oct.27
帰国しました。行ってる間に台風とか地震とかいろいろあったようで。おまけに、寒くなってませんか?
音楽好き、特に英国音楽好きなら知らない人はいないDJ、John Peel氏が亡くなったそうである。40年間、毎日送られてくるデモテープを聴き続け、ビジネスとは関係なく、自分がこれと思ったものを毎週紹介して行き、それが最先端の音楽となっていくというDJ・批評家の神様みたいな人である。BBCがCD化しているPeel Sessionシリーズのライブ音源を見ただけでも、そのセンスの良さは明らかだ。でも、休暇先で心臓発作って悪い薬使ってたんじゃないよね??
Oct.17
初の海外出張。しかも行き先はアメリカ!9泊11日です。仕事で行くので細かいことはかけませんが、ここに書くつもり。
Oct.14
雨ばっかりでうっとうしい。
渡辺香津美の「One for All」がDVDで映像化されるようです。また同時にあの「Spice of Life」がDVD化されるそうです。僕が高2のころVHSで出たっきりなので14年ぶり?VHSから自分でDVDにコピーして持っていましたが、買いなおしですね。BrufordもBerlinも若々しいです。
Oct.10
CaravanのLiveに行った。
KenneddyとBerlinPOによるVivaldiのConcerto集第2弾 :
TurnageとJohn Scofieldによる「Scorched」 :
David MunrowによるPurcell「Ode for the Britain」:
Oct.9
台風。久々に1日中家にいた。
Mike OldfieldのDVDがでるらしい。収録曲を見るとPromotionVideoがメインのようだ。80年代のライブ映像「The Essential」もDVD化しないですかね。
Joe Zawinulがウィーンにライブハウスを開いたらしい。その名もBirdland。今、彼の生活の拠点ってどっちなんでしょうね。それとも息子のIwanのほうが経営に多くかかわってたりするのでしょうか。
Oct.8
会社の帰りにワインを買いに行こうと和泉多摩川で降りたら、小河内に8年ぶりくらいに会った。
Tony Levinの写真集が届いた。80年代のKing Crimsonのスタジオや旅行中の写真を集めたもの。彼の写真は最近のものはサイトで見ることが出来る。フットペダルにシャッターをつないでステージ上の写真を撮るなど、プロ並みの技術力を発揮しているので見ごたえがある写真が多い。
Oct.7
Oct.3
ArgerichとAbbadoによる「Beethoven Piano Concerto No.2,3」 : 3番に注目。感情に流されているのかコントロールできないのか、いつものArgerich節なのか指が走り気味。アクセントのつけ方など、Abbadoのやっていることのほうが実は面白い。
Kempf Trio 「Beethoven Piano Trio No.3,7」 : Kempf Trioの2枚目。
Fotheringay 「Fotheringay」 : Sandy DennyがFairport Conventionを脱退した後、もう少しアメリカ風の音楽をしたくて結成したグループの唯一のアルバム。リマスターで再発。ライブ録音が4曲もボーナスで付いているが、以前のHannibal盤に収録されていたシングル曲2曲が収められていない。
Egg 「The Civil Surface」 : Eggの3枚目。初期の2枚とは異なり、すでにHatfieldにいたDave StewartがHatfieldの1枚目の時期にスタジオを使って昔の曲を録音したもの。Quiet Sunなどと同じようなパターンか。
Oct.2
PahudによるR.Strauss「Flute Sonata」:StraussとFranckはViolin Sonataからの編曲。Widorは今年の来日公演で演奏する曲のよう。
SerkinとSzellによるBartok「Piano Concerto No.1」:つい最近までその存在すら知らなかったのだが、店頭に並んでいるのを見たのでさらっと買いました。
FournierによるBoccherini「Vc Concerto」: Deccaに録音されていた54年頃のMunchingerとのBoccheriniやHaydnの2番の協奏曲。Testamentレーベルによるリマスター盤。
Curved Air 「Air Cut」: 今までCurved Airの中で唯一CD化されてなかったもの。初期のバンドが崩壊し、VocalのSonjaが新人のEddie Jobsonを中心にバンドを再編して作ったアルバムがこれ。Eddie Jobsonのファンで、このアルバムの存在を知ってから13年も経つのに、実は初めて聴いた。Curved Airは初期の3枚がそれほどはまらなかったのでLPや海賊盤を探してまで聴きたいとは思わなかったのだ。ところが、初期3枚に比べてもロックの度合いが大きく、非常に良い。やはりEddie。
Jonas Hellborg 「Paris」:DVD。今は亡きShawn Laneとインドの演奏家3人とのライブ。一番近い音はShakti。
Todd Rundgren 「Live in Columbus,Ohio 1980」:80年のUtopiaの編成でのライブ。非常に映像が汚い。海賊盤のような画質である。おそらくフルステージ収録で選曲もいいのに残念。
Spt.27
ジェフリー・アーチャーという作家がいる。短編でも長編でも、ストーリーテラーとしては抜群で、「十二本の毒矢」に収録されている「ある愛の歴史」など出来がよすぎて気持ち悪いくらいだ。このおっさん、経歴もその小説ほど面白くて議員になったり破産したりしていたのだが、3年ほど前に政治工作で偽証したということで捕まった。捕まったくらいならいいのだが、執行猶予無しで刑務所に2年間ぶち込まれた。Yahooの日本サイトのニューストップ記事になったくらいだ。やはりタダで冷や飯は食わないというか当然のように「獄中記」が出版され、その第1弾「地獄編」が文庫化されたので読んだ。神様か女王陛下か裁判官か誰だか知らないが、この本を書かせるために刑務所に入れたとしか思えない。国ぐるみでネタ作りしてるのだ。
Spt.26
展覧会第2弾、東郷青児美術館「ピカソ展」に行く。2番目の奥さんのジャクリーヌが保存していたものがメインなので、第2次世界大戦後のものがほとんどで、なかなかお目にかかれない絵が多かった。晩年の連作モノは結構いろんなところで見れるんですけどね。
A Guitar Supreme 「Giant Steps in Fusion Guitar」:コルトレーンの曲をギターで演奏したカバー集。Eric Johnsonが目を引くが、Good JobなのはMike Stern。
RMS「Live at the Montreaux Jazz Festival 83」:Ray Russell、Simon Phillips、Mo FosterによるトリオのライブDVD。キーボードはあのGil Evans。
Spt.25
King Crimsonのメンバーだったことで有名なDavid CrossのOfficial Siteの自己紹介を見てちょっと笑ってしまった。ヨーロッパの人から見たら奇妙なものなんだろうな。おそらくこの前来日したときに撮ったであろう写真
Beethoven "Fidelio" Rattle/BPO: すでにCD化されていたRattleのFidelio。来日記念かつ来日演目なのでこのたび再発されたが、このCDには重要なポイントがある。それはCCCDではなく通常のCD-DAであるということだ。国内盤、海外盤ともにCCCDであったため(そしてBSの放送で内容が映像つきで聴けたため)、購入をあきらめていたが、このたび買うことにした。しかも2枚組で3000円。東芝EMIクラシック部門の努力を誉めるべきである。貶すばっかりではなく、こういう良くなった事も意見しないと、事態はさらに良くならない。さあ、ArgerichだのPahudだの、この1年でCCCDでしか発売しなかったディスクをCD-DAで再発してくれ。
Brad Mehldau 「Live in Tokyo」:昨年の東京でのソロライブ。日本版のみ2枚組。墨田トリフォニーホールとクラシック用のホールで聴く、ジャズピアニストのNick Drake。実はライブで聴いていて、会場でも音の美しさに感動したが、CDで聴いてみると会場では聴こえなかったであろう音も聞こえてきて、また印象がちょっと違う。アンコールのBeatlesも収録してほしかった。
Spt.24
当然のように休暇。平日に休む特権を満喫しなければ。スポーツクラブのプールへ泳ぎに行く。いつもは仕事帰りに行っているのでサラリーマンのオッちゃんばっかりで混んでいるのだが、平日の昼間なんてすいてて楽しく泳げるだろうと考えていた。ところが、脂肪率の高そうなオバちゃんとお年寄りばっかりでした。
おそらく一生読むことはないであろう音楽雑誌5kg分を売りに神保町へ。計2800円。今日は良く身体を使う。
Eric Johnsonのライブへ。川崎のクラブチッタ。Ericひとりのみのアコースティックセットとのこと。会場はほぼ埋まっていた。ひとりでギターを弾いてピアノを弾いて歌を歌う。おそらく世界で3本に入る安定したギターテクニックと、レコードどおりの甘い声を堪能した。セットは90分ほどで短め。大阪も福岡も会場がBlueNoteだったのでそれにあわせたセットリストだったのだろう。しかしアンコールは4曲。次はやっぱりエレクトリックフォーマットで聴きたい。
Spt.23
寝たり起きたりを繰り返し夕方意を決して外へ。
Freddy Kempfのコンサート。サントリーホール。前半がBeethoven。全然コントロールが効いておらず、テクニックが有り余りすぎている。後半はChopinのEtude op25で、こちらは楽しめた。アンコールのChopin Ballade No.3が一番面白かったかな。テクニックがあるんだから、それをうまくコントロールすることと、それにあった選曲をしてほしい。日本のエージェントがChopinとか無理やりやらせてるとしたら問題だ。おそらくこのピアニストはLisztとかProkofievとかやったほうが客が集まると思う。
Hatfield and the North 「Hatfield and the North」「The Rotte's Club」:日本Virginがあった1991年ごろに発売されて以来10数年ぶりの国内再発。カンタベリーという枠で分類されている音楽の中で一番良い、そして完成されているアルバムは「The Rotte's Club」だろう。カンタベリーの取っ掛かりといてまず聴くアルバムであるが、その後何枚聴いてもこれを超えるものはほとんどない(YESの"Close to the Edge"と同じですね…)。英国のロックアルバムの中でもトップ50には入れても良い。トップ20には入らないけど:-p。いちおうリマスターされているらしいが、オリジナルテープからのリマスターではないと思われるし、音がそれほどよくなってるとは思えない。「Afters」が発売されるということで旧盤には収録されていたRainbow Theatreでのライブ録音などが外された状態だが、「Afters」の発売は延期だそうで。
Simon Rattle 「The Premium」: 海外では、以前にBerlinPO就任記念で発売されたコンピレーション盤のおまけとして付いていた新録音に何曲か既発売の録音をつけたもの。
Spt.22
Pain Killerのライブに行く。今週、新宿PitInnでTokyo Rotationと題し、John ZornとBill Laswellが東京に居座りさまざまなフォーマットでライブを行うが、その一発目。John ZornとBill Laswellに加えて、DrumsはMick Harrisではなく吉田達也。昨年のFuji Rockでのメンツである。本日は夜の部をBlueNoteのように2ステージに分けている。会場時間に10分くらい遅れていくとすでに人の山。先輩が右最前列にいすを取ってくれておりそこに座る。8時を10分くらい過ぎて3人が登場。おそらく楽屋に入ってどうするか10分間作戦会議をしていたに違いない。ZornはAlto Saxのみ。生で初めて見たのだが、雑誌などで見る写真とまったく同じ姿勢から動かずに弾いていた。音色はレコードで聴くのと全く一緒なのだが、めちゃめちゃうまい。Laswellも白いThunderbirdのみで、足元には山のようなエフェクトがセッティングされていた。今日の一番の収穫はLaswellがとてつもなくベースが弾けるということ。そりゃ80年前後のMassacreの頃はめちゃくちゃテクニックがあるが、あれから20年もたちProduce業のほうがメインだろうしそれほど弾かないんだろうなとタカをくくってたのですが御免なさい。コーラス系のエフェクトをかけて、全体的にAmbientな音響を作るのだが、芯は高速なベース。ピックと指を使い分け弾きたおしてました。吉田もトリッキーな拍子は控えめで力いっぱい音数を出していました。トリオ → 吉田 + Laswell → トリオ → 吉田 + Zorn → トリオという流れだったのですが、LaswellとのDuoの際の吉田は今まで見た中で一番テクニカルで速いプレイでした。ちなみに演奏は1曲30分強のみ。袖にいた人にごにょごにょ相談して「2ndStageがあるからもうダメ」とでもいわれたのか、「アリガト、よしだたつやぁ〜」と一人だけ紹介して終了。アンコールも10分くらい。短かったが密度が高く、各人てを抜くこともなく、フリーの演奏なのに感動してしまいました。
後輩(杉本)と先輩と飲んでたら電車がなくなり、仕方なく朝まで。帰りの電車で途中までは杉本と一緒だったのだが、その後寝てしまい、目が覚めたら相模大野だった。
小沼ようすけ「The Three Primary Colors」:Richard Bonaが参加した日本人ギタリストアルバムが偶然似た時期に発売されたことになる。Bonaと共演したいと思うミュージシャンが、Bonaにいつものとおりやってくれと頼むとこうなるんだろうな。香津美さんの方は「Bonaとバンドがしたい」という思いが強いいと思う。ところで、Beatlesの"She Said She Said"であるけど、アノ曲って拍子が取りにくいサイケな雰囲気がいいと思うんだけど、このようにメロディ部が強調されるとイマイチですね。
VSOP 「Live under the sky」:日本でもMasterSoundで発売されていたもの。しかし今回は伝説の雨の降った次の日の公演も丸まる収録ということで2日分楽しめる。Tony Williamsでおなかいっぱい。
Spt.21
本日は最も偉大なElectric BassistであるJaco Pastriusの命日。亡くなってから17年も経ってるのに、ライブアルバムが出てきたり、Weather ReportのDVDが出てきたりと人気は衰えず、ファンの財布は軽くなるばっかり。正規で残した音源数なんて結構少ないのに、Miles Davis並みの扱いだ。寝不足なのに帰って来たら11時なので、1stアルバム聴きながら寝ます。
Spt.20
![]() ![]() Weather Report 「Young and Fine Live!」: ネット上でチョコチョコうわさのあった78年ドイツでのライブDVD。Erskine加入直後かな。海賊ビデオで出回っていた映像と同じものであると思われるが完全版で2時間。音と映像の質は期待しないほうがいい(つうか、ブート程度)。
Spt.19
今日もライブ。Gongzilla行ってきました。いわゆる後期GONG。メンバーはHansford Rowe、Bon Lozaga、Sam Aliano、Benoit Moerlenの4人。前座がMorsof+金沢美也子で、きっちり30分で終了。ドラムが和太鼓みたいでMani Neumainerに近い感じ。メインのGongzillaですが、セットリストは前半がExpresso〜Sufferまでの曲、後半が新譜と新曲でした。4人とも技術的に安定しており、非常に楽しめた。ギターのBonなんてHoldsworthのようなフレーズを笑いながら弾くし、関係ないところでDownwindのソロをきっちり弾いてみたりもしていた。Benoitは見た目はおじいちゃんみたいなのに、15分以上もソロをするし、自分のパートがないときは踊ってるし、かなり体力ありそう。ドラムも知らない人だったが、シャープでうるさすぎることもなく、BenoitやRoweとタイミングもバッチリで非常にいい。つまり、全体として予想以上によかった。アンコールはなんとZappaの"Peaches En Regalia"。
