日記 ( 1981 年 )

作成日 : 2012-03-04
最終更新日 :

新しい年になった。高校3年生のときである。 強面の担任は、俺に国立の X 大学を受けさせた。俺は浪人はいやだったから内心は同じ国立での Y 大学を望んでいたのだが、 強面の担任には言い出せなかった。私立は A 大学、B 大学、C 大学を受けたが、 担任からは「私大は模擬試験と思え。X 大学に落ちたらたとえ私立の大学受かったとしても浪人して X 大学を目指せ」と言われていた。 弱気な俺は X 大学の合格発表のときに Z 予備校に入るのに必要な金を親に用意してもらった。 しかし、予備校の入学金がいくらかなど全然調べなかったし、そもそも Z 予備校がどこにあるのかも知らなかった。

幸い、X 大学に合格し、4 月から通うことになる。

まりんきょ学問所日記 > 日記(1981年)


MARUYAMA Satosi