ゴルフについて

作成日: 2019-09-01
最終更新日:

趣味にないものーゴルフ

私の趣味にはないものにゴルフがある。お誘いはたぶん、かかっていないはずである。 というのも、私は平社員なので、お声がかかる場面がまずない。 だからゴルフはやらずに済んでいる。

ゴルフを趣味としたくない理由はまず、日本におけるゴルフ場の環境破壊性にある。 イギリスのように、ヒースのしげる荒れ地がほとんどのところならば、そこにゴルフ場を作るのはいいだろう。 しかし日本は、森林でおおわれている。そんなところにゴルフ場を作ったら、森林の保水能力が落ちるのではないか。

さらに、上記の帰結からなのかもしれないが、ゴルフ場の料金が非常に高い、ということがある。 私には高嶺の花である。1回のプレーが千円ぐらいなら、ひょっとしたらやっていたかもしれない。 オーストラリアにいったとき、知人の親戚からゴルフはやらないのか、と言われた。 オーストラリアでのプレー料金は日本と比べて安い、ということをその親戚はいっていたような気がする。

そしてこれが最大の理由と言っていいのだが、ゴルフは純粋なスポーツではなく、大人の社交場になっている、 ということなのだ。誰を集めてどのゴルフ場を確保して、ルールはどうで賞品はこうで、という、 プロジェクトの嵐というべきものがそこにある。典型は、接待ゴルフである。 植木等も「無責任一台男」で、上司へのゴマすりの材料として 「ゴルフに小唄に碁の相手」と歌っていた(歌詞は青島幸男)。 そのような人間関係はまっぴら御免である。

なお、私は偉くはないので接待をされることはないが、仮にそのような機会があったとしよう。 そのような場合、小唄ではなく、チェロでの接待は喜んで受ける(どのような接待かは知らないが)。 また、碁ではなく、将棋の接待は喜んで受ける。

こわいこと

芸能界のある有名な人が、「ゴルフは嫌いだ」と公言していたという。しかし、その人がいざ誘われてみると、 熱狂的なゴルフのファンになったという。私は有名人ではないから、そのようにゴルフに誘われる機会は皆無と言っていいが、 あまり嫌いだというのも善し悪しであると思い、今まで書いてこなかった。今回書いたからと言って、実はゴルフをやりたい下心があるのでは、 と勘繰る向きがあるかもしれないが、そんなことはない。今まで書かずにおいたので、すっきりさせようと思って書いたまでである。

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MARUYAMA Satosi