Kazumi Watanabe「Mo' Bop 2」:新譜。香津美さんとBona、Horacioとのトリオの第2弾。いきなり「クレオパトラの夢」というのは意表をついていた。1回聴いた印象としては、前作よりトリオとしてまとまりがあるんだけど、そこが面白みを減らしている気がした。真ん中あたりの曲でのサウンドプロダクションが良すぎて、耳をさらっと通過してしまったのかも。何回も聴きこまないと。
Gongzilla「East Village Sessions」:ライブ会場で購入。ライブがよかったので最近のも購入しようと思い、サイン入りのアルバムを購入。
Allan Holdsworth「IOU Live」:中古屋でやっと見つけたので購入。一時期発売されて、すぐに店頭から消えてしまったのだ。IOUの時期のライブです。
Spt.18
東京Jazz、今年も行ってきました。オリンピックの時期をはずしたとかで、昨年までは8月末に調布の味の素スタジアムで開催されていたのが、今年はこの時期に東京国際展示場のホール。しかも前回までチケット1枚で1日楽しめたのに、今年は昼と夜のチケットが別料金。今日は1日目で夜の部に途中から行ってきました。まあ、遠い。遠いと言っても渋谷から大崎まで山手線で10分。そこからりんかい線で15分、駅から歩いて10分なので都心から見れば遠くない。8時頃到着。まずCesar Lopez and Habana Ensembleから。Irakereのようなテクニックのあるキューバラテン系の音楽。SaxもCongaもうまく、ソロ回しの時間もほどよく音楽として楽しめた。
9時頃僕にとってメインのHerbie Hancock + Wayne Shorter + Dave Holland + Brian BladeによるQuartetが始まった。前半は、最近のShorterのQuartetと同様、ほとんど即興による演奏。今まで見たShorterのQuartetはShorter + Patitucci + Danilo Perez + Bladeで、Shorterが全部決めて、その枠の中で、まずBladeがリズムをつくり、他の2人が空間を埋めていくような音楽の作り方だった。今回のこのQuartetのキーパーソンはベースのHollandでした。Shorterが楽器を持ち替えたり、フレーズを吹き終わる隙を狙い、そのフレーズを受けて暴走し始める → Hollandが暴走するとBladeがあわせていく → そしてその上にHancockがテクニカルなフレーズを連発する、とバックのトリオがとにかく良く弾くのだ。Shorterはたたずみ、一通り静まるまで待つ時間が多かったでした。とはいっても、Hollandも一通りやりたいことをするとスッと音楽を元に戻し、Shorterに渡しており、このタイミングといい運び方といい4人の実力が出ていました。長年の共演経験がいろいろとあるだけにお互いのことが良くわかっているのでしょうね。今回はSopranoを吹く場面が多く、よく言えばSpacy、悪く言えば抹香臭い音楽が繰り広げられていました。その後2曲アレンジがあるていど固まった曲を2曲演奏し("Aung San Suu Kyi")、最後に良く知らない東南アジア系のギタリストを交えて"Foot Prints"を演奏して終了。いわゆるInterplayというものを堪能できたライブでしたが、客の反応はイマイチで、しゃべってる客も多く、帰りには「あれが一番面白くなかった」と言ってたオジサン・オバサンも多かったでした。先のLopezときも変なノリで煽っている客がいたので、xx学会の方たちかもしれません。毎年書いてる気がするけど客の質がよくない。配るならもっとJazzっぽい人たちに配れば良いのに。
最後にSuperUnit。featuringとしてDianne Reevesと上原ひろみ。先ほどのアジア系ギタリストがまず登場して演奏、その後Shorter + Hancock + Holland + Blade → Dianne Reevesの順に登場。Dianne Reevesの声は確かにすごい。昨年のMilton Nascimentなみに良く通る声。その後、Habana Ensembleのリズム隊が入った後、上原ひろみが登場。ところがどう見てもHancockがほとんどのピアノパートを弾いている。バンド全員が静まっていき、Shorterからバトンが渡されるが、明確なソロフレーズをつむぎ出すことはできずに「ソロをとっていいよの時間」は終了。そのごも確かに音楽を壊すような音を出すことはなかったが(去年の松永君のソロ??)、自分の音や技を見せることはできなかった様である。自分がリーダーで音楽を作るのはできるようであるが、人とのコラボレーション能力はイマイチのようである。まあ、経歴から言っても仕方がないし、共演相手も百戦錬磨の方々だからね。その後、EQのメンバー、Habana EnsembleのHornパートが登場してソロ回し。このあたりになるとHancockはピアノを離れており、かわりに青柳誠が座っていたが、かれはきちんと与えられて時間でパワーのあるソロを弾いており、経験の違いを見せつけていた。今年は、目だって暴走する人(一昨年のViolin弾いてた人)もおらず、ほどよくまとまっていた。
前にも書いた気がする話。山手線は電車内のアナウンスで英語も入る。大崎駅で乗り換え案内をするのだが「東京臨海高速鉄道りんかい線」を「Tokyo Rinkai Kousoku Tetsudo Rinkai Line」というのだ。「線」が「Line」になってるだけやんか!(サイトを見たらTokyo Waterfront Area Rapid Transitになってるのに。)
Denis Matsuevによる「Tribute to Horowitz」: 店頭で並んでいるのを見つけて早速購入。3年ほど前にKuleshovによるHorowitzのアレンジ集が出たが同傾向のもの。Horowitz編が4曲でDante Sonata、Mephisto Waltz、Hungarian Rhapsody No.2、Carmen Variations。あとは、Ginzburg編のセビリアの理髪師。面白いのはハンガリー狂詩曲で、Matsuev自作カデンツをちゃんとつけてくれてます。これがJazzyなカデンツでHa,elinやLabeのような正統派カデンツと違う。まあJazzyといっても、完全に即興ではなく楽譜に書いてるだろうから毎回内容が違うということはないんだろうけど。
Roscoeによる「Bach/Feinberg : Transcription集」: HyperionによるBach編曲集はこれで4作目。今回のピアノはRoscoe。楽譜と照らし合わせたわけではないが、ちゃんと安定して演奏しています。Feinberg編ってLiszt編なんかよりピアノの響きが計算されていて面白いと思うんだけどあまり流行ってないですね。以前、HamelinがBusoniではないBachの編曲集を録音したいと言っていたけど、どんどんHyperionで録音が進んでいるので、このままだと録音するものがなくなってくるかも。
Fournierによる「Dvorak : Cello Concerto」: BBC Legendシリーズ。Dvorakが72年、FrancescattiとのBrahms Double Conertoが55年のモノラル録音。演奏はいいんだけど、72年のステレオ録音のほうが音がよくない。テープの保存がイマイチだったのかもしれない。
Reinerによる「R.Strauss : Also Sparach Zarathustra」と「Bartok : Concerto for Orchestra」: RCAのLiving Stereoシリーズだが、ついにSACDとCDのHybrid discで出た。とりあえずReinerのい2枚を購入。通常CD部の2chステレオは以前から出ていたLiving Stereoリマスターを同じ音源のよう。ただし、日本盤のK2 Remasterとは違うリマスターでした。RCAはマスターテープをL + R + Centerの3chで残しているらしく、SACD Surroundは3chマスターテープからのサラウンド化。なのだが、家の環境では確認できません…SADCプレーヤー買おうかな。
Andy Partridge「Fazzy Wrrble Vol.5」「Fazzy Wrrble Vol.6」: Andy Partridge名義のXTCのデモ・未発表録音集その5とその6。当初から10枚組の計画でほんとにこんなの買うのかね、と思いつつ全部買ってる。どのトラックも当たりというわけではないが、何曲かはおっと思わせるものが含まれているから仕方がない。
Jaco Pastrius「Donna Lee Live at Budokan '82」: 何の前触れもなくポンと店に並んでいた。また海賊盤まがいのものだろうとタカをくくっていたら見慣れたNHKマークが付いている。Altusという、クラシックのNHKで収録された音源を中心にリリースしているレーベルからの発売。Jazzに進出していきなりJacoというのはインパクトがある。内容は「Invitation」や「Twins」で有名な82年の来日公演のもの。NHKが収録して放送した9月1日の武道館公演のライブ。先ほど書いた2枚は東京と大阪と福岡からのセレクションなので、このCDの音とはどれもかぶってないらしい。音は当然よいのだが、ミックスのせいか前述2枚に比べて生々しい。ファンなら買いだけど、これって映像もあるのですよね……
Spt.17
歯医者に行った。削るといい、麻酔をかけられた。削ってる最中、唇あたりに何か触れ、補助の人が脱脂綿で拭き始めた。唇まで削らないでほしい。削った後を覗き込みながら「あっ」「おや」とか言ってる。医者と補助の人がが「xxあるの?ないの?」「xxならあるんですが」とか言い合ってる。歯型を取ったら口の周りがパテだらけ。なんてテクニック不足かつ、患者を不安にさせる歯医者なんだろう。
会社でボーリング大会。高校、浪人時代と嫌というほどしたのだが、最近ボーリングをした記憶がない。前にしたのいつだっけと考えたら2年前の会社のボーリング大会でした。スコアは、初め調子がわからず84、2回目が152。
AVEXは特別な場合(Sketch Showのような大物が拒否した場合ですね)を除き商品をCCCDで発売し、業界内でコピーコントロールCDを先導していたわけですが、今後は柔軟に対応していくそうです。理由は、iPodなんかが流行ってることとSACDやDVD-Aなどの次のメディアへの展望も考えているからだとか。CDが売れない理由を違法コピーやP2Pに押し付けて、コピーコントロールCDをごり押ししたが、結局CDの売り上げが上がらなかったといったところでしょう。おまけにアーチストが拒否宣言するわ、輸入権の問題のときにいっしょに叩かれるわ、上記のようなハードディスクやメモリを使ったポータブルプレーヤーとの親和性は悪いわ、挙句の果てにCCCDで出る新譜に対してファンが文句をつけたらマネージャーが「聴かなくても良いから買ってくれ」と暴言を吐くアーチストが出てくるわ。まあ、AVEXは会長が変わったことが大きいのかもしれません。SONYもポータブルプレーヤーの戦略でiPodに出遅れてしまったせいかゲートコントロールCDをやめるといっているらしい。結局失敗ってことやね。さあ、強行軍の中で残っているのは東芝EMIなのだがまだ続ける気か?(今度出るJohn Lennonのリマスター盤はCCCDらしい)
Spt.14
なんか数日前にKate RusbyのDVD「Live from leeds」を見つけたらすぐに買うべしなんて書いちゃったけど、日本盤が出るらしい。MCがやたら多いし、僕の英語力だと半分くらいしかわからないので、字幕をつけろといわないまでも日本語対訳が付けばいいなと思うわけです。
しまった〜。今週の「英語でしゃべらナイト」を見逃したぁ。Paul Wellerがゲストだったのに。ところで、この話の途中に出てくるアラン・ウィッカーってMonty Pythonで5人が一気にモノマネするあの人かね(第3シリーズ第1話)。ほんとにあんなに鼻にかかった声をしてるのか見たかった。
Spt.12
ドラムなんて叩けないのだが毎月ドラムマガジンを立ち読みしている。今月取り上げられているドラマーを見てちと驚いた。「デイヴ マタックス」。技術力や参加作(XTCとかPaul McCartneyとか)のわりに評価がないドラマーだけにうれしい。ただ、この記事ではフォークという観点から語られていることが多いが、Dave Mattacks本人は自分がジャズドラマーのつもり(ソロ作品もジャズトリオ)らしいというのが抜けてるのが気になった。あとJethro Tullへの参加もフォークっぽいからではなくて、Dave PeggがTullのメンバーだからというのが大きな理由だと思うんですけど。Dave Peggとのコンビネーションという点も記事から抜けてるのですね。
Chick Corea Elektrik Band 「To the Stars」 : レコード屋でWeather Reportみたいな曲がかかっていて気になったので、見てみるとこのアルバムだった。Return to Foreverは好きだったのだが、Elektric Bandはずっと避けてきた。なぜなら音楽に飢えていた高校2年の頃、レンタル屋で借りてきた「Inside Out」があまりにつまらないと感じたからだ。当時はキーボード中心に聴いていて、キーボードマガジンなどで当時発売したてのこのアルバムを宣伝しまくってたので借りてみたのだった。しかしロック少年だった僕にはSaxの音も、Patitucciのアコースティックの音も肌に合いませんでした。それだけの理由で14年間も避けてきたのですが、やっとJazzに慣れてきたということでしょうか:-p。
Spt.11
時々料理をするが皮をむく野菜をあまり使わない。例外はジャガイモだが、ナイフで皮をむいていた。学生の頃(8年くらい前)に買ったピーラーが台所に鎮座していたが(引越しも2回している)、この前使ってみたら、表面をなぞるだけなので、即刻ゴミ箱へ。今日、新しいものを買ってきた。簡単にむけるんですね。
King Crimson「Neal nad Jack and Me」(DVD) : 新譜のようであるが、以前からある82年の"Live in Frejus"と84年の”Live in Japan"を合わせてDVDにしたもの。84年のものは「Absont Loves」としてCD化もされたが、このDVDの音は元のままを用いているようだ(映像とシンクをとるのが面倒だったのかな)。この映像は感慨深いですね。84年のほうは特に。これ初めてみたのは高校3年のとき。初めて見た動くCrimsonだったのだ。Frippがバックステージショットで弾いてるのが"Fracture"でおいおいと思ったり、"Satri in Tangier"はほとんどのパートがLevinが弾いていることを知り驚いたり、見えることによって解かる演奏の謎の多かったこと。Stickなんて写真でみても弾き方は解からないからね。当時はCrimsonは活動停止時期だったし、この映像からまだ8年しか経ってなかった。「笑いながら太陽と戦慄を弾くBelewは許せん」とかいう文章がまだ普通にまかり通っていた頃でした。あれから12年、音を発信する側も、聴く側も、そして間にあるメディア、情報流通も大きく変わった。アーチストから公式のライブ音源が大量に出て、インターネットを調べれば情報があふれている。今初めてこの映像を見るCrimsonファンは、この20年前の映像から何を得るのだろう。
Kate Rusby「Live from leeds」(DVD) : 新譜。コンサートの内容は昨年LondonのUnion Chapelで見たものとほぼ同じ。あの見たものとほぼ同じものが記録として残って何回も見ることができるというのはうれしいことだ。おまけに僕が見たときにはやらなかったRichard Thompsonの"Withered and Died"まで収録されている。演奏者の顔や指使いなど、見る者の心をくすぐるようなショットが多く、良くできた映像である。Region9でどんなDVDプレーヤでもかかるので見つけたらすぐ購入すべし。
Fairport Convention 「Over the Next Hill」: 新譜。Dave Peggの離婚により、奥さんとの共同経営だったWoodworm Recordが終了したようで、新しいレーベルMatty Groovesから発売。ジャケットがちとチープになってしまった。が、内容は近年の作品同様いいです。というか質が安定して高くかつ変わらない。最後にシークレットトラックとして「蛍の光」が入っている。Woodwormとお別れということで収録されてるのかなと思ったんだけど、このスコットランド民謡って現地ではお別れの意味は持ってないですよね?
Luar Na Lubre「Hai Un Paraiso」: 新譜。スペイン・ガリシアのバンド7作目(おそらく)。ほんのちょっぴり打ち込みを使ってるが全然作風が変わらない。前作に比べて民俗音楽色が若干濃くなってるかも。
Vincent Atomicus「Vincent 2」: 新譜。いくつのバンドで演奏しているのか把握できない芳垣安洋のバンド2作目。タワレコでかったら、おまけでDVDくれました。これが、オマケようにDVでとったようなブロックノイズが見える安っぽい映像ではなく、ちゃんとしたクオリティの映像。なかなか良いです。
Gershwin "The Authentic George Gershwin" : イギリスの俊英(この呼び方だれが始めたんだろ) Jack GibbonsによるGershwin集はASVレーベルから4枚出ている。その4枚をまとめてBOXにして再発したもの。4000円くらいだったので即刻購入。バラで買ったら10000円くらいかかるからね。演奏はいいんだけれど、えんえんGershwinでまとめて聴いたら気持ち悪くなります。ちなみにGibbonsってこれ以外の録音がAlkan、Lambert、Milhaudの3枚しかないんですけど、ライブってGershwinばっかり演奏してるのかな。
Spt.9
「個人ブログが「やぶ蛇」に--ネット企業が社員を解雇」:このニュースはけっこう痛いと思う人が多いんじゃないだろうか。「出張でシアトル来てます」なんてことを書くと、もしかしたら会社の業務上の秘守義務を守っていないといわれる可能性もあるわけですよね。「残業が多くて疲れてます」なんて書いて上司の目に留まったらクビですよクビ。ネット上にダラダラデータを垂れ流している人たちは注意しましょう。
Spt.8
平日昼間の渋谷は人が少なくて非常にいい。こういう機会を捕まえてウロウロしたいところなのだが、今日はちょっと暑すぎて歩く気もしない。
毎日毎日、「新譜」とか「買いました」とか書くのがめんどくさいので買い物はまとめて最後に書くことにする。
Date Course Pentagon Royal Garden「Stayin' Alive」: 1曲目はライブ録音が出てたがこれはスタジオ録音(カバー曲)、3曲目も再演。2曲目はDavid BowieとLennonが共演したこと有名な"Fame"。思ったよりも原曲の部分が残っているようにも感じたが、元々リフレインしかないような曲か。CDなのにDVDサイズのケースに入ってるってどういうことよ。
Greg Mathieson Group「The Baked Potato Live!」:新譜ではないのだが、わけあって買った。これはもともとCBSから出てたものだが、最近Cool Soundというレーベルから再発された。
Chris Cutler「June 12 1998」(DVD) :中古で購入。このひと普通にドラム叩いたら相当うまいんだろうなということを再認識。言ってることは本と同じように難しいです。
Spt.5
なんか涼しくなるのが早い。関東ってどの段階で飽きっぽくなるのか記憶が混乱している。関西だと、秋分の日くらいまで暑くて台風が来て10月になると涼しくなると思うんだけど、首都圏はもうちょっと北側だからそれより早く涼しくなるはずなんだよな。じゃあ、今の時期であってるのかな?まあ、暑いのが嫌なので良いんだけれども。でも今年は台風が多い。
おまけに日付が変わる直前に地震。2分以上ゆれている。前にも書いたかもしれないが、うちの部屋は揺れるとPCラックがキコキコ音がするのですぐわかる。テレビで震源地を見ると和歌山。関東の震度なんて報道されてないじゃないか……6階弱すぎ。大井川以東で地震があったら、この部屋本気でやばいな。おまけについていたチャンネルは日テレ。中継の出先アナが同級生の大田良平…
新宿のタワレコでTokyoZawinulBachのインストアライブがあり、ちょろっと聴いたんだけど、タクっぽい客が微動だにせず聴いているので、恐くなって違うフロアでCD漁り。踊れよ。演奏してるほうもやる気なくすだろ。まあ、場所が悪いか。関係ないけど、支払いのカウンターが複数あるのに1列に並ばせない新宿店は最低2回に1回はいらいらする。渋谷はそんなことあまりないのに。
Talking Heads「The Name of this Band is Talking Heads」: 未CD化だったライブ盤。LP収録曲にボーナスが付いてかなりのボリュームになっている。個人的にはA.Belewが入った編成の2枚目に興味あり。
Spt.1
今日はどこでも訓練があるわけだが、昼に本当に地震があった。家に帰ってみれば浅間山の噴火。9月1日って何かあるのでしょうか。
大手レコード店にはたいていポイントカードがあって、ポイントがたまると値引きしてくれる。HMVのポイントカードのシステムが変わったらしい。今まで1000円で1ポイント、100ポイントで4500円引きだったが、500円で1ポイント、100ポイントで2500円引きになった。これまで10万円買うと4500円引きだったのが、5万円で2500円になるわけなのでちょっと得なのかな。タワレコは1ポイント500円で100ポイントたまると3000円引きなので、HMVより割りが良いように思えるが、HMVは毎週水曜日がダブルポイントサービスなので、買い物は水曜日と決めておくと、25000円で2500円引きの計算になり、かなりお得。新しいシステムのポイントカードにはPink→Silver→Goldと3種類のランクがあって、Goldになると特典がある(らしい)。ところが、僕は古いカードに98ポイントもたまってたので、今日一気にGoldカードになってしまった。
戸川純「Togawa Fiction」: 出てたので購入。ホッピー、吉田達也、ナスノミツル、Dennis Gunn、Whachoとメンツがちょっと邪悪な感じ(「20th Togawa」と同じメンツ)。バンドメンバーの作曲がほとんどで、それぞれのカラーが出っぱなし。特に前半3曲はほとんど大文字の3人に音が支配されている。3曲目は吉田達也カラー。
Shankar and Gingger「Celestial Body」 : Shangarの新しいプロジェクト。Shankar and Ginggerのアルバムをずっと探していたのだが、知らない間に2枚目が出てたようだ。これは店頭で見つけたので購入。
Aug.29
フジテレビで土曜の深夜に「UK Jack」という番組を放映している。フジテレビはFIPという系列会社がLondonにあり、昔からはBeat UKなど英国の香りがする番組を土曜の夜や日曜の朝にやっていた。このUK Jackも英国文化を紹介するというイギリスマニア(Anglophile)にはたまらない番組である。昨日の放送では、「スーパーマーケット・マニア」(この日記8月8日参照)に触発されたのか、Waitroseの紹介をしていた。そこで目にしたHeinz Baked Beans(こんなのも参考に)のせいで、今日は豆のスープが飲みたくなり、この豆缶を探しに行くが、どこにもないんですね、これが。まあ、こんな使い方(ジャケット写真を拡大すること)もあるみたいですけど。
ここ半年近くSiteの更新がなく、子供でもできたかローン返済のため過労死でもしたかと思っていたよしかわがblogに手を出した。これで更新頻度が上がるのか検証材料にしてみたい。
Hagen Quartet、MozartのString Quartet No.20,23,24:新譜。No.20が出たので、HagenによるMozartは全集になったのかな。23と24は2回目の録音。
Alban Berg Quartet「Tango Sensation」:Piazzolla作品を中心としたタンゴ集。日本盤で購入。海外盤は数ヶ月前に出ていた。今回は何のためらいもなく購入。なぜかというとCCCDではない身体。これは重要。RattleのMessiaenもCCCDではなかったことを見ると、東芝EMIに対しかなりのクレームがあったのかもしれない。単純に売り上げが落ちたのかもしれないが。しかし、これに対してCCCDをやめるという決断をしたのは(もしかしたらメジャーアーチストのものだけ取りやめたのかもしれないが)、「当たり前だ」と言わずに、前向きな姿勢として誉められるべきなのかもしれない。King Recordのように1枚だけCCCDを出した後(7月31日参照)、レーベル自体がCCCDを取りやめたのでCCCDで出した1枚の作品を通常のCD-DAで発売しなおしたなんていう例もあるので、東芝EMIもCCCDでしか出ていないモノをCDDAで再発してくれるとうれしいんですが。(BlueNoteレーベルが最近CCCD化してるのが許せない)
Aug.28
Hermeto Pascoal「A Musica LIvre Hermeto Pascoal」 :ソロ1stアルバムが突然国内盤でCD化された。これは海外でもCD化されてないもので手に入りにくい音源。このままBOMBAレコードはPascoalの音源をすべてCD化してくれないだろか?
Aug.27
今日は外勤で早めに家に帰ったのだが、最近の睡眠不足がたたったのか、気づけば夜中で6時間くらい寝てたようだ。4時間くらい起きてたのだが、また寝てしまい気が付けば昼前。計12時間は寝てるな。
6月に来日したZAOのメンバーでもあるYochk'o Sefferの新録音「String Orchestra」を購入した。自作とColtraneの作品をタイトルどおりストリングをバックに演奏しているのだが、DrumsがChristian Vander!!ここでの彼のプレイはMAGMAでのものより自身のTrioなどで見られる60年代Jazz寄り。
Aug.25
RattleとBerlinPOの新録音Messiaen「彼方の閃光」が発売になったので購入。しかも2000円(税抜)。
RUSHの30周年記念EP、カバー集「Feedback」が日本盤でも発売になったので購入。
GentleGiantのDVD「Giant on the BOX」を購入。西新宿なんかで売られている怪しげなものではお目にかかれた映像だが、こういうものが公式に出てくるのはうれしい。70年代な画質の映像だが、内容は濃い。ライブでもスタジオと同じように楽器を持ち替え、いつも完全に再現していることはライブCDで確認できたが、それを如何にして演奏しているかということが目で確認できます。いや驚異的です。
Aug.22
新譜を2枚購入。Jordan Rudess「Rhythm of Time」とLisa Loeb「The Way It Really Is」。
Aug.19
比較的よく見ている今年の大河ドラマ「新選組!」。初めの2回くらいはどうかと思ったが、昨年の武蔵と比べてもよくできていると思う。メイン以外の役者が三谷人脈で固められているので演技がうまいし。来週は最後の大物・山南敬助の死で、ここから新撰組はどんどんバラバラになるので、一つの山場である。史実がどうだったのかさっぱりわからない話なので、三谷としてはドラマ化に燃える所だろう。そういうこともあってか、この1週間、番組宣伝のスポットがやたら目に付く。薄く笑う山南と「この笑顔にもう会えない…」のテロップ。……これって、山南ではなく、堺雅人のキャラクターなんじゃないのか?確かに彼のイメージが大きいのだが。個人的には3年位前の朝ドラで「おーーどりぃーーー」って叫んでたイメージのほうが大きいんですけどね。
Aug.18
4連休明けで出勤。
Fairport Conventionの中期(?)3作がリマスター化されていたので購入。「Angel Delight」「Babbacombe Lee」「Rosie」の3枚。どれもボーナストラックがついている。以前のCDと聴き比べてみたが、リマスター前のCDも結構音圧がありいい音をしているのだが、今回のリマスター盤は細かいニュアンスまで聴き取れるようになっていていい。そして目玉はJethro Tull「Thick as a Brick」の裏盤とも言われている「Babbacombe Lee」。死刑判決を受けたのに死刑が何回も失敗した男の話を、ブロードサイドバラッドの形式で1枚のアルバムにしてしまった作品だが、今回のリマスター盤はオリジナルLPについていたらしい細かい新聞記事風ライナーがきっちり装丁されている。これだけでも買いです。
Richard and Linda Thompson「Shoot Out the Lights」がなぜかSACD Hybrid盤でRyko Discから出ていたので購入。リマスターされて音質も上がっている。
Aug.17
せっかくなので(?)Amazonのアソシエイトプログラムを使ってみることにした。まあ、このサイトからAmazonに飛んで買い物をしてくれる人がいると何%かが僕の懐に入るということですね。Click!Click!!
Aug.15
KENSOのライブ@川崎クラブチッタ。ドラムの小森氏がメンバーになって初のライブ。昨年はシンバルがうるさくて(ずっとシンバルが鳴ってたイメージ)前任者のシャープなサウンドと比較して何とかならないものかと思っていたのだが、今回はバンドの音と同化していて、よく練れたドラムになっていた(スネアのチューニングも高めだったけどKENSOに合わせてあげたのですかね?)。単純にリハーサルの時間が取れたせいなのか、メンバーの姿勢の問題なのかわからないけれども、バンドって面白いものだなあと再認識。テクニックはもちろんのこと、小森氏のパワーは「Esoptron」以降の清水氏のイメージする「ロック」と非常にマッチしていると思う(曲のイメージが一番変わるのは「夢の丘」なのかもしれない)。新曲の練り具合はイマイチな気もしたが、録音のときに完成度も上がるはず。全体の印象としては去年よりよかった。
東京ザヴィヌルバッハの新譜「a8v(on the earth)」を購入。
Arnaldo CohenによるLiszt集がBISより出ていたので購入。Sonataとスペイン狂詩曲、オーベルマンの谷と選曲もなかなか。ソナタは再録のはず。
Aug.14
装丁がきれいなArchivのBlueシリーズでHolligerとCamerata BernによるGrun、Krebs、TelemannのOboe Concerto集がCD化されたので購入。ドイツのGrammophoneが最近押しているBerliner Studioでの24bitリマスターが施されています。
Pamela ThorbyのHandelのRecorder Sonatas集を購入。レーベルは当然LinnでSACDとのHybrid盤です。
Trilok Gurtuの新譜「Broken Rhythms」を購入。なぜかGary Mooreが1曲ゲストで参加しています。
Aug.8
森井ユカ著「スーパーマーケット・マニア 〜EUROPE編〜」という本。タイトルどおりヨーロッパのスーパーマーケットとその商品の紹介だが、カラフルで見ているだけで飽きない。海外旅行へ行くと、僕もとりあえずスーパーに入って食品なんかを見るのが好きなので(安いお土産なんかが見つかるという期待もありつつ)、非常に親近感のわく本だった。海外のスーパーは、日本で言えば無印良品のような自分のブランドを強力に出す上に、スーパーのオリジナルデザインの商品が多いのでこういう本ができるのも納得。また海外逃亡したくなった。
先月に突然倒産した青山ブックセンター。新宿ルミネの店は学生の頃からよく使っており、偏った(?)カルチャーを持った雰囲気が好きだったので非常に残念だった。紀伊国屋やジュンク堂のような量に圧倒されることなく楽しめるのがよかった(ジュンク堂なんて行くと見たいものが多すぎて1日つぶれてしまうし)。ところが今日新宿に行くとBook 1stの看板が。なるほどね。2点とも買い取ったようです。本も書棚も雰囲気もそのままでした。阪急グループは好きだし関西にいた頃はよく使っていたし、渋谷で本屋はBook1stしか行かなくなっているくらいなので、新宿にこういう形でできるのはいいかもしれない。
Aug.7
Hamelinの新譜がでた。予告どおりIvesの2番の再録音と、Barber!Barberの終楽章のFugaカッコイイ。
Aug.6
新宿のビアガーデンに行く。夏に1回くらいは行っておかないと。そのあと、ハードロックがガンガンかかっている怪しげなバーへ。
Aug.5
転勤者歓迎会。
Aug.3
どこもかしこもBlog。個人が他のサイトにリンクをつけて新聞のように情報を紹介・発信するために気軽に更新できるためのモノとして発達し、かの911の時にアメリカでいろいろな情報と意見をやり取りするためにブレイクしたという経緯があるらしい。が、日本では元々、Webでの独自文化としてWeb日記というものがあって、このBlogをWeb日記ツールとして使っているだけのものが多い。2行の日記を更新して、友達だか知り合いが2ちゃんねる以下のコメントをつけるためだけに、こんなたいそうなシステムを利用するのは無駄だ。情報の質の高さに幅があってもいいが、読んで元のリンクをたどったりGoogleで検索したりする気持ちを起こさせるようなものでなければ、本来の意味をなしてないだろう(このサイトへの反省も込めて言ってみるとね)。
Blogの大きな特徴はトラックバックができて、他人がコメントをつけられてコミュニケーションらしきものが取れて、RSSで簡単に情報が取ってこれることだと思う。がしかし、常時接続でサーバを建ててるわけではないのでmovable typeのようなものも使えず、Blog用のサーバを借りるほどの気分でもない。そこで、RSSエディタを使って、手作業でRSSを作ることを試みる。Headline-Editor Lite版を使うことにする。といって、わざわざ登録してチェックしたいと思うほど更新されるサイトでもないし、情報も少ないのだが。チェックしたい方はhttp://www.ne.jp/asahi/music/takeuchi/rss/new.rdfをRSSリーダに登録してください。
Aug.1
7時に目が覚めた。歯などを磨きながら、あ〜つかれたな、行くの嫌だな、今日は何時の電車に乗って行こうかなど考えて、テレビをつけた。今日、日曜日やん。会社に行く気満々でした。もちろん寝なおした。
July.31
Richard Bona絡みの新譜、「Toto Bona Lokua」が日本盤で発売されたので購入。
JacoがHerbie HancockのHead Huntersのベース代役で演奏したライブがCD化されたので購入。これってOfficialとは思えないんですけど。音もちょっとよくない。
スペイン・ガリシアのガイタ奏者Xose Manuel Budinoの3rdアルバム「Zume de terra」を購入。技巧やアレンジでは第一人者のCarlos Nunesに若干劣るが、曲が前作に比べてよくなってきていると思う。
Genesisの「The Song Book」がおまけつきでDVD化されたので購入。
最近50〜60年代のBerlinPhilの録音がほしくなり、ついにKarajanの録音も買い始める。こういうのを聴いていた15年以上も前の印象はほとんど記憶に残っておらず新鮮。
July.29
今日はちょっと避けられない飲み会。
July.27
送別会シリーズ最終日。ここまでくると送るほうも送られるほうも体力勝負である。
July.24
Rock Odyssey2004。13時頃からのPaul Wellerから聴こうと思っていたが、連日の飲み会で疲れがたまっており、眠いのでやめ。メインの初来日WHOだけを狙うことにする。3時頃家を出て、横浜国立競技場へ。4時頃着いた。暑い。イナバが出演していた。席は12W2列目で見通しがよいがステージは遠い。そして17時。本当にWHOが出てきた。セットリストは最近のDVDなんかと大体同じ。Rogerはマイクをまわすし、Peteもジャンプは少ないもののWindmill Playは多い。Rogerの声もよく出ている。曲もセットリストもマンネリなはずなのに、なにかひきつけられるものがある。最後にWon't Get Fooled Againをやって、すっと終わってしまう。まさかこれで終わりではないだろう、と思っているとアンコールでTommyメドレー。Sparksも最高。予想以上によかったのはZakkのドラム。そして、SeeMeのあとの長いギターソロ。最近の映像や音源より調子がよく、最後にPeteがアンプのボリュームを上げたとき「もしや」とは思ったけれども、ほんとうに最後Smash the Guitar!!トリのAerosmithはちこっとだけ見たが、感動が薄れそうなので見るのをやめて帰った。サンスポのニュース記事は写真つきなので参考に。
G3のDVD「Live in Denver」を購入。2ヶ月くらい前に出たCDと収録曲も違う。VaiとSatrianiの演奏もこちらが上。Vaiの曲は見て楽しめるものが選ばれており、「I'm the Hell Outta Here」は必見。
The Whoの「The Kisd are Alright」DVDを購入。
Slapp Happy + Henry Cow「Desparate Straights」のリマスター盤を購入。
鈴木さえ子の15年ぶりのアルバムを購入。「ケロロ軍曹」というアニメのサントラ。
July.23
今日はまっすぐ帰る気だったのに、メールを見るとなんか歓迎会のご案内。やっぱり飲む羽目に。
July.22
なんとなく会社を休む。暑かったのでちょうどいい。
July.20
またも飲み会。異動時期なので仕方ないにしても出勤日のほとんどに飲み会のスケジュールが入っている気がする。
July.19
Carlos Kleiber死去!(→Yahoo、近影)。生きた伝説だったのに、本当の伝説になってしまった。1992年のVPOとの来日チケットを押さえていたのに、キャンセルで聴けなかったのが悔やまれる。代役では聴く気にならんとチケットはキャンセルしちゃったけど、このときの代役のSinopoliもすでになくなっている。94年、バラの騎士の時は幾日にも及ぶチケット争奪戦(文化会館の前で並ぶ)と4万円という値段の高さで断念した。その後、数回しか仕事をしていないので、バリバリ仕事をしたくなる気になるほど長生きしてもらわないと聴けなかったわけだが。
ちなみにウィーンのニュースソースからして間違っているようだが、毎日、共同通信、日経、産経は鵜呑みにしてWebでは「ベートーベンやブラームスの全交響曲の録音も有名」と書いている。録音があればうれしいのだが。読売はマニアがいるようで修正して「演奏曲目を極端に絞り」となっている。
不謹慎だが、これでチェリのように音源が続々正規化されたりしちゃうのかな?
July.18
1度持っていたのに、売り払ってしまい、その後なかなか手に入らなかったJohn Scofieldの77年のLiveが日本で再発されていたので即購入。
Charles Haywardの「Switch on War」も再発されていたので購入。
July.17
ArgerichとPletnevによるピアノ連弾の新譜Prokoviefの「Cinderella」を購入。輸入盤はSACDとのHybrid。
7/4に書いた、Grammophoneの50年代シリーズを2枚購入。BohmのBeethovenとFurtwanglerのSchumann + Haydn。
EMIからOistrakhの小品集(Tartiniの悪魔のトリルがメイン)がリマスター盤として出ていたので購入。
July.14
飲み会。
July.13
同期で飲み会。久々でかつ結構人数が集まったかも。
July.12
休暇。実家から東京に戻る。
July.11
明石さんと昼食。10年ぶりくらいに喫茶フルトヴェングラーに入る。前に入ったときよりも飾ってあるものが普通になっていた。その後、喫茶アマデウスへ。こっちは相変わらずいい感じでした。
July.9
出張終了。諫早までバスで行き、そこから電車。博多までの特急かもめは車両が非常にかっこよくて快適。イギリスで乗ったVirginの車両とよく似ていた。博多から新幹線。実家で途中下車。
July.7
出張で長崎雲仙へ。長崎空港降りてからが遠くて、バスで2時間くらいかかった。温泉と普賢岳以外本当に何もないところ。お土産屋が並ぶとおりでもあるのかと思ったが、ホテルの近くが一番店が多く、中心街がなかった。宿はたくさんあるのに、夜、露天風呂から外を見ると明かりがぜんぜんついてなかった。僕が泊まったホテルは300人近くとまっていたが、街中のホテル従業員はそこに集中していて、他のホテルは機能してなかったのかもしれない。
July.4
Mike Sternの幻のファーストアルバム「Neesh」がCD化されたので購入。初めて音を聞く。
クラシックは各社、またリマスター企画が増えているようだ。最近1950年〜1970ころのBerlinPOの音を集めたくなっているので、EMIではKarajanのHaydnを購入。GrammophonはBohmとVPOによるBrahmsを15年ぶりくらいに買いなおす。あと、輸入盤だが"The Legendary Deutsche Grammophone Sound of the 1950s"ということで8点ほどCDが出ているのだが、これが垂涎もの。とりあえずBohmとBerlinPOによるBrahms2番とMarkevitchとBerlinPOによるBerliozの幻想を購入。Berliozが濃い解釈が硬めのBPOなサウンドで再現されておりなかなか面白いのだ。
July.2
幕張まで行く。Interopの見学。しかし、自分が時代から取り残されてるんじゃないかと思うくらい面白くなかった。夜は、会社のスタッフさんの送別会@下北。
June.30
ノー残業デーだし大人しく帰ろうと思ってたのに、飲みに誘われる。というか職場のスタッフさんが今日で最後という理由にかこつけて。あさって送別会があるのに。
June.29
Richard ThompsonのOfficial SiteからOnLineのみで買えるLive盤が2枚届く。theConnextioncomというところがディーラーでなかなか迅速で感じのいいところなのだが、今回も注文して9日で届く。宅急便ではなく郵便なのでポストに入っているのもいい。
June.27
月刊WHO企画その2。DVD「The Vegas Job」を購入。
June.26
来日があるせいか世間ではWHOブーム、そして月刊WHO状態。全カタログCD化されてなかった15年前とえらい違いだ。つうことで、新録音が含まれるベスト盤「Then and Now」を購入。
Tony Banksの「Seven」を購入。Naxosレーベルからほとんどクラシックの扱いで発売されている。本人がピアノを弾いているがあまり目立ったパートはない。和音の感覚とかアルペジオは彼らしいものだが、総じて映画音楽のような曲。頼むから歌物やってくれ。
Steven MeyerによるIvesのPiano Sonata No.2を購入。先日Aimardのものが出たばかりだが、この曲実はブームなんだろうか。ちなみにHamelinによる再録音も出る予定らしい。
久々に洗濯機の掃除をする。洗剤を溶かそうと思いお湯を入れたら泡が出てきた。洗濯用の洗剤がいっぱいこびりついているようだった。それをキレイにしてから洗濯機用洗剤を入れて回す。黒いものが浮いてたりしたので見えない振りをして回す回す回す。
June.24
羽鳥相澤研同窓会。会場が水道橋と遠いので、5時半くらいに会社から逃亡。仕事のときはラフな格好で、会社から出るときにスーツに着替えるという、傍から見ると変わった行動をとる。久々にいろんな人と会えてよかったが、みんなあまり老けてなかった。
June.23
今日は残業を覚悟していたのだが、ノー残業デーで帰れるようだったので、そそくさと帰る。あまりに暑いのでプールに行って泳ぐことにする。電車で一駅のところのスポーツジムのプール。福利厚生の関係で500円で入れる。久々に泳ぐとさすがに疲れる。30分くらいで何もなかった振りをして上がる。帰りに気が付いたのだが、大浴場がついている。銭湯に行くことを考えれば、かなりコストパフォーマンスの高い施設だ。
June.19
是巨人「Arabesque」購入
June.18
夜中お腹が痛くて目が覚める。しかも3時ころ。3日前と同じだ。共通して食べたものはひとつだけ。卵だ。8つ残っていたが、まるまる捨てる。卵で腸炎とかってなった場合、ビオフェルミンを飲んだだけで大丈夫なんだろうか?まあ、とりあえず治まってるようだけど。
戸田誠治「There She Goes」購入。鈴木さえ子が1曲でドラムをたたいて、1曲でコーラスをとっている。
Daevid Allen University of Errors「Jet Propelled Photographs」を購入。1stのSoft Machineの曲をセルフ(?)カバー。音はいいし、演奏の雰囲気もいいし、これはいい。
June.17
先週の二日酔いはまるで違い、今日はすっきりとしていて、かつストレスもアルコールで流されたような気分。でも眠い。
June.16
飲み会。終電あたりの電車でさくっと帰ろうとしたら呼び止められて2時半ころまで飲んでいた。タクシーで帰って3時過ぎ帰宅。
June.15
夜中お腹が痛くて目が覚める。しかも3時ころ。
June.12
Warehouseの新譜「Patrol Girl」を購入。
Egberto Gismontiの「Carmo」を購入。数ヶ月前、3枚組のBOXの1枚としてCD化されてたが、ばら売りはなかった。ところが今日、新宿のタワレコで1枚だけ売ってたのでさっさと購入。
そしてついにきたHamelinのKapustin集を購入。早速聴いてみたが、いつものHamelinによっていつものごとくきれいにまとめられおしゃれに仕上がりすぎ。Kapustin自作自演(のタッチや音色)に慣れてしまっていると印象が違う。
June.11
実家のある芦屋近辺は明治以来の港町神戸が近いせいもあり、パン、洋菓子の店が多く、またうるさい人が多い。うちの実家もうるさい。アンリシャルパンティエ、アンテノール、Cキューブなど最近は東京のデパ地下でも簡単に買える様になったが、本場はうるさい。ツマガリという店が僕が中学生のころ西宮にでき、話題になった。地元以外ではあまり話を聞かないので、阪神間ローカルな店だと思っていた。ところが今日の教育テレビ「21世紀ビジネス塾」という番組で取り上げられており、年商18億だとか。そんなすごい店だとはしらなかった。
June.10
例の「著作権法の一部を改正する法律案」に関して、タワレコとHMVが共同声明発表した(Yahoo!News)。タワレコは以前の声明が微妙なニュアンスで、アホで勘違いした人がボイコットするとか言ってたりしたが、これでそんな誤解も解けたことでしょう。そして、本日Amazonもこんな書簡をだしたとか。ほんとに一部のレコード会社と文化を知らない文化庁の独走によるつまらん法案だということだ。
それにしても午前中はとてもひどい二日酔いだった。
June.6
DiscUnionでいらなくなったり買いなおしたためいらなくなったCD70枚、DVD1枚、Video3本を売る。合計40584円。ちょっとリッチな気分になる。
June.5
ZAOのライブに行く。渋谷O-West。Sefferは70年代のレコードで聴ける鋭い切り込み具合はさすがになかったが、充分すばらしい演奏だった。ベースが予想以上によく、MusicManからエフェクタなしの直結で、あのMAGMA系のサウンドとフレーズを出していた。反してドラムがイマイチだった。他の4人+Violinゲストの壺井が余裕のある演奏だっただけに、いっぱいいっぱいの感じがだめだったのかもしれない。
June.4
オフィスでお引越し。たいした荷物もないのだが。そして現部署でのほんとの最後の飲み会。
June.3
最近、月刊Argerichの状態になっているArgerichの新譜「Live from the Lugano Festival 2003」3枚組を購入。
June.2
例の法案、修正無しで可決されてしまいました。ちなみに答弁はこんな感じらしいです。
RazelZの新譜「EverLasting」を購入。前作と同じくピアノトリオによるPOPS曲のアレンジが中心のものだが、ベースがTony Levinなのでさらっと買う。
壺井彰久と鬼怒無月によるERAの2枚目「ERA」購入。
June.1
めんどくさいので、音楽用の日記と普通の日記を統合。読んでてよくわからないところは読み飛ばすべし。
今日は休み。上野まで行って、東京都美術館の「オランダフランドル絵画展」を見る。ルーベンスの自画像とフェルメールの画家のアトリエ以外はぱっとしなかった。まあ、このタイトルでオランダの美術館のものではなく、ウィーンの美術館から持ってきた絵がメインだから仕方がないか。秋葉原→御茶ノ水と学生のように歩く。近頃の秋葉原は面白くない。
Corrsの新譜「Borrowed Heaven」入手。
SherbakovのTchikovsky(Concerto)、PolliniのBeethoven(5-8)も購入
May.30
イベント最終日。打ち上げ。そして送別会。そして現部署で最後の飲み会、というか解散会。
ほんとうは18年来の友人である日野の結婚パーティーがあったのだが、運悪くこういう日と重なってしまいいくことができなかった。でもめでたい。
May.28
やっぱり飲み会2。
May.26
やっぱり飲み会。ここぞとばかりに飲み会。
May.25
以前の職場の先輩が、仕事でイラクだけではなく、北朝鮮までいったらしい。
Eliane Eliasの新譜「Dreamer」入手。Horacio El Negro Hernandez「Italuba」も入手。
May.24
今日より職場が大イベント。とりあえず、夜は飲み会。最後のほうとても眠くて、タクシーに乗って帰ったのだが、気づいたら「新百合ヶ丘ですけど、ここからどうしたらいいですかぁ〜」と運転手が言っていた。家は百合丘だって。
May.23
Farmers Marketのライブに行く。どうやって合わせてるのかわからないくらいバンドとして巧い。そして、冗談も多い。Frank ZappaやSamlaのふざけ具合と同じくらいふざけている。
昨日のGuldaと同じレーベルからKuzminのSchubert/Liszt集が出ていたので購入。録音も2000年。とりあえず魔王を聴いてみたが、こんなもんなのかな?
Erich KleiberのDecca録音6枚組というCDを買う。以前から出てたものが多いが、家にあった、24bitリマスターのBeethovon3番5番(Concertogebow)と比較してみたところ、音は24bitリマスターの方がいいです。
May.22
GuldaのMontpellierでのライブがAccordから2枚組で発売されたので購入。これも先日でたMozartと同じく93年で、来日のプログラムと重なるものが多い(BachがなくてMozart)。
JochumのHaydn集5枚組を今ころ購入。88番「V字」が入ってて、しかも58年のBerlinPOであることに気が付いたから。このおまけの5枚目だけ24Bitリマスターです。
May.19
VanguardレーベルのシリーズでMonteuxのTchaikovsky集を入手。Piano ConcertoのソロがOgdon。
AimardによるIvesを購入。Sonata No.2はフルートとヴィオラのオブリガードつき。
May.16
Kevin Ayersのライブに行く。92年以来12年ぶりかと思ってたんだけど、2年前に来てたんですね。On-Airは新しくなってから始めて行ったが、あまり変わってなかった。ステージの照明は暗め。Kevinの歌声はCDと変わりなく、けだるい感じが最高。だが、あまりやる気がなく、調子もよくないようで、前半は30分。20分休憩。バックのバンドが、Kevinにやる気を出させようと懸命な感じがいい。KevinはBacketBluesがおわるとプイとステージを去ってしまった。後半は1時間。アンコールになかなか出てこず、客が拍手させられること20分。バックステージの方々が下手袖に総出演でKevinをステージにおしやる。歌声が聴けたから文句は申しません。
アールスタンディングで、僕の前にはTシャツ1枚(しかもズボンのなかに入れてるのでお腹が目立つ)の、コ汚いおっさん。こいつが演奏中にうろちょろうろちょろする。見たいばっかりで聴いてない。こっちの集中力も下がる。しかも脂くさい頭がボクの前を横切るのだ。見たかったら早めにきて前にいとけよ。そうじゃなきゃおとなしくしとけ。
Steeleye Spanの新作「They Called Her Babylon」を入手。なかなか見つからなかったRichard Thompson「Por Down Like Silver」のリマスター盤も入手。
May.15
朝から腰が痛い。昼を過ぎると肩が痛い。若干風邪気味のようで、昨日の鼻水も風邪が原因のようだ。
May.14
朝から鼻水が止まらない。会社でティッシュ一箱使ってしまった。身体中の水分が抜け出そうな気分。アレルギーか風邪なのか判らない。夜は飲み会だったのだが、予想通り、身体にアルコールが入ると鼻水が止まる。
May.10
最近、仕事のほとんどが原稿書きになっている。しかもパラレルで違うことを書いているので、脳の切り替えが難しい。作家や漫画家って、脳みそがいくつもあるに違いない。
May.8
渋谷のタワレコでうろうろしていたら仕事帰りの杉本と遭遇。代々木八幡近辺で飲む。
Cicala-Mutaの新譜「Ghost Circus」を入手。吉田達也カラーがにじみ出てきていますね。カバー曲のセンスがいい。
May.4
なんか山盛りウィルス付メールが来る。「Hi」だの「Message」だのいったSubjectで。おまけに、ウィルスの被害にあったらしいところからErrorメールが山盛り来る。Errorメールはあて先が、学生の時の大学のアカウントの転送ばっかなので、学校のサーバが被害があってるのかな。今日だけで100通位来た。Webサイトなんて作ってると、そこに書いているアドレスにむけてウィルスを送りつけたりするのかな。
Houng Thanh「Dragonfly」をついに手に入れました。
May.3
梅津和時KIKI Bandを見にいく。新宿PitInnの昼のセット。ちょっと遅れていったら満員で立ち見だった。120人くらいはいただろうか。ライブ盤がでたが、あれと同じく、テンション高い演奏。機会があれば今後もチェックしていきたい。
Apr.25
Bill Bruford Earthworksのライブを聴きに行く。原宿のAstroHallというところ。DVDのライブはぴんとこなかったが、今回はピアノが変わり、ソリッドな演奏でひじょうによかった。Brufordもちょっと真剣でした。アンコールは"Beelethebub"。
Karajanが70年代に、Bachの序曲とBrandenburg Concerto No.5の演奏を映像で残していたものが、DVD化された。店頭で並んでいて、妙に心をくすぐられて購入。
Apr.24
Jin Chiを見に行く。BlueNoteの2ndセット。Roben Ford、Jimmy Haslip、Vinnie Colaiutaの3人にゲストでMichael Landou。Vinnieはやたら体格がよく、セットはそれほど大きくないにもかかわらずパワーのある多彩な音を出していた。録音で聴くままのフレーズがそのままの音で聴こえました。キターーーーってな感じです。
梅津和時KIKI Band「Live at Moers Festival」を購入。これいいですね。鬼怒さんのギターがいい。最近お気に入りでちょっとづつ集めてます。
Farmers MarketのリーダーStain Carstensenの新譜「Backwards into the Backwoods」を購入
Apr.21
Richard Thompsonの70年代のアルバムが3枚、Islandレーベルでリマスターされたのだが、なぜか日本の店頭にほとんど並んでいない。「Bright Light」と「Hokey Pokey」は手に入れたんだが。音はかなりよくなっているし、ボーナストラックも多いので、ファンもファンでない人も買わないといけないのだが。
上原ひろみの新譜「Brain」を購入。うまいのはわかる。が、曲があまり面白くない上に、アレンジがいまいち。なので、アルバムを通して聴くと単調でちょっとつらい。いや、ヘナチョコなキーボードを使っていても。手数が多ければいいってものでもないし、手癖のフレーズが多くてもアレンジや聞かせ方で面白い音楽は作れるはずなのに。この次がどうなるか知りたいのも確かだが(だからやっぱり買っちゃうんだろうな)。世間では、けっこう売れてるみたいだけど、素人受けがいいってことかな。こういうアルバムを通して、ジャズの面白さを知ってもらい、迷宮にはまり込んでもらえるならそれでいいのだが、ジャズがこの程度のものだと思ったり、完コピしてるようでは…
John Scofieldの新譜「En Route」を購入。これは上のアルバムと違い、味わい深くかつアウトマスターの底力が見えるアルバム。先月来日したときのJamスタイルとは違い、Bill StewartとSteve Swallowとのトリオ。Jamスタイルでの活躍で変わるものがあったのか吹っ切れたのか、Trioみたいなオーソドックスなスタイルですばらしい音を出している。
Andy Summersの「Earth + Sky」を購入。基本的にJazzTrio。しかもドラムはVinnie Colaiuta。
Apr.20
ネットオークションでTakamineのエレアコが安めで出てたので、やりとりしているうちに29000円で落札してしまう。ケースつきだし、いい感じかも。
Apr.17
Joe Satrianiの新譜「Is There Love is Space?」を購入。
GuldaのMozartのConcerto、EMIからライブ盤が急にでたので購入。20番と23番で、非常にいい。93年のNDRによる録音で、93年といえば来日した年。やっぱりこのとき、彼は調子がよかったのだろう。ああ、聴きにいけなくて残念だ。
Apr.15
仕事でプログラムを書くことが多い。学生のころはUNIXを使っていたのでgccを使うことには問題は少ないのだが、Windowsで見栄え良いソフトを作るためにはMicrosoftの提供するVisual Studioを使うのが手っ取り早い。Visual Studio.netを使って、c++のプログラムを書いているのだが、今日とんでもないものを見つけて笑いが止まらなくなってしまった。ファイルをセーブするとき、普通はそのまま「保存する」をクリックする。違う名前でセーブするときは、「名前をつけて保存」をつかう。このダイアログには「cpp」とか「h」とか拡張子を選べる「ファイルの種類」という選択肢があるが、この一番下が「すべtのファイル」になっているのだ。「すべtのファイル」。すべてぃー。まあ、プログラムを作ってるときに、あまり違う名前で保存したり、ましてや、違う拡張子に変えてセーブすることはまれであるので、なかなか見つけにくいのかもしれないが、日本のマイクロソフトよ、これはどうなのさ。日本語だけなので、本家マイクロソフトとかにはばれてないだろうけど。もしかして、各国語版でこういうバグって多かったりするのかな。ちなみに2002年のVisual Studio .netで見つけたのだが、Visual Studio .net2003でも確認したところ直ってませんでした。
Apr.14
2週間くらい前に新宿のタワーレコードの9Fでかかっていて気になったので購入したLali Punaというバンド(?)があるのだが(買ったのは3rd)、買ってきて、1回目家で聴いたときは「はずれ」でした。ところが2回目、大きめの音でかけてみると、いいんですねこれが。おもわず2ndも買ってきてしまいました。
「Guitar Wars」という昨年夏、チケットが取れなくていけなかったSteve Hackett + Nuno + Paul Gilbert + John Paul Jones + Pat Mastelottoという企画のDVDが出たので購入。思ったよりいい内容でした。くそ。
Apr.11
まず、Kimmo PojjonenとSamuli KosminenのKlusterというグループに、Pat MastelottoとTrey Gunnというどこかできいた組み合わせのTUというグループが合体したKluster TUというプロジェクトを聴きに行く。Eggman。完全な即興ではなく、ある程度曲の枠組みが決まってるように聴こえた。しきってるのはPatだった。
夜は南青山のMandalaでVasen。
Bill Laswellとホッピー神山の「A Navel City + No One is there」というアルバムを購入。ちょっとアンビエントの音がする曲だが、ポイントはタイトルに書いてない3人目のメンバー、仙波清彦。このドラムがすばらしい。
YESの最新リマスターの「Drama」のボーナストラックで、WakemanとAndersonが首を切られる前の80年のパリセッションがおさめられている。この中の"Golden Age"という曲があるのだが、Rick Wakemanのソロ「1984」と同じフレーズだ。
Apr.10
新宿PitInnにライブを見に行く。仙波清彦のセッション。もとは三好功郎のセッションだったらしいが、怪我をしたため、急遽プログラムが変わったらしい。僕も前日に知ったし、メンバーは仙波清彦、金子飛鳥、高橋香織、久米大作、吉野弘志。どちらかというと久米大作のカラーが濃いセッションだった。金子飛鳥のソロに入っている"Death Dance"が聴けたのがよかった。
Pete TownshendのDVD「Music from Lifehouse」を購入。
Greg Mathieson「West Coast Groove」を購入。
Apr.9
2ちゃんねるに書き込み情報開示と仮処分。このニュースのポイントは裁判官。大学の友達だ。
立風書房の「200CDブリティッシュロック」という本を読む。けっこう切り口が独特で面白かった。この著者の好みで「つまらない」と断言されているミュージシャンも多いので、初心者が鵜呑みにしてしまうといけないけれども。
Apr.8
日本に文化庁という役所があるらしいが、文化を育てる気はさらさらないらしい。最近問題になっている著作権法の改正で、輸入盤が全面的に販売禁止になるかもしれないらしい。元々、日本のアーティストのCDが台湾などから安く逆輸入されているのを止める法改正のように見せかけていたが、日本の会社がライセンスを持つかどうかは関係なく輸入盤は全面禁止になるかもしれないのである。鎖国だ。
最近問題になっている著作権法の改正。詳しくはこことか、こことか、朝日のコラムとか。法改正の発端は、日本が版権を持つCDの台湾盤がかなり安く逆輸入されているのを止めたい、ということなのだが、日本のアーティストとか版権とか関係なく輸入盤CDが全部輸入禁止になりそうなのである。これはもう鎖国である。あほかと。文化庁という役所は、しょうもないレコード会社の権利は守っても、文化を育てる気はさらさらないらしい。世の中にある音楽のうち、国内盤ででているCDがどれだけあるというのか。タワーレコードとか、HMVをみればわかる。輸入盤は安いというものあるが、日本版で手に入らないものがあるから買うのだ。だいたい、国内盤とか言っても、輸入してきたものにいんちきな解説としょうもない帯をつけて3000円とか高い値段をつけて売るのである。ああそうか、こういうしょうもない、いまどきインターネットで調べればもっと詳しいことがわかるご時世に、30年前の知識を持ち出してしか書けないインチキ音楽評論家は守るということか。日本のレコード会社は音楽は金儲けの道具でしかないわけか。
ここ10年、CD化、円安、大手外資系レコード店の発達、インターネットでの情報の氾濫、海外からのネット通販、とお金と時間と若干の語学力をかければ聴きたい音楽はてにはいるようになった。15年前のようにレア盤1枚10万円とかで、誰も中身を聴いておらず、手に入りにくいから評価が高いみたいなレコードが駆逐されていった。元々なければそれでいいが、いったん手に入ってしまったものを失うのは後退で苦痛である。日本のレコード会社は「俺らがテキトーに選んでマスコミを通じて売り出したものだけ買えばいいんだよ」ということか。CCCDとか売るくせに。楽器の名前も知らないくせに。そして政府はそういうものを守るということか。どうして、日本のアーティストはこういうことに抗議しないんだ?政治なんてどうでもいいのか、わからないほど馬鹿なのか?生き様がぜんぜんRockじゃないじゃん。今の首相はサッチャー以下だな。冬の時代だ。この法改正、断固反対。
Apr.5
「報道ステーション」1回目を見た。とりあえずスタッフも出演者も力みすぎ。メインキャスターが意味なく立ち上がったり動き回ったりするのは目障り。次に、セットが変。天井が高いのを見せたいのかな。衣装がスーツじゃなくて、みんな厚手のジャケットとか着てるから全体的に寒そうに見える。真ん中のモニターを見せたいのはよくわかるが、キャスター2人とモニターの再撮ショットというのが多すぎて、肝心の映像がきれいに見えずストレスを感じる。あと、メインのモニターに女性キャスターの影がうつる照明も変だ。そして、カメラワークがうっとうしい。動きすぎ。昔のShowbzのような情報紹介番組じゃなくてニュースなんだから動くな。しかもフラフラ。スポーツキャスターに詰め寄るショットが多いが、アップのサイズは変だし、詰め寄るとき失敗して、しょっちゅう頭が切れている。それからわざわざ裏に回りこむから、外側のガラスが映り、スタッフが反射して全部見えてて汚し、「ズームインxx」みたいな絵になっちゃってる。最後に、ニュースステーションのときってあんなにCM多かったっけ?まあ、1回目だからこれからよくなるのかな?
Apr.4
Bondage Fruitsのライブに行く。ほとんどの曲のテーマがミニマル。
Freddy Kempfの新譜が出てたので購入。ChopinのEtude。これがちょっとクセのある演奏なのだが、快速でクレジットをみると、かのGavrilovよりもタイミングが短いものもある。が、Gavrikovのように叩くようなロシアなピアノではなく流麗に弾いている。これはおすすめ。
Apr.3
Mumの3rd「Summer Made Good」を買う。あんまり面白くなかった。
最近、小野寺大小野島大氏のプロデュースでUK New Waveの作品が各社からCD化されているが、PIG BAG「Dr.Heckle and Mr.Jive」というアルバムをちょっと試聴して気に入ってしまった。NewWaveはこういうのがあるから恐くて手が出ない。
Mar.31
日本に来ていない最後の巨人、The Whoが来日?UDOが4/5に何か発表するらしい。
Mar.29
もう3回も来ているスパム。
機械訳なんだと思うけど、「取除きなさいか ここにかちりと鳴らしなさい。」って笑わそうと思って書いてるとしか思えない。 「ファイル交換とレコード業界の売上減少は無関係」(yahoo→NewsSource)、だそうだ。あたりまえだ、ファイル交換程度でレコードの売り上げが落ちるわけはないのである。だとすると、カセットテープにコピーができる太古の昔から売り上げが落ちているはずなのである。アナログだと音質が落ちるが、デジタルコピーは質が落ちないとかいう話しではない。ヒットチャートの音楽を楽しむ程度の人は音質なんか気にしてない。その証拠にそういう人たちは、MDとかiPodとかmp3とか、音質の劣化しまくるメディアを使っているのである。また、音楽マニアはファイル交換なんか使わない。所有感が重要だからだ。そうでないと僕や僕の周りの人みたいに年間何百枚もCDを買う人は皆無になる。マニアにしてもマニアじゃない人にしてもCDやレコードを買うことで重要な点はパッケージである。ジャケット、解説、クレジット、写真、おまけ。アイドルのCDとか内容のなさそうな流行モノのほうが、限定発売の写真集つきCDや、予約特典があって、パッケージを買うことが重要になるのだ。ファイル交換によってレコードの売り上げが減少したなんていう人は、社会のことを良く知らないボンクラ学者でなければ、売り上げが減ったことの言い訳を探しているレコード業界の人間である。しかし、こういったことをいうくらいなので、彼らが、一番音楽のことがわかっておらず、一番音楽のことを知らないのである。CCCDを売る会社とか。給料何か月分もつぎ込んで買ったオーディオが壊れたりするメディアを買うか?東芝EMIとかいう会社の人はよく考えた方がよろしい。だいたい「ピアノ、トランペット、2台のヴァイオリン、アルト、チェロ、コントラバスのための」ってなんですか。ヴァイオリンとチェロと並んでる「Alto」ってヴィオラでしょ、普通は。フランス語だと訳せなくて、それをチェックできないほど音楽のこと知らないのか、この会社の人は。話はそれたが、このようなことを、ちゃんと学者がこういうことを発表してくれるのはよろしい。
Mar.28
用があって、駒場に行く。といってもキャンパスに用があったわけではなく。時間があったので、駒下をぶらついてみるが、微妙に再開発が進んでいる。まずくて有名で1回しか入ったことのない東大楼というめしやがつぶれていた。でも、苗場はまだあった。
Bugge Wesseltoftという北欧のキーボーディスとのアルバムを買う。「Film ing」というタイトル。テクノ・クラブ系の音をしているが、ちゃんと聴くとジャズトリオが基本になっている。そして、あまり踊れない曲になっている。2曲ほどJoshua Redmanが吹いており、これまたかっこいい。
Humberto Ramirezというトランペッターの「Miles Latino」というアルバムを発見。Miles Davisの曲をラテン風にアレンジして演奏している。Ramirezの演奏もいいのだが、注目の点はDrumsがHoracio Hernandezなこと、とMichael Breckerが全曲でTenorを吹いていること、である。Horacioのほうはそれほど派手ではないが、ラテンのりにあおられたBreckerはなかなか面白い。MilesのTributeなのに。
Mar.27
Bill Bruford's Earth Worksの新譜「Random Acts of Happiness」を購入。ライブ盤。あたらしくレーベルを作って、新作とDGMにあった旧アルバムを出すらしい。「One of a Kind」をやっていて、ちょっと違和感があるが面白い。
Mar.26
ニュースステーション最終回を一応見ておく。この番組が始まったとき小6で、電車の吊広告が全部この番組の宣伝だったことがあったのを思い出した。
「謎のホームページ サラリーマンNEO」という番組を見た。NHKにしてはめずらしくまっとうなコント番組。昔の読売テレビかフジテレビの深夜を見ているよう。生瀬勝久と山西惇がそろってるだけで、「現代用語の基礎体力」とか「ムイミダス」とか思い出してしまうんですけど。(二人とも、そとばこまちを退団してから二人そろってコントなんて、あんまりやってないだろうし)
Mar.24
Jethro TullのRemaster盤、「A」を購入。紙ジャケが嫌いなので、Jethro Tullのリマスター盤はほとんどUK盤で購入しているのだが、この「A」は「SlipStream」のDVDがおまけでついているということなので、Region Codeのために仕方なく日本盤を購入。
George HarrisonのRemaster盤も2枚購入。「England」と「33 1/3」。
ARISTAレーベルのFusion作品がCD化されているが、これも3枚購入。Tony Levin参加作品ということで聴きたかった、Warren Bernhardt「Manhattan Update」、Larry Coryellno「Tributaries」「Aspects」。
Paco de Lucia の新譜「Cositas Buenas」も購入。
Lali Punaという音響系ポップをTowerRecordで耳にし、ちょっとリズムがいい感じだったので、「Faking the Books」というアルバムを購入。家で聴いたらそれほどでもなかった。こんど大きな音でかけてみよう。
Mar.22
Kenneth Weissという人の弾くRameauのバレーやオペラをクラブサン用に編曲した作品集を購入。音もよく、乗りもよく。
Mar.21
本日笑ったニュース。Deep Purple来日にちなんだニュースだが、Ian Gillan政界進出。これまでこういったことにあまり関わりがなかったバンドなだけに意外でした。
もう一点。WAVEがタワーレコードに買収される。かつて、今ほどネットで自由にCDが買えず、メジャーなもの以外手に入りにくかったころ、渋谷、池袋、六本木とそれぞれセンスのあるセレクトを見せつけてくれたWAVEがである。そういえばFred FrithやThis Heatの国内盤の販売もおこなっていた。渋谷のクワトロ店など学生のころ、2Fのワールドミュージック、3Fのアヴァンギャルド(レコメンが多かった)の試聴をよくしたものだ。そういえば、大学受験で上京したときに入ったのも池袋のWAVEだった気がする。
Mar.20
Mike Sternのライブに行く。BlueNote東京、この1ヶ月で4度目。2nd Stage。やっぱりRichard Bonaはすばらしい。タイム感、リズム感は絶対に安定しており、フィンガーピック、スラップ、エフェクト、どれもすばらしい技術で、ベースで出すことが可能な音はすべて出せるに違いない。おまけにあのボーカル。YossouやSarif Keitaより深みがあるとは言わないが。ベースソロで、ベースとユニゾンで歌った後、突然彼のアルバム「Munia」の6曲目をベースのみの伴奏でまるまる歌った。Dave Wecklは完全にマイペースなため、Bonaとずれてるのかと感じてしまうところもあった。テナーのBob Francischiniは残りの3人に比べれば見劣りがするけれども、充分うまい。Chatterのとき、ソロでSternが弦を切ってしまったため予想外の見せ場ができブロウしまくっていた。後半非常にテンションが高かった。メインのSternだが、非常に楽しそうに演奏していた。つうか、Bonaと2人、遊びがやたらと多かった。Bonaほど安定してると演奏していて楽しいのはわかるが。うろおぼえのセットリストはOne Liner , Thirty Seven , Wishing Well , Still There , Silver Lining , Chatter アンコールは Haha Hotel。
Mar.17
Todd Rundgrenの新譜「Liar」購入。ほとんど一人での録音のため、音は打ち込みでテクノ風だが、曲自体はToddらしい70年代の雰囲気がある。
元KraftwerkのKarl Bartosの「Communication」を今頃購入。同時期に出たKraftwerkの「つーるどふらんす」もそれなりによかったが、できはこっちのほうが上かも。
Mar.15
最近、BSEのせいでなにかと話題の牛丼だが、実際に今まで吉野家で牛丼食べたのって、50回くらいのような気がする。どんなにがんばっても100回は食べてない。ちなみに松屋は嫌いなでほとんど食べたことはなく、神戸ランプ亭という関西にはないダイエー系列らしい店は学生のころしばし使っていた。関東にはあまりない「ザ丼」とか、関東にしかない「てんや」とか、魚系の丼ものの店のほうがよく使っている気がする。だからなに?なのだが。
Mar.14
Hewittの新譜、Coupelionの第2集なので、一応購入。
Brad Mehldauの新譜「Anything Goes」、やっと購入。
Mar.13
Lunasaの新譜、「The Kinnitty Sessions」を購入。今回は一発録音ものだそうだが、普通に聞いただけではわからない。しかし、この演奏の持っているテンションの高さはライブならではのものだ。しかし巧すぎる。
John Scofield uberjamのライブにいく。BlueNote東京へ。アウトフレーズを弾きまくり、エフェクターを踏みながらノイズをだしまくるハゲ親父、ステージ上でMacを触ってるだけなうえにGameBoyでソロをとってしまったAvi Bortnick、若いころブレイクビーツは機械で作ってることを知らずにそのままコピーして練習してたに違いないと思わせるほどテクノ風のフレーズをたたき出す上に、ふつうの4ビートもうまいAdam Deitch、そして借りてきた猫のようなベーシスト。面白かったです。Scofieldはギターがうまいということがよくわかりました。CDでは気づかなかったが、Avi Bortnickはギターのカッティングがやたらとうまく、かつワウの使い方もうまく、それだけでソロをとってました。うろおぼえのセットリストは、Thkhathali , Lucy for Her , Ladies Night , New Jam , Acid Head , Animal Farm , Gameboy , Ideo Funk , Like the Moon , Uberjam アンコールはJohnとAviの2人でスタンダードナンバー I Fall in Love Too Fasily。Blue Noteでは踊れないので、次は渋谷AXかリキッドルームで。
Mar.12
木村がまた東京に来たので飲み会。今日は人数が多い。前回の彼の希望で2件目に蕎麦屋に行くが、新宿2丁目のなかなかdangerな地域に店にあるのだが、けっこうおいしい店だった。そばおいしー、などといってるうちに12時半を過ぎてしまい、最寄の駅まで行く終電が終了。結局、ほんとの小田急の終電で経堂までいき、あとはタクシー。
今日、テレビのニュースを見ていたら、スペインの爆弾テロに対してマドリーの市民の方が抗議デモを行なっている様子が映し出されていた。そこで、皆さんが歌っていたのが「不屈の民」(El Pueblo Unido Jamas Sers Veneido)でした。Rzewskiの「不屈の民変奏曲」の元歌としても有名ですが、元々はチリの歌。よく民謡のようにフォルクローレと書かれていることが多いですが、本当は70年に大統領になったアジェンデ政権が、アメリカの介入で軍事政権に座を奪われた際、反抗する民衆のシュプレヒコールを基にして作られた曲です。Sergio OrtegaとQuilapayumによる共作で、Quilapayumによるライブ盤もあります。確かにスペイン語の歌なんだけど、こういうのは逆輸入されてるのですな。
ところで、1999年にMarc-Andre Hamelinが来日した際、大阪の毎日放送(MBS)が彼の特集を組んだのだが、このときの、メインプログラムの一つがRzewskiの不屈の民変奏曲だったため、番組のエンディングロールのところで、オリジナル(?)の不屈の民(おそらくQuilapayumの演奏)が流れた。この番組を見た人の一部で、まるで初めて聴いたかのように「あの不屈の民のオリジナルが流れておどろいた」だの「かっこよかった」だのいってる人がいるが、そういう人は勉強不足です。当時簡単に手に入った高橋悠二の演奏しか聴いたことがないのに違いない(Hamelin盤はまだ出ていなかったしRzewskiにHatHat盤は廃盤だった)。ちょっと探せば手に入るものでStephen Druryの演奏があったのだが、このCD、1曲目が実はこのQuilapayumの演奏によるオリジナルだったのだ。そしてフェイドアウトしてから、変奏曲の演奏が始まるというおしゃれな流れ(1998の日記に書いている)。おそらく毎日放送のかの番組を作ったプロデューサーはこの盤を持ってて、オリジナルに使ったものと思われる。この演奏、今聴いてもHamelinと双璧をなすすばらしい演奏だと思う。音色もいいし、口笛までちゃんと楽譜に忠実。
Mar.10
G3のライブアルバム「Rockin' in the Free World」を入手。今回はSatrianiとVaiとYngwie。もちろんYngwieの演奏は荒い。
ライブに行くかどうかわからないが、Gradaの新譜を入手。
Emerson Quartetの新譜、Haydnの「十字架上の最後の七つの言葉」を購入。最近、このQuartetは選曲が渋くていい。
Mar.6
RMSというバンドのCDを入手。Ray Russell、Simon Phillips、Mo Fpsterのトリオで80年ころの録音のCD化。
Mar.5
大学院のときの研究室の教授である桂井先生の最終講義&記念パーティーに出席。久々に会う人ばかりで楽しかった。本郷も風景が結構変わっていた。アルルカンのカレーは変わっていなかったけど。結局、最後は根津の飲み屋で日付変更あたりまで飲んでたのだが、そこへ行く途中、とある会社の同期と偶然1年半ぶりくらいに会った偶然過ぎる。
Mar.4
最近のVittelのCM。David Bowieが過去の様々な時期の自分と会うCMだが(うまく合成してあってこの出来もいい)、やっぱりかっこいい。とくにTin Machineが終わってからの吹っ切れ方はいい感じ。CDはVittelのサイトでも見れる。
Mar.3
1週間ほど前にGeorge HarrisonのDarkHorseレーベルの作品がリマスター再発されたが、日本盤でも出るということで、1週間我慢して今日買いに行った。ところがSACDとのHybridである日本でのライブ版を除き、全部CCCD。東芝EMIは滅びてよろしい。こんな音楽のことをちっともわかっていない東芝EMI盤はボイコットしましょう。なんのためのリマスターなのか。BeatlesやPink Floydで有名な石坂敬一氏が社長兼CEOになったユニバーサルミュージックで、CCCDは出てないところや、クラシックでもマイナー盤の復刻が増えたところをみると、違いがわかる。
金子飛鳥の新譜「Betweenness」も購入。
店で物を買うと、まず値段を店員が言う。ここでクレジットカードを出す。僕も店員もカードは照会に時間がかかってることを知ってる。それなのに、すぐにカードを出しても、必ず商品のタグをはずし、袋に詰めてから、カードの手続きをする店がある。どんなに人が並んでてもその順番。おまけに「通信に時間がかかるのでお待ちください」という。この順序はマニュアルどおりなのかもしれない。お金が絡むことなので、間違いを少なくするためマニュアル化しているのかもしれない。しかし、僕は「いらち」である。さきにカードをこすっておいてから、通信時間中に袋につめればいいんじゃないのか。時間は半分ですむし、人を待たせなくてすむ。ゆっくり行動することと、丁寧に行動することはイコールではない。すばやく行動しても丁寧な行動はできる。その程度の融通も利かない店員なのか、融通を利かせない店の経営方針なのか。なんか都心って、こういうことでイライラさせられることが多い。
Mar.1
昼食時に、都立高校の合格発表があった、というニュースを聞いて大学入試の話でも盛り上がった。外を見ると雪が降っていた。大学入試を2年も受けたりしたので記憶から飛んでいたが、18年前の今頃、中学入試を受けたことを思い出した。確か、発表のあった3日が雪だったんだ。
Zappaファン必見。Gail Zappa インタビュー。ほとんどのライブを収録していたZappaの音源を掘り出してきてかせぐつもりらしい。
Feb.28
東急文化村 The Museumで「モネ、ルノワールと印象派展」を見る。ルノワールはあまり好きではないのでモネとピサロ目当て。ここのいいところは、金曜日と土曜日は9時まであいていること。スペースが広めに取ってあるので、ちょっと時間をずらせばゆうゆうと見ることができるのもいい。社会人にやさしい。コンサートを8時からにしてくれというのと同じことなんだけど、こういうサービスが文化の発展に貢献するはずだ。上野にも見たい展覧会があるのだが、遠くてなかなか行く気がしない。
Feb.27
大河ドラマの「新選組!」なんだけど、近藤勇がらみのせりふでやたらと「百姓が武士に……」というのが多い。農家の方に向かって他人が使ってはいけない、放送自主規制用語なんだけど(農家の人が自分をさすときに使うのは問題ないみたい)。三谷幸喜、狙いすぎ。ちなみに、IMEの辞書では「新撰組」と正しい漢字でしか変換してくれないことを、いま発見した。
Feb.25
Sarah McLaughlinの「Aftergrow」購入。BassでTony Levinも弾いているというのもポイントか。Keith Moonの唯一のソロアルバムも最近リマスターされたので購入。吉田達也と藤井郷子のDUOでZadikレーベルから出ている「Erans」を入手。おそらく最近出たもの。
オワリゾールレーベルの再発がありDavid Munrowの「十字軍の音楽」を購入。オワリゾールレーベルは、僕が古楽に興味のなかった15年位前はほとんどすべてCDで出ていたのに、一時期からほとんど日本盤は消えていた。Phil PickettのCarmin Burana4枚組みとか日本語訳付で再発してほしいのだが。
Feb.22
ここを変えたついでにメインページも変えてみた。並んでるデータが多いのを少なく見せるのが難しいな。
Feb.21
フジフィルムのお店は、フィルムをデジカメ用のデータに変換してCDRに焼いてくれるサービス(⇒)をしてくれることに気づいたので、ためしにやってもらった。フィルム1本につき500円。昔のフィルムでなくしそうなものをデジタルデータに変換してもらうのは便利だが、量が多いと高くつく。ちなみに画質は160万画素程度でした。
Jeff Beckのサイトのみで販売している「Live at BB King Blues Clubs」のCDが届く。2003年9月の録音。紙ケースでライナーもないものだが、音もよく、内容はすばらしい。バックはTerry BozzioとTony HymasというGuitarShopメンバー。文句のつけるところがない。
Vladarの新譜を発見したので購入。ChopinのBalladeとPrelude全曲。Houghとかぶってるやん。しかもレーベルがHarmoniaMundi。
Feb.20
今日思い立ってBlue Note Tokyoへ。Al Dimeolaのライブ。メンバーはpiano Drums Percussionの3人でベースレス。曲はTeldecに移籍した近作からのものばっかりだったが、ピックと指の速さは70年代のレコーディングと変わらないものだった。アコースティックギター1本で、フットペダルでアコースティックな音色とディストーションサウンドとを切り替えていた。曲のほとんどがあらかじめきっちりアレンジされているようで、他の3人との息もばっちりだった。
いまさらながらKingCrimsonのDVD「Eyes Wide Open」を購入。
Feb.19
会社から帰るとき、会社の前で交通渋滞。よくみると人らしきものが倒れている。ひき逃げらしい。救急車は来るものの、おじさんをシートでくるんで乗せていった。ひき逃げとしては最悪質。最終バスを逃してしまい、駅まで歩くはめに…。
養老孟司の「バカの壁」がほんとにベストセラーだそうだ。この本は実は彼が紙に書いたわけではなく、巻頭で言ってるが、インタビューされたものを本にまとめた手抜きな本である。そんな手抜きなものが売れて彼は苦笑してるに違いない。彼の思想がよくわかり、僕が読んだときに納得し、影響を受けたのは「唯脳論」と、ちくま文庫になってる何冊かだ。彼が書いていることっていつも同じなのだが、この本の悪質なところは「ああこーいうのってあるよね」と読んでる人の半分以上の人がそこで言及されてるおバカさんだということに気づいてないことだ。答えはひとつではない、常に人とは違った見方も考える、という彼の考えからみれば、この本に書いてあることが300万以上の人に納得できるものかどうか読者は疑ってみるべきだ。
Feb.18
Houghの新譜、ChopinのBalladeとScherzo全曲を購入。これ、いわゆるChopin好きは気に入らない演奏なんだろうな。
Feb.15
見栄えをblog風にしてみたもののTrackBackがないのであまり意味がない。rdfもよくわかってないので手書きでつけるわけにもいかないし。
Feb.14
昼の1時、インターホンがなる。「NHKですが、お支払いをお願いしたいのですが」と言われた。申し訳ないが毎月BS料金で収めているので、おいかえした。うちのマンションは住んでいる人間の7割がNHK職員だと知っての振舞いか?おまけに言い訳が「シールを貼っていなかったものですから…」だと。そんなもの見て判断してるのか?どこの人間だ。修行しなおして来い。
夜は、仕事の都合で東京に来ていた木村と飲む。新宿の鼎で飲む。2人でビールと酒5合、いつものことながら魚がうまいとか言いながら食べまくる。3時間半くらいいて、お勘定が2万円…。あいかわらず食べすぎな2人である。
「Real Frank Zappa Book」という本がある。自伝というか、Zappaが自分の音楽的政治的人間的スタンスを語った本だ。僕が高校3年のころ、日本語訳が出たのだが、まだクラシックと60〜70年代British Rockとプログレがメインの興味対象だった僕は、「BelewとBozzioの記述はないのかな」と思って立ち読みで済ませた。その数年後、Zappaの偉大さに触れアルバムを全部そろえてしまい、この本が読みたくなったが、すでに品切れ、再販予定はなく、英語版を読むべきかどうか考えるくらいだった。ところが今日、レコード屋に行くと山積み。河出書房から、新訳で出ました。訳はZappaとブリティッシュフォークという僕の心をくすぐるジャンルでの著作、翻訳が多い茂木健氏。安心して読めるはずなので早速買ってきた。
Feb.13
Michael Brecker とQuindectetによるのWild Angles日本ツアー@Blue Note Tokyoにいく。今日の2nd Set。仕事の都合で開演ギリギリに行ったが結構客が多い。後ろのカウンターに席を取る。1曲目の"Slings and Arrows"からいきなりやられる。以前Michaelを聴いたのは1回だけ、2年前のTokyo JazzでSuper Unitに参加したときで、演奏も短く、うこうもこっちも不完全燃焼だった。いや、これはすごい。たしかにある意味、機械的なところもあるのだが、それはSaxという楽器からあらゆる音を完璧に出そうとするがゆえであって、指と息とそのコンビネーションから出てくる音に驚かされた。毎セット、セットリストが異なるようだが、この回は"Delta City Blues"が最高でした。
Feb.12
昨年の年末にあった高校の同窓会で久々に見た藤山が意外とまともになっていた。WebSiteを探してみたらこんな感じ。嫁の写真と子供の写真つき……。高校のときは1,2を争う変なやつだったのに。
Feb.11
秋葉原のヤマギワソフト館で火事。学生のころはCD売り場が大きめで、プログレやクラシックといったマニアックなものもコーナーが分けられており、石丸電気とならんで、ポイントの特典もあり、よく利用したショップだったのだが、きれいに燃えてますね。燃え萌え。まあ、最近はゲーム売り場に占領されて音楽メディアはほとんど置いてなかったみたいですが。
渡辺香津美の9枚組BOXを購入。「Kylyn」と「Kylyn Live」が今までリマスターされておらず、古いCDは音が良くないため、それめあてに購入。残りのアルバムはすでにリマスターされているため、この2枚(2組)だけばら売りしてくれればそれでいいのだが、そんな気配もないためしかたなく購入。
Dave Sinclair「Full Circle」も購入。ASIAのOffcial Bootlegで82年のものがついに出たので購入。「Live in Buffulo」。Howeが在籍しているときのものは今までなかった。聴いてみるとやっぱりソロを長々と引いており、DramaYESや後期ELPの延長上にこのバンドがあり、非難されているように「POP化した」と単純に捕らえられるものではないことがわかる。
Jethro TullのRemaster「Bursting Out」と「Strom Watch」を購入。「A」はおまけDVDがPAL仕様だったので日本盤が出るまで待つことにする。CCCDは大嫌いなので、disk UnionでUK盤を購入した。どうして大手外資系レコードショップはCCCDのUS盤ばかり入荷するのだろう。Mike OldfieldにしてもEMIのクラシック盤にしてもCCCDばかり。UK資本のHMVくらいUK盤、EU盤を置いてそうなものだが、探してもなし。CCCDを置くなとはいわないが、CCCDでないものもあるなら両方置いたほうが売れると思うんですが。
Feb.10
先月も書いているがBBCのサイトをだらだら見るのがマイブーム。そこで見つけたのだが、こんなの(WebCam)がある。たぶん全国に備え付けてる、道路交通情報やお天気カメラ用の映像使ってる、というか垂れ流してるのだろう。時差があるので、お昼に見るとたいがい真っ暗だけど。
タワーレコードの本家アメリカが倒産したらしい(ソース)。日本のタワレコは独立して別会社になってるらしいので、困ることはないんだが、こんな大手レコード会社でも倒産したりするんですね。まあ、アメリカ人なんか、わざわざレコードショップにレコード会にいったりしないに違いない。街まで遠いところに住んでる人がほとんどだもんな。そういうのがありがたがられるのって、NYとかBostonとか東海岸の都市だけだろ。
Feb.9
当然会社は休み。昼に東京に戻って、夜はライブへ。ここ数年、新幹線に乗ってもほとんど夜で、たまに昼間にのっても一昨日のように寝まくっているので、富士山を見た記憶がなかった。大学受験や入ったころは物珍しくて必ず見るようにしていて、ガスって見えなかったりすると悔しかったりしたんだが。今日は、たまたま静岡県を通るあたりで起きており、天気もそこそこだったので見てみると…頂上あたりに雲がかかっててあんまりいい感じではなかった。
Wayne Shorter Quartetのライブにいく。会場は文京シビックホール。会場に着くと、予想以上に込んでいる。200人くらいしかこないと思っていたのに、世間ではShorterブームなのだろうか。しかも若い女の子もいっぱいいる。どうやら文京区が学生を招待したようだ。あとはShorterの宗教団体絡みが多いみたい。
演奏は、途切れることなく曲を次々と演奏していき、70年代マイルスや初期Weather Reportのような演奏スタイルをアコースティックの編成でやっているかのよう。「We always solo,but never solo」という点ではWeather Reportのコンセプトも継承している。40分くらいすぎたところで、たまたま演奏が収束した瞬間を狙って観客の誰かが拍手をした。Wayneは「ここは違うんだけどな」といったような困った顔をJohn Patitucciに向けていた。2年前のTokyo Jazzでこの4人は見ているのだが、曲はほとんどが崩れて原曲とはかけはなれてきており、遊びも多くなっていた。正味70分ほどの演奏+15分のアンコール。
Feb.8
帰省した主な理由が今日の法事。法事という行事に参加したのが20年ぶりくらいなんだけど、こういうものだったのか。
Feb.7
Feb.6
CBCといえばカナダのBBC、カナダといえばRUSH。どちらもイメージとしてはお堅い感じ。だが、このサイトの一番上のソリを持った怪しいメガネ男は…そしてクリックして見せ付けられる映像はHighToneVoiceのベース魔人がソリではしゃぐ姿…
Feb.4
いつも7時半から8時の間におきて、会社に行くのだが、今日は目覚めたら9時だった。
僕はVinnie Colaiutaのファンであり、最近はJohn Beasleyのアルバムなど、まっとうなJazzでの演奏も気に入っていたのだが、彼の最近の仕事を知り驚愕した。昨年腕を負傷してバンドを解散させ、一時引退していたMegadethのDave Mustaineのアルバムに参加したそうだ。
Feb.3
なんか夜中の4時ころに地震があったような気がして目が覚める。ちょっとした揺れでも激しく振動するビルの6F。
Feb.1
2ヶ月くらい探していたStephan Huchardの「Trial Traquenard」というアルバムを購入。このベースが、昨年のZawinulのバンドでぶりぶり弾いていたLinley Marthe。
Jan.31
Canadaのケルト系バンド、Leahyの新譜「In All Things」を見つけたので購入。
カードを持たない主義なので、っていう人が時々いる。「カードを持たない主義なので、インターネットで買い物ができない」とか。主義なので、その人の勝手なんだけど、カードを持たないことで何かいいことがあるのだろうか。インターネットで物が買えなくて、プロバイダとも契約できなくて、信用取引ができないのに。持ってもいないうちから落としたり、勝手に引き落とされたりすることを想像しているのだろうか。カードの上限が決まってるので破産するほど引き落とされたりしないんだけどね。海外なんかいくと、スーパーでの1000円くらいの買い物でもカードで払ってる人が多いし、電車の券売機もカードが使えるし、日本でもそういうようになれば便利だと思うんですけどね。デビットカードが意外と浸透してないのでよけいにそう思う。これって、銀行を信用しないから貯金は全部現金で家においてあるって言うのと同じですよね。いや、他人の主義なんでどうでもいいんだけど。
Jan.30
しばらく探していたLarry Coryellの「Spaces Revisited」を入手。発売されたとき手を出さなかったのだが、ベースがRichard Bonaであることに気づき探していた。しかしCoryellってメジャーなギタリストの割に在庫数が少ないですな。
Jan.25
Michael Schaeferというピアニストが弾くGodowskyのSonata、Passacaglia、Java Suiteのアルバムを見つけたので買ってみる。予想以上にPassacagliaの出来が良くて得した気分。
Jan.24
Peter Bernsteinというジャズギタリストの新譜「Stranger in Paradise」を購入。バックがBrad Mehldauとピアノトリオ。ギター自体はオーソドックスな音なのだが、非常にいい。
パソコンを作り変えたので、当然古いパーツが余るわけだが、それを売りにいく。2年ほど前の古いものなので、百円単位の値段しかつかないだろうと思っていたら、意外とまっとうな値段で引き取ってもらえ、MotherBoard(Intel815B)が4500円、CPU(Cerelon1.2G)3100円、メモリ256Mが2500円、、、、と、いらない物もまとめて15000円くらいになった。というわけで、1週間前の出費と差額5000円。高く引き取ってもらうポイントはもともと箱に入っていた部品を全部入れることかな。IDEケーブルとかが欠けてると安くされてしまいます。
Jan.23
年度末で休暇を取らないといけないということを理由に休む。夜は六本木へ。コンサートの後、赤坂でそれ関係の方々と飲んでいたのだが、気がつけば12時半だったので、朝までコース。
会社を休んで、コンサートに望む。東京フィルの定期公演@サントリーホール。今日はロビーでマニアの方々をちらほら眼にする。今日は協奏曲だけ曲が違って、なかなか聴くことのできないMedtnerの2番。聴けるだけでもありがたいのだが、ピアノはHamelin。演奏だが、オーケストラがやっぱりいただけない。今日はサントリーホールなので、音響はいいのだが、ピアノとの音量のバランスがうまく取れてない。ピアノとオケのタイミングを合わせるのが難しそうなところが多いのに、やはり指揮者はテンポを動かさない。曲想の間が、すべて縦線できっちり切れてしまう。勉強してきてないだろう、オッコカム。Cadenzは大きいほうを長々と弾いてくれた。3楽章で、オケの楽器ソロとピアノで絡むところも金管がはずしていただけない。Hamelinもめったに弾かない曲だといっていただけにもったいない。アンコールはAlbenizのEvocation。テンポが速めですばらしい。Iberiaは全曲録音するそうなので期待大。今日はSiberiusも聴いて、終演後、スネリングさんや高沖さんなど、マニアな方々とのみに行く。予想はなんとなくしていたが、結局朝5時まで赤坂でオールナイト。
ところで、平日にサラリーマンが7時に都内にいろというのはやはり難しい。ちょっとでもたくさんのお客に聴いてもらいたいのなら、客足を伸ばして収入を増やしたいのなら、欧米風に8時スタートすべきだ。いや8時スタートにしてほしい。近隣からの騒音苦情で9時までしかホールを使ってはいけないところも多いだろう。都心から遠いので10時に終わると家に帰れないという人もいるかもしれない。労働組合的に7時から9時までしか働きたくないといったお間抜けなオーケストラもあるかもしれない。しかし、聴いてもらってなんぼでしょう。8時スタートにすれば、軽い食事をとってから落ち着いて聴いて、終演後はまっすぐ帰ることができる。どこか心あるオーケストラやホールが8時スタートを始めれば徐々に変わるかもしれない。ちょっとずついい方向に変えていくのが文化でしょう?演奏の中身だけでなくて、生活スタイルや環境を含めて文化なんだということに気づいてほしい。
Jan.22
外盤が出ても我慢して、日本盤も延期延期になっていたRUSHのDVD「Rush in Rio」がついに発売されたので早速購入。巷でいわれているように、歌詞のない"YYZ"までも歌うブラジル人の客たちも確かにすごいのだが、すごいのはやっぱりRUSHの3人。「Counterpart」以後に変わった(変えた)Neil Peartのドラムスタイルが旧曲でもこなれてきており(慣れただけ?)、「Different Stages」と聴き比べても、さらに良い。映像のもつ情報量は多い。おまけDiscにバックステージ風景のドキュメントが収められているが、イメージどおりの3人の言動がおもしろい。いや、買うのをためらってはいけないDVDですな。
Jan.21
Jon AndersonとVangelisのアルバムがリマスター再発されたので購入。フィンランドのXLの新譜「Visual」も購入。このバンドはアルバムを出すごとに曲の密度とテンションが上がっているのがすばらしい。
今週は某ピアニスト来日Week、ということでそういうモード。定時で会社を切り上げ、そそくさと渋谷へ。
東京フィルの定期公演@渋谷オーチャードに行く。もちろんHamelinのRachmaninof Piano Concerto No.3が目当て。1曲目はHindemithの「金管とオケのための音楽」。目当てのConcertoだが、まず、オーチャードはやっぱり音響がよくない。鍵盤見たさに、前から20列目、左ブロックの席を取ったのだが、オケの音も遠く、ピアノも遠い。ステージと席の間に1枚見えない壁があるようだ。ピアノは、Rachmaninof好きなら拒絶するような癖のないClearな演奏。しかし、オーケストラのテクニックがいまいちな上に、指揮者がピアニストに対して合わせようとせず、テンポがひとつも動かない。もうちょっとオケがピアノに合わせてくれると面白みが出たのかもしれないと思うのだが。アンコールはDebussyの水の反映。ガラス細工のような演奏で、非常に堪能したが、協奏曲の埋め合わせにはならない。休憩中に楽屋に押しかけて、Hamelinとお話し、そのままスネリングさんと新宿に飲みに出た。Siberiusは、、金曜日に聴けるからいいだろう。
Jan.18
今週はHamelin Weekである。今回は協奏曲ばっかりであるが、2年ぶりなので気持ちを高めていかねば。
Jan.17
家のデスクトップパソコンでちょっとした作業をすると、たまにイラッっとする程度遅くなってきたので、作り変えることにする。今までのものは2年前に作り変えたCeleron 1.2G + Intel815Bチップセットだった。今回は
Jan.15
小学校のときの先生をこういうサイトで見つけたりすると、情けない。ハワイがこっぱずかしいと思っているのは僕だけなのだろうか。
Jan.14
BBCのWeb Siteは非常に凝ってるし過去の情報もきっちりデータ化されているので、見ていて飽きないのだが、このキャラクターはムカツク。しーびーびーしーびーびー。
KENSOよりおどろきの発表。村石雅行氏脱退。加入するのは、昨年のライブでヘルパーだった小森啓資氏。個人的には村石氏の細分化されたシャープなリズムと、パーカッショニストの経験が生かされた金物系のうめい使い方が好きだったので残念。今のKENSOには小森氏のようなダイナミズムのあるリズムのほうが必要ということか。「Esoptron」の曲などは小森氏に合ってると思うので。
Jan.13
Wordの原稿をAcrobatでpdfにするときに、Visioで描いてインポートした図の文字が消えるという現象に悩まされて1日格闘する。これって仕様なのかな。
昨年末、Mick Jaggerが勲章をもらってKeith Richardsが「あほか」と切れているという話があったが、Guardianの記事で過去に女王様の勲章を蹴った方々というのが暴露された。やはり、反体制・反道徳的な生き方をしている、あるいはそういうのをウリにしているアーチストやミュージシャンは蹴るべきなんでしょうな。そういう意味でDavid Bowieがこのリストに入っているのはすばらしい。やっぱりそうか!なのはJohn Cleese。今ではMI6の特殊武器を作ってるのにね。
Jan.12
要するに3連休寝て過ごす。あ、寒中見舞いを書いた。
Jan.11
Husumピアノ音楽祭2002のアルバムを入手。
第2次BonaブームでD.D.Jacksonの「Anthem」というアルバムがあり、新品では出に入らず、探していたのだが、無事中古で入手。これがViolin入りのちょっとだけさわやかなFusionなのだが、じつに気持ちいいアルバムなのだ。Bonaも1曲目から目立っている。なんで新品で手に入らないの?
Jan.10
喉が痛く、本格的に風邪のようなので寝てすごす。
Allan Holdsworthの新譜、といっても90年の来日ライブのアルバム「Then!」を買う。どこを切っても金太郎のようなHoldsworthサウンド。Ossi DuriというZappaの影響を受けたバンドが、Mike KenearllyやNaporeon Marphy BlockといったZappa Bandの元メンバーとZappaの曲を演奏したアルバム「X」を購入。
Jan.9
朝、ひどく悪寒がする。暖房をつけたまま寝たのが良くなかったようだ。仕事の後、新年会に参加するが、用賀からの帰り、南武線に乗っているとき、あまりの人ごみに気分が悪くなり立ちくらみ。
Jan.7
第2次Richard Bonaブーム。渡辺貞夫のアルバムを買う。
Jan.6
藤井郷子の新譜「Zephyros」を買う。ライナーがついていて、やたらと吉田達也のMIXが気に入らないことを書いている。
Jan.5
東京に戻る。今年は、理由はともあれ、実家で10日近くすごすはめになってしまった。
Jan.3
木村と高島と新年会。ほかの会社の同期も誘ったのにむげに断られる。まず新地のつるとんたんでうどんすきに初挑戦。この店はいつ行ってもどんな夜中でも開いているので飲んだ後などに良く行っていたのだが、宴会するのは初めて。うどん食べ放題だしお腹いっぱい。2件目にワインバーにいくと、高校のときの同級生の集団に遭遇。坂井名人(将来的な予想)にすべて勘定を任せようと思うが、先に帰られてしまう。3軒目でビリヤードを1時間くらいして終電で帰宅。
Jan.1
謹賀新年といいたいところだが、喪中なので控えておくことにする。去年と同様、寝正月。
昨年の戦績総括。クラシックCD234枚、そうではないCD887枚で計887枚。DVD46枚。ライブ24回、クラシックコンサート4回。ちなみにディスクはすべてお金払って買ったもののみ計算。
